西川純のメモ このページをアンテナに追加 RSSフィード

西川純です。新潟県上越市の上越教育大学の教育実践高度化専攻(教職大学院)で『学び合い』を研究しています。諸般の事情で、このブログのコメントは『学び合い』グループのメンバー限定です。メンバー登録は、いつでもOKです。ウエルカムです。なお、メールはメンバー以外にもオープンですので、いつでもメールください。メールのやりとりで高まりましょうね。メールアドレスは、junとiamjun.comを「@」で繋げて下さい(スパムメール対策です)。もし、送れない場合はhttp://bit.ly/sAj4IIを参照下さい。西川研究室はいつでも参観OKです。 詳細は http://www.iamjun.com/をご覧下さい。 もし『学び合い』グループに参加される場合は、 http://manabiai.g.hatena.ne.jp/をご参照ください。
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09/02/12(木)

[]楽をしましょう 22:29 楽をしましょう - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 楽をしましょう - 西川純のメモ 楽をしましょう - 西川純のメモ のブックマークコメント

 教師の同志へ

 苦労して本を読む必要はありません。読んで楽しい本を読みましょう。つまらない研修会に行く必要はありません、楽しい研修会に行きましょう。吸収できないからつまらないのです。いくら牛には食べられたとしても、牧草を我々は食べられません。小中高で学んだ時期と違って、我々は毎日、毎日の仕事があります。吸収できないものを、吸収できるまで食べ続ける時間はありません。今、美味しいと思うものを食べましょう。

 徹夜して教材研究する必要はありません。早めに寝た方が良いに決まっています。たった1時間の授業のために、何日も睡眠不足で子どもの前に立つのは失礼です。プロの仕事とは、毎日の仕事を一定レベル以上に維持し続けることです。

 そんなことより、教師バカしましょう。親バカと同じです。教え子の自慢で花を咲かせましょう。教え子の作文や、教え子の写真を見せあいっこして自慢すれば良いんです。そして、「学校に行くのが楽しいね」と言い合いましょう。もし、苦しんでいる人がいたら、黙って聞きましょう。アドバイスしたとしても、結局答えの出せるのは当人だけです。そして、一人で聞くのではなく、みんなで聞ける集団を作りましょう。

 私は教え子のために、自らを犠牲にする教師を尊敬できません。ましてや、表に出ない家庭をないがしろにしていると予想される言動があると大嫌いになります。我々が第一に考えるべきは家族です。家族をないがしろにして、何が教え子でしょうか!そんな教師の教育論には無理がある。子育て放棄した母親の育児論ってあるとおもいますか!

 私の大好きなある実践者に「あなたのやっていることは、あなただけが出来ること。あなたが、それを当然のように書くと、そうしなければならないと思う人が生まれます。それを注意しなければ」と言ったことがあります。その方は、「でも、先生は出張で全国を回っているじゃないですか」と言われました。私は、「役回りで今そうだけど。あなたもそうだよね。でもはやく、そうしなくてもいいようになるよう準備しているよ。そして、そういう私たちが、苦労せずに楽しなければならないと声高に言わねばならないと思う。」と言いました。

 楽(らく)して、楽(たの)しんで、誇り高い教師人生を歩める道はあります!それを後輩に保証しましょう。それが我々の老後を保障します。

[]明日 17:42 明日 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 明日 - 西川純のメモ 明日 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 明日は大阪で同志の方々と飲める。いっぱい自慢話を聞いてエネルギーを補給したい。

[]ぶれない 17:39 ぶれない - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - ぶれない - 西川純のメモ ぶれない - 西川純のメモ のブックマークコメント

 「スイカが大きすぎて丸ごと食べられない」と言われたら、「包丁で切って食べましょう」と言うでしょうね。「バットでたたき割りましょう」と言う人はいないでしょう。「ドアを引いても開かない」と言われたら、「押してみたらどうですか」と言うでしょう。木槌でたたき壊しましょう」とは言わないでしょう。もし、「あなたはいつでも、スイカが大きすぎるときには、包丁で切って食べましょうと言いますよね」とか、「あなたはいつもドアを引いても開かないときは押すことを勧めますね」と言われ、「発言にぶれがない」と褒められたらどうでしょうか?

