西川純のメモ このページをアンテナに追加 RSSフィード

西川純です。新潟県上越市の上越教育大学の教育実践高度化専攻(教職大学院)で『学び合い』を研究しています。諸般の事情で、このブログのコメントは『学び合い』グループのメンバー限定です。メンバー登録は、いつでもOKです。ウエルカムです。なお、メールはメンバー以外にもオープンですので、いつでもメールください。メールのやりとりで高まりましょうね。メールアドレスは、junとiamjun.comを「@」で繋げて下さい(スパムメール対策です)。もし、送れない場合はhttp://bit.ly/sAj4IIを参照下さい。西川研究室はいつでも参観OKです。 詳細は http://www.iamjun.com/をご覧下さい。 もし『学び合い』グループに参加される場合は、 http://manabiai.g.hatena.ne.jp/をご参照ください。
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だめで元々で、とりあえずドロップボックス(http://db.tt/bMZAZwx)とjimdo(http://jp.jimdo.com/)の無料アカウントを登録してみてはいかがでしょうか?実に簡単ですから。

本格的にトライする人も多くいると思います。その際、人とのつながりが大事です。身近にいる人と繋がれるとありがたいですよね。『学び合い』を実践される方は、『学び合い』マップ(https://www.google.com/maps/d/edit?mid=zDInXkSSxyO4.kNDji5uDNm0Y)に、是非、登録下さい。登録は、『学び合い』マップ登録フォーム(http://form1.fc2.com/form/?id=77081b4d4f40dd2f)から出来ます。  「私なんて、人になんか教えられるレベルに行っていない」と思う方へ。だからいいんですよ。一番知っている人が、一番の教え手ではないことは『学び合い』を実践しているならば、子どもを見れば分かるでしょ。それに、教える必要はないのです。共に学び合えばいいのです。いや、愚痴を言ったり、笑ったりする、それでいいのです。  是非、一人でも多くの人がマップに登録下さい。強く、強く、お誘いします。

09/02/27(金)

[]愚痴 22:56 愚痴 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 愚痴 - 西川純のメモ 愚痴 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 22歳で教育の研究の世界に入ってから27年間、常にトップランナーであったと自負しています。統計に基づく定量的教育研究、認知心理学に基づく研究、『学び合い』研究、常に最初に手をつけました。だから、山ほどの業績を積み上げることが出来ました。もし、みんながやっていることをやっていたら、私はそれほど研究業績の荒稼ぎは出来なかったと思います。しかし、トップランナーでいるためには、それまでの自分を捨てなければなりません。そのため、定量的教育研究、認知心理学に基づく研究を捨てました。

 でも、私が定量的教育研究を捨ててから数年たったあたりで、それが一般の人にも認められるようになりました。そのころでは学術雑誌では主流となり、教師用雑誌では最先端と紹介されるようになります。私が認知心理学に基づく研究を捨ててから数年たった当たりで、それが一般の人にも認められるようになりました。そのころでは学術雑誌では主流となり、教師用雑誌では最先端と紹介されるようになります。

多くの人から「いいね」と言われる頃には、私にはつまらないものになっています。そして、自分が良いと思うものは、一部の通人には評価されましたが、多くの人にも良いと言われたことがありません。20歳代、30歳代はそれは快感でした。でも、もうすぐ50歳になる今では、辛いと思います。

学び合い』は本当に正しいと思っています。でも、それを信じてもらえません。いまだに、学会では私が捨てた研究が主流です。学校現場では、テレビ番組的熱血教師が良い教師像となっています。また、山ほどのテクニックを持っている人が力がある教師だと思われています。どんなに研究を積み上げても、どんなに事実を積み上げても、眉唾物に思われたり、誤解されたりします。なによりも、それを求めている人が少数派なのです。とても悔しい。

 私は急いで前に行くより、今を充実させたいと思っています。はやく、時代が追いつて欲しいと思います。そして、自分がよいと思うものを、周りの人にも良いと言われたい。

[]でも・・・・ 22:56 でも・・・・ - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - でも・・・・ - 西川純のメモ でも・・・・ - 西川純のメモ のブックマークコメント

 最近、『学び合い』は無視されるのではなく、「怪しい」存在になっているようです。前だったら、講演や授業で『学び合い』をいくら語っても、圧倒的大多数の人の頭からはすみやかに消えます。でも、最近は、『学び合い』は間違っていることを証明したいと思う人がいます。それは、逆に言えば、『学び合い』は正しいかも知れないという気持ちが心にある証拠です。さらに、『学び合い』は眉唾だと思っていた人が、「でも、もしかしたら・・」と『学び合い』は正しいどうかを確認し始める人が生まれています。

 願います。ちゃんと確かめて欲しい。本当の『学び合い』をライブで見て欲しい。そして、試して欲しい。分からなければ、サポートを求めて欲しい。そうすれば分かるはずです。イライラしますが、だいぶ近づいてきている感じはします。

o4dao4da2009/02/27 23:02私は『学び合い』の考えが分からず、悩んだときもありました。しかし、それは他の実践のときでも同じです。よいときもあれば、悪いときもある。何が違ったか、N先生のアフターケアです。『学び合い』の環境です。今では、N先生の言われるとおり何の実践でもよいので、相談できることの価値(『学び合い』のかおり)をとってもありがたく思っております。

jun24kawajun24kawa2009/02/27 23:06考えとテクニックの違いが分かると楽になるよね。でも、分かってもテクニックに陥ってしまうのが人の性。でも、一度、考えとテクニックの違いが分かれば、テクニックに陥っても、しばらくすると間違いに気づきます。それがいいところ。
『学び合い』を分かっても悩みは尽きません。でも、悩んだときに、どうすればいいかの基本方針は理論的に分かります。

mellowfieldsmellowfields2009/02/28 01:14教員の皆さんに広めるだけでなく、「『学び合い』保護者の会」や「『学び合い』子どもの会」などの立ち上げをされてはいかがでしょうか?

教員の方一人ひとりに『学び合い』を取り入れてもらうことは、僕らのような研修機関で言えば、経営者や人事の方にウチの研修を導入してもらうのと同じだと思います。世の中にいる全ての教員が『学び合い』をするかどうかの決裁者であるわけです。

しかし、現場(子どもや親御さん)の声として、「先生はなんで『学び合い』をしないんですか?」という声が上がれば、もっと真剣に『学び合い』と向き合ってくださる教員の方が増えるのではないでしょうか?

スイマセン。人事だと思うと何でも横槍は言えますね・・・。
僕もできる範囲のことをしっかりやっていきたいと思います。

jun24kawajun24kawa2009/02/28 07:32そのことは、既に、ちゃくちゃくと進んでいますよ。うふふ

Kyo_TokyoKyo_Tokyo2009/02/28 09:08ゴッホの絵は彼の生涯で一枚も売れなかったそうですが、大衆は天才のやっている事を理解出来ないと思います。

でも、変化の激しい時代には、秀才よりは天才が求められますし、そのような変革期には、時代が天才に近づく必要性があると思います。

先生は間違いなく、教育史に名を残す方だと思います。

後世の人たちが、先生の偉大さを評価するはずです。

歴史の創造者である先生を心から尊敬申し上げています。

私も少しでも先生に近づく努力をいたしますが、とりあえずは、初任研のレポート仕上げます(涙!!

sakusaku2009/02/28 09:21早朝に『学び合い』のブログ群を見る習慣が身につき始めています。
昨晩は私の出身高校野球部の恩師の先生を囲む会がありました。現監督さんや部長さんもいたり、小学校や中学校で教師をされている方もいました。

いろんな先輩と話す中で私は『学び合い』を紹介しました。
以前、山口で西川先生が語られていた『学び合い』の輪が広がっていくイメージを私も大切にしたいと思っています。

私はあさって西川先生やF先生のおかげさまで、ある中学校に伺ってライブを見させていただけます。
早く月曜日にならないかなーとワクワクしています。

大事なのはみんなでワクワクしながら『学び合い』を実践して広げていくことではないでしょうか。

jun24kawajun24kawa2009/02/28 18:30Kyo_Tokyoさんへ
 ど、あははっは~。それは、買いかぶりすぎです。でもね、私はイラチです。広がるのが遅れれば、苦しむ人が多い。急がねば!
Sakuさんへ
 楽しんでらっしゃい。そして、何を成すべきかを考えて下さい。

09/02/26(木)

[]精神論 06:59 精神論 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 精神論 - 西川純のメモ 精神論 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 私は、よく「心が大事」と言います。何か精神論みたいですよね?でも、違います。ちゃんとした理由があります。

 ホモサピエンスの頭の多くの部分は、顔の表情を動かす部分に使っています。ホモサピエンスの最大の資源は脳です。その脳の多くを使っているとしたら意味があるはずです。理由は、ホモサピエンスは表情の微妙な動きを察知し、理解する能力があるからです。それがなければ意味がありません。例えば、世界に1台の電話機は全く意味を持ちません。電話機は受け手がなければ意味がないですから。

 さて、我々は意識的に表情を微妙に動かせるでしょうか?まあ、無理でしょう。ましてや、四六時中、それをコントロールするなんて無理です。どうしたらいいでしょう。そりゃ、本気でそう思えばいいのです。そうすれば巧まずとも、表情はそうなります。

 というのが、心が大事という意味です。精神論とは違います。

[]語り 06:46 語り - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 語り - 西川純のメモ 語り - 西川純のメモ のブックマークコメント

 別府に行ったとき、「クラスの状態が悪いとき、改善する方法は教師の語り以外にあるか?」という質問を受けました。私は0.2秒の迷いもなく「無い」と応えました。クラスを改善には教師の心を定めなくてはなりません。そして、それを表現する最大の方法は語りです。

 『学び合い』では子どもの心(特に、クラスを主導する子どもの心)に訴えなければなりません。人の心に訴えるのに最大の方法は、真心です。

09/02/25(水)

[]私の変わっている点 00:39 私の変わっている点 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 私の変わっている点 - 西川純のメモ 私の変わっている点 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 おそらく、私は変わった教育研究者だと思います。というのは、教育の世界では、「子どものために、もっと、もっと努力せよ」と求めるのが一般的です。ところが私は「もっと簡単に、もっと楽に」と主張しています。そして、「教え子よりも、家族を大事にしなければならない」と主張しています。

 ただし、自らのために、みんなと一緒に出来ることをしましょうと言います。いずれにせよ、その人の家族を犠牲にするようなことを求めたことは一度もありません。

 例えば、学校公開は大変だと思われています。でも、私は紀要などを冊子を作る必要はないと言います。当日の授業だって準備の必要はありません。当然、当日の授業を別なクラスでやってみるなどナンセンスです。公開の日の前日にやった授業の「次」をやればいいのです。授業は生き物です。数ヶ月前に、その日の授業はどんな内容であるなんて分かるわけありません。参加人数を誇る必要はありません。動員をかけた数百人の参加者より、自らの意志で参加する数十人、いや、十数人の方がずんと価値がある。と、考えると、凄く楽でしょ。

 『学び合い』の会だって、そうです。3人ぐらいの仲間がいて、無料の場所を借りればいい。まあ、ペットボトルのお茶と紙コップとお菓子を100円ショップで買っておけば十分です。その3人が自分の実践での子ども自慢をすればいい。冊子の必要なんてありません。最悪、自分たち以外の参加者が数名でも良いじゃないですか。自分の教え子自慢を聞いてくれる人がいたならば、数千円の茶菓は高くはない投資です。だって、下手な歌を歌いに、カラオケではもっと多くの金を使っています。あはははは。と、考えると、凄く楽でしょ。

 そこまで肩の力を抜いて、それでもいいんだと思えばいいのです。そして、それから、どれだけ面白くできるかは「楽しみ」で「義務」じゃありません。それに、自分が思う以上にニーズがあることに驚きますよ。

 私が「きつい」と誤解されるのは、「普通はとても難しいこと、だから、やらなくてもいいこと」が実は、それほど大仰に考える必要はなく、むちゃくちゃ難しいことではなく、出来ることをやれば出来る範囲のことは出来ることを整理して語るからだと思います。

 私にとっては当たり前のことなのですが、私のような教育研究者は極めて希だと思っています。だから、誤解を受けるのが辛いのです。とほほ

[]課題 00:14 課題 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 課題 - 西川純のメモ 課題 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 『学び合い』で課題が難しいと言われます。その通りだと思います。しかし、難しさの意味が一般の「課題の難しさ」と『学び合い』では違うと思います。

 よくある教科の人たちの会で課題が話し合われると、その教科以外の人にはちんぷんかんぷんな議論が交わされます。私も学者の端くれですから、一般の人にはちんぷんかんぷんな議論をしようとすれば出来ます。でも、『学び合い』ではそれはアウトだと思います。『学び合い』では課題を達成するのは子どもなんです。だから、子どもが分からない課題はアウトなんです。

 教科の会で交わされる課題の議論を完全否定するつもりはありません。圧倒的大多数は意味ある議論です。でも、それを子どもに伝えられるように語られないとしたら、『学び合い』に関しては意味ありません。『学び合い』における教科の力とは、教科の深みを子どもに語れる能力だと私は思っています。

 「教科の大事な部分ではあるが子どもに語れない」、「子どもに語れるが教科としては浅い」を比べた場合、後者の方が望ましいと思います。そして、前者を追求するより、後者を通して、学校教育の意味に繋げることにエネルギーを費やす方が生産的だと思っています。

[]大学院 21:46 大学院 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 大学院 - 西川純のメモ 大学院 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 私の知る限り、上越教育大学の教職大学院は、教員養成・教員再教育の最高の学びの場だと断言します。その大学院の最後の最後の試験があります。

出願期間 3月12日(木)~16日(月)

入学試験 3月25日(水)

試験場所 上越教育大学会場 及び 埼玉・大宮会場

 出願期間は16日までで、必要な卒業証明書等を集めるには時間がかかります。受験希望の方は、西川まで連絡下さい。直ちに、必要書類をお送りします。

09/02/24(火)

[]でしょ! 22:35 でしょ! - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - でしょ! - 西川純のメモ でしょ! - 西川純のメモ のブックマークコメント

 私が授業公開を勧めると、大抵の方は「私はまだ、そんなレベルではありません」と尻込みします。でも、授業公開をすると分かるんです。参観で一番得るのはクラスの子どもであり、自分であること。『学び合い』は常に正しい。でしょ!

http://manabiai.g.hatena.ne.jp/o4da/20090224

[]再度のお願い 08:42 再度のお願い - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 再度のお願い - 西川純のメモ 再度のお願い - 西川純のメモ のブックマークコメント

 同志の方の中には、ある教科は『学び合い』をやって、ある教科は『学び合い』でないとうい方もおられると思います。また、教科担任の同志の方の中には、基本的には『学び合い』だけど、特定の場面は『学び合い』ではないという方もおられます。是非、その理由を教えてください。昨日のメモに対するレス以外に、ダイレクトにメールでも結構です。よろしくお願いします。

[]幼児教育について 08:42 幼児教育について - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 幼児教育について - 西川純のメモ 幼児教育について - 西川純のメモ のブックマークコメント

 『学び合い』はモンテッソーリ教育に似ていると言われることは少なくありません。モンテッソーリ教育以外に、幼児教育の様々な教育と似ていると言われることは多いです。その事に関して整理したいと思います。

 何故、幼児教育(就学前教育と同じと考えてください)と似ているかと言えば、幼児教育は教科の縛りがないからです。小中高の教育の殆どの時間は教科学習です。そして、教科学習は、建前上は教育基本法第1条に縛られていますが、実際は違います。それぞれの教科で学ばれることを学ぶことが目的となり、それが達成されることが人格の完成であるとナイーブ(素人的)に考えています。だから、教科教育の人に、それが人格の完成とどう関わるかということを議論すると最終的には喧嘩になります。実は、教科学習の最も弱いところなんです。ところが、幼児教育は教科の縛りがありません、だから、人格の完成は何かを真剣に考え、それを実現する実践を行います。だから、『学び合い』に似ていると言われるのだと思います。しかし、幼児教育には限界があると思います。それは、結果を出すことに関してどん欲ではない点です。ところが、小中高になれば教科の結果を出さねばならなくなります。そこに対応しきれないので、幼児教育における優れた実践が小中高に広がらないのだと思います。

 『学び合い』は幼児教育の実践に似ていると言われる一方、同時に、経営学やコーチングに似ていると「も」言われます。いずれも一般の教科学習で参照されることがほとんど無いものです。両方に共通するのは、結果を出さなければ生きていけない世界で成立したものです。本当に結果を出さなければ駄目な世界です。現実に結果を出さなければ、「クビ」になる世界です。『学び合い』も結果にどん欲です。なぜなら、結果を出すことと人間関係づくりは不分離で、両者が無矛盾である状態を生み出すことこそ人格の完成だと考えているからです。結果として、集団形成がポイントであること、そして、それには管理者として何が大事だという点が一致しているからです。

 おSさんより本日メールを頂きました。それは、モンテッソーリ教育、そして、その他のはっきりとした意志を持って教育している幼児教育の教師はもちろんですが、その保護者がなによりも同志になり得るというものです。全くその通りです。残念ながら、共稼ぎで生活が厳しい家庭の場合は、「お弁当の日が無い」、「延長保育がある」・・・などに目が向くのは当然です。しかし、多少遠くであっても、多少無理が利かなくても、ある明確な教育目標を掲げる幼稚園・保育園に入園させる保護者は『学び合い』の同志になり得ると思います。当然、そこでの教師は『学び合い』を知れば、直ぐに同志になってくれると思います。おSさんの指摘は、その保護者・教師の同志は、我が子・我が教え子が小学校になってからの教育に不安を持っているという指摘です。そうでしょう、幼稚園では人格の完成を目指した教育をしているのに、小学校になれば教科学習が入ってきて、どうなるか不安だと思います。そして、そういう人の中には、本ブログを読んでいる人がいることを、おSさんから伺いました。

 ウエルカムです。どうぞ、一緒にやりましょう。一緒にやれば、それほど遠くない先に、小中高で『学び合い』を実践するクラスが増えています。お知り合いに『学び合い』を紹介してください。ご希望ならば、『学び合い』を実践している小学校・中学校のクラスを紹介します。今、『学び合い』を実践している人、そして、自らのクラスをいつでも公開してくれる人は全国に広がっています。おそらく、北海道・青森・岩手南部・奈良南部・和歌山南部・三重南部・福井・京都(丹後地方)・石川(能都地方)・千葉(安房地方)・静岡(伊豆地方)・徳島県南部・全国島礁部以外の方でしたら、マイカーで2時間弱(高速を使えば1時間程度)でいける距離に、いつでもクラスを公開してくれる同志がいます。「私は小学校の先生ではないから・・」とか「私は普通の親だから」というご懸念は「全く」無用です。我々は様々な方とつながることの、自らのメリットをよく知っています。だって、それが『学び合い』ですから。ご遠慮なく私にメールください、お近くのクラスに紹介しましょう!

iku-nakaiku-naka2009/02/24 09:03『学び合い』(モンテッソーリの考え方?)の環境で育った子供や保護者が進学する学校のことで心配をするような「縦のつながりから起こる諸問題」を改善しなくては・・・と思います。
それには「広げる」しかないのですが・・・。私にはまだまだ「政治力」がありません(大汗)。つまり、まだまだ人を動かす実力がないということです。精進しなくてはいけないと思いつつ、焦りを感じています。

jun24kawajun24kawa2009/02/24 09:12いえいえ、誰にでも出来ることがあり、出来ないことがあります。出来ることをやれば良いんです。十分やっていますよ。

mana-mama5mana-mama52009/02/24 10:38自分がこのブログに頭を突っ込んだ理由が今わかりました。モンテッソーリでは無かったですが、私なりに子どもに良い環境を与えてくれる場所を探して、その時ベストと思える園に入れました。あの時の子どもの輝きが、自分の喜びが、削がれていくような思いのなかで学び合いに出会いました。今子どもは再びきらきらと輝きだし、私自身も親の喜びを噛み締めています。火はつけられないけど扇ぐくらいならできる、かな。

jun24kawajun24kawa2009/02/24 16:04いえいえ、最初は火も扇もお願いします。燃えたがっている人はいます。期待しています。

mana-mama5mana-mama52009/02/24 23:45大海原にポイッと放り出されても・・・・泳げません(泣)

jun24kawajun24kawa2009/02/25 06:30そうですか。了解です。では、周りに火種がないか探して下さいね。あったら扇で仰いで下さい。

09/02/23(月)

[]公開質問状 21:55 公開質問状 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 公開質問状 - 西川純のメモ 公開質問状 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 あるところで、私が本当に「『学び合い』のみでいいと思っているのか?」と問われました。私は0.2秒の迷いもなく、イエスです。でも、多くの人にはクレージーな考えでしょう。同志の中にも、それは行き過ぎだとお思いの方もいると思います。そして、私自身もそう考える私にビックリします。でも、論理的に考えるとそうなるのです。『学び合い』は完全でなくとも、少なくとも今、普通に行われている授業より全ての面で優れているとしか思えません。そこで、私の考えを変えていただきたいと思います。学校教育において『学び合い』ではなく、普通に行われている指導が良い場面・状況を教えていただきたいと思います。

