西川純のメモ このページをアンテナに追加 RSSフィード

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09/04/06(月)

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 思春期になれば、男だったら「女性の口説き方」という本を本屋で「立ち読み」したはずです(女性の方は以下の女性を男性に置き換えてください)。少なくとも私はそうでした。なるほどなと思えるのですが、実際にやってうまくいくことって殆どありません。言うまでもなく、人は生き物です。細かなテクニックを適用しようとしても駄目です。

 私が初等理科教育法を担当していたとき、笑いをとりながら人に語りかる話に「一マメ、二チャラ、三金、四つら」があります。私の父は超美形で、かなりのプレイボーイでした。その父からの直伝です。

 それによると、顔(つら)がモテるための前提であると考えるのは、まだまだ青いそうです。たしかにモテるには役立つけども、まあ4番目だそうです。一番大事なのは、マメであること、つまり常に心にとめて、それを表現することです。第二番目は、チャラ、つまりベンチャラ(お世辞)です。常に相手の良いところを見いだし、それを表現することです。そして、三番目が金で、四番目は顔です。つまり、手間、暇、金、そして容姿ということです。おそらく、女性を口説くテクニックを表現するとしたら、この程度の一般的な書き方しかできないと思います。そして、その心を読み取って、自分の頭で考えるしかありません。でも、上記の口説きのテクニックは短期的には有効です、だから短期的な欲望を満たすには有効でも。長期的には無理です。

 本日は入籍記念日です。家内に関しては、「はじめって合った日」、「プロポーズした日」、「プロポーズのOKをもらった日」、「入籍記念日」、「結婚記念日」、「家内の誕生日」という年に6つの記念日があります。今日はちょっとしたプレゼントを贈り、家族で祝杯です。さて、家内が私を評価するのはプレゼントでしょうか?違いますね。では、記念日を覚えていることでしょうか?まあ、プレゼントよりは当たっていますね。でも、違います。家内は私の1年365日24時間の言動によって私を評価しているはずです。でしょ。でも、1年365日24時間の立ち居振る舞いなんて意識して出来るわけありません。結局、何も考えずとも、そして何を考えたとしても、心が外に出るだけのとです。

 世にあるテクニックの殆どは、上記のプレゼント程度の意味しかないと思います。そして、より高次なテクニックも「一マメ、二チャラ、三金、四つら」程度のもの、上記の記念日を忘れないという程度のものです。それで何とか出来ると思うのは、相手をその程度の人だと見くびっている証拠です。見くびった相手とは、その程度の関係しか結べません。子どもはテクニックで何とか出来ると見くびれば、その程度の子どもにしかなりません。

 そりゃテクニックがあれば、あったで良いと思います。私だって、本日、プレゼントします。でも、私はそんなのは小さいことだと分かっています。あればあったで楽しいかな、という程度のことです。無くったって良いと思います。そんなことよりも「心」が有りさえすればいい。

 でもね、心があっても口説けない女性はいる、とおっしゃる人もいるでしょうね。そして、心があってもクラスには伝わらない、とおっしゃる人もいるでしょうね。でもね。『学び合い』の場合は、心「だけ」で大丈夫なんです。女性を「心」でくどく場合、当然ながら、あなたと女性の1対1ですよね。『学び合い』以外の授業の場合、心で子どもに語るのは教師一人です。人には相性があります。その心が伝わる相性の人もあれば、伝わらない相性の人もいる。だから、心「だけ」では無理です。でも、『学び合い』で心で語る相手は集団なのです。一定以上の人数の集団であれば、心で語れば伝わる人は必ずいます。そして『学び合い』では「みんな」を大事にします。だから、あなたの心で伝わらない人がいたとしても、あなたの心で伝わった人が伝えてくれます。だから、『学び合い』ではテクニックは無くとも心「だけ」でOKなんです。(何とも言いますが、あればあったで結構です。ただ、本末転倒しては駄目なんです)

 『学び合い』を成立するためには前提がある、と多くの人が考えます。そして、その前提は『学び合い』以外のクラスを想定して、その前提を考えます。そのため、最初のつかみや、笑いや、脅しや、面白話や・・・が必要だと想定します。しかし、『学び合い』における前提は心「だけ」なんです。(追伸で書くように、それは最初にあった瞬間から「だけ」です。)「結婚」したい女性をくどく、最大の前提、それは惚れることです。『学び合い』の前提は、学校観と子ども観を本気で信じられるか否かです。

 まあ、最初から学校観と子ども観を本気で信じられないかも知れません。でも、子どもの姿を通して、その二つの考えがどれほどの凄さと深みがあるかを学びます。きつい言い方ですが、『学び合い』が成立しなかったら、個々の自分の言ったこと、やったことではなく、自分の心を見直してください。かならず、「○○はしょうがないよな~」等の隙があるはずです。子どもはそれを見透かすのです。その成功と失敗の連綿の中で、心が定まります。それが『学び合い』における教師修行です。

http://manabiai.g.hatena.ne.jp/jun24kawa/20080618/1213748173

http://manabiai.g.hatena.ne.jp/jun24kawa/20060716/1153009021

http://manabiai.g.hatena.ne.jp/jun24kawa/20031024/1172926580

追伸 あと、よくある質問に、人間関係が出来ていないクラスでは『学び合い』は出来ないとお考えの方が多いですね。でも、違います。だって、その方に問います。そんな人間関係が良くない状態は改善しなければなりませんね。では、どうやって改善しますか?ゲーム性の高いテクニックですか?先に述べたように、テクニックに走れば、子どもはあなたの心を見透かしますよ。特に、クラスをリードする社会性能力の高い子、そして多くは学力の高い子が正確に見透かします。人間関係が悪ければ、『学び合い』が本当に成立するためには時間がかかるかも知れません。でも、それを改善するための王道は、ちゃんと語ること以外にありません。学級崩壊を立て直した人だったらおわかりの通り、学級崩壊をなんとかしなければいけないことは子どもはちゃんと分かっています。ただ、それに応えられない、教師ばかりだから立て直せない場合がある。ちゃんと語れば、比較的短期間で立て直せます。

 子どもに語るとき、結婚したい人にプロポーズする気持と覚悟で語ってください。あなたは、「成功するプロポーズ」という本を読んでプロポーズしますか?そんなことでだまされるような子どもだと思いますか?そして、そんな程度の子どもと1年間過ごしたいですか?

ybhdv7ybhdv72009/04/07 00:52とてもわかりやすい例えです。
自分の願いをありのまま生徒に伝え続けていきたいと思います!

jun24kawajun24kawa2009/04/07 06:37本気で生徒を「口説いて」下さい。惚れる生徒が5人いればOKなんですから、ちょろい、ちょろい。