 私は『学び合い』に対しての質問に対する応えは一貫してぶれません。今日、ゼミ生から褒められました。でも、当たり前のことを言っているだけです。基本的には「学校教育は大人になること、すなわち、多様な人と折り合いをつけて自らの課題を解決できる人になることを目的としている」と「子どもたちは有能である」という二つの考えの帰結です。たいていの人は、問題を複雑に考え、細かな点が気になりすぎです。しかしそうではなく、まず大づかみで現象を捉え、それを上記の二つの考えで解釈します。そして、その結論に基づき、細かいところの整合性をとればいいのです。そうすればぶれるわけ無い。

 もちろん、偉そうなことを言っている私も、私のクラスである西川ゼミに問題が起これば、問題を複雑に考え、細かなところを気にしてしまいます。人の子ですから。でも、その先には解決はないことは分かっているので、しばらくすると基本に戻ります。そして、罠にかからないように、知る必要のないことは積極的に知らないようにしています。そして、教師のすべきポイントに限って注意します。

 つまり、問題の全体像を捉えて、ことの軽重を素早く判断し、重要な問題にエネルギーを費やすべきだと言うことです。○さんへ

daitouirukadaitouiruka2009/02/12 23:41学校内に同志ができたので、最近顔を会わせるたびに「いい話、ありますよ。」とにこにこして言い合っています。あやしい勧誘員みたい(笑)。

toshimtoshim2009/02/13 00:52先生の「たった1時間の授業のために、何日も睡眠不足で子どもの前に立つのは失礼です。プロの仕事とは、毎日の仕事を一定レベル以上に維持し続けることです。」に全く同感です。
私はかつて1時間の授業のために、半年間以上費やすはめになった経験があります。そして(当然のごとく)結果は散々でした。指導者が「年に数回こういう苦労して準備した授業をすることが大事です。」と言われたのが更に追い討ちをかけました。「本当にそれでいいの?」と。
私も年に数回の120点の授業よりも、日々の80点の授業の方が大事だと思っていました。そして、更に私が120点を目指す授業は大抵60点になりました。トホホ。

tomkicktomkick2009/02/13 06:01「教師バカ」しましょう!
いいフレーズやなぁ。ぐっと来て,ウルウルしました。

jun24kawajun24kawa2009/02/13 06:39daitouirukaさんへ
我々は幸せの勧誘員ですよ!
toshimさんへ
その馬鹿馬鹿しさを、ちゃんと言葉にして周りの人に伝えなければ。あほらしい連鎖は我々が断ち切りましょう。
tomkickさんへ
バカ教師と教師バカは、バカ親と親バカとの違いぐらいに違います。あはははは

bunbunbunbun2009/02/13 08:38昨夜のクラブは瞬間最大人数20名(参加時間もフリーなもので)。集団としても一皮むけた感じで、なんとなく幸せな1時間30分を過ごしました。
私は、大楽をめざしてやっています。

jun24kawajun24kawa2009/02/13 08:45まだまだ!
もっと、もっと!

bunbunbunbun2009/02/13 09:56当然!

nokogirisounokogirisou2009/02/13 20:28「教え子のために、自らを犠牲にする教師を尊敬できません」全くです。やはり仕事は楽しくしなければ。遅くまで職場に残ることや、休日に職場に来て「大変さ」を自慢しあっても仕方がないですね。すべての仕事は無理してやるのでなく、喜んでやって継続していきたいものです。
「プロの仕事とは、毎日の仕事を一定レベル以上に維持し続けること」この言葉、しっかり受け止めそういう仕事をしたいと思いました。

jun24kawajun24kawa2009/02/13 21:38bunbunさん、nokogirisouさん
この言葉を誇り高く言える職場を作りましょう。
期待しています。

Kyo_TokyoKyo_Tokyo2009/02/15 02:44一見するとつまらないなと思えるような仕事でも、そこに楽しみを見つける事が出来れば、更に楽しくなれるかな?と思いました