 なお、私なりの反論の手の内をさらします。

 「普通に行われている授業の方が●●を教えるのには有効」に対しては、「クラスの中には多様な子どもがいます。その子どもに教えるのに、あなた一人で教えるのと、みんなで教えるのとどちらが有効ですか?」

 「『学び合い』では●●を学ぶことは出来ない」に対しては、「●●は本当に必要ですか?大人になってから、それを必要な状況を教えて下さい」

 「『学び合い』では●●をしていない」に対しては、「それでは普通に行われている指導で●●を本当にしているのですか?」

 以上のような反論の論法をとります。なお、自分ではそうは思わないけど、どう説明したらいいかという方の仮想の質問もOKです。ちなみに、私が知る限りの『学び合い』より普通に行われている授業の利点は、「それほど教えたくないと思っているとき、何も考えずに授業をするのは普通に行われている指導の方が楽」というものだけです。

 なお、普通に行われている指導というのは、実に曖昧な表現ですが、『学び合い』ではない授業とご理解下さい。

追伸 とんたんさんのご指摘によって、あわてて表現をなおしました。なるほどと思いました。

[]自家薬籠中 19:38 自家薬籠中 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 自家薬籠中 - 西川純のメモ 自家薬籠中 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 本日は二人の洗脳希望者を神奈川からお迎えしました。我がゼミ生と一緒に地元のK小学校で3学年+特別支援学級の異学年を『学び合い』を参観しました。よかった!何が良かったかというと先生方です。授業中の先生方の動き、また、関わり方、もう完全に異学年が自家薬籠中になっています。子ども達の動きはまだまだの部分があります。しかし、それは先生方は十分に理解している。そして、教師の『学び合い』が成立しているのですから、私はゴチャゴチャ言わずともK小学校の学びの姿を生み出すでしょう。いや、これから先は、私には分からない世界です。答えは先生方と子ども達が出します。楽しみです。

[]勉強するのは 19:38 勉強するのは - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 勉強するのは - 西川純のメモ 勉強するのは - 西川純のメモ のブックマークコメント

 異学年参観後は、大学で洗脳希望者のお二人を相手に議論です。水落先生を加えて、我々が総掛かりで洗脳です。でも、一番学んだのは、そのそばで聞いていた新ゼミ生の2年生です。自分も持っている疑問を、第三者が私に質問している姿を見ていると、客観的になれます。いわゆる岡目八目です。そうなると、私が説明をする前に、私の言う説明が頭に浮かぶという経験をします。そのような中で『学び合い』を自らの元とされます。

 おいでになったお二人に感謝です。我々の方が多くを得ました。

tontan2tontan22009/02/23 22:43たびたびすみません。
前に一度お話ししましたが、多くの小学校教師は自分の授業を一斉指導だと思っていないのです。上記の構図では、善VS悪のような単純な構図ですが、実際の現場では異なります。あなたは一斉授業をやっているのですか? と聞かれると、「いいえ、教えることと子どもに学び合わせることをその状況に応じて行っています」と答えます。40代以上の教師(地方では平均年齢です)の教師は、一斉授業がよくないことを十分に知っているのです。そして、自分の授業が一斉となんら変わりのないことに気がついていないのです。だから、難しいのです。ちょっと上記の内容とは異なりますが、参考までに。

jun24kawajun24kawa2009/02/23 23:00なるほど、それでは書き方を変えようと思います。

09/02/22(日)

[]スポットライト 22:21 スポットライト - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - スポットライト - 西川純のメモ スポットライト - 西川純のメモ のブックマークコメント

 だいぶ前の話です。その当時、西川ゼミに所属され『学び合い』を学んだ現職院生さんから、以下のようなメールを頂きました。

『今日こんなことがありました。お昼休みに,ボーっと学校の中を歩いてみました。こんなふうに客観的に(落ち着いて)自分の働く場所を見たことはなかったとびっくりしました。その時,思いました。私は今まで「子どもが主役」と言いながらも「授業」というステージを演出し,常にその中心に自分を置いてきたと。コンピュータを授業で説明するのも,「どうだ! すごいだろ!」というようにカッコつけた状態だったと,かなり恥ずかしくなりました。先日もお伝えしましたが(西川との個人面談のとき),私がカッコつけて説明しなくても子どもはインターネットを使っています。うろうろと教室を歩き回っていると便利屋のように扱われているようで情けない気持ちになるときもあります。やはり教師を目指すときは青春ドラマのような場面をイメージしたことがあり,子どものやりやすいようにと目立たないところで働いている姿は,イメージしたものとはかけ離れているような気分になるのだと思います。(今日は,ある程度自信をもてる日だったせいか)それでいいじゃないか,と思えました。忙しさに押しつぶされて自分で自分にスポットライトを当てたくなることのないように過ごしていきたいものだと思いました。本当のプライドを手にするために。』

 彼は地域で情報教育で主導的な立場でした。しかし、主導的であることに矛盾を感じたからこそ、名人芸の対極である『学び合い』を学びに西川ゼミに所属しました。彼は、私によく言います。「一生懸命になれ、名人になれ・・・、その中で多くの教師が潰されていく。『学び合い』は、そうでなくて、教師が幸せになれる道を与えてくれる」と。いまでも、同じです。我々は一人輝く星ではなく、みんなで輝く星雲になりましょう。

http://manabiai.g.hatena.ne.jp/Mizuochi/20090222/1235304621

[]募金 18:55 募金 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 募金 - 西川純のメモ 募金 - 西川純のメモ のブックマークコメント

都会を歩くと、色々な募金を集めていますね。私は絶対に募金に応じません。でも、理由があります。その第一は、その組織を信じることが出来ないのです。

 同志の方、考えて下さい。皆さんが街頭に立って、『学び合い』を普及するために募金活動をしますか?馬鹿馬鹿しい。一人が一日かけて集められる募金はいくらでしょうか?どう考えても、その人がアルバイトで稼いだ金額の方が多いのではないでしょうか?さらに、その集めたお金の内、何%が該当の地域に行くのでしょうか?日本において最も高いのは人件費です。専従の人がいる組織の場合、その人を雇わなければなりません。街頭に立っている人の善意は爪の先ほども疑いませんが、疑問に思います。むしろ、大口の募金を集める活動に人員を集中すべきと思います。こんなこと気づいている人がいるのに、何故、それをやり続けているのだろう・・・・

 もう一つは、声がけが、「●●の人たちはとても大変なんです、助けて下さい」というのが一般的ですよね。あれって、あまり効果的ではありません。考えて下さい。先生が「●●ちゃんは大変です、助けましょう」と声がけして子どもは動くと思いますか?そりゃ、短期的には動きますが、実際は動きません。滅私奉公では人は動きません。自分の利害に一致することを説明することが必要です。『学び合い』では多様な人と折り合いをつけて自らの課題を解決することの意味を語ります。そして、関わり合うと自らにメリットがあることを実感するから『学び合い』は成り立つんです。募金に立っている人たちは、「その地域」のみに目が向いています。そして、その地域の悲惨さを伝えています。でも、『学び合い』的に考えるならば、その地域と日本が同じ土俵に載る視点を持つことが必要で、それをちゃんと語れなければ鳴りません。そして、その地域の潜在的な力を説明し、そこと協働することの可能性を語れなければなりません。その地域に拘っているのはエゴイズムです。

エゴイズムでは周りの人は動きません。自らのエゴイズムと無矛盾の高い視点のエゴイズムを考える必要があります。

[]点数 18:55 点数 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 点数 - 西川純のメモ 点数 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 何度も書きます。「全員、何点以上とりましょう」は方便です。『学び合い』の考え方で考えれば多種多様な課題はあり得ます。子どもや保護者に分かりやすく、納得しやすい課題であり、甘くならないようにハッキリしたものでありゃいいんです。ただし、注意があります。教師が、「自分のクラスの●●ちゃんは点数を取れないから、じゃあ、別の課題にしよう」とすることは「基本的」には×です。理由は「その子」のことを考えるのは教師だと、そのクラスの子ども(特に主導的な子ども)に察せられたらアウトです。出来る、出来ないではなく、全員が達成すべきシンプルな課題を与え、行き詰まったら子どもに考えさせれば良いんです。その時、『学び合い』の考えに反しないこと、という縛りをつけます。

 一度、教師が先読みし始めたら、元の木阿弥です。

[]きつい 18:55 きつい - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - きつい - 西川純のメモ きつい - 西川純のメモ のブックマークコメント

 私はきついと言われることがあります。でも、私には人様に命令する権限は全くありません。だって、私の大学の科目は全て選択科目です。私が気にくわなければ、科目を捨てればいい。私のゼミ生は、異動の権利を留保しています。ということで、私が大学で人様に命令する権限(まあ、正確に言えば脅す力)は全くありません。ましてや、学外の人に対しては、「全く」ありません。でも、私は多くの人に多くを望みます。そして、「きつい」と言われます。何故でしょう。

 そりゃ、私が望むことは、その人が望むことだからです。そうすべきであると言うことを、私は整理して言うだけのことです。従って、私がその人にいう課題は、その人の志によって変わります。おのが狭いエゴイズムのレベルの人には、私は望みません。というより、関わりません。

[]流派 18:55 流派 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 流派 - 西川純のメモ 流派 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 Mさんのブログを拝見したら、

http://manabiai.g.hatena.ne.jp/OB1989/20090222/1235253357

 がありました。そりゃ、そうだ、と思います。私はありとあらゆる質問を受けますが、何の迷いもなく返答します。その人が、うちのゼミ生にも同じ質問をします。すると、あたかも打ち合わせたように同じ返答をします。それをひどく驚かれる方もいます。でも、当たり前です。だって、私に「1+1」はいくらですか?と質問し、ゼミ生に「1+1」はいくらですか?と聞いて、両方とも迷い無く2と答えたようなものです。足し算が分かっていれば、ありとあらゆる計算問題の答えは同じです。●●流足し算なんて無いですから。私やゼミ生、そして、Mさんの受ける質問・相談は大抵はそのレベルですから。

http://manabiai.g.hatena.ne.jp/jun24kawa/20071207/1196984537

追伸 『学び合い』には違いはありませんが、人としての違いはあります。MさんはS大学の学部長、学長になる器だと思いますが、ボスのT先生と同じ香りがします。私はそうではありません。徳の違いです。ある時、私が「長」になりそうになったとき、私は会議で「私がなったら、対外的な会議でもじゃんじゃんと自分の意見を言うよ、そうなったら困るでしょ」と言いました。長にならずにすみました。あはははは

[]命の洗濯 18:55 命の洗濯 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 命の洗濯 - 西川純のメモ 命の洗濯 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 昨日は家族で温泉に行きました。相当疲れていたんですね。昨晩は9時から寝て、7時半までぐっすりと寝ました。

tontan2tontan22009/02/22 19:38>一度、教師が先読みし始めたら、元の木阿弥です。
その通りだと思います。ブログには勘違いされないように「方法」書いておりませんが、教師が介入し、矛盾しないで尚かつ、「学び合い」を円滑に行える方法を考えています。
 
ただ、子どもは「優しい」ので、「教師が求める得点」の為、逆に追いつめられている子どもも出ていることが心配されます。最終的な決断は、教師だと考えています。
>出来る、出来ないではなく、全員が達成すべきシンプルな課題を与え
 
出来る、出来ないのではない、シンプルな課題とは何か? ここで多くの先生が悩むことにはなりませんでしょうか?

jun24kawajun24kawa2009/02/22 21:59あははは
きつい言い方かも知れませんが、
「悩んで下さい」です。
悩むに足る、悩みです。
我々でサポートしましょう。
そして、我々も悩みましょう。

tontan2tontan22009/02/23 10:08全くその通りだと思います。
テストが「目標」にならないことを願いします。
そして、「学び合い」が何を目指すべきなのか
もっと考えていきたいと思います。

jun24kawajun24kawa2009/02/23 10:47このあたりは、口伝、直伝が必要な部分だと思います。一緒にやりましょう。

tontan2tontan22009/02/23 10:58ありがとうございます。
その辺も含めて、学校公開を考えたいと思います。

OB1989OB19892009/02/23 15:20大変光栄です。私はN先生と同じであることを誇りに思っています。

MizuochiMizuochi2009/02/23 23:08懐かしいメールです。ありがとうございます。
ただ・・・どちらかというと私は「地上の星」になりたいかな。。。^^

09/02/21(土)

[]次の段階 10:08 次の段階 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 次の段階 - 西川純のメモ 次の段階 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 過去を思い出し、今年度の成果をつらつらと考えました。

 『学び合い』を実践している人は多様です。しかし、現状で『学び合い』を実践している人は勉強しているしている人です。だって、何もしないで知れるほど『学び合い』はメジャーじゃありませんから。そして、革命的に今の教育と違う『学び合い』を実践しようとしている人なのですから志は高い。だって、何もしなくても、そこそこの授業が出来るのに、わざわざ『学び合い』をしようとしている人ですから。

 それなりの同志にお願いです。学校公開を目指して下さい。出来る方は多いはずです。

 少なくとも初期段階の『学び合い』は非常に簡単です。数週間の内に実現します。そして、その段階であったとしても、子どもを見とれる人だったら変化を見とれるはずです。まずは人間関係の向上、そして、数人を除外した下位層の成績上昇。それは劇的なはずです。少なくとも、充実段階、そして発展段階に行きたいと願うだけのエネルギーは与えてくれるはずです。ただし、『学び合い』は革命的に今までの教育と違うので誤解が生じがちです。口伝、直伝があればそれを避けることができます。同じ職場なれば、それが出来ます。ポイントは伝わらない人に拘らず、伝わる人に伝えればいいのです。同志が伝えた新しい同志が、あなたが伝えられない人に伝えます。子どもの『学び合い』と同じです。

 もう一つポイントがあります。志です。もし、自らの実践の向上、自らのクラスの向上を願うレベルでは頭打ちになります。常に、抽象的で高いものを望むべきです。まずは学校の向上、そして、地域の向上、県の向上、日本の向上です。高いことを望むことによって、下位の目標は容易く実現できます。だって、想像して下さい。学校内の自らのクラスの向上を願う人の間では利害の衝突がおこります。ところが学校の向上を目指すならば、それらの利害の衝突が起こりません。高い志によって、より多くの人の力を借りることが出来ます。

 では、学校の向上、そして、地域の向上、県の向上、日本の向上を目指したとき我々の出来ることは何でしょうか?それは学校の公開です。それは全国に向けて公開する必要は必ずしもありません。地域の学校に控えめに案内を出す程度で結構です。是非、私にも案内を出して下さい。私はブログで宣伝します。そんな会に参加する人はどんな人でしょうか?本当に学びたい人です。その会に出席する人は少なくとも、それは動員をかけられ千人が参加する会よりも意味がある!

 出席する人の一人が変われば、その人が一生に教える数千の子ども達に、安心できる時間を与えることが出来ます。そして、その人が別な人に伝えれば、幾何級数的に広がります。そして、それは自らに戻ります。

●自分が伝えた人に、教えてもらったり、慰めてもらえます。

●伝えた人と一緒にすれば、一つのクラスでは実現できない『学び合い』を実現できます。

●広がることによって、自分のクラスでやりやすくなります。

●異動先の学校でも、異動初年から『学び合い』をやれます。

学び合い』と同じです。同情ではサポートは続きません。一人も見捨てないということは、自分も見捨てられないことを意味するのです。相手に教えるということは教えられることを意味し、相手に教えられるということは教えることを意味します。そのことを理解し、折り合いをつけ、我がこととして学び合うのです。

 平成17年度に意図的に『学び合い』を広げようとしました。それまでは学術論文や書籍レベルでした。それをうちやぶるために洗脳旅行を受け入れました。数日の時間と、旅費をかけるのは簡単ではありません。でも、数人の教師がそれを希望し、受け入れました。

 平成18年度に『学び合い』フォーラムを新潟で行いました。その時は、運営委員の西川ゼミの学生さん・院生さんの人数の方が参加者よりも多かった。洗脳旅行の希望者は増大しました。

 平成19年度には『学び合い』の会が群馬や埼玉でも開かれるようになりました。洗脳旅行には学校管理職が来るようになりました。群馬のY小学校で学校公開が行われるようになりました。『学び合い』のブロググループが開設されました。関西より多くの学生さんが授業見に来ました。

 今年度は、山形、宮城、新潟、長野、大阪、島根で『学び合い』の会が開かれました。そして、これから東京でも開かれます。佐賀県で組織的な広がりがありました。大分で学校公開がありました。多数の洗脳旅行を受け入れました。

 『学び合い』研究が組織的に始まって十数年です。でも、意図的に広げようとしたのは「たった4年」にすぎません。来年度は、『学び合い』の会と学校公開だと思います。それも保護者、子ども、一般人、教師でゴチャゴチャとやるものです。でしょ!

[]新潟市の会 07:50 新潟市の会 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 新潟市の会 - 西川純のメモ 新潟市の会 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 以下のような会をいたします。お誘いいたします。

学び合い』の仕組みと不思議の会 in 新潟

日時 2009年(平成21年)3月8日(日)13:00~16:00

会場 上越教育大学新潟サテライト(新潟市中央区紫竹山6-3-5)

http://manabiai.g.hatena.ne.jp/Mizuochi/20090204

Kyo_TokyoKyo_Tokyo2009/02/22 02:07大切な事に気がつかせて頂きました

ありがとうございます

自分自身がやりたい事をさせてもらえない苛立ちもあり、一斉授業で、他の先生より成績や人間関係の面で良いクラスを作る事で、自分自身の正しさを証明しようとしていました
でも、それでは、周りの先生方から、孤立していく一方ですね

それよりは、「いかにして学校を良くしていくか?」の視点で行動をした方が、周りの先生方の理解も得られると思います

近視眼的になりがちな私ですが、広い視野で物事を考えるように努力を致します

ありがとうございました

09/02/20(金)

[]伝える 21:55 伝える - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 伝える - 西川純のメモ 伝える - 西川純のメモ のブックマークコメント

 今日はN小学校の子ども達のビデオを見せてもらいました。実に感動的です。でも、この子どもの言動を見ても分からない人はいます。どうやって伝えたらいいのだろう・・・と悩みます。一方、今月の別府南小学校の研究会が地元テレビで紹介されたビデオを見ました。1年間でこれほどになりました。来年はどうなるのだろうと考えます。

 子どもと同じです。どの教師、どの学校も一つも見捨てません。でも、どの教師、どの学校にも拘りません。多くの教師、多くの学校のネットワークの中で問題を解決します。

 でも、愚痴があります。概念転換の第一歩は、現状に不満があることです。残念ながら、多くの学校、特に管理職は現状に不満がありません。つまり、指導要領が指定した内容を分からない子が3、4割いてもしょうがないと思っています。学校に数人の不登校がいてもしょうがないと思っています。クラスに保健室への不定愁訴が2、3人いてもしょうがないとおもっています。でも、しょうがないと「切られている」子どもにとっては地獄の時間が毎日続いています。誰も悪人はいないのに、苦しんでいる人が多い。情けなくなります。

i-Kawa-nakajimai-Kawa-nakajima2009/02/21 02:09こんばんは。大雪の実家へ戻りました!
現状に不満があることが概念転換への一歩だということで、現状に満足しない方法を考えています。よい授業を語ってもらいます。より具体的に教師の役割などを語ります。複数で語り合います。そして授業で一番がんばるのは教師か子どもか問いかけます。その上でその先生の授業のVTRを見せようと思っています。そして語り合うとどうなるでしょうか?その後、学び合いの授業をライブで見てもらいます。4月からやろうとしていることです!
うちの学校では教師が必死で教えることで全員を救えると信じているとってもよい先生がいます。でも救えきれなくて悩んでいます。だから、自分が納得するまで働きます。自分のために教えている。自己満足なんだよね。と語りながらです。そして今日も最善を尽くした!と満足して帰ります。う~ん。この先生が学び合いの醍醐味を味わったら感動のあまり涙すると思います!
それから、今日の職員会で来年、授業改善を推進する役を設置する事が管理職から全職員に言い渡されました。そして、その役職についた先生の意志は学校の意志だという一言までついていました。とうとう役職は確保しました!私がその役に就くことはその後校長室へ呼ばれて言い渡されました。というか確認です。いよいよです!
怖いですが楽しみになってきました。私には理論武装という点での弱点があります。勉強しなければ!子ども達のために!

jun24kawajun24kawa2009/02/21 07:53ポイントは、あなたが全員に伝えられないことを自覚することです。でも、あなたが伝えられる人は確実にいます。その人が、あなたが伝えられない人を伝えてくれます。『学び合い』が分かるようになるには時間はかかりません。短いサイクルで、広げて下さい。期待しています。そして、学校発表をして下さい。力がついたから学校発表ではなく、学校発表があるから力がつくのです。力がついたから甲子園の予備選に出ようではなく、甲子園の行く目標があるから力がつくのと同じです。

Kyo_TokyoKyo_Tokyo2009/02/21 09:05おはようございます。

 教室で孤立している子どもとの関わりについて迷っています。よろしければアドバイス頂けないでしょうか?

