西川純のメモ このページをアンテナに追加 RSSフィード

西川純です。新潟県上越市の上越教育大学の教育実践高度化専攻(教職大学院)で『学び合い』を研究しています。諸般の事情で、このブログのコメントは『学び合い』グループのメンバー限定です。メンバー登録は、いつでもOKです。ウエルカムです。なお、メールはメンバー以外にもオープンですので、いつでもメールください。メールのやりとりで高まりましょうね。メールアドレスは、junとiamjun.comを「@」で繋げて下さい(スパムメール対策です)。もし、送れない場合はhttp://bit.ly/sAj4IIを参照下さい。西川研究室はいつでも参観OKです。 詳細は http://www.iamjun.com/をご覧下さい。 もし『学び合い』グループに参加される場合は、 http://manabiai.g.hatena.ne.jp/をご参照ください。
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09/02/01(日)

[]管理職の立場から 09:29 管理職の立場から - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 管理職の立場から - 西川純のメモ 管理職の立場から - 西川純のメモ のブックマークコメント

 昨日のメモの続きです。『学び合い』を教師に強いるべきではありません。これって、子どもの『学び合い』と同じです。『学び合い』の初心者の方は、「さあ、みんなと話し合って」とか、「男女で話しあうんだよ」等の、関わることを強い、関わり方の方法を強います。でも、方法を強いれば、やったふりをします。そして、失敗します。

 では、どうするか。それは方法を強いずに、達成すべき課題を求めるのです。例えば、みんなが80点以上をとるというような課題を求めるのです。そして、点数が大事なのではなく、それを実現できる集団になったとき、それはどれほどの意味があるかを語るべきなのです。『学び合い』は強力です。人類の最高の戦略なのですから、教師がゴチャゴチャ方法を強いなくても、困難な課題に立ち向かえば自然と発生するものです。

 学校レベルで『学び合い』を取り組むことを考えている方に、強く提案します。『学び合い』を強いないでください。強いれば、方法のレベルでしか理解せず、そして「みんな」が徹底していなければ失敗する可能性があります。考えが分かっていない人に、『学び合い』が考えである、と言ったって禅問答みたいなものです。ただ、「全て」の子どもに基礎学力の保証と、安心できる学習環境の保証を求めて下さい。それは法で規定されていることですから。そして、それをしっかり評価してください。例えば、業者テストの最低点、そして不登校・保健室への不定愁訴率で評価すれば良いんです。6、7割の子どもが分かる学習法は山ほどあります。数人は不登校になってもしょうがないと諦めるならば簡単です。しかし、全員の基礎学力を保証して、一人も不登校を出さないことを実現するとした、そりゃ『学び合い』しかありえません。

 ただし、この評価は逃げ道がありません。ぬるま湯の評価になれている教師にとっては厳しすぎる。きつすぎれば追い詰めます。そこで「みんな」です。そうすれば、その方も分かってくれます。その教師が分かることは、その教師の課題であるばかりではなく、それ以上に職員集団の課題なのです。そして、方法を会得し、最終的に考え方を理解します。これって、子どもの『学び合い』で、最後まで抵抗する子どもがいる場合と全く同じですよ。

Kyo_TokyoKyo_Tokyo2009/02/01 10:35四月に不惑を迎えようとしている初任の同志です!(未だ迷い続ける毎日です!)

昨日のセミナーありがとうございました

乗り過ごして軽井沢まで行ってしまったので、先生の講演に間に合わなかったのが心残りです(涙!!!

学校での苦労話を、面白可笑しく?皆様にはお話しましたが、徐々に良い方向に向かいつつあります

教務主任は、最初は私の授業に反対をしていましたが、最近は、何も言わなくなりました
先日は「きょう先生の言いたい事は、子どもたちに伝わっているよ」と言ってくれたのが本当に嬉しかったです

指導教官の前では、まだ『学び合い』の授業は出来ませんが、一斉授業でも私が言いたい事は、ある程度は伝えられるし、休み時間や掃除の時間でも『学び合い』の指導は可能だと思っています