「夜と霧」ではないですが、周りから見ればつらそうな状況でも、そこに楽しさを見つける事は可能だと思います

一方で、同僚がつらそうにしている時は、何も言わずに寄り添ってあげる事も必要なのかな?と思っています

いつもありがとうございます

jun24kawajun24kawa2009/02/15 05:32大正解!
とくに最後の部分ですよね。
楽しくなるには、周りが大事ですから。

Kyo_TokyoKyo_Tokyo2009/02/15 08:02ありがとうございます

私は

「自分だけが笑っている」

のも

「周りだけが笑っている」

のも嫌です

みんなで笑えるように、周りと折り合いをつけていきます

元気が出ました

ありがとうございます

daitouirukadaitouiruka2009/02/15 09:45「勧誘員」のことでもう一つ(笑)。
昨日、保険の勧誘員さんとお話をしたのです。
私は初めて
「保険って大切だな、この人はいい仕事しているな。」
と思わされました。
今までは内心(うまいこと言って…)という気持ちがぬぐいきれませんでした。(実際一度ひどい目にもあっているのです。)
昨日お会いした勧誘員さんの何が良かったのかというと、私達あまりその方面に詳しくない者のかゆいところに手がとどくようなさまざまな配慮もありますが、なにより、その保険のデメリットの部分をしっかりと伝えてくれたことです。
世にある「説得術」の本にもよくあることですが、やはり大事なことなんだなと思いました。
ちなみにその方、国内でも業績トップになってしょっちゅう表彰されている方だそうです。自分で言っていました(笑)。
「『学び合い』、いいって言うからやってみたけどだめやんか。」
という評価を安易に下されないためにも、先日のこのブログにあった教育委員会の方の言葉をきちんと捉えておかなければならないな、と思いました。
『学び合い』の「デメリット」…という言葉は正確ではありませんね…考え方が大事、等の「注意事項」は、きちんと伝えておく方が、ちょっとやってみてうまくいかなかった時の「裏切られた感」はなくなるのではないでしょうか?
かといってあまり脅すと(笑)私のような軟弱な人の敷居が高くなるし…。
勧誘員の仕事って難しいですねー。尊敬します。

いずれにせよ、kyoさんもおっしゃっているように、
「自分だけが笑っている」
なんていうものがうまくいかないのは、商売の世界でも教室でも職員室でも同じことなんでしょうね。
「win-winの関係」っていうやつですか?
『学び合い』をしているときも、多学級あるときに、自分のクラスだけ成果を挙げているぞ!なんて雰囲気を作ってしまったら、総スカン喰らいますよね。
いつも、「この考え方だと、お隣さんも、学校全体も得するでしょ?」ということを見せていくよう心しておかないといけないなーと思いました。
『学び合い』は「みんな」が幸せになることを大切にしているんだから。

jun24kawajun24kawa2009/02/15 12:23イルカさんへ
困ったことに、『学び合い』のデメリットが見あたらないのです。真剣に考えているのですが、思い当たらないのです。もちろん、大変なところや、限界はあるでしょう。しかし、現状の一斉指導と比較したとき、デメリットが見あたりません。あったら教えて下さい。

daitouirukadaitouiruka2009/02/15 14:55私も、誰かにつっこまれた時に反論するシュミレーションのために、必死で「デメリット」を探しているのですが…ないんです(笑)。
あっ。これは?と思っても、私が考えつく程度のことは、すぐ自分で反論が浮かんでくるようになりました。
だから、慎重に「デメリット」という言葉は正確ではないとして「注意事項」にしました。
おっしゃるように、大変なところ(勘違いして運用すると)や、限界はあるかもしれませんが。
ところで「限界」は、今のところ先生はどの辺にあるとお考えなのか、ぜひお聞きしたいです。
手引き書にあったように、学校教育とは全く違った価値観を持った人達に対してでしょうか?
その人達にしろ、教室での『学び合い』に参加しなくても、何か学ぼうとするときにはやっぱり同じようにしそうですよね。
私のクラスで『学び合い』に反対する意見を言いたい子ども達がやはり立ち歩いて『学び合い』をしながら意見をまとめることを求めたように。

jun24kawajun24kawa2009/02/15 23:26最大の限界は同志の数が少ないと言うことです。
現在、多くの人の考えている頭のイメージは「スタンドアーン」つまり、単独のコンピュータをイメージしています。そうなると、知識のある場所も、限界も、そのメモリーの中にあるのです。ところがネットワーク構造が出来上がれば、知識がどこにあるかとか、能力はどれだけかは個々のコンピュータの能力を超えたところにあります。例えば、メールを送ったとき、どのようなコンピュータを経由しているかなんて分かりませんよね。グーグルで検索したとき、そのデータがある場所なんて分からないですよね。あれと同じです。『学び合い』はネットワークの大事さを知っています。ただ、まだ、繋がっているコンピュータの数が少ないのです。

daitouirukadaitouiruka2009/02/16 06:18るほど、わかりました。
と、いうことは「限界ライン」は固定したものではなく、同士が増え、つながっていくとどんどん広がっていくのですね。

jun24kawajun24kawa2009/02/16 06:35はい、幾何級数的にです。