 その子は中学年なのですが、おとなしく学習や運動面でも遅れがちなので、周りのからは孤立していて、最近は無くなったようなのですが、昨年の夏くらいまでは、いじめられている姿を目撃した事もあります。

 自分の世界に入りたがるタイプではないようなので、一人で椅子にポツンと座っている時も、さみしそうには見えます。

 クラスの諸問題の原因は担任にあるとの事なので、担任の先生には、彼も含めて、「クラスの全ての子を見捨てる事はしたくない」と伝えました。

 担任はスパルタ?の私とは違って放任型の穏やかな感じの先生です。ですので、担任の先生と私は、ちょうどお互いにない部分を補っているような感じです。

 最近は、息もあってきたので、成績も同学年では断トツですし、学校行事などでのまとまりも良いです。

 まあ、現状でも特に問題はないのかもしれませんが、私は、その孤立している子も含めてもっと成果を出したいし、それが私の成長につながると思っています。

 授業中は、私が「皆で課題を達成する事」を求めますので、その子の周りに、「思いやりのある出来る子」が集まり、その子をフォローしてくれています。

 私は、その子達を含めて、皆を応援する声掛けを心掛けています。

 しかし、休み時間は、「課題」が無いので、その子は、1人で座っている事が多いです。
(たまに、他の子と遊んでいる時もありますし、そういう時は、その子も嬉しそうです)

「1人で座っている子の隣に、私が座って、周りの子を巻き込む」

または

「皆で遊んでいる時に、その子にも参加してもらう」

もしくは、余計な事はせずに、黙って見守る。

(その子と、2人でいる時に、「もし、いじめられたらすぐに教えて」とは、伝えました。いじめに対しては、報復行動や、陰でこそこそといった状態にならないように、注意しながら、毅然とした態度で臨むつもりです)

同情心で、その子に接しても、周りの子も、憐みの心でしか、その子と接しないと思うので、その子も含めて、皆の中に、真の友情が生まれるには、私自身が、どういった働きかけをすべきかで、迷っています。

大変、長くなりましたが、アドバイス頂けると助かります。

また、全国の先生方の中でも、同様の事例で状況が改善した例などがありましたら、ご紹介頂けるとありがたいです。

よろしくお願い致します。

jun24kawajun24kawa2009/02/21 09:21方向性は合っていると思います。
一番良い方法は、その担任に『学び合い』を紹介し、その方が考えればいいと思います。もちろん、『学び合い』が合わない方かも知れません(文面から読めばそうおもえませんが)、それでも結構です。その方が、『学び合い』に刺激を受けた自分の頭で解決策を考えればいい。

Kyo_TokyoKyo_Tokyo2009/02/21 09:34ありがとうございます

もちろん担任には、『学び合い』の良さを、毎日、洗脳するかのごとく、熱く語っています!!

(私が担当している算数よりは、他の教科の方が、自由な話し合いを生かしやすいという点も説明しました。算数は「誤答を教える」や「指導の放棄」に見えやすいという点で、『学び合い』がしにくい部分がありますから」

先日の公開授業では、保護者の前で、クラスの子どもたちの凄さをほめまくりました

あらゆる手段を使って、このクラスのエネルギーが高まるように、努力します

ありがとうございました

jun24kawajun24kawa2009/02/21 10:14うまくやってね。
分からない人は押しつけて、どん引きされないようにしてね。あはははは

i-Kawa-nakajimai-Kawa-nakajima2009/02/21 12:59ありがとうございます。甲子園を目指します。日本一の学校、世界一の学校を目指そう!と先生方に語ります。まるでN先生になっていくようで怖いです・・・

i-Kawa-nakajimai-Kawa-nakajima2009/02/21 13:00N先生の10000分の1くらいのスケールですが!

Kyo_TokyoKyo_Tokyo2009/02/22 01:55西川先生へ

ありがとうございます

その担任の先生は、子どもに余計な干渉をしない方なので、押し付けがましい?私よりは、『学び合い』がスムーズに出来る方だと思います

来年度以降も、そのクラスの子どもたちと付き合っていくのは、その先生なので、私も自分の授業で無理をしたりはせずに、その先生と『学び合い』の良さを学び合っていきたいと思います

ありがとうございました

jun24kawajun24kawa2009/02/22 17:13i-Kawa-nakajimaさんへ
私はしょせん夢を語るぐらいです。あなたが実を実現する。期待しています。
Kyoさんへ
優しく誘ってあげてね。

09/02/19(木)

[]追伸 18:14 追伸 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 追伸 - 西川純のメモ 追伸 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 宗教に関して強いアレルギーのあるゼミ生から、下の例は、例として適切でないと「ご指導」を頂きました。私は宗教を広い意味で捉えているのですが、狭い意味の宗教(それも狂信的)に捉えられる危険性を指摘されました。私は宗教に対して共感を持っているし、拘らないので、以下のような例が自然に出るのですが・・・

 言うまでもないですが、『学び合い』は狭い意味での宗教ではありません。「多様な人と折り合いをつけて、自らの課題を達成する」ことは、とても大事だと考えている生き方です。そして、「個人を見捨てず、でも個人に拘らず、集団で捉えよう」とする生き方です。

 これって、変じゃないですよね。『学び合い』は、それをとても大事にして、求め続けているだけのことなんです。

[]教徒 17:28 教徒 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 教徒 - 西川純のメモ 教徒 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 日本人は宗教に寛容であり、他国に比べれば殆ど無宗教であるというのが一般的な解釈です。そりゃそうでしょう。結婚式は神道で、葬式は仏教というひとが大多数です。お坊さんは仏式で結婚式をやりますが、それに参加した人は少ないでしょうね。逆に、神道の葬式に参加した人はいるのでしょうか?さらに、クリスマスやバレンタインを普通に祝います。冷静に考えれば無茶苦茶です。ところ山本七平はイザヤベンダサンというペンネームで、日本人は戒律の厳しいユダヤ教徒に比肩すべき戒律の厳しい日本教徒であることを示しています。

 異教徒からみれば他宗教の戒律は厳しいものです。例えば、イスラム教徒は豚を食べません。ハムを料理に使わなくても、ハムを切った包丁で料理したものは食べません。これは日本では大変です。「それを守るイスラム教徒は大変だな・・・」と思いますし、同時に、「何でそんなことするの?別にいいじゃん」と思うでしょう。でも、豚を蛇に置き換えましょう。日本人は蛇は食べません。蛇を普通に食べる地域(事実あります)で生活したら、たとえ蛇を食べなくても、蛇を調理している蛇料理の店で食べるのはいやでしょう。おそらく、蛇を普通に食べている人から見れば、「大変だな・・・」と思いますし、同時に、「何でそんなことするの?別にいいじゃん」と思うでしょう。日本人は比較的均質な文化を持っています。そのため、他文化の人から見たら日本人は、異常に戒律の厳しい日本教の教徒に見えるのです。

 おそらく一般の人から見たら、『学び合い』の実践している人は、異常に戒律の厳しい『学び合い』教徒に見えると思います。でも、逆に言えば、一斉指導を実践している人は、異常に戒律の厳しい一斉指導教徒なんです。はたしてどちら方が戒律は厳しいでしょうか?

○一斉指導教では、子どもは分からなくても、つまらなくても、黙って静かに先生の話を聞いて、ノートに写すことが求められます。『学び合い』教では、子どもは分かるために自由することが求められます。

○一斉指導教では、子どもは黒板をむく側に椅子を配置したり、コの字に配置することを求められます。『学び合い』教では、椅子をどう配置するかは自由です。さらに言えば、座らなくても良いのです。

○一斉指導教では、最初から最後まで教師は語り、質問することが求められます。『学び合い』教では、あまりやるとバカにされます。

○一斉指導教では、最後のまとめをしなくてはなりません。『学び合い』教では、したければしてもいいのですが、それは教師の精神衛生のためであり、あまりやるとバカにされます。

 『学び合い』教徒の戒律は、学校観と子ども観の二つです。そして、二つとも民主社会において法律に基づいています。考えてみてください。

○国語、社会、理科等の教科の時間の大部分は、教科内容を学ぶことが主であって、人格の完成をあまり意識しなくて良いというのは、教育基本法第1条に抵触しないでしょうか?

○指導要領に定められたことを分からない子どもが3、4割以上いるというのは法律違反ではないでしょうか?

○クラスの中で不登校の子がいる、保健室への不定愁訴の子が3、4人いるのは法律違反ではないでしょうか?

 まとめましょう。『学び合い』は宗教だと言えば、その通りです。でも、多くの教師は一斉指導教の宗教であるという意味と同じ意味で宗教です。そして、『学び合い』教の戒律は一斉指導教の戒律よりも自由度が高い戒律です。そして、日本の法律に抵触しない戒律です。

 『学び合い』は宗教です。でも、一斉指導より「ずん」と良い宗教だと思います。あはははは

追伸 何度も書きましたが、『学び合い』は実証データに基づいている、科学と同じ宗教です。

[]西川ゼミ的発想 11:19 西川ゼミ的発想 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 西川ゼミ的発想 - 西川純のメモ 西川ゼミ的発想 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 3月10日に、教職大学院の成果発表が地元教育委員会に向けてあります。今回は、私のチームともう一つのチームが代表して発表します。ところが、その日は大阪で博士課程の会議があり、それは絶対に欠席できません。悩みました。すごく。でも、どうしても大阪の会議は欠席できません。そこで、学生さんたちだけで発表することが可能か確認し、それが許されました。

 学生に、その日は私がいないことを告げました。その反応は、「え!先生がいて、何かするんですか?」です。つまり当然のように、私がいることを必要としていませんでした。脱帽です。

[]せっかち 07:03 せっかち - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - せっかち - 西川純のメモ せっかち - 西川純のメモ のブックマークコメント

 私はせっかちです。多くの同志に「もっと、もっと」とせっつきます。でも理由があります。

http://manabiai.g.hatena.ne.jp/take1_No12/20090218/1234969491

 もし、その学校の3年の担任が『学び合い』を実践すれば直ぐに解決できることです。もし、学校に『学び合い』を実践している先生がいれば、3年の担任の相談相手になれます。せめて、その市に、3年の学級で『学び合い』を実践している先生がいれば、学校を移れば救われます。

 私は一人の子どもも見捨てたくない。でも、それはみんなで実現することなんです。しょうがない、と割り切れれば、せっかちにはなりません。でも、それは私には出来ません。

 同志各位。焦りましょう。苦しんでいる人たちがいます。

mana-mama5mana-mama52009/02/19 23:19マレーシアの女子高生をホームステイさせたことがあるのですが、彼女は厳格なムスリムでした。日に五回のお祈りは欠かさず、豚肉はもちろん、ハラルミート以外の気配があれば一切口にしませんでした。一緒に来ていた友達もムスリムでしたがその子はここは日本だからと言ってハラルミートでなくても食べていましたし、お祈りもほとんど適当だったようです。同じ戒律の元にあってもどこまでそれを受け入れるのかは本人次第なんだなあと思いました。

jun24kawajun24kawa2009/02/20 06:37全くですね。あるゼミ生は、「美味しければ、蛇も食べます」と言っていました。許容量は人によって違いますね。

mana-mama5mana-mama52009/02/20 18:40彼女が戒律をどれだけ受け入れているかと言うと、戒律を守らないことより、戒律を受け入れたほうが彼女にとっては心地よいんです。断食の話なども聞きましたが、マレーシアなどの暑い国では断食は命を守る知恵であり、日本でやったらつらいけど彼らの国では、心地よいことなのではないかと思いました。宗教のエッセンスはよりよく生きることだと私は思っているのですが、どんな宗教がいい悪いではなく、その人にとって心地よくなければ悪なのではないでしょうか。一斉授業とやらは教える先生だけが心地よく、生徒は心地よいとは感じていないけど、学び合いは先生も生徒もそして親までもが心地よい宗教ではなく集教?集饗(笑)だなあと思います。

jun24kawajun24kawa2009/02/20 19:03集饗ですか・・
言い言葉ですね。

西尾西尾2009/02/21 20:57救う方法は分かっていらっしゃるのに、なぜ何もなされないのでしょうか?

jun24kawajun24kawa2009/02/22 17:31省略が多いので、主語が誰なのかわかりませんが、私と理解します。
比すことにためらいがありますが・・・・
釈迦もキリストも救う方法は知っていた、でも、救えなかった。救う方法を知っても、当人がそれを選ばなければどうしようもありません。ましてや我々は凡夫です。でも、だれにとっても出来ないこともありますが、だれにとっても出来ることがあります。我々は家族の幸せに矛盾できない範囲で出来ることがあります。私もあります。そして、私なりにやっていますよ。微々たる力ですが・・・。

西尾西尾2009/02/23 09:47ありがとうございました。リンク先に付けられていた、

>>切ない・・・
救う方法は分かっているのに、何も出来ない。<<

というコメントに、とても妙な印象を受けたため、今回ご質問をさせていただきました。
苦しんでいると分かっている子どもがいて、救う方法がある。それなのに、何も出来ないという事はないのではないか、そんな風に思ってしまったのです。
伝える。赴く。知らせる。救う方法を知っていらっしゃるのなら、それを与える方法を少しでも考える事ができるのではないか、そんな風に感じてしまいました。

「当人が選ばなければ」というのも、すごく妙な感じがしました。選ぶ前に、当人には選択肢が与えられていたのか。そのあたりのことも疑問に思いました。
加えて、些細なことですが、釈迦は他者の救済は目指していませんでしたし(説得の材料に使われる程度の興味がおありなら、大乗ではなく元々である南方仏教の発祥についての知識を蓄えられるとよいかもしれません)、キリストは救うべき全てのものの救済を為したからこそ今この世にはいないということになっております。
いただいたご解答は、リソースが回らないから、と解釈いたしました。それならばしょうがないのでしょう。残念です。
ご丁寧な解答、ありがとうございました。このようなコメントはお気になさらず、その時間をご家族との充実にお当てください。学びあいの益々のご清栄とご発展をお祈り申し上げます。

jun24kawajun24kawa2009/02/23 10:46ありがとうございます。
釈迦に対するご指摘ありがとうございます。ご指摘の通り、仏教は歴史的には上座部仏教から始まりました。しかし、釈迦が苦行を捨てた点、多くの人に説法した点からも、釈迦が自らの解脱を本願にしていたとは、「私」は思っていません。ご理解ください。

09/02/18(水)

[]光栄 21:55 光栄 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 光栄 - 西川純のメモ 光栄 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 私は常にゼミ生に「もっと」を求めます。だから、その「もっと」を超えることはかなり困難です。しかし、多くのゼミ生は最終的には私の予想を超える成果を出します。しかし、それは早くともゼミに所属してから半年以上かかります。ところが、なんと、ゼミに所属して(正確にはまだ所属していませんが)2週間で、私を超える行動をしました。これは、私の22年間の大学教師人生で初めてです。なぜ予想を超える行動をしたかを聞きました。それは、頑張ってくれた子どもに対する誠意です。それを聞いたとたんに、ウルウルしました。そのような彼女たちに、指導教員として選ばれたことを光栄に思います。

[]再開 17:35 再開 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 再開 - 西川純のメモ 再開 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 『学び合い』の動画配信の「学びの殿堂」と、『学び合い』の道徳(完全版)の配信を再開しました。ご迷惑おかけしました。ただし、巨大なファイルなので、ダウンロードに時間がかかりますのでご注意ください。

[]別府、そしてその先 17:35 別府、そしてその先 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 別府、そしてその先 - 西川純のメモ 別府、そしてその先 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 F県のムネさんより、この前の別府南小学校の3枚組のDVDが届きました。ありがとう!心豊かになりました。

 日本中の99.9999・・・%の学校研究会は、教師「だけ」が発表し、圧倒的大多数の教師は拝聴しているだけです。そして、「子どもの主体性」とか「子どもの共同性」を銘打っています。たちの悪いジョークですよね。でも、別府では授業において「主体性」とか「共同性」とは何かを示しています。

 別府南では、子どもが自らの学びを語る機会を与えられました。より多くの参観者が自らの疑問を語る機会を与えられました。おそらく新鮮だったと思います。でも、あれは序の口です。別府南の先生方は、子どもが語ることの可能性と意味を知ったはずです。そして、その先もリアルにイメージできたはずです。学校研究会が『学び合い』の場になることを理解したはずです。

 子どもがモルモットやロボットではなく、学びの主体者となれる学校研究会の姿はどのようなものでしょう。保護者がお茶くみ係や、お手伝いさんではなく、共同体の一員となる学校研究会の姿はどのようなものになるのでしょう。楽しみです。

 それは本当は当たり前のことです。そして、『学び合い』では凄く簡単に実現できます。それを参観した教師は、それによって、操り人形の主体性・共同性との違いを知らされます。

追伸 学校研究のテーマが「隷属性」や「教師との共同性」ならば、今の学校研究の姿でも矛盾は無いですね。あはははは

isinomakiisinomaki2009/02/18 20:56『学び合い』に出会い,今までの「当たり前」ががらがらと崩れ,本当の『当たり前』が芽吹く?そんなふしぎな,というか,何でそんな当たり前のこと今まで気が付かなかったのかな…と思うようなことに出会いっ放しです。職員室での雑談や,時には職員会議での意図的な放談で,少しずつ,リークしていきます。今のうちは「何を冗談を…」でしょうけどね。

jun24kawajun24kawa2009/02/18 21:44ふふふ、期待していますよ。

09/02/17(火)

[]避難訓練記念日 22:09 避難訓練記念日 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 避難訓練記念日 - 西川純のメモ 避難訓練記念日 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 想像力は豊かであるということは私と息子の共通点です。でも、その対象が違います。息子は非難訓練が大嫌いです。小さい頃から、その度に泣きます。訓練にも関わらず、それを本気に考えて、本気に怖がります。夫婦で「訓練なんだから」と言い聞かせています。

 本日、避難訓練でした。息子曰く、「ジリジリと警報が鳴ると、心臓がドキドキして、泣きそうになったけど、泣かなかった」とのこと。ということで、我が家は祝杯です。

[]睡眠不足 22:09 睡眠不足 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 睡眠不足 - 西川純のメモ 睡眠不足 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 家内が言っていました。私が出張中は殆ど寝られない。ところが、私が帰ると、ぐっすり眠れる。私と同じです。

[]プレッシャー 22:09 プレッシャー - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - プレッシャー - 西川純のメモ プレッシャー - 西川純のメモ のブックマークコメント

 ある時、ゼミOBが「西川先生は厳しい」と言いました。私は、「私は怒ったことはないし、優しいよ」と言いました。その人は「西川先生はやさしいけど、西川研究室は厳しい」と言い直しました。私とその人は、ニヤニヤと笑いました。

 救急医療に携わる人、発展途上国で汗を流す人・・・、それらの人は何故、あれほど献身的になれるのか?そりゃ、それを必要としている人が目の前にいるからです。目の前に苦しんでいる人がいて、自分が何とかすれば、少しは助けられるかも知れない状態なれば必死になります。

 私は怒りません。私はからかいます。私は怖くありません。でも、語ります。本日、ゼミを行いました。2時間のゼミの1時間以上かけて、その人達が出来ることを語りました。我々は日本全国に広がっています。そして、『学び合い』は強力です。だから、若い学生さんであっても、日本の数十万人の人生に影響を与えることが出来ることを静かに説明しました。そして、自分たちが力を抜けば、どれだけの人生に影響を与えることを静かに説明しました。最後に、「出来ない理由を述べよ」と言います。学生さんは必死に言い訳を考えます。でも、出来ません。絞り出すように「出来ます」と言います。私はニコニコしながら、「期待しているよ」と言います。

追伸 以上が分かる段階になれば、学生さんに「助けて~、助けて~」と声をかけ「君たちが助けられる人の声、助けられなければ救われない人の声」と言ってニコニコします。本日、それをやったら、学生さんが「私たちが助けて~、です」と言っていました。『学び合い』における子どもは楽ではありません。必死に学び続けます。だから、全てに成果が上がり、大人になれるのです。

09/02/16(月)

[]N小学校 22:27 N小学校 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - N小学校 - 西川純のメモ N小学校 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 本日、『学び合い』の提唱者の顔を見たいという子ども達の希望に応えるために、N小学校に行きました。今日の内容が盛りだくさんすぎて、私の頭をあふれ出してしまいます。

1. 我が同志の授業を観ました。上手すぎる!と思いました。さすが、クラス平均100点を実現する同志です。でも何よりも、楽しく子ども達とからかっているのが幸せそう。

2. 保護者の同志と話し込みました。頼もしく感じました。学び合う保護者集団を実現する学校だと確信しました。その集団は大きなことをやらかします。

3. 幼稚園・保育園の同志と話し込みました。面白く感じました。直ぐにでも、幼小連携の本当の姿を実現するだとうことを確信しました。凄いことやらかします。

4. その市の教育委員会の委員の方に合いました。それが、年来の群馬の同志の「お姉様」であることを発見!腰を抜かすほどビックリしました。そして、その方がその授業参観に参加したのは、まったく別ラインのインプットなんです。点が線になり、線が面になっていることを感じます。

5. 6年生に『学び合い』を誤解する人の誤解を解くビデオを作成せよと課題を出しました。ビックリするほど素晴らしいものが出来ます。笑いと涙ものの作品です。

6. その学校の先生方の動きを見ました。不安でドキドキの段階を脱し、安心したものが見られます。次の段階に移る前兆です。暖かく見てくれるあの校長先生がいるのでるから、大化けします。同志に山ほどの課題を耳に吹き込みました。

7. 我がゼミ生、及び参観の皆さんの凄さを感じました。

8. 何よりも子ども達が凄かった、本当に凄かった。本当に凄かった。本当に、本当に凄かった。

 書ききれないほど、多くのものを得ました。感謝!