指導教官自身が、自分の家庭を犠牲にしてまでクラスの子どもたちの為に頑張ってきた先生なので、いずれは『学び合い』の良さに気がついてくれると信じています

私自身は

『学び合い』=『愛』だと思っていますので、『愛』に染まった人生を送りたいと思っています

しかし、一部の方には

『学び合い』=『教師の指導の放棄』

と映るようなので、その場合は、多少の工夫をしないと、『学び合い』の良さは伝えにくいかなと思っています

子どもの幸せを願えない方には、無理かも知れませんが、そうでない方なら、いずれ『学び合い』の良さに気がつくと思います

さて

フリートークについてですが、群馬の会の方からも、意見を伺いましたが、東京の会を「初心者セミナー」とするからには、フリートークは大事な時間だと考えています

ここでも重要なのは

『出来る子』=『学び合いを既に実践されていて、「みんな」の良さを理解している方』
の動きが重要だと思っています

主宰者の側からの押し付けではなく、いかにして『学び合い』の良さを、初心者の方に伝えるか

そして

会場で孤立してさみしい思いをしている子(参加者)を無くするには、どうすれば良いか
大事なのは『出来る子』の力だと思います

群馬の会の懇親会の席上でもお願い申し上げましたが、既に『学び合い』を実践されている、全国の先生方には、ぜひ3月28日(土)に東京にお越し頂いて、『学び合い』の良さを、初心者の方に伝えて頂きたいです

よろしくお願い致します

長文、失礼いたしました

『学び合い』東京の会  きょう

jun24kawajun24kawa2009/02/01 10:51期待していますよ。
答えは、当事者が出せるものだと信じています。

歌2009/02/01 20:24昨日はお世話になりました。
考え方は一つということ納得です。
ただ、授業のやり方は、教師としてたくさん知っておきたいと思うのです。引き出しはたくさんあった方が、子供たちへの声がけや支援をしやすいと思うからです。
しかし自分自身(教師)が子供たちに声をかけた後に、「今、子供たちの邪魔をしたな~」と感じたことがあることも事実です。何だか迷っています。

jun24kawajun24kawa2009/02/01 21:07「「今、子供たちの邪魔をしたな~」と感じたことがあることも事実です。」ということさえ分かれば良いんです。それさえ分かれば、暴走はしません。
あとね、嫌かも知れませんけど、あなたを見ていると、私の若い頃に似ているな~っと思います。あはははは

daitouirukadaitouiruka2009/02/01 23:01ある方から学んだことですが…

どんなに正義と思えることでも、押し付けないほうがよい。
いや、正義と思えることほど、押し付けないほうがよい。
正義がぶつかり合って行き着くところは、知っての通り。
悪いことなら、押し付けにくいし、相手も堂々と異を唱えることができるが、なまじ反論できないくらいに正義と思われることであれば、相手も腑に落ちないままやらなければならなくなったり、やらないことで精神的に追い込んでしまうことになったり…。


課題は同じにしても実現の方法には選択の自由がないと硬直します。
『学び合い』の考え方の基本なのに。
自分たちの教育研究においては、私もそう思えるのに…。

しかし、教室の子ども達に対しては、気がゆるむと、いつの間にか関わり方の押しつけをしてしまっています。
いやな権威者になっているようです。


焦っているのでしょうか?

同じ「男女が関わるようになる」のでも、教師が押しつけてやらせたのと、自分たちでその必要性を感じて自発的にしたのとでは全く違うのに…。

そんなことに、改めて気付かされました。
ありがとうございます。

ながたくながたく2009/02/02 00:44「あなたは新任なんだから『学び合い』という一つに染まらずに、色々なものを学びなさい」

「あなたは新任なんだから『学び合い』という一つに染まらずに、政治をすることを忘れないようにしなさい」

だと思います。
子どもが一生懸命学び、成績もよく、仲がとてもよく、学校が楽しいと「キラキラ」していれば、文句を言われることは少ないですからねえ・・・。

「うまくやれよ。」といわれた思いはあります。
最近少しずつわかってきました・・・。

Y.MochizukiY.Mochizuki2009/02/02 01:00今週、大分にいらっしゃるのですね。
参加はできませんが、いつかお話をお聞きしたいものです。

jun24kawajun24kawa2009/02/02 08:07daitouirukaさんへ
 我々は子どもを有能と考えています。当然、教師も有能と考えています。長期的に見れば、人々の判断は常に正しいと信じています。
ながたくさんへ
 まさに政治をしてください。それは、今後の人生に常に必要になることですから。
Mochizukiさんへ
 きっと、ご縁がありますよ。あははは