西川純のメモ このページをアンテナに追加 RSSフィード

西川純です。新潟県上越市の上越教育大学の教育実践高度化専攻(教職大学院)で『学び合い』を研究しています。諸般の事情で、このブログのコメントは『学び合い』グループのメンバー限定です。メンバー登録は、いつでもOKです。ウエルカムです。なお、メールはメンバー以外にもオープンですので、いつでもメールください。メールのやりとりで高まりましょうね。メールアドレスは、junとiamjun.comを「@」で繋げて下さい(スパムメール対策です)。もし、送れない場合はhttp://bit.ly/sAj4IIを参照下さい。西川研究室はいつでも参観OKです。 詳細は http://www.iamjun.com/をご覧下さい。 もし『学び合い』グループに参加される場合は、 http://manabiai.g.hatena.ne.jp/をご参照ください。
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09/12/29(火)

[]駄洒落 16:34 駄洒落 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 駄洒落 - 西川純のメモ 駄洒落 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 地図を二つにおりながら、「地図が真っ二つ」と言って笑います。東武東上線の電車を見ながら、「東上線が登場」と大喜び。

[]確実 16:34 確実 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 確実 - 西川純のメモ 確実 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 理科の教師は、実験を通しての発見を大事にします。が、私にとっては馬鹿馬鹿しく感じます。だって、考えてください。どんな学校の教室でも、45分や50分の授業の終わり頃には「電流と電圧は0点を通る比例関係にある」とか「植物の生長には肥料が必要だ」とかが発見されるのでしょうか?そんなに簡単に小学生や中学生が科学発見ができるならば、人類はもっと科学の発見はもっと早いはずです。

では、何故、それが出来るか。簡単な理由です。それは塾や予備校で、その答えを教えてもらっている子がいるからです。もしくは、教科書の次のページを読んでいる子がいるからです。そのような子は、授業の最初にそれを言ってはいけないことを知っています。それを言えば教師の立場がなくなり、そして、いやな顔をされることを知っているからです。だから、授業の最初は分からないふりをしています。そして、「酸素」という言葉を知っていても気を遣って「燃やせる空気」などと言うようにしています。そして、授業の後半になって、教師がもうそろそろ言ってほしいという時になって、教師が言ってほしいことを言うのです。まるで劇をしているようなものです。

学び合い』では、教師に気を遣わずに分かっている子は「酸素」という言葉を使います。効率的です。知っている子は、教師に気を遣うという非生産的なところにエネルギーを使うのではなく、みんなが納得するためにどのような説明をするかにエネルギーを費やします。効率的です。

教師が想定している程度のことは上記の理由で確実に成立します。その上で、もっと上を目指すことが出来ます。だから、理科教師にとって、子どもの会話は楽しいのです。

追伸 発見至上教、実験至上教のような迷信が解かれるのはいつのことかな~・・・

[]ルーツと派生 16:34 ルーツと派生 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - ルーツと派生 - 西川純のメモ ルーツと派生 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 “学び合い”と表記していると、あまりにも違うものと誤解されるので特別な名前をつけようと悩んだときがあります。そのとき、人権教育とか、平和教育とか、民主主義教育と名付けようと思ったときもあります。『学び合い』が実現したとき、本当の人権教育が成立し、本当の平和教育が成立し、本当の民主主義教育が成立します。これは、同和教育でも、男女同権教育でも、おそよ全てのよりよき社会を実現しようとする教育に置き換えても同じです。結局、そのような名前にしませんでした。それは、人権教育にすると『学び合い』の全てを言い表しているものではないと感じたからです。同様に、平和教育にしても、民主主義教育にしても同じです。『学び合い』はそれらを全て包含するもののように感じました。

 『学び合い』の学校観である、「多様な人と折り合いをつけて自らの課題を解決する」というのは、ホモサピエンスが二百万年前から一貫して取っている生存戦略だと思います。しかし、最初は肉親程度だった「多様な人」が、数家族程度、ダンバー数を超える数百人程度、数千人、数万人、数十万人に拡大してきました。これと呼応して、生産性も高まり、情報伝達の速度と範囲が広がりました。その過程の中で、「人権」とか「平和」とか「民主主義」が「おりあい」をつける手段として生まれてきたと思います。

 『学び合い』では、この人類二百万年の「おりあい」を発展過程を、学校教育で追体験するのです。結果として、巧まざるとも「人権」や「平和」や「民主主義」が生まれます。それもきれい事の「人権」や「平和」や「民主主義」ではなく、実際の社会で機能しているマキャベリズム的な「人権」や「平和」や「民主主義」を学べます。

[]鬼が笑う 08:20 鬼が笑う - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 鬼が笑う - 西川純のメモ 鬼が笑う - 西川純のメモ のブックマークコメント

 そろそろ来年の予定が決まり始めています。

 山梨の会が立ち上がります。

http://manabiai.g.hatena.ne.jp/ytk0820/

 また、兵庫県西宮市の西宮浜小学校での公開もアップされました。

http://manabiai.g.hatena.ne.jp/tomkick/20100129

新潟での『学び合い』フォーラムの日程が決まりました。

http://manabiai.g.hatena.ne.jp/Mizuochi/20091228/1261992346

追伸 来年のことを言うと鬼が笑う、というけど、では大晦日に鬼が仕事の計画を話し合うと笑いっぱなしになるよな。