[]子どもの叫び 22:27 子どもの叫び - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 子どもの叫び - 西川純のメモ 子どもの叫び - 西川純のメモ のブックマークコメント

 本日、子ども達に、『学び合い』を誤解している人の誤解を解消するビデオを作成して欲しいと願いました。許諾を得たら、講演で使いたい。本当に凄いビデオが出来ます。そして、それを見たら、多くの同志がその意味を理解し、自分でも作ると思います。山ほどのダイヤがありました。笑いながら、ウルウルしながら聞いていました。その中の一つを紹介します。

 本学の学生さんが、『学び合い』のデメリットとして、教師の思ったようにならない、つまり予測不能であることをデメリットとして挙げていました。そのことに関して、ある子どもはビデオの前で、次の様に叫んでいました。

 「思ったようにしたいならば、どうぞ一斉指導をして下さい。でも、僕らはロボットではありません!」

[]幸せ 22:27 幸せ - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 幸せ - 西川純のメモ 幸せ - 西川純のメモ のブックマークコメント

 3泊4日で家に帰り、息子にチュチュされ、家内に「せがんで」ダッコしてもらいました。嫌なことを全て忘れました。本当に不思議です。

[]ネットワーク 08:42 ネットワーク - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - ネットワーク - 西川純のメモ ネットワーク - 西川純のメモ のブックマークコメント

 十数年前にラディカルな社会的構成主義やアフォーダンス理論の本を読んだとき、反発を感じました。その頃の私は子どもの頭の中を調べる認知心理学を教科学習に適用する研究が面白くて仕方がありませんでした。だから、「知識・技能は人の頭の中にあるのではなく、人と人との間の中にある」とか「知識・技能は道具から発する」のような主張は馬鹿馬鹿しいものでした。だって、知識・技能が人と人との間にあると言ったって、「そりゃ、空気の中に保存できないだろ!」と思います。ましてやドアのノブが握れと主張しているのようなものは、トンデモ科学の一部みたいなものです。でも、今は思います。説明の仕方が悪かった。

 通常の認知心理学はCPU(まあ、考えるところです)が一つのコンピューターを脳のモデルとします。知識・技能は内部メモリーやハードディスクにためられます。子どもたちというコンピューターに知識・技能を効率よく与えるために、それぞれのハードやOSに合わせる必要があります。いずれにしても、一つのコンピューターに着目すれば良いんです。

 ところが本当は違います。本当は、無数の大小のコンピューターが繋がったネットワークをモデルにすべきです。例えば、私があることをグーグルで調べたら、だれのHPにたどり着くか分かりません。さらに、ファイル共有の世界になれば、だれのさえも分からなくなります。

そのようなとき、私のコンピューターの持っている能力は、私のコンピューターを遙かに超えたものです。それでは世界中のコンピューターが持っているデータを一つのコンピューターに保存する目指すべきでしょうか?ナンセンスです。むしろ、どれだけ質の高いサービスを提供できるネットに繋げるかが重要です。そして、世の中にはどんなサービスがあるかを知っているかが重要なんです。残念ながら学校は別なところをねらっています。ネットで調べれば直ぐに分かること、そして、学校で勉強させても1週間後には忘れるようなことを勉強させています。

以前に書いたように、『学び合い』が一般化した先の学校のイメージがあります。それはネットワークを最大限に生かして、中高生の自由研究が「ノーベル賞を取ること」という社会です。半分は笑い話ですが、半分は本気なんです。

[]感謝 08:42 感謝 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 感謝 - 西川純のメモ 感謝 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 断絶の航海で紹介した社会では「尊敬・感謝」という貨幣が流通しています。でも、それは既に成り立っているように感じます。

 『学び合い』グループでは、無償で様々なサービスを他人に与えています。それによって得られるものは、メールでの「ありがとう」、『学び合い』の会であったときの「ありがとう」です。私も毎日、2、3時間ぐらいは『学び合い』関連のメールの返信に費やしています。その量を教育雑誌の原稿料に換算すればかなりの高額になります。それが1年中続くのですから。しかし、大抵のメールからは「ありがとう」という対価を得られます。

 私には不思議なことがあります。ネット社会での闇の部分があります。私ぐらいラディカルな主張をばんばん書けば、誹謗中傷の嵐の中にたたき込まれるはずです。私は電子メールを始めるときも、ブログを始めるときも、それは覚悟しました。ところがです。二十年間のネット生活の中で、そのような経験はたった2回しかありません。私の知名度がその程度であるということも当然ですが、それよりも私という存在に気づく人の質に依存しているように思います。それを感謝しています。

追伸 今後、そのようなことがあったら、助けて下さいね。

[]自戒 08:42 自戒 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 自戒 - 西川純のメモ 自戒 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 コンピューターの世界にふれてから約30年です。意外に知られていませんが、私はもともとコンピューターの専門家として上越教育大学に採用されました。昔はコンピューターをチップ(ボードではありません)から組み立てることも出来ました。また、教育工学会にも論文が3つあります。エッヘン。あ、自慢話になっちゃった。話を戻して・・・

 その間、いろいろな盛衰がありました。IBM、CPM、MS-DOSNEC・・・そして、今はマイクロソフト。いずれも覇権を握ったとたんに、囲い込みをし始めました。ま、気持ちとしては分かります。ところが、囲い込みをしたとたんに、衰退が始まります。『学び合い』を研究すると、その理由が分かります。集団の質を定めているのは独創的な少数な人たちなのです。その人たちは囲い込みを嫌います。だって、独創性を発揮できなくなるのですから。だから、囲い込みの外に出ます。そして、独創性のある人は、その独創性を認めてもらいたがっています。だから、自分の独創性をそれまでは考えられない低価格で提供し始めます。そうなると、多くの人がそれを利用し始めます。そして、囲い込んだ方が衰退し始めます。

 『学び合い』もある一定以上のシェアを占めると囲い込みの誘惑にさらされるでしょう。でも、先人の失敗は繰り返したくはありません。

[]出発 06:51 出発 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 出発 - 西川純のメモ 出発 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 人は「引きこもり」が基本だと思っています。つまり、家族とか気のあった人だけとつきあうのがストレスがない。昔の農村も限られた人だけとつきあえば良かった。しかし、現代は多種多様なネットワークの中でさらされます。

 今日は埼玉の学校に子どもの同志たちに会いに行きます。色々とストレスの多い日々を送るには、同志からのエネルギーをいただかなければなりません。楽しみです。

i-Kawa-nakajimai-Kawa-nakajima2009/02/16 11:50名前を変えました。ネットワークのくだりを私の学校で、先生方に説明するときに使わせていただきたいと思います!よろしくお願いします。すご~く分かりやすいです。

bunbun-hbunbun-h2009/02/16 18:31私のクラブの出入り口は常に開いています。誰が入っても良い。都合による出入りも自由。ただ入室時に、入り口に貼ってある「全員がよくなるのであれば方法は自由」を読むことだけが唯一の条件である(実際は貼ってませんけど)。
町内に同じようなクラブがいくつも存在している様子を想像します。内容はクラブによってスポーツであったり音楽であったりします。いつも行っているクラブはあるけれど、気が向いたときには他のクラブに個人的に参加したりします。そんな行き来が全クラブ間で行われています・・・。
「ネットワーク」を読んで、夢想していることを書かせていただきました。

jun24kawajun24kawa2009/02/16 19:14i-Kawa-nakajimaさんへ
どうぞお使い下さい。
bunbunさんへ
そうなれば、全てのクラブが強くなりますね。

bunbun-hbunbun-h2009/02/16 19:49すみません。「全員がよくなるのであれば方法はあなたに任されます」に訂正です。よろしくお願いします。

Kyo_TokyoKyo_Tokyo2009/02/16 22:24こんばんは

諸事情により、一斉授業の鬼?を目指すことになりました「きょう」です

先生の日記の内容とは関係ないのですが、1つ質問させて頂けないでしょうか

お聞きしたいのは、「先生が何故、落語を研究したか?」です

普通なら、子どもたちに人気のお笑い芸人のスキルを学ぶのではと思ったのですが、古典とも言える落語に関心を持たれた理由が気になりました

自分なりに考えてみたのですが、落語の特徴は「結論が解っている話なのに、お客を引きつけたり、笑わせたりする」という点です

この点が、教科書という、子どもによっては、既に結論を知っている話でも、興味を持たせなければいけないという点で、共通しているのかな?と思いました

また、自分でも経験したのですが、子どもたちが普段から関心を持っているお笑い芸人の話や、真似などをすると、子どもたちの関心が、そっちに行ってしまい、授業が脱線してしまう危険性があると思いました

私が目指したいのは、その日の単元を、子どもたちに解らせたいわけで、別に、子どもたちを無意味に笑わせたいわけではないので、その点では、落語の技術に学ぶべき点は多いのかな?と思いました

「何故?落語だったのか?」について、教えて頂けると幸いです

余談ですが、先日、人間国宝でもある講談師の方の本を読んだのですが、人を引き付ける話術という点で、学ぶ点が沢山ありました

jun24kawajun24kawa2009/02/16 22:31私の大好きな先生の教えです。
http://manabiai.g.hatena.ne.jp/jun24kawa/20020624
技術は不要ですが、技術の向こうにある考えは、『学び合い』においても大事です。

Kyo_TokyoKyo_Tokyo2009/02/16 22:41ありがとうございます

相手に何かを伝えたいという点では、噺家も教師も共通する点は多いと思いました

私が著書を買った、人間国宝の方も、相手に伝えようと思ったら、想いが一番大切だと書いています

私も興奮すると早口になりがちなのですが、内に秘めた情熱で、相手の心に火をつける人間になる事を目指したいです

もちろん、いずれは、集団に火をつける人間になれればと願っています

jun24kawajun24kawa2009/02/16 22:48期待しています。
ポイントは技術ではなく、志です。

Kyo_TokyoKyo_Tokyo2009/02/16 23:08ちょうど今年になってから、昭和の落語のCDマガジンが発売されているようです

私は落語は、全く知らないのですが、先生の日記に紹介されている3人というのは、古今亭志ん生、桂文楽、三遊亭圓生でよろしかったでしょうか?

圓生の落語を聞いて(多分、スキルは理解できないと思いますが。。。)志に触れたいと思います

ありがとうございました

daitouirukadaitouiruka2009/02/17 03:47先生の3名人評、読ませていただきました。
あははは。私の最近の通勤時間はずっと志ん生です。
確かに聞き取りづらい。リプレイすることもよくあります。
そして、私も興に乗ると早口になってしまいます。ひどいことに相手を置き去りにしていることがわかっているのにとまらなくなってしまう悪いくせがあります。よく子どもにも言われ反省し、ましにはなってきていますが、すぐにまた…(苦笑)。
なんせ初めに集め始めたのが枝雀(初めはうるさくて好きじゃないと思っていたのに)なもので、落ち着きがなくなったのかも?(って枝雀師匠のせいにしてはいけませんね。)
私の場合、「話し方の参考になるかな?」程度で正味笑いたいだけで聞き散らかしてきたもので「研究」なんてものでは全くありませんが、今度は円正をじっくり聞いてみます。そしてもうちょっと落ち着きます(笑)。

あっ。大事なのは「志」ということも忘れません。

ところで昨日、オバマ大統領の演説集(CD付き)を衝動的に買ってしまいました。評判なので、私も少しは説得力が付くようにと…ミーハーですね。まだ読んでませんし、CD聞いても雰囲気だけでもちろんさっぱりわかりません(苦笑)。まあ、ぼちぼちと…。

jun24kawajun24kawa2009/02/17 06:37お二人とも期待しています。
もちろんそれは話術ではなく、
ミッション達成を期待しています。

Kyo_TokyoKyo_Tokyo2009/02/17 22:11daitouirukaさんへ

オバマ大統領の演説は、原稿自体は脚本家が書いているそうですが、彼の志が伝わってくる話し方だと思います

今まで敵対してきた勢力に対話を呼びかけたという点で、画期的だし、勇気をもらえるスピーチだと思います

どんな分野でも、志を持った方の魂に触れる事で、自分自身も感化されていくのではと思っています

また、自分自身が志の火を燃やし続ける事で、子どもたちにも何か伝わるものがあるのではと思っています

daitouirukadaitouiruka2009/02/18 05:09ミッションの件、忘れていません。
ちなみに17日はちょうど円生のCDマガジンの発売日で、職場帰りに買って聞きました。やっぱり志ん生より聞きやすいですね。
Kyoさん。
>敵対してきた勢力に対話を呼びかけた
この精神は大切にしたいです。
『学び合い』に「敵対」…ということばは不適切ですね…「反対」したり「疑問点」をいっぱい持っている人に対して感謝の気持ちと敬意を持てないことは『学び合い』の精神に反することですよね。

Kyo_TokyoKyo_Tokyo2009/02/18 23:00daitouirukaさんへ

もちろん、『学び合い』と敵対は意味が全然違うと思います

私は『学び合い』=愛だと思っていますから

オバマ大統領が、今まで争っていた勢力に対話を呼びかけた事は、喜ばしいことだと思っています

世界的な不況の中で保護主義(自分だけ)が強まりつつあるようにも感じますが、一方で国際協調(みんな)を目指す人たちもいますので、そういった人たちの想いが皆に伝わる事を願っています

その点では、世界に大きな影響を及ぼす国であるアメリカのリーダが対話を呼びかけた事に期待をしています

09/02/15(日)

[]追伸 06:03 追伸 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 追伸 - 西川純のメモ 追伸 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 何度も書いていますが、あらためて書きます。私は異学年学習は単なる学習法のバリエーションとは考えていません。『学び合い』の様々な面をさらにパワーアップでき、さらに簡単に実現するものです。しかし、それをはるかに超えたものがあります。それは、教師の『学び合い』を実現するものです。おそらく、日本の抱えている全ての教育問題を一気に解決するスーパーカードです。

[]自慢 05:57 自慢 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 自慢 - 西川純のメモ 自慢 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 私は優れた教師をいっぱい知っています。人間的な面はもちろんですが、子どもを見取る能力や子どもをコントロールする能力、教材の幅や深み・・・、最初から、その方を乗り越えようなんていう考えを放棄するぐらいの方々です。まあ、その方の能力を「活用」させていただければいいのですから。あははは。

 でも、私には一つだけ優れた能力があります。夢を見る能力です。多くの人が絶対に不可能であると思うことを可能だと信じられます。それも微に入り、細にいり、その状況をリアルにイメージ化できます。昨日、異学年学習に関して、Kanさんと、K閣下に熱弁をふるっていました。お二人は「う~ん」と首をひねっています。そこで、さらに熱弁をふるいます。その時です。Kanさんが、「先生、異学年を最初にやったのはKさんですよ」と言いました。そうでした、我がゼミで異学年を最初にやった人はKさんでした。そして分かりました、ふたりとも首をひねっているのは、学校の中にどう位置づけるかでした。

 でも、それが至極簡単であり、二人がどのような形でそれを実現するかをリアルにイメージ化できます。だから、そんな「う~ん」なんて言わずに、「了解です。あと2週間お待ち下さい」と言えばいいのに、と「軽く」考えます。だって、お二人は「とても」有能な方ですから。ふぉふぉふぉ

 以上の同文を、全国の有能な同志に発信します。私には来年には異学年学習が我々の中では、ごく当然の実践となり、5年以内に日本中を席巻することがリアルにイメージ化できます。

09/02/14(土)

[]試験結果 17:44 試験結果 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 試験結果 - 西川純のメモ 試験結果 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 Kanさん、K閣下とも合格です。当然です。西川ゼミなんでうから。ふぉふぉふぉ

[]試験 08:12 試験 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 試験 - 西川純のメモ 試験 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 本日は、Kanさんの博士候補認定試験とK閣下の博士最終試験があります。リラックスしている顔をしていますが、緊張しているようです。

kogapon7kogapon72009/02/14 18:15西川先生、昨日はありがとうございました。
Kanさんも、K閣下も魅力的な方ですね。
昨日の飲み屋では笑いすぎて、周りの人がすこしひいていました!
別府行き、楽しみです!

jun24kawajun24kawa2009/02/14 19:48楽しかったね。
自慢話、期待しています。

makine45makine452009/02/14 21:58Kanさん、K閣下、合格おめでとうございます。嬉しいです。
またどこかでお会いできる日を楽しみにしております。

kirikiri2009/02/14 22:43西川先生,関係する皆様,本当にお世話になりました。このご恩は,袖の下で,フフフ。

jun24kawajun24kawa2009/02/15 05:30まあ、袖の下は期待できないので、肉体労働で返してもらいましょう。フォフォフォ

ながたくながたく2009/02/15 16:34おめでとうございます。
ぼくも大学院に行きたいなあ。

jun24kawajun24kawa2009/02/15 23:28待っています。まず、手を挙げましょう。

09/02/13(金)

[]ビックフィシュ 22:53 ビックフィシュ - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - ビックフィシュ - 西川純のメモ ビックフィシュ - 西川純のメモ のブックマークコメント

 長い出張でいいのは、途中で映画と観ることです。ビックフィシュという映画を観ました。息子を持つ人は観ると良いと思います。

 生まれてからずっと、頭と頭をくっつけて息子の添い寝をします。昨日は、咳があったので用心のため頭をくっつけませんでした。そうすると、「お父さん大好き!」といって、私の腕を引っ張り、それをだっこして眠ります。毎日と同様に、「神様、仏様、ご先祖様、感謝します」と心の中で唱えます。

 やがて息子は成長します。そして、私を疎ましく思うでしょう。きっと、その時も息子を愛しているでしょう。そして、自分がした父親への仕打ちを思うでしょう。そして、息子が次の段階まで進むまで長生きしたいと思うでしょう。

 私の父親は、映画の父親と違って、過去を語りませんでした。語るべき過去が悲惨だったんだと思います。その父親は、「純、人間の価値は何で計れるか分かるか?」と小学生ぐらいの私に言いました。私は分かりません。父親は「葬式の時、何人、泣いてくれるかだ」と教えてくれました。それは正しいと思います。でも、それだけではありません。

 その人の死後、その人の死を忘れるだけの幸せが家族にあり、同時に、思い出して泣けるだけの思い出がある、それが価値だと思います。ビックフィッシュの最後の30分間は泣けます。そのための1時間半です。父を思いながら、寝ます。

[]楽しい 22:15 楽しい - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 楽しい - 西川純のメモ 楽しい - 西川純のメモ のブックマークコメント

 本日は、K閣下、Kanさん、コニー、こがぽんさんと私の5人だけで3時間以上飲みました。楽しかった。とても楽しかった。

 コニーは嫌がっていましたが、頭をなでなでしました。こがぽんさんたちは握手しました。なんとはなしにの私のルールですが、定職(ご本人がそうおもったら)に就く前はあたまをなでなでします。定職についたら握手です。

 定職の同志の話はエネルギーを得られます。ありがとう。

 でも、頭なでなでがないと、教師のエネルギーは足りない。ありがとう。

[]チョコ 07:47 チョコ - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - チョコ - 西川純のメモ チョコ - 西川純のメモ のブックマークコメント

 朝、一緒に学校に行っている女の子より息子はチョコをもらいました。照れまくっていました。あ、私は昨日、修士2年の人たち(一人は男です。あははは)から、チョコをもらいました。親子共々、よかった、よかった。

[]新聞 06:43 新聞 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 新聞 - 西川純のメモ 新聞 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 小さい頃から朝新聞を運ぶのは息子の仕事です。1年ぐらい前から、テレビ欄を見て好きな番組を確認するようになりました。しかし、最近は1面から3面をじっくり見ています。今日、「新聞に何が書いてあった?」と聞くと、「北陸新幹線のことが書いてあった」とのことです。読んでいるようです。

 私は小学校2年の時は新聞はテレビ欄以外は読んでいなかったと思います。

ybhdv7ybhdv72009/02/14 00:19今日はありがとうございました。
おかげさまで元気がでました!!

はははははっ(笑)
来年はなでなで→握手に移行できるようにします(笑)

jun24kawajun24kawa2009/02/14 06:34君の場合は、定職についてもなでなでにしようかな
あはははは
期待しているよ

09/02/12(木)

[]楽をしましょう 22:29 楽をしましょう - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 楽をしましょう - 西川純のメモ 楽をしましょう - 西川純のメモ のブックマークコメント

 教師の同志へ

 苦労して本を読む必要はありません。読んで楽しい本を読みましょう。つまらない研修会に行く必要はありません、楽しい研修会に行きましょう。吸収できないからつまらないのです。いくら牛には食べられたとしても、牧草を我々は食べられません。小中高で学んだ時期と違って、我々は毎日、毎日の仕事があります。吸収できないものを、吸収できるまで食べ続ける時間はありません。今、美味しいと思うものを食べましょう。

 徹夜して教材研究する必要はありません。早めに寝た方が良いに決まっています。たった1時間の授業のために、何日も睡眠不足で子どもの前に立つのは失礼です。プロの仕事とは、毎日の仕事を一定レベル以上に維持し続けることです。

 そんなことより、教師バカしましょう。親バカと同じです。教え子の自慢で花を咲かせましょう。教え子の作文や、教え子の写真を見せあいっこして自慢すれば良いんです。そして、「学校に行くのが楽しいね」と言い合いましょう。もし、苦しんでいる人がいたら、黙って聞きましょう。アドバイスしたとしても、結局答えの出せるのは当人だけです。そして、一人で聞くのではなく、みんなで聞ける集団を作りましょう。

 私は教え子のために、自らを犠牲にする教師を尊敬できません。ましてや、表に出ない家庭をないがしろにしていると予想される言動があると大嫌いになります。我々が第一に考えるべきは家族です。家族をないがしろにして、何が教え子でしょうか!そんな教師の教育論には無理がある。子育て放棄した母親の育児論ってあるとおもいますか!

 私の大好きなある実践者に「あなたのやっていることは、あなただけが出来ること。あなたが、それを当然のように書くと、そうしなければならないと思う人が生まれます。それを注意しなければ」と言ったことがあります。その方は、「でも、先生は出張で全国を回っているじゃないですか」と言われました。私は、「役回りで今そうだけど。あなたもそうだよね。でもはやく、そうしなくてもいいようになるよう準備しているよ。そして、そういう私たちが、苦労せずに楽しなければならないと声高に言わねばならないと思う。」と言いました。

 楽(らく)して、楽(たの)しんで、誇り高い教師人生を歩める道はあります!それを後輩に保証しましょう。それが我々の老後を保障します。

[]明日 17:42 明日 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 明日 - 西川純のメモ 明日 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 明日は大阪で同志の方々と飲める。いっぱい自慢話を聞いてエネルギーを補給したい。

[]ぶれない 17:39 ぶれない - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - ぶれない - 西川純のメモ ぶれない - 西川純のメモ のブックマークコメント

 「スイカが大きすぎて丸ごと食べられない」と言われたら、「包丁で切って食べましょう」と言うでしょうね。「バットでたたき割りましょう」と言う人はいないでしょう。「ドアを引いても開かない」と言われたら、「押してみたらどうですか」と言うでしょう。木槌でたたき壊しましょう」とは言わないでしょう。もし、「あなたはいつでも、スイカが大きすぎるときには、包丁で切って食べましょうと言いますよね」とか、「あなたはいつもドアを引いても開かないときは押すことを勧めますね」と言われ、「発言にぶれがない」と褒められたらどうでしょうか?

 私は『学び合い』に対しての質問に対する応えは一貫してぶれません。今日、ゼミ生から褒められました。でも、当たり前のことを言っているだけです。基本的には「学校教育は大人になること、すなわち、多様な人と折り合いをつけて自らの課題を解決できる人になることを目的としている」と「子どもたちは有能である」という二つの考えの帰結です。たいていの人は、問題を複雑に考え、細かな点が気になりすぎです。しかしそうではなく、まず大づかみで現象を捉え、それを上記の二つの考えで解釈します。そして、その結論に基づき、細かいところの整合性をとればいいのです。そうすればぶれるわけ無い。

 もちろん、偉そうなことを言っている私も、私のクラスである西川ゼミに問題が起これば、問題を複雑に考え、細かなところを気にしてしまいます。人の子ですから。でも、その先には解決はないことは分かっているので、しばらくすると基本に戻ります。そして、罠にかからないように、知る必要のないことは積極的に知らないようにしています。そして、教師のすべきポイントに限って注意します。

 つまり、問題の全体像を捉えて、ことの軽重を素早く判断し、重要な問題にエネルギーを費やすべきだと言うことです。○さんへ

daitouirukadaitouiruka2009/02/12 23:41学校内に同志ができたので、最近顔を会わせるたびに「いい話、ありますよ。」とにこにこして言い合っています。あやしい勧誘員みたい(笑)。

toshimtoshim2009/02/13 00:52先生の「たった1時間の授業のために、何日も睡眠不足で子どもの前に立つのは失礼です。プロの仕事とは、毎日の仕事を一定レベル以上に維持し続けることです。」に全く同感です。
私はかつて1時間の授業のために、半年間以上費やすはめになった経験があります。そして(当然のごとく)結果は散々でした。指導者が「年に数回こういう苦労して準備した授業をすることが大事です。」と言われたのが更に追い討ちをかけました。「本当にそれでいいの?」と。
私も年に数回の120点の授業よりも、日々の80点の授業の方が大事だと思っていました。そして、更に私が120点を目指す授業は大抵60点になりました。トホホ。

tomkicktomkick2009/02/13 06:01「教師バカ」しましょう!
いいフレーズやなぁ。ぐっと来て,ウルウルしました。

jun24kawajun24kawa2009/02/13 06:39daitouirukaさんへ
我々は幸せの勧誘員ですよ!
toshimさんへ
その馬鹿馬鹿しさを、ちゃんと言葉にして周りの人に伝えなければ。あほらしい連鎖は我々が断ち切りましょう。
tomkickさんへ
バカ教師と教師バカは、バカ親と親バカとの違いぐらいに違います。あはははは

bunbunbunbun2009/02/13 08:38昨夜のクラブは瞬間最大人数20名(参加時間もフリーなもので)。集団としても一皮むけた感じで、なんとなく幸せな1時間30分を過ごしました。
私は、大楽をめざしてやっています。

jun24kawajun24kawa2009/02/13 08:45まだまだ!
もっと、もっと!

bunbunbunbun2009/02/13 09:56当然!

nokogirisounokogirisou2009/02/13 20:28「教え子のために、自らを犠牲にする教師を尊敬できません」全くです。やはり仕事は楽しくしなければ。遅くまで職場に残ることや、休日に職場に来て「大変さ」を自慢しあっても仕方がないですね。すべての仕事は無理してやるのでなく、喜んでやって継続していきたいものです。
「プロの仕事とは、毎日の仕事を一定レベル以上に維持し続けること」この言葉、しっかり受け止めそういう仕事をしたいと思いました。

jun24kawajun24kawa2009/02/13 21:38bunbunさん、nokogirisouさん
この言葉を誇り高く言える職場を作りましょう。
期待しています。

Kyo_TokyoKyo_Tokyo2009/02/15 02:44一見するとつまらないなと思えるような仕事でも、そこに楽しみを見つける事が出来れば、更に楽しくなれるかな?と思いました

「夜と霧」ではないですが、周りから見ればつらそうな状況でも、そこに楽しさを見つける事は可能だと思います

一方で、同僚がつらそうにしている時は、何も言わずに寄り添ってあげる事も必要なのかな?と思っています

いつもありがとうございます

jun24kawajun24kawa2009/02/15 05:32大正解!
とくに最後の部分ですよね。
楽しくなるには、周りが大事ですから。

Kyo_TokyoKyo_Tokyo2009/02/15 08:02ありがとうございます

私は

「自分だけが笑っている」

のも

「周りだけが笑っている」

のも嫌です

みんなで笑えるように、周りと折り合いをつけていきます

元気が出ました

ありがとうございます

daitouirukadaitouiruka2009/02/15 09:45「勧誘員」のことでもう一つ(笑)。
昨日、保険の勧誘員さんとお話をしたのです。
私は初めて
「保険って大切だな、この人はいい仕事しているな。」
と思わされました。
今までは内心(うまいこと言って…)という気持ちがぬぐいきれませんでした。(実際一度ひどい目にもあっているのです。)
昨日お会いした勧誘員さんの何が良かったのかというと、私達あまりその方面に詳しくない者のかゆいところに手がとどくようなさまざまな配慮もありますが、なにより、その保険のデメリットの部分をしっかりと伝えてくれたことです。
世にある「説得術」の本にもよくあることですが、やはり大事なことなんだなと思いました。
ちなみにその方、国内でも業績トップになってしょっちゅう表彰されている方だそうです。自分で言っていました(笑)。
「『学び合い』、いいって言うからやってみたけどだめやんか。」
という評価を安易に下されないためにも、先日のこのブログにあった教育委員会の方の言葉をきちんと捉えておかなければならないな、と思いました。
『学び合い』の「デメリット」…という言葉は正確ではありませんね…考え方が大事、等の「注意事項」は、きちんと伝えておく方が、ちょっとやってみてうまくいかなかった時の「裏切られた感」はなくなるのではないでしょうか?
かといってあまり脅すと(笑)私のような軟弱な人の敷居が高くなるし…。
勧誘員の仕事って難しいですねー。尊敬します。

いずれにせよ、kyoさんもおっしゃっているように、
「自分だけが笑っている」
なんていうものがうまくいかないのは、商売の世界でも教室でも職員室でも同じことなんでしょうね。
「win-winの関係」っていうやつですか?
『学び合い』をしているときも、多学級あるときに、自分のクラスだけ成果を挙げているぞ!なんて雰囲気を作ってしまったら、総スカン喰らいますよね。
いつも、「この考え方だと、お隣さんも、学校全体も得するでしょ?」ということを見せていくよう心しておかないといけないなーと思いました。
『学び合い』は「みんな」が幸せになることを大切にしているんだから。

jun24kawajun24kawa2009/02/15 12:23イルカさんへ
困ったことに、『学び合い』のデメリットが見あたらないのです。真剣に考えているのですが、思い当たらないのです。もちろん、大変なところや、限界はあるでしょう。しかし、現状の一斉指導と比較したとき、デメリットが見あたりません。あったら教えて下さい。

daitouirukadaitouiruka2009/02/15 14:55私も、誰かにつっこまれた時に反論するシュミレーションのために、必死で「デメリット」を探しているのですが…ないんです(笑)。
あっ。これは?と思っても、私が考えつく程度のことは、すぐ自分で反論が浮かんでくるようになりました。
だから、慎重に「デメリット」という言葉は正確ではないとして「注意事項」にしました。
おっしゃるように、大変なところ(勘違いして運用すると)や、限界はあるかもしれませんが。
ところで「限界」は、今のところ先生はどの辺にあるとお考えなのか、ぜひお聞きしたいです。
手引き書にあったように、学校教育とは全く違った価値観を持った人達に対してでしょうか?
その人達にしろ、教室での『学び合い』に参加しなくても、何か学ぼうとするときにはやっぱり同じようにしそうですよね。
私のクラスで『学び合い』に反対する意見を言いたい子ども達がやはり立ち歩いて『学び合い』をしながら意見をまとめることを求めたように。

jun24kawajun24kawa2009/02/15 23:26最大の限界は同志の数が少ないと言うことです。
現在、多くの人の考えている頭のイメージは「スタンドアーン」つまり、単独のコンピュータをイメージしています。そうなると、知識のある場所も、限界も、そのメモリーの中にあるのです。ところがネットワーク構造が出来上がれば、知識がどこにあるかとか、能力はどれだけかは個々のコンピュータの能力を超えたところにあります。例えば、メールを送ったとき、どのようなコンピュータを経由しているかなんて分かりませんよね。グーグルで検索したとき、そのデータがある場所なんて分からないですよね。あれと同じです。『学び合い』はネットワークの大事さを知っています。ただ、まだ、繋がっているコンピュータの数が少ないのです。

daitouirukadaitouiruka2009/02/16 06:18るほど、わかりました。
と、いうことは「限界ライン」は固定したものではなく、同士が増え、つながっていくとどんどん広がっていくのですね。

jun24kawajun24kawa2009/02/16 06:35はい、幾何級数的にです。

09/02/11(水)

[]出張 18:12 出張 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 出張 - 西川純のメモ 出張 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 今週の金曜日から、大阪泊、西脇泊、東京泊の3泊4日の出張です。家内から「お父さんは、殆ど家にいないね」と嫌みを言われます。が、これが終われば、3ヶ月ぐらい宿泊のある出張はありません。(例外は東京の会です)

[]やっぱ駄目 17:07 やっぱ駄目 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - やっぱ駄目 - 西川純のメモ やっぱ駄目 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 下のメモを書いた直後に、「逆に、『学び合い』はとても難しくて、苦しい研鑽と、たぐいまれなる才能が必要だ」といった方が分かりやすいかなと思いました。そして、『学び合い』プラチナ、『学び合い』ゴールド、『学び合い』シルバー、『学び合い』カッパーなどを設け、家元制度みたいにするのです。でも、やめました。方便としても良くない。何故かと言えば、『学び合い』の考え方に反するからです。だって、『学び合い』プラチナが希少だからプラチナの意味を持ちます。しかし、『学び合い』では全員が達成することを大事にしますし、出来ると信じることが大事です。だから矛盾します。ということでやめました。あはははは

[]出来る人 16:49 出来る人 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 出来る人 - 西川純のメモ 出来る人 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 かつて私は「教職経験5年未満の人は読まないでください」と本の帯に書きました。その当時から、『学び合い』が出来る出来ないは教職経験で決定できるわけではないと思っていましたが、まあ、経験が無い人は無理かなと思っていました。しかし、愚かでした。そんなの関係ありません。

 『学び合い』は非常に簡単です。でも、その簡単さが理解されず、ひねりすぎたりします。また、多くの教育論では建前論では語られるが、実際の実践では無関係な部分が『学び合い』では大事です。しかし、それが理解されず、建前論だと思って抜けます。これが『学び合い』を失敗する最大の理由です。でも、今後、『学び合い』を実践できる人の数が多くなれば、口伝が出来ます。そうなれば、多くの人に分かってもらえるでしょう。しかし、現状では基本は自分で理解しなければなりません。

 イルカさんのコメントに「中途半端な表面の技術だけマネしてみて「『学び合い』はだめだ」なんて言う人が、これから必ず現れて来ます。」とありました。そうだな~っと思います。とても癪です。だから、今後の講演では、私の今までの経験に基づいて、以下のように語ろうかな~っと思います。

 現状で『学び合い』を会得するにはいくつかの能力が必要です。

 第一は、メリハリのある指導によって人を動かす能力です。『学び合い』が出来る先生と出来ない先生は、その教室にいくと分かります。直ぐに出来る先生のクラスは笑いが絶えません。でも、先生がガツンと言うとピンと緊張が走ります。でも、それが暗く、暗くならず、また笑いが起こります。ところがなかなか分かってもらえない先生のクラスは静かなんです。しわぶき一つしないというような状況です。きつく、きつくコントロールしないと、子どもはコントロールできないという先生の場合は、なかなか出来ません。逆に、いつまでもフワフワしていて、叱るべきところで叱れない人も難しい。きつすぎても駄目、緩すぎても駄目、メリハリのある指導がある人は『学び合い』を直ぐに実行できます。この手の指導の姿は、教職経験が何年たっても固定的です。ちなみに、採用直後の学生さんでも上記が出来る人がいます。例えば、一定以上の学生さん達をコントロールして、何かを達成した経験のある人の場合は、上記に準じます。

 第二は、自分の教室に、自分には合わない子、自分が捨てている子がいることに気づける能力です。『学び合い』をして、子ども達が悪くなったという先生がいます。100%は子どもを見る能力のない先生です。『学び合い』によって子ども達の中にある闇を見えやすくすることは出来ますが、『学び合い』によって、それまで無かった闇が生まれることはありません。子どもを見る能力のある教師の場合、一斉指導においても、それが見えます。つまり、自分の話を聞いている子ども達の中に目が死んでいる子が少なくないことが見えます。自分が特定の子どもを捨てていることに罪悪感を感じます。そんな教師であれば、『学び合い』をすれば、そのような子が徐々に救われていることに気づけます。

 まとめます。現状において『学び合い』は全ての人が出来るわけではありません。二つの能力が必要です。第一は、メリハリのある指導によって人を動かす能力。第二は、自分の教室に、自分には合わない子、自分が捨てている子がいることに気づける能力。この能力が二つあれば、確実に、4週間以内(1週間以内も可能)に『学び合い』は初期段階から充実段階に発展するはずです。その能力の一つだけあれば、時間がかかりますが(時には1年間)『学び合い』を実践できるようになります。その際には、既に実践している人と繋がることが望まれます。

 そして、二つとも欠けている教師の場合は、現状ではかなり困難です。おそらく、教師の2割以上が『学び合い』を実践できるようになったときに、根本的な改善が成されます。

 いずれにせよ、同志各位が身近な人で、最初に誰に伝えるかを判断するときに考慮してください。我々は、みんなを大事にして、「その人」を切り捨てることはありません。しかし、「その人」に拘らず、集団の中で解決します。

追伸 つまり、中途半端な表面の技術だけマネしてみて「『学び合い』はだめだ」なんて言う人がいたら、「『学び合い』にはメリハリのある指導によって人を動かす能力と、自分の教室に、自分には合わない子、自分が捨てている子がいることに気づける能力の二つが必要なんですよ。あなたには無理なんですね~・・・」と嫌みったらしく言うでしょうね。あはははは

追伸2 上記に関わらず、管理職が積極的に否定している場合は、しょうがありません。しかし、その場合は、自分の職場以外に目を向けることが大事です。出来ないこともありますが、現状でも出来ることはいっぱいあります。それを見いだせなければ、いかなる職場においても、「●●だから出来ない」と合理化するだけになってしまいます。無理せず、政治をしてください。

ybhdv7ybhdv72009/02/11 17:00とってもよくわかります。
『学び合い』の手引書等に過度に囚われずに
「できるためにはどうしたらよいか」を常に自分の頭や同僚・仲間と考えることが大切なんですよね。

jun24kawajun24kawa2009/02/11 17:08そうそう!
手引き書は手引きなんだから。資料を読むだけではなく、自分で考え、人と語り合うことが大事です。

bunbunbunbun2009/02/11 18:41昨年の春、地元小学生のスポーツクラブを飛びだして、自分のクラブを始めたものの、近所の中学生の一人が続けて来てくれるぐらいで、多いときに2~3人、時には誰も来ない体育館から一人、暮れていく外の景色を眺めるだけで終わったこともあるような状況が数ヶ月続きました。
結構つらかったです。
でもその間、宴会などあらゆる機会に(PTAの役員をしている関係で、教育関係者などとの宴会が多かったのです)いろんな人に、自分が何をしようとしているのかを話すことだけはし続けていました。
その後、いろいろな縁もあり、今では、毎回10人を超える人数が集まるようになりました。
話し続けたことは、どれも直接的に結果を生み出すということはなかったと思いますが、今でも、大きな意味があったのだと思っています。
「追伸2」に関連して、コメントさせていただきました。

jun24kawajun24kawa2009/02/11 18:50そこまで行きましたか!
正しいことは分かる人は、必ずいますよね。

Kyo_TokyoKyo_Tokyo2009/02/11 21:23なんちゃって「学び合い」を実践していい気になっていた私は、かなり痛い目をみましたが、ようやく目が覚めつつあります

子どもに言われました

「もっと私達の気持ちを解ってください!!」

「先生のやり方は良いけど、先生の言い方は怖いです!」

「先生は、管理教育が嫌いだって言っているけど「学び合い」の押しつけだって本質的には管理教育と同じですよ!!」

全て、子どもたちのおっしゃる通りでした

自分が田舎で受けてきた、スパルタ教育の弊害から、抜けだすことが出来ずに、形だけ「学び合い」を真似していたようです

同僚の先生方からも、どん引きされましたが、これからは、子どもたちや職員室の仲間、全国の同志達と、真剣に『学びあって』生きたいと思います

西川先生との出会いに感謝しています

(でも、手引書に『学び合い』は簡単って書いてあったのをうのみにした私は、アホでした!!!)

jun24kawajun24kawa2009/02/11 22:05あはははは
もう、あなたは大丈夫ですよ。太鼓判

tomkicktomkick2009/02/11 23:04かんたん!って言ってしまうと,「なんだよ。かんたんじゃね~よ!」って,HOW TO系の人にカウンターパンチを食らってしまいますよね。あと,熱心系の先生には,「そんな簡単にできたらたまったもんじゃありません。私の努力を否定するつもり?」って言われます。っていうか,実際言われてしまいました。(^^ゞ
 家元制度の考え方も面白いですが,多少プレミアム感があるほうが,教師集団も燃える気がしますね。
「いやあ。なんかすごい学校があるんですよ。『学び合い』っていうのを使って,子どもたちが自分で積極的に学び合っているんですって。付属じゃなくて,普通の公立で。若い人ばかりの学校みたいです。なんか考え方が少し複雑らしいんですけど,飲み込んでしまえば子どもがガラリと変わってしまうんですって。でも,うちの学校でもできるかなぁ。あっちは若い先生が多くて,熱意があるからできたんでしょうけど・・・。でも,うちの学校も熱意という意味では負けてませんよね。どうです。少し骨があるみたいですけど,僕たちみんながやる気になれば,できないほどではないとおもうんですよね。興味のある人?やってみません?」
ってな誘い方がいいんでしょうかね。

西川先生に来ていただく1月まで,地道に政治活動中です。ようやく,実践してくれる人が3人になり,興味を持って参観してくれた人が,7にんぐらいになってきました。だいぶ進んできました。レジスタンスの気分です(笑)

jun24kawajun24kawa2009/02/12 06:40あなたは粘り腰の人だとは思っていましたが、政治家ですね。期待しています。

daitouirukadaitouiruka2009/02/12 22:24『学び合い』に苦しい修行がいるかどうかは、西川先生がいつもおっしゃっている通り、子どもではなく教師の考え方がもともと近いかどうかの違いだと思います。
つまり、経験年数ではないということです。
7日の「西川純のメモ」で「そのうちのお一人は、もう、向こう側の遙か先の世界に爆走中です」と紹介されていた、採用2年目の私の同僚は、何の苦もなく私の話を聞いた翌日から手引書も読まないまま実践し、小学2年生の受け持ちの子ども達を全面的に信頼して任せることができ、事実子ども達はとてもいい感じで動いていました。
(その同僚は自分から、「授業見に来ます?」と、私に言ったので、見に行かせてもらったのです。)
また、西川先生が、
「『学び合い』がちゃんと実践できだすと、教師は壁のほうに行って全体を見るようになる。」
と言われていましたが、彼はその話を聞く前にすでにそんな位置に行って見ていたようです。

あまりにも当たり前のように『学び合い』を受け入れていることを、周りからも不思議がられて、彼自身もやっと不思議に思い始めて、先日、母親(専業主婦)に話してみたそうです。
すると、母親はあっさり、
「だって、うちの家族がそうだったじゃない。いろんなこと、きょうだいで考えてみてっていう育て方だったでしょ。」
と、見抜いたそうだった。
彼にとっては、ずっと育てられてきたやり方と同じだったから、何の違和感もなかったのです。
また、彼の小学校高学年の時の担任の先生も、そんな感じの先生だったようです。
かくして、彼はやっと自分のことがわかったようです。
それから2時間ほど最近の教育問題(いじめや人とつながる力の不足やADHDの子との関わり方など)について話したそうです。彼の母親は、民生委員もしているので、いろいろな子どものことも耳に入ってくるそうなのです。
そして彼は母親に、そんな問題を解決する道があるということで、
「今度、授業を見に来てや。」
とまで言ったそうです。(実際、来週来ることになりました。私の目の前で校長に頼んでいましたが、快諾でした。)
頼もしい限りです。

話を戻すと、やはり『学び合い』をするのが苦しいかどうかは、子どもを信頼して任せるに至るまでにどれだけ苦しい思いをするかどうかにかかっているということでしょうか?

ちなみに彼は、叱るときはビシッと叱れるタイプの人です。

私はそのメリハリがうまくできない教師でしたが、ある先輩教師の姿から学んで(というより、育てていただいて)やっとできるようになったタイプです。

「『学び合い』は簡単だ」という説明の仕方は、相手を見て言わないと、相手に自信をなくさせたり、つまみ食い的に実践しようとする人に誤った判断をされたりする危険性はあると思います。

かといって敷居を高くしすぎると、「みんな」ができる教育から遠ざかってしまうし…。

やはり今までのように「考え方さえ理解出来れば」という条件をしっかり付け加えることを大切にしていくということでしょうか。

jun24kawajun24kawa2009/02/12 22:43結局、本では、元々ある人に気づかせる力しかないと思います。「不立文字、教外別伝、直指人心、見性成仏」の禅宗と同じで師匠(別の教師、子ども)から直接伝えるしかありません。だから、本やブログでは様々な表現方法(方便)を用いるしかありません。
それにしても、彼の母親は同志ですね。

09/02/10(火)

[]課題 16:15 課題 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 課題 - 西川純のメモ 課題 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 今、ゼミ生に課題を出しました。

 「1校時のほとんど40分を君たちに任せる。方法は問わない。子どもたちと一緒に、誤解している学生さんが納得するビデオを作成する。」です。

 期待しているよ、と言って部屋を出ました。今頃、頭はフル回転のはずです。

[]良い悪巧み 12:06 良い悪巧み - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 良い悪巧み - 西川純のメモ 良い悪巧み - 西川純のメモ のブックマークコメント

 本学の学部に生の授業を見ようという演習があります。一人あたり2回を担当し、そのうち1回は学校現場に行って授業を見ます。最終回(私はそこにはいません)には、色々な授業を見て印象深い授業が議論になりました。結果的に『学び合い』が一番印象的なため、『学び合い』対一斉指導の比較になりました。その中で、『学び合い』のデメリットが指摘されました。

 私の知る限り、一斉指導に比べて『学び合い』のデメリットはありません。これは、小学生でも分かる単純な理屈で証明できます。が、理解と納得は別物です。そこで考えました。今月16日にS県の小学校に行きます。『学び合い』の提唱者の顔を見たいという子どもの希望に応えた訪問です。そこで、上記に対する疑問を子どもたちにぶつけ、応えてもらおうと思います。そして、そのビデオを学生さんに見せたらいいと思いました。

 百の理屈より、子どもの姿です。

enablerenabler2009/02/10 17:24このビデオぜひ見たいです。
よろしくお願いいたします。

MugenMugen2009/02/10 18:21先日の研究会でもそうでしたが、子どもの生の声が一番インパクトありますね。
子ども達がどのように応えてくれるのか、想像しただけでワクワクします。

jun24kawajun24kawa2009/02/10 19:06enablerさんへ
 高いよ~。ふぉふぉふぉ
Mugenさんへ
 そうでしょ。考え方を変えればいくらでも出来ることがありますよね。

honjo-kidshonjo-kids2009/02/10 23:00初めまして。ご多忙の先生に16日に訪問していただく予定になっていますS県の小学校の一保護者です。楽しみにお待ちしております。

jun24kawajun24kawa2009/02/11 07:40honjo-kidsさんへ
私も楽しみに、楽しみにしています。ワクワクします。

09/02/09(月)

[]埼玉の会の速報 16:32 埼玉の会の速報 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 埼玉の会の速報 - 西川純のメモ 埼玉の会の速報 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 埼玉の会の速報です。以下の通りです。みんなで学び合いましょう!

第3回『学び合い』を学ぶ埼玉の会について

 開催日 2009年6月6日(土)

 会場  本庄早稲田リサーチパーク

 日程  13:00~16:50 西川純上越教育大学教授講演・『学び合い』に関するいろいろな報告などを予定しています。

     17:00~19:00 自由参加の懇親会(本庄早稲田リサーチパーク内のレストランが会場です。)

http://www2.ocn.ne.jp/~kamisato/saitamanokai.htm

[]保護者の力 16:53 保護者の力 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 保護者の力 - 西川純のメモ 保護者の力 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 『学び合い』のクラスの子どもたちには多様な保護者がいます。中には議員の方もおられます。『学び合い』を、我が子を通して、我が孫を通して理解された保護者の議員が、それを広げたいと思うのは当然です。ある自治体の議会での教育委員会の答弁は以下の通りでした。

 『(いじめ・不登校の解消を向けた今までの取り組みを説明したあとに)「授業に『学び合い』を取り入れることについて」でございますが、議員ご指摘の通り、『学び合い』の利点は、お互いの学び合いの中から集団の質が高まり、お互いの良さに気づき、尊重することから、学びの質が高まり、学力が向上するばかりでなく、いじめがなくなる等の相乗効果があることが報告されております。『学び合い』に取り組んだ学校からは、子どもたちの人間関係が良くなり、意見を聞き合えるようになったという報告があり、子どもたちからは、『学び合い』は楽しい、『学び合い』はわかるようになるなどの感想も聞かれ、結果として、テストの点数もよくなったという成果も報告されております。しかし、その反面、課題も報告されております。教員の中途半端な理解のもとに行われる安易な実践では、一斉指導の規律が緩くなり、先生の話を集中して聞くことが出来ない状況が生じるという報告もございます。また、授業時間は、自分たちの自由な時間だといった誤った認識が子どもの中に形成され、集団の崩れを引き起こす危険性もあると考えられております。こうした『学び合い』を授業に取り入れるためには、学校での慎重な検討と教員に対する研修が必要であると考えます。教育委員会といたしましても『学び合い』については、今後研究を重ね、いじめ・不登校の解消に繋げることが出来るか検討して参りたいと考えておりますので、ご理解をいただきたいと存じます。』

 非常に前向きな答弁をいただけたこと、本当にありがたく思います。同時に、教育委員会の方々が危惧している点に関して、我々がちゃんとサポートする体制を整える必要があると思っています。

 さて、日本中の保護者・教師・子ども・その他様々の立場の同志に紹介します。保護者は我々の同志です。我が事として『学び合い』を考えてくれます。そして、保護者は教師には出来ないことが出来ます。ワクワクします。

o4dao4da2009/02/09 17:40よさ、改善点を的確に書いてありますね。以前、心理の本で長所と改善点の両方があることで説得しやすいという記述を読んだ気がします。使わせていただきます。

jun24kawajun24kawa2009/02/09 18:56どうぞ、どうぞ
だからアップしています。

abematuabematu2009/02/09 19:32この教育委員会の答弁。すばらしいですね。
特に、「しかし、その反面、課題も報告されております。」以下の部分が素晴らしいです。
よくありがちですが、表面だけをなぞって、失敗するということがあります。
「学び合い」において、失敗してしまいそうな例をきちんと把握し、提案しているところ、ステキだなと思いました。

ながたくながたく2009/02/09 20:10保護者にアプローチできる本ができるといいですねぇ・・。

so-riso-ri2009/02/09 21:00議員さんのお話、すごいですね。ただ、一点、「一斉指導の規律が緩くなり、先生の話を集中して聞くふりをすることが出来ない状況が生じる。」の方が正しいような気がします。

jun24kawajun24kawa2009/02/09 21:53abematuさんへ
だから、我々は気を引き締めなければと思います。
ながたくさんへ
今、考えているところです。
so-riさんへ
どあはははははは

inoueinoue2009/02/09 22:21埼玉の会のご案内ありがとうございます。当日の西川先生のお話も楽しみにしています。

jun24kawajun24kawa2009/02/09 22:47あのリンクに、リアルタイムで情報発信して下さいね。

bunbunbunbun2009/02/10 12:26私のクラブでも、早めに迎えに来ている保護者(達)と会話をしたりして、クラブの様子などを伝えていく必要があると、最近思っています。(その辺りなにぶん淡泊なもので・・・)
それともう一つ。
あ。私も(教師でないと言う意味で)、学校生徒を子に持つ保護者の一人だった。

jun24kawajun24kawa2009/02/10 12:44遙か彼方から、期待しています。

09/02/08(日)

[]本日 16:13 本日 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 本日 - 西川純のメモ 本日 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 本日は朝5時半に起き、6時に品川を出て、9時半に家に着きました。それから、息子とスキンシップをして、昼飯を食べ、大学に行ってたまった書類を嵐のように処理しているところです。

sakusaku2009/02/09 09:23おはようございます。はなっこりーさんに教えていただきこのようにコメントを書くことができるようになりました。先生にお会いする前も、先生に直接アドバイスをいただいた後も、実は正直に申しまして自信がわいてきてワクワク状態に…という状態ではありませんでした。しかし、あれから先生の本を読み返したり、いろんな方のブログを見て、自分の考え方を振り返ることが少しできたような気がします。そして、今日からまた、自分にできることは何かな?(もちろん生徒の邪魔をしないように)と考えて行動していきたいと思います。少しワクワクしてきました。
やってみたいことはいろいろありますが、まずは家にインターネットをひくことからかな…と思っています。本当に恥ずかしい話ですが…

jun24kawajun24kawa2009/02/09 10:20まってるよ~ん

09/02/07(土)

[]感染力 21:50 感染力 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 感染力 - 西川純のメモ 感染力 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 5泊6日の出張もあと一日です。今日は朝から高知大学附属小学校の理科部の講師として参加しました。とても良い会でした。新たな同志にも出会い、嬉しかった。終了後、直ちに高知空港に移動し、東京に着き、今日は東京で一泊です。この出張を通して『学び合い』の感染力が確実に強くなっていることを感じます。

 例えば、学校としての取り組みの強力さを感じます。やりたくない人は、『学び合い』の凄さに出会っても「○○は出来るかも知れませんが、私のクラスでは出来ません」と言います。その○○は、低学年、中学年、高学年、中学校、高校、国語、算数・数学、・・・と様々ですが、ようは、自分は出来ないと言いたいのです。ところが、学校で全学年で取り組み、様々な教科で取り組んでいるならば、そんな言い訳は効きません。

 さらに、子どもが自分たちの学びを、自分たちの言葉と行動で示すことの強力さを感じます。そのことは最近のブログでも紹介しました。本日、ある特別支援の同志からメールをいただきました。

特別支援の分科会では、当然(でも、これを出来るのは子どもを信じている『学び合い』なればこそですが)、特別支援の子どもが自分たちの学びを、居並ぶ先生方の前で発表します。その中の一人が、なかなか自分ことを言えませんでした。結果として、数分間沈黙が続きました。しかし、先生方は子どもを信じて、先回りした手助けをしません。すると、奥に座っていた子が,「Zくんが言えないなら,私たちが名前を言ってあげて,その後にZくんに言ってもらえばいいんじゃない?」と言い出したんです。みんなは「それがいいね。じゃあいくよ。さんはい…」「ぼくのなまえは○○です」と,みんなとZ君は一緒に名前をいうことができました。

 その方は、「フリートークが,すでに『学び合い』だったんです。Z君が困っているのはみんな知っている。Zくんの先生は助けない。だったら,わたしたちでZくんを助けてあげよう!と。西川先生が図工室にお見えになられる前,そんなすばらしいフリートークが特別支援の子どもたちで行われていました。そして,一番待てなかったのは,先生たちでした。子どものすばらしさ,可能性,優しさに感動した僕はどうしてもそれを西川先生にお伝えしたく,メールをしてしまいました。』と、自慢メールをしてくれました。

 さて、同志各位にお伺いします。特別支援の研究発表会の時、子どもがみずからの学びをみずからの語りで語ったことを聞いたことがあるでしょうか?そして、上記のような巧まざるドラマをごく普通に見せた研究発表会があるでしょうか?この感染力の強さを感じます。

 また、今回、高知で合った同志は、11月8日の大阪の会がきっかけです。その直前に、ある人から『学び合い』の本を紹介し、直ちに、大阪の会に参加し、直ちに実践し、納得されました。今回、その方の同僚3人の方もお会いしましたが、既にトライされている方です。そのうちのお一人は、もう、向こう側の遙か先の世界に爆走中です。また、その方に『学び合い』を紹介された方にもお会いしましたが、なんと、管理職でありながら、その中で実践中なんです。びっくり。なお、言うまでもないですが、昨晩「も」歴史は夜作られました。

 現在、日本全国で『学び合い』の会が開かれています。もちろん、全ての方に伝え切れているわけではありません。しかし、会に参加後、ほんの数ヶ月で身近な人に広げるような人が生まれているんです。そして、その方が『学び合い』の会を開けば、爆発的です。少なくとも大阪の会を開くことによって、四国の数十人の子どもたちを幸せにしています。

 以前、不謹慎ながら、『学び合い』をエイズに似ていると書きました。それはなかなか感染しないが、発症すると不治の病である点が似ていると思います。しかし、現在は感染力がアップしているので、空気感染でも発症するようになりました。まるで、悪性の鳥インフルエンザです。でも、ハッピーな感染であるというのが違いです。

中国・四国・九州の関係各位に深く感謝し、敬意を表します。

追伸 朝一番で家に帰る電車に乗ります。

09/02/06(金)

[]同志 23:07 同志 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 同志 - 西川純のメモ 同志 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 本日は朝一番に佐賀の小学校に移動し、授業を観ました。レベルの高い『学び合い』です。その後の協議会でも、『学び合い』を学校の柱とする方向性が見えています。昨日、今日で、2校の小学校、2校の中学校を観ました。そして、それ以外の学校レベルの同志がいることが分かりました。そして、その学校の同志以外にも、初対面の同志の方々にいっぱい会いました。本当に、層の厚さにビックリします。

 直ちに飛行機で移動し、高知に着きました。そこで、多数の同志に合いました。ビックリです。そして、同志にいつも通り、志の高さの意味と、なすべきことを語り合いました。高知も変わります。

[]対話 23:07 対話 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 対話 - 西川純のメモ 対話 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 現在の手引き書の前は、仰々しく奥義書というものがありました。その最初には、何故、『学び合い』のノウハウを長い間書かなかった理由を書きました。理由は誤解が起こるからです。『学び合い』は考え方です。しかし、それを伝えることは困難です。具体的な方法を書けば、ノウハウ的に理解される。私は『学び合い』を誤解されることが怖かった。だから、長い間、ノウハウを書きませんでした。しかし、ある時から、誤解を生じることを理解した上で、ノウハウを書きました。それは、デメリットとメリットを比較したとき、メリットが大きいと判断しました。そして、手引き書の最初に考え方を書きました。そして、方法は方法に過ぎないことを何度も、何度も書きました。でも、誤解が生じることは予想していました。誤解する人が悪いのではありません。しょうがないのです。

 私はゼミ生に研究には3つのことが必要だと言います。一つは、資料を読むこと。二つは自分で考えること。三つは、人と語り合うこと。この三つのうちの一つでも欠ければ良い研究は出来ないと言います。

 この4日間だけでも、膨大な人から質問を受けました。それは課題の設定だけでも膨大です。そして、一人の人の質問だって、バリエーションは膨大です。一つのことを納得してもらうだけでも、複数のエピソードを交えた説明をしなければならないのです。さて、これを手引き書に書くとなるとどうなるでしょうか?気が遠くなるほどの量になります。現在だって百七十ページを超えます。その2倍でも足りないでしょう。そして、それだけの量の書いたとして、それを読んでくれる人がどれだけいるでしょう。本日も、手引き書の短縮版だけしか読んでいませんという方に合いました。でも、その方は問題なく実践しているんです。

 結局、本質的な解決には対話が必要なのです。その人の悩みの背景を聞き出し、その人の理解を深める説明を手探りで語ります。私は人からの質問に誠意を持って回答します。時間の関係で返答が短い場合もたまにはありますが、相手からの質問に返信しなかったことも、私から打ち切ったことも、一度たりともありません。聞かれたことに関して、誠意を持って回答しています。たとえ時間を費やしたアドバイスメールに返信がないという失礼な経験を山ほどしてもです。でも、それでも限界があります。

 結局、自分の頭で考えるしかありません。例えば、「課題設定はどうしたらいいのでしょうか?」という質問への本当の答えは、「分かりません。私はその場にいるわけではありませんから。『学び合い』の考え方で、自分の頭で考えて下さい。」というのが正しいです。私が出来るのは、その手がかりを与え、考え続ける手助けをするだけです。でも、そうであっても、私は質問には応えますし、文章を書きます。なぜなら、質問する方は同志であり、その同志が変わることによって救われる子どもが数万いると考えているからです。

 『学び合い』の考えは正しくとも、方法は影です。私の語る方法は方便に過ぎません。だって、例を挙げずに考え方だけを言えば、禅問答になってしまします。方法には一つの答えなどはありません。みんなとの対話の中で、その場の最適解を探りましょう。少なくとも、私はつきあいますよ。

[]アドバイス 07:44 アドバイス - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - アドバイス - 西川純のメモ アドバイス - 西川純のメモ のブックマークコメント

 昨日のKyoさんの質問に応えます。まず、昨日のメモのコメントを読んで下さいね。

 もし、自分のクラス(私だったら西川研究室)の子どもから同じようなことを聞かれたら以下のように言うでしょうね。

 「あはははは、そんなこと私が分かるわけないよ。あなたがどのようにしたらいいか、それをわかるのはあなただけだよ。自分の頭で考えなさい。」

 と、一度は突き放すでしょうね。でも、それでは可愛そうです。第一、問題を個の問題としてとらえるのではなく、集団の問題としてとらえるのが我々の作法です。子どもは集団となったとき有能となります。

 そこで、自分のクラスの子どもを集めて、そのような悩みを受けたことを語ります。そして、それは一人の問題ではなく、みんなの問題であることを語るでしょう。そして、以下のように語るでしょう。(つまり、今、このようにしているようにです)

 「これは真面目に考えてくれるみんなの悩みだと思います。だから、みんなに語ります。みんなのためという高い志で物事を考えられるようになると、そのみんなの力を得ることが出来ます。たから得です。でも、その「得」を感じられないと歪みが生まれます。滅私奉公、自分はどうでも良いからみんなのため、というふうに考えて続けられるのは、せいぜい1ヶ月半程度です。それ以上になると馬鹿馬鹿しくなります。イライラすれば人に当たります。そんなのは自分にとってもみんなにとっても良いことじゃない。アドバイスです。

 人にはいろいろなレベルの望みがあります。個人的な望み、家族の望み、比較的狭い隣人の望み、自分の属している学校の望み、県・国・世界レベルの望み、などがあります。それらをばらばらに考えるとロスが多い。それらを関連づけるようにするといいんです。それが折り合いです。それが大人として生きるためには大事です。自分や家族のレベルの望みと、高度の望みが矛盾しそうになれば、それを関連づけ、加減して下さい。

 もう一つあります。それは、みんな、です。高度な望みを達成するためには、みんなでやるしかありません。決して自分一人で解決できるわけはない。みんなでやれば良いんです。私はみんなに期待しています。」

 と語るでしょうね。子どもに対してのアドバイスも、大人に対してのアドバイスも同じです。あはははは

追伸 まあ、西川研究室の場合だと、「わたしゃ○○を達成せよとは言いましたが、あなたが達成せよとは言ってはいませんよ」と嫌みったらしく、ニヤニヤ語るでしょうね。あはははは

[]教祖様 07:44 教祖様 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 教祖様 - 西川純のメモ 教祖様 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 昨日の飲み会で、ある方と話したとき「教育に教祖様はいらない」ということで意気投合しました。

 教祖様が生まれるのは、関係する人が自分の頭で考えることを放棄するためです。あらゆることには、その背景となる考えがあります。例えば、私は「クラス全員のテストの点数、80点以上」という課題を例として挙げます。しかし、何度も書いているように課題は何でも良いんです。極論すれば「鼻くそをうまくほじれるようになる」でも良いんです。ただし、前提として、子どもたちにその課題の意味が理解できる(これは鼻くそ課題はクリアーできます)、そして、子どもや関係者(例えば保護者)に納得させることが出来る(こりゃ、鼻くそ課題ではかなり難しい)の二つが大事です。この考えが理解できていれば、「クラス全員のテストの点数、80点以上」をその場の状況に応じて変更できるんです。ただ、多くの人にわかりやすく、納得させやすい事例として「クラス全員のテストの点数、80点以上」を上げているに過ぎません。言うまでもなく、業者テストなんて鼻くそのほじりかたと同様に、その子の人生を決定するものではありません。

 教祖様が生まれる原因は、教祖様の言動に原因があります。

 例えば、1+1は2であるという数の体系を構築することは蓋然性が高く、汎用性も高いものです。だから、それは「そうだ!」と断言しても問題は少ないと思います。しかし、2桁の足し算の筆算で、どのようにやるかは多様です。それをたった一つの方法として強いるのは問題です。さらに、それに反抗することを許さなくなったら、教祖様です。まあ、健全な立場の対立は望ましいものです。しかし、対立する人の意見を封殺したり、組織から排斥したりしようとしたら、教祖様と言うよりファッショですね。まあ、『学び合い』に関しては、それが不可能になっています。だって、だれもネットで発言することは封殺できません。それに排斥しようにも、固定的な組織が全然無いんですから。あはははは

 まあ、教祖様になる人も悪い人ではないんです。詐欺師はいざ知らず、人は人の腹を見通しますので、悪い人は教祖様にはなりにくいはずです。ただ、どんな人も年をとります。年をとると、忠告できる人が、死んでいなくなるという大きな問題が生じます。年をとり、自分の言っていることを、何も考えずに従う人を取り込み、それ以外を排斥し始めたら衰退があります。科学という宗教の良いところは、それが相対的に少ないという点です(まあ、学派という教祖様はありますが)。そいうふうにならないためには、愛嬌が大事です。愛嬌がある人は、若い人からも、「優しく」注意されますから。

 ちなみに私は教祖様にはなりたくありません。だって、大抵の教祖様は迫害され、最後には刑死した人もいます。わたしゃ嫌だ。

 人は関係の生物です。学校だって、若手・中堅・ベテランがいます。若手は走り回り、中堅は頭を使い、ベテランはほほえみます。それが美しい職員室の関係です。それぞれのいずれになるかは絶対的な年齢や能力で決まるのではなく、相対的な関係の中で決まります。例えば、40代以上の先生ばかりの学校では、三十九才の先生は若手で、運動会では走り回らなければなりません。残念ながら、私は若手・中堅を兼ねるような位置にいます。そして、年間、2ヶ月ぐらいは講演のために家を空けなければなりません。そして、講演のために過激な発言をしなければならず、そして、その時、私をにらみつける人の視線に耐えねばなりません。私としては、教祖様にはなりたくないが、優秀な若手・ベテランにあふれる学校のベテランの立場になりたいと思います。つまり、物理的に汗をかくような仕事を殆ど何もしなくても物事が進みます。それでいて、ニコニコしているだけで、いい人に思われます。憧れます。あははははは

追伸 まあ、私が手をかざした壺や水晶玉が高値で売れて、最後まで警察に捕まらないならば、教祖様も良いですが、あははははは

tontan2tontan22009/02/06 10:51>「学び合い」はテストを目標にすべきではない
 
これを書いたのは、西川先生の意図に反して、多くの実践者がなやんでいることにあります。
最低点80点とれないとうちのクラスは学び合いのどこが悪いんでしょうか?
テストの話をするとだんだんクラスの雰囲気もいやな感じになります。
テストの点数をとるための授業でいいのでしょうか。
 
多くの先生方からこのように相談されるのは「偶然」ではないと思います。「学び合い」はどこを目指すのか、それを多くの実践者は、確かめたいのだと思います。

jun24kawajun24kawa2009/02/06 22:25了解です。
メモにアップします。

Kyo_TokyoKyo_Tokyo2009/02/07 06:58西川先生へ

アドバイスありがとうございました

自分自身の問題に関しては、ご指摘通り、自分で考えて行動をするように致します

私も、頭でっかちな人間なのですが、まずは行動をしてみて、その上で、自らが進むべき道を決めていきたいと思います

また、みんなに関係する事については、良く相談をしながら、物事をすすめていきたいと思います

ありがとうございました

tontan2さんへ

はじめまして

私も子どもたちに100点を強要しすぎたため、大失敗をしてしまいました

詳しくは本日の日記に書きますが、『学び合い』は難しいなと実感しています

お互いに頑張りたいですね

jun24kawajun24kawa2009/02/07 08:02100点は方便に過ぎません。
加減したり、変化させたりして、対応すべきなのです。
その基本は、何のために学校があるか、です。
点数なんてくだらんもんです。
ただ、点数が示す集団の質が意味があります。

tontan2tontan22009/02/07 08:14対話しかないということでしょうか。
ただ、現状のテストが、「記憶」→「再生」であるかぎり
それに価値を見いだすことはできません。
そこに多くの人が縛られないで、子どもの学びを(子どもの力を)
解放してあげられることを切に願っています。

Kyo_TokyoKyo_Tokyo2009/02/07 08:49tontan2さんへ

横から失礼します

確かに、私が担当している算数のテストも、ほとんどは暗記で済む問題ばかりです

(なので集団との関わり合いが苦手な子は、一人で黙々と暗記をしているか、他の子と雑談をしています ← あまりに迷惑な場合は、みんなに「注意しないの?」と大声で語ります)

一時期は、社会に出た時に、本当に子どもたちに役立つ学力をという事で、パズルばかり皆にやらせていた時期もあります

確かにパズルも盛り上がるのですが、同僚の先生や、保護者が一番納得するし、記録に残るのは、業者テストだと思います

また、暗記中心のテストでも、「全員が100点」という高い目標を掲げた場合、そこには、戦略が必要になると思います

ミスをしがちな子をどうフォローするかや、教科書のどこから、テストが出るのだろうかといった事を、子ども同士が予測したりすることです

また、出来ない子を、一生懸命教え続けることで、出来る子は、コミュニケーション能力やプレゼン能力、ディベート力など様々な能力が身につきます

そうして、皆で支え合う事で、「他者に対する思いやり」という私が一番、教えたい事も、自然と子どもたちは、学んでいくのではと思います

教科書1つで、これだけ多くの事を学べるだろうと、最近、ようやく気がつきつつあります

(でも実践するのは、本当に難しいです)

お互いに頑張りたいですね

jun24kawajun24kawa2009/02/07 13:00tontanさんへ
テストに価値を見いだせない人がいて、テストに価値を見いだす人もいます。方法は多様な方が良い。対話を通して、多様な方法を伝えて下さい。期待しています。
kyoさんへ
 色々とトライして下さい。子どもの姿をとおして学べばいいのです。

tontan2tontan22009/02/07 15:06>kyoさんへ
 
テストを目標にしても、よい「学び合い」はできることでしょう。
でも「学び合い」の力があれば全く別の授業ができます。
未来の日本を力だと思います。私はそこを目指したいですね。
>jun24kawaさん
テストが非常に「分かりやすい」のはよく分かってるつもりです。
「学び合い」を始める戦術としては、最適だと私も思います。
だからこど「その次」について、語りが必要なのかと思っています。何にしろ、対話が必要ですね。

Kyo_TokyoKyo_Tokyo2009/02/08 10:25西川先生へ

ありがとうございます

色々試してみて、子どもの反応を見て、駄目なら他の方法を考えます

東京にいらしたとの事ですが、お会いできずに残念です

3月の新潟の会にはお邪魔したいと思っています

先生のマシンガントークは元気が出ますし、各地の同志との再会も楽しみです

tontan2さんへ

おっしゃる通りです

私も未来の日本を創る人材を育てたいと思っています

なので、ついこの間までは、夢を持つ事の大切さや、社会に出た時に大切な力について、子どもたちの前で熱く語りました

でも、最近ようやく気がついたのは、子どもたちにとっては、将来もそうですが、今が一番大事だという事です

(もちろん、私自身にとっても、今を1日1日大切に生きる事が将来につながると思っています)

なので、最近は、たまに将来の事を語りつつも、まずは今出来ることから始めようと語っています

(子どもたちに将来の夢を持てなくさせたのは、私たち大人の責任なので、それは仕方ないと思っています)

テストでも、音楽でも、スポーツでも何でも良いのですが、今、彼らの目の前にある目標に全力で向かわせる事が、彼らが将来自分の夢に向かっていく原動力になると思っています

また、今、私が置かれている状況も関係します

子どもたちの前で

「学力を上げよう!!」と目標にして、反対する親はまずいないと思いますが

それ以外の目標を掲げた場合、

「そんなことより、うちの子には、勉強だけ教えてくれれば良いですから」

と考える保護者も中にはいると思います

なので、私としては、まずは学力やら、体力その他をしっかりと上げ、子どもたちの人間関係も良い方向に向かう様に頑張りたいと思っています

その上で、将来の目標を持つ事の大切さを保護者の皆さんに語れば、きっと、保護者は見方になってくれると思います

まずは、私自身が、指導要領や学校目標で定義されている課題をしっかりとクリアーして、それから、次の目標を考えていきたいと思っています

tontan2さんの宮城での発表は拝見しました

発表の様子を聞いていて、素晴らしいクラスである事が、伝わってきました

ぜひ、更なる目標のクリアを目指して進んで頂けたらと思います

私の方は、まずは管理職なり、保護者が納得する範囲での目標から徐々に、広げていきたいなと考えています

お互いに頑張りたいですね

09/02/05(木)

[]な、何が起こっているのか??? 22:20 な、何が起こっているのか??? - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - な、何が起こっているのか??? - 西川純のメモ な、何が起こっているのか??? - 西川純のメモ のブックマークコメント

 8時10分に佐賀に着きました。直ちに、指導主事の方々に拉致され、小学校に行きました。先生方の実践を観ました。素晴らしい。とにかく粒ぞろいの実践です。熱く、暑苦しく夢を語りました。直ちに、中学校に行きました。また、先生方の実践を観ました。素晴らしい。教材の蓄積のあるベテラン教師が『学び合い』をやると、こうなるのか、よく分かります。熱く、暑苦しく夢を語りました。直ちに、別な中学校に行きました。先生方の実践を観ました。私の大好きなタイプの先生方です。つまり、お茶目で、子どもをからかうのが大好きな先生方です。悩みながら、良い中学校を作ろうとする学校の姿勢が見えました。熱く、暑苦しく夢を語りました。ホテルに行きました。直ぐに飲み会です。私の初対面の『学び合い』の実践の方々に会います。素晴らしい成果を語ってくれます。目がウルウルしながらも、直ぐに上の上を目指すことを熱く、暑苦しく夢を語りました。そして、最後まで裏方に徹している、同志の指導主事の方々の手を強く握りました。

 私の感想です。喜びもありますが、な、何が起こっているのか???と思います。正直、何が起こっているのか分からないほど、凄いスピードで何かが起こっています。わたしゃ、分かりません。す、凄いです。

追伸 陰の仕掛け人が、裏で色々やってくれています。もっと、スピードアップするはずです。

[]大分県 06:32 大分県 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 大分県 - 西川純のメモ 大分県 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 大分県の人口は120万人です。日本の人口の約1%です。日本中には約100万人の小中高の先生がいます。ということは、大分の小中高の先生は約1万人ということになります。いつものニッパチ理論によれば、その2割の2千人が革新者(確信者)となれば、大分の全ての子どもは、多感な12年間、人に捨てられないと信じられる経験を得ます。素晴らしいと思います。

 約2年前に3人の方が大分から上越の洗脳旅行にこられました。そして同志になっていただきました。それが今では学校ぐるみで同志になっていただいています。もし、この変化を等比級数と考えれば、ラフに言えば、年間3倍です。であれば、来年の今頃は、百数十人になり、再来年は約500人となります。つまり、約3年後には、現在では夢物語のような上記を実現できます。いや、幾何級数と考えれば、もっと短くできます。

 我々には子どもという強い味方がいます。だから出来ます。そのために

 第一に、政治をして下さい。私はアジテーターの役割を現在は演じます。嫌われるでしょうね。でも、同志各位はうまく動いて下さい。どうやるかなんて分かりません。当事者しか分かりませんから。(アジれば嫌われるのは目に見えています。私は嫌われるのが大嫌いなんです。本当はアジテーターではなく、いい人になりたい。静かに座っているだけで、周りの人たちから好意的に私の行為を解釈してもらえるようなポジションになりたい。助けて下さいね。)

 第二に、子どもと同じに「みんな」が大事です。その「みんな」を広くとらえられるほど強力になります。狭い狭い教師コミュニティーで固まらないで下さい。広く視野を広げ、ネットワークを作って下さい。最初は分からない先生はいます。そりゃそうです。ラジカルだから。そのような先生がおられるから日本の教育が安定している。でも、子どもの姿を見とれる教師もいます。直ぐに分かる先生もおられるのです。小中高で交流して下さい。皆さんの教え子を次にお任せする教師、皆さんに教え子を託してくれる教師に広げて下さい。そして、広く日本中の教師とネットワークして下さい。そして、そして、何よりも子ども、教師を仲間と思って下さい。そう考えたとたんに、どんなに教育を豊かに出来るかは、もう、おわかりだと思います。

 第三に、夢は願うことによって叶います。百歩譲っても、願わない夢は叶いません。リアルに信じて下さい。みなさんが信じなければ、みなさんを信じている子どもが変わるわけありません。子どもは教師の心の鏡です。二百歩譲っても、それを信じられたら素敵でしょ!

 では、佐賀に出発します。

g・mamag・mama2009/02/05 08:20学びあいの輪の中に保護者も入れてください。自分の子どもを心のそこから大切にしたいと思っている親は、自分の子どもだけの幸せを考えていたのではいけないことを知っています。

jun24kawajun24kawa2009/02/05 18:24どうぞ、どうぞ、ウエルカムです!
例えばブログなどはいかがでしょうか?
作り方が分かりにくい場合は、我々はがサポートします!

g.mamag.mama2009/02/05 21:33うれしいです!でもブログを薦められるとは思っていなかったなあ。先生の先生ってどんな人?ってことで群馬のセミナーに参加した保護者です。そっくりですね、わが子の担任に。いえ、輪をかけて変ですね~(褒め言葉の一種です)先生って、先ず生きてるって書きますよね(笑)その先生が幸せ感一杯で、楽しそうに生きてたら、子どもだって未来に希望が持てますよね。ブログって気安く作って大丈夫ですか?パソコンの設定は旦那まかせなんですが・・。

jun24kawajun24kawa2009/02/05 21:59あはははは
一度、私にメールをお送り下さい。
細かいところは、サポートしますよ。

kogapon7kogapon72009/02/05 22:34西川先生、九州も熱いですね。
学校ぐるみや地域ぐるみで『学び合い』をするなんて、
うらやましくてたまりません!

jun24kawajun24kawa2009/02/05 22:37その種が蒔かれたのは、たった2年前です。
ということは、大阪も・・・・
ふふふ

Kyo_TokyoKyo_Tokyo2009/02/06 00:33kogapon7さんへ

ご無沙汰しています

うらやましがる必要はないと思いますよ

逆境の中では、自分自身を鍛える事が出来ますから

それに、本当に心の底から願えば、夢は実現するそうですから

お互いに頑張りましょう

Kyo_TokyoKyo_Tokyo2009/02/06 04:05西川先生の日記を読んでの疑問?なのですが

自分の職場内での活動と、それ以外の場所での活動のバランスに悩みます

『学び合い』を真剣にやろうとすると、どんどん子どもが可愛く思えてくるので、平日は、へとへとになるまで頑張ってしまいます

また、初任である自分の立場を考えると、今の時期は、ある意味、職員室にこもって、自分の仕事に専念した方が良いのかな?とも感じます

一方で、自分の仕事の視野を広げるためには、外での活動もしたほうが、良いのでしょうが、どういった活動をすれば良いのか?が悩む点です

現時点での東京の会の準備は、事務的な作業が中心なので、私自身は不得意な事が多く、あまり戦力になっていない状況です

当日の、お世話係や、先日の群馬でのビラ配りは、私の得意分野?なので、そういった活動を頑張れば良いのでしょうか

『学び合い』以外のセミナーに参加して、そこで、ビラを配りまくる

または

月曜の授業の準備をする

土日の時間の使い方に悩みます

長々と、失礼いたしました

何かアドバイスいただけると幸いです

jun24kawajun24kawa2009/02/06 07:46大事な質問なのでメモにアップしました。

g.mamag.mama2009/02/06 11:10チラシなんて配ってる場合じゃないです!世間知らずだなあ先生って(笑)新任教師の授業なんて、親ははじめからあきらめてますよ。正直なところ。でもね、新任教師なのにすごい授業をしてるってことが口コミで広がったら何で?ってことになる。あきらめてた親達が「なんかすごいのよー!新人なのにっ。」てことになったらすごいことになる。保護者の口コミネットワークは怖いぞー。

jun24kawajun24kawa2009/02/06 22:24あはははは
ママさんパワーには、うぶな新人教師は負けますよ。
お手柔らかに、守って下さいね。

09/02/04(水)

[]痛快! 20:52 痛快! - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 痛快! - 西川純のメモ 痛快! - 西川純のメモ のブックマークコメント

 本日は別府南小学校の研究会に参加しました。痛快です!

 授業は全部の先生方の『学び合い』の公開です。実に素晴らしい。レベルが高い!それが全員なのです。痛快です!

 授業の様子をテレビが取材に来ました。研究会が終わった後のテレビでそれが放映されました。痛快です!

 授業後に分科会に分かれました。その柱は、子どもたちとの質問コーナーです。子どもたちの代表に対して、参観者が質問します。それを子どもたちがスパッと返します。ありゃ、教師では出来ないと思いました。痛快です!

 私の日本を変えようという言葉を、私以上に信じられる同志と語れます。痛快です。

 実に痛快です!

追伸 心残りがあります。それは子どもたちへの質問コーナーに残った子ども代表が、特別にセレクションされた子どもだと参観者は思っているようです。そりゃそうでしょう、自分たちの学びをあのレベルで語れる子どもたちに驚くのは当然でしょう。しかし、セレクションしたものではありません。しかし、それが悔しい。だから、子どもたちのすごさのすそのの広さを知ってもらうための仕掛けを来年するそうです。ワクワク!

[]サイン会 20:52 サイン会 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - サイン会 - 西川純のメモ サイン会 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 研究会の前に校長室で雑談していると、3人ぐらいの子どもたちが来ました。用件は、私のサインを欲しいとのことです。ビックリしました。光栄に思い、サインしました。しばらくしたら別な3人が来ました。サインしました。しばらくしたら一人が来ました。サインしました。しばらくしたら4人が来ました。サインしました。授業参観をして、子どもたちが帰る頃になると、子どもたちが私を取り囲んでサインしてくれと頼みました。えこひいきにはなってはいけないと思いましたのでしました。でも、後から後から来ます。中には野球ボールにサインしてくれという子どもがいたので、「私は野球選手じゃないよ」と苦笑しました。その脇で、ぽかんと私を見ている子どもがいたら、周りの子どもが「『学び合い』を考えた人だよ」と言ったとたん、目が変わりました。そして、「サインして下さい」と言い出しました。

 日本全国の人に自慢します。自分たちの学習を提唱した人だと言うことで、サインを求められる教育研究者が何人いるでしょうか?大いに自慢します。

[]鏡 05:40 鏡 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 鏡 - 西川純のメモ 鏡 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 ホモサピエンスの持つもっとも貴重な資源は脳です。その脳の多くを、表情を動かす機能にホモサピエンスは割り当てています。厳しい生存競争の中、無駄なことをするわけありません。表情を動かして食べ物をとれるわけではありません。ホモサピエンスの表情が分かるのはホモサピエンスです。表情を読み取る機能にも脳の多くを割り当てています。つまり、我々は言葉を使わなくても、伝えられる機能を持っています。それを使って、相手の考えをつかみ、それに対応しています。

 私は「子ども、特に出来る子どもは教師の心の鏡」と言います。当然のことです。一斉指導においても子どもは教師の心を見透かします。ただ、一斉指導はそれが見えにくくします。『学び合い』ではそれが見えやすくなるだけです。怖いですね。でも、鏡には良いところがあります。自分を変えれば、直ぐにそれを映してくれます。一斉指導のようにプリントを改善したり、発問を改善したりする必要はありません。ただ、基本の考えにもどるだけのことです。直ぐに変えられます。もし、心配だったら、「ごめんなさい」と頭を下げればいいのです。

 だから、見えやすい方が良いのです。そんなことを昨日語りました。

[]似ている 05:30 似ている - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 似ている - 西川純のメモ 似ている - 西川純のメモ のブックマークコメント

 昨日、家を出発するときの家内との会話

家内:帽子持った?寒いから

私:う、うん。でも、いいよ

家内:荷物にならないから持ってきなさい。あ、ティッシュ持った?

私:う、うん。でも、いいよ

家内:しょうがないな~。まったく○(息子の名前)と似ているんだから。ほら、もっていってね(私の服のポッケにティッシュを押し込む)

私:○に俺が似ているんじゃないよ。俺に○が似ているんだよ。

家内:(呆れる)

 家内は私には強気で語ります。時には「言い方変えろよ~」っと思います。しかし、家内にとっては、私は手のかかる息子なのでしょう。息子に対しての言い方と全く同じです。あははは

Kyo_TokyoKyo_Tokyo2009/02/04 05:48おはようございます

早速、今日から鏡を見ながら笑顔の練習をします!

というのは、半分、冗談ですが、表情には、もちろん眼も含まれますよね?

よく眼が笑っていないという表現を聞きますが、同じような笑顔でも、作られたように感じる笑顔と、心からの笑顔は、違うように感じます

自分自身の素直な感情を表現する事で、心からの笑顔が出せるようになるのかな?なんて最近、思っています

意外と照れ屋な私には、猛練習?が必要なようです

頑張りたいと思います

jun24kawajun24kawa2009/02/04 05:57私も採用1年目はやりました。
それが出来た方が良い。
でも、ようは心から笑えば、Kyoさん独特の笑顔が自ずと生まれます。笑いましょう!

Kyo_TokyoKyo_Tokyo2009/02/04 06:06そうですね

口角をあげると良い、みたいな話は聞いた事があります

私も、今までふてくされて生きてきたので、笑顔の作り方?を忘れていた気もします

でも、自主トレより一番良いのは、先生に習うことだと思います

毎日、ちいちゃな笑顔の天才たちにおかげで、私の笑顔もだいぶ上達?してきたようです

先生方の真似をしながら、笑顔名人?を目指したいと思います

ありがとうございました

jun24kawajun24kawa2009/02/04 20:53期待しています!

osugi-symphonicityosugi-symphonicity2009/02/04 21:14サイン、いいですね!笑
子ども達も『学び合い』は今までと違うということを認識してるんですね。それがすごいと思いました。

jun24kawajun24kawa2009/02/04 23:41今まで、あれだけ多くの人にサインを求められたのは初めてです。まるでスターのようだった。
きゃ~~

F-KatagiriF-Katagiri2009/02/06 08:52片桐です。サインをしている西川先生の姿が浮かびました。
次の機会には『学び合い』手引き書ダイジェスト版を大量印刷してサインをしながら子どもたちに手渡したらいかがでしょう?きっと保護者に伝わっていきますよ。

jun24kawajun24kawa2009/02/06 22:05あはははは
でも、大変だ・・・

09/02/03(火)

[]歴史は夜作られる 23:01 歴史は夜作られる - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 歴史は夜作られる - 西川純のメモ 歴史は夜作られる - 西川純のメモ のブックマークコメント

 山口の同志と飲みました。そして、歴史は夜作られます。

 その中のお一人が言いました、「西川研究室の人の気持ちが分かる」と。

 あはははははは

[]出発 07:03 出発 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 出発 - 西川純のメモ 出発 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 今日から、山口、大分、佐賀、高知へ出発します。各地の同志と飲んで語りたい。『学び合い』に不安のある方も歓迎です。参加希望の方はメールしてね。とくに、山口と高知は、ごくごく内輪です。あ、山口は新山口で今日だから直ぐにね。

MizuochiMizuochi2009/02/03 23:04そう簡単にわかってもらっては困る!
とおもいつつ、山口の皆様の心中お察しします。
間違いなく「同志」です。

kurochan2008kurochan20082009/02/03 23:28今日はありがとうございました。無事に自宅に戻りました。これから明日の会議にかける書類を作ります。子ども達による授業研究会・・・できそうな気がしてきました。

jun24kawajun24kawa2009/02/04 05:43Mさんへ
 あはははは。あなたの場合は、毎日、毎日、これからもずっとですよね。
kurochan2008さんへ
 出来そうな気がするのではなく、出来ますよ。子ども語ってみたら、直ぐに分かります。問題は、子どもに語らない教師に、語ってもらうあたりでしょう。でも、出来ない人に着目するのではなく、出来る人に着目すれば活路は見えるはずです。期待しています。

MucchiMucchi2009/02/04 23:50一晩遅れです・・・初めてお会いできて時間を共有できたこと、大変にうれしく思います。さて、私もがんばっていきます。ブログはもちっと時間ください(苦笑)

jun24kawajun24kawa2009/02/05 05:40まっているよ~
早く一緒にやりましょう!

09/02/02(月)

[]恵方巻 22:06 恵方巻 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 恵方巻 - 西川純のメモ 恵方巻 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 一足早めに恵方巻を食べました。息子は一回り小振りの恵方巻を「黙って」食べきりました。小さい頃は、「黙って食べなさい」と言ってもペラペラとしゃべって食べていたのにです。息子の成長を感じます。

[]アドバイス 22:06 アドバイス - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - アドバイス - 西川純のメモ アドバイス - 西川純のメモ のブックマークコメント

 ある人からアドバイスを求められました。その人の知っている中学生が不登校になり始めているそうです。その子は、「クラスがうるさすぎるため、勉強にならないから」と言って学校に行きたがらないそうです。話を聞くなかで、上記の理由は本当の理由ではなく、本当の理由は、人間関係を築くことが難しいためと思われました。我々の『学び合い』はクラスを変えることによって問題を解決します。しかし、その人はクラスを変えることはできる立場ではありません。従って、どうしようもありません。が、「どうしようもありません」では切ないので、変なアドバイスをしました。決して、学術の裏付けのあるアドバイスではなく、私という個人の経験に基づくアドバイスです。

 以前に書いたとおり、私は壊滅的に対人関係の構築が不得手でした。小中には友達はいませんでした。親から「なんで、おまえは友達がいないのか?」と言われるのが辛かった。高校での友達は一人でした。でも、私が友達を作ったと言うより、その人が私を友達だと思ってくれたというのが正確だと思います。私は友達が欲しかった。しかし、出来ませんでした。理由は私が興味を持っていることを興味を持っている人がいないからです。逆に言えば、多くのクラスメートが興味を持っていることに、私は興味を持てませんでした。だから、話題がありませんでした。ところが大学に進学し、大学院に進学すると、私が興味を持っていることを、私以上に興味を持っている人に出会うことが出来ました。これは、私にとって大きな驚きです。そして、その中で徐々にトライアンドエラーの中で、人間関係形成のNG集を形成し、まがりなりにも社会で生きるすべを学びました。

 私のアドバイスです。無理して学校に行くことを強いない方が良い。むしろ家で一生懸命に勉強して、偏差値の高い高校、偏差値の高い大学に行くことを勧めます。偏差値の高い学校には、自分と同じように人間関係の構築が不得手で、多くの同年齢の人の興味を持つものとは違った興味を持つ人が「相対的に多く」出会う可能性があります。

 変なアドバイスですが、学校に行くことを強いるよりはましだと思います。もちろん、本当は『学び合い』が広がることが本質的な解決策です。

[]洗脳開始 22:06 洗脳開始 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 洗脳開始 - 西川純のメモ 洗脳開始 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 本日から学部新ゼミ生の洗脳を開始しました。約2時間、熱く、暑苦しく語りました。彼らに「日本を変えることを君らは出来る」と語りました。ニヤニヤしていました。「きっと、何言っているんだよ、このオヤジと思っているだろうね。でもね、そのうちに、このオヤジは本気でそれを信じて語っているということが分かるようになるよ。そして、本当に日本を変えられるかも知れないと思うようになるよ。それが、このゼミが君たちに与えられることだよ」と語りました。

[]土作先生・赤坂先生コラボレーション企画 17:46 土作先生・赤坂先生コラボレーション企画 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 土作先生・赤坂先生コラボレーション企画 - 西川純のメモ 土作先生・赤坂先生コラボレーション企画 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 『学び合い』を授業名人のお二人が分析する企画があります。かなり刺激的な企画ですが、お二人からよりよい『学び合い』の姿を示していただけると期待しています。また、企画書にあるとおり、どういうところが誤解を受けるか分析していただけます。

 同志各位にお勧めします。

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「『学び合い』って本当にうまくいくの?」

ベテラン教師が『学び合い』の落とし穴を語る

最近教育現場において注目を集める『学び合い』。『学び合い』を実践すれば授業、学級経営、人間形成など、現場教師としてうまくやっていけるのかもしれません。

しかし、『学び合い』こそが真の教育なのか…?

学校現場において誰しもが実践できるのか…?

「一斉授業」に限界があると言い切れるのか…?

そんな疑問を持ったことはありませんか??

そこで、本講演会では20年近く小学校教員をされている土作彰氏と、同じく20年近く現場に立ち、現在、上越教育大学教職大学院准教授の赤坂真二氏を招き、「教師の役割」とは何なのか、を語っていただきます。

現場の教師から観た『学び合い』とは?

教師の果たすべき役割とは?

教育に関わる者としてもう一度、考える必要があるのではないでしょうか。

〇日時:09年 3月14日(土曜日) 13:00~17:00(予定)

〇場所:京都テルサ(市バス九条車庫前バス停徒歩すぐ)第二会議室(西館3階)

〇対象:教員志望の学生、教員、『学び合い』に関心を持つ方

〇定員:60名

〇参加費:

学生:2000円

社会人:4000円

プログラム:

13:30~ 受け付け開始

13:45~ 開会行事

13:50~14:20 明日から使える実践技!講師:赤坂真二氏

14:25~14:55 これでいつでも授業ができる!講師:土作彰氏

15:00~15:30 「学び合い」の解説 赤坂真二氏

15:35~16:05 『もう一度考える教師の役割』赤坂・土作氏

16:10~16:50 グループワーク『学びの整理→振り返り(これからどうしていきたいかの問いかけ)』

17:30~ 懇親会

〇講師紹介:

・土作彰 先生(奈良県町立広陵西小学校教員、日本教育ミニネタ研究会代表)

・赤坂真二 先生(上越教育大学教職大学院准教授)

〇申し込み:

・nobu.fish@gmail.com

・07054341639 土作・赤坂講演会実行委員事務局 城木まで。

メールの場合は

①氏名

②所属(大学名or職種)

③電話番号

④懇親会の出欠

を記入して送信してください。

※懇親会につきましては京都駅付近で行う予定です。

〇企画主催 土作・赤坂講演会実行委員会

MizuochiMizuochi2009/02/02 18:45先ほど、上記の研修会について西川先生、赤坂先生が大笑いしながら語り合っているのを横で見ていました。
期待しちゃいました(笑)!^^

jun24kawajun24kawa2009/02/02 19:39だめだよ、ネタばらしは。あはははは

09/02/01(日)

[]可愛いさかり 22:53 可愛いさかり - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 可愛いさかり - 西川純のメモ 可愛いさかり - 西川純のメモ のブックマークコメント

 子どもが生まれてから、何度も「今が可愛いさかりだからね」と言われています。しかし、その度に「これからもっと可愛くなります」と反論します。事実そうです。今日も息子と添い寝をしながら、「なんて可愛いんだろう」と思いました。赤ちゃんの時に比べて、ずんと可愛い!そういえば、群馬の会で色々な人に会いました。

 失礼ながら、可愛いと思います。昨年まで西川ゼミにいた現職院生が二人が来ていました。いずれもだいぶやせていました。「ほら~、大学院は楽だって言うことが分かるでしょ。優しい指導教員がいるからね」と言って、脇腹に触らせてもらいました。贅肉がずんと取れています。頭をナゼナゼしてました。本当に可愛い。私の二つ年下(つまり四十代後半)の元ゼミ生は、私に会うたびに、私に自慢をして、私が喜んで涙を流すのを見るのが楽しみのようです。ゼミ生は私が涙もろいことをしっているのでよくやりますが、同志の人もそれを知るとやり始める人がいます。人が悪いと思います。群馬の会を企画した人が、いろいろな自慢をし始めます。しかし、それをちゃんと聞かずに、直ぐにその上を私は期待します。その期待の言葉を耳を遮りながら、でも、それを期待している同志の顔は可愛いと思います。色々な年齢の人が、初々しく、自分の実践の限界を悩み、それを乗り越えている姿は、輝いています。

 群馬の会に集った、赤の他人、それも三十を超え、四十を超え、いや、私の年齢を超えた人を心から可愛いと思います。なれば、我が子を死ぬまで可愛いさかりと思えるのは、理の当然です。

[]一つの考え 09:27 一つの考え - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 一つの考え - 西川純のメモ 一つの考え - 西川純のメモ のブックマークコメント

 新任の同志から、「あなたは新任なんだから『学び合い』という一つに染まらずに、色々なものを学びなさい」と言われています、と聞きました。一部は正しく、一部は間違っています。

 もし、『学び合い』を立ち歩き自由で、教師の発言時間が短い学習と方法のレベルで捉えるならば、そりゃ、その一つに染まらずに多様な方法を得た方が良い。しかし、考え方のレベルで捉えるならば、私は一つに染まるべきだ、と思います。『学び合い』の考え方は、学校観と子ども観です。方法は、その考えを真正面に実現しようとした一つの姿にしかすぎません。

 例えば、「子どもは愚かだ」という考えに「も」染まるべきでしょうか?少なくとも、民主国家においては、それは違法だと思います。子どもも一人の人格の人格として認めなければならないと考えるべきです。例えば、市役所の窓口には、「な~んも」できない人が来ます。だからといって、「市民は愚かだ」と窓口の人は思うべきでしょうか?否です!自分と同等と認めて誠実に対応すべきです。ましてや、子どもを子ども達ととらえたとき、「子どもは愚かだ」という考えは、絶対に誤りです。

 次に、学校観です。圧倒的大多数の教育方法には学校観がありません。何故、それを学ぶかを無視し、とにかく、それを学ぶ方法を議論しています。それっておかしい。学校もそうです。国語を学ぶ意義、社会科を学ぶ意義はあっても、それが学校教育にどのように意味があるかが無い。それが端的に表れるのは、国語の先生と、社会科の先生で、教科のこと(つまり生徒指導関係ではなく)でともに話し合えるでしょうか?残念ながら、難しいでしょうね。

 私は最底辺の高校で教師をやっていました。そのような学校では国語の教師、数学の教師、体育の教師、そして理科の教師が授業のことを語り合えます。何故かといえば、その学校の教師は子どものことを考えているからです。でも、その子どものことと教科内容との関連はあまり考えません。つまり、「この学校の生徒には、理科のこの方程式はあまり意味がない」と私は思っていたのです。そして、授業より、授業の中に織り込む教科内容とは別個の説教(例えば、私が高校生だったときの思い出話)に重きを置きました。でも、それっておかしい!学校教育の目的があり、それを実現するために教科の目的があるはずです。しかし、今は、教科の目的(とかってに教師が思いこんでいる)があり、それを実現すると学校の目的が達成されると考えているようです。例えば、「科学的概念の形成」、「深い読み」、「社会認識の形成」を達成すると、何故、人格の形成がなされるのかを、その教科の専門家以外に説明できる教師がどれだけいるでしょうか?私が高校で教えた子ども達に対して、説明できる教師がどれだけいるでしょうか?我々は、それをすべきだと考えています。私は、そういう考えに、全ての教師は染まるべきだと思っています。

[]フリートーク 09:27 フリートーク - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - フリートーク - 西川純のメモ フリートーク - 西川純のメモ のブックマークコメント

 『学び合い』の会ではフリートークが良くやられています。一般の教員研修会にはない、素晴らしい「方法」だと思っています。しかし、方法にすぎません。その方法の背景には考えがあります。それは、講演会の後の「質問ありませんか?」では実現できない、濃密で気楽な議論の実現です。明らかに、一般の研修会より、多くの参加者は議論することができます。しかし限界があります。

 現在のフリートークは「ミニティーチャー」に近いものです。即ち、教え役を指定した方法です。でも本当は、教え役を指定せず、自然発生で生ずる関係のほうが望ましいのは当然です。つまり、だれがだれにも流動的だし、個々の関係においても教え/教えられが絶えず流動するのが望ましい。が、現状では方便としては良い方法だと私は思っています。

 私は自分が「教え役」をやっているときでも、きょろきょろと部屋の真ん中当たりを見ています。そこには「教え役」を承った人が一人もいない集団がいます。そこで話されている会話こそ、本当の会話だと思っています。

 『学び合い』の会において、『学び合い』のコアメンバーの数がもう少し増えて、そして「みんな」を実現することを課題と与えれば、本当のフリートークが生じるはずです。いや本当はもう既にできるはずなんです。そこで大事なのは、「教えて」という声を上げる側ではありません、「話しませんか」と声をかける側なんです。

学び合い』の成立の初期には分からない子は聞きません。まあ、極めて陽性の子どもは「教えて~」と声を上げられますが、そういう子どもは少ない。本当に助けを求めている子は声をかけられません。教師がその子に「だれかに聞きに行ったら」と提案してもあまり効果がありません。それを打ち破るのは教える側です。教える側が声をかけ、殻を打ち破る必要があります。しばらくすると教え/教えられる関係が流動化します。みんな、という課題がポイントです。

[]管理職の立場から 09:29 管理職の立場から - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 管理職の立場から - 西川純のメモ 管理職の立場から - 西川純のメモ のブックマークコメント

 昨日のメモの続きです。『学び合い』を教師に強いるべきではありません。これって、子どもの『学び合い』と同じです。『学び合い』の初心者の方は、「さあ、みんなと話し合って」とか、「男女で話しあうんだよ」等の、関わることを強い、関わり方の方法を強います。でも、方法を強いれば、やったふりをします。そして、失敗します。

 では、どうするか。それは方法を強いずに、達成すべき課題を求めるのです。例えば、みんなが80点以上をとるというような課題を求めるのです。そして、点数が大事なのではなく、それを実現できる集団になったとき、それはどれほどの意味があるかを語るべきなのです。『学び合い』は強力です。人類の最高の戦略なのですから、教師がゴチャゴチャ方法を強いなくても、困難な課題に立ち向かえば自然と発生するものです。

 学校レベルで『学び合い』を取り組むことを考えている方に、強く提案します。『学び合い』を強いないでください。強いれば、方法のレベルでしか理解せず、そして「みんな」が徹底していなければ失敗する可能性があります。考えが分かっていない人に、『学び合い』が考えである、と言ったって禅問答みたいなものです。ただ、「全て」の子どもに基礎学力の保証と、安心できる学習環境の保証を求めて下さい。それは法で規定されていることですから。そして、それをしっかり評価してください。例えば、業者テストの最低点、そして不登校・保健室への不定愁訴率で評価すれば良いんです。6、7割の子どもが分かる学習法は山ほどあります。数人は不登校になってもしょうがないと諦めるならば簡単です。しかし、全員の基礎学力を保証して、一人も不登校を出さないことを実現するとした、そりゃ『学び合い』しかありえません。

 ただし、この評価は逃げ道がありません。ぬるま湯の評価になれている教師にとっては厳しすぎる。きつすぎれば追い詰めます。そこで「みんな」です。そうすれば、その方も分かってくれます。その教師が分かることは、その教師の課題であるばかりではなく、それ以上に職員集団の課題なのです。そして、方法を会得し、最終的に考え方を理解します。これって、子どもの『学び合い』で、最後まで抵抗する子どもがいる場合と全く同じですよ。

Kyo_TokyoKyo_Tokyo2009/02/01 10:35四月に不惑を迎えようとしている初任の同志です!(未だ迷い続ける毎日です!)

昨日のセミナーありがとうございました

乗り過ごして軽井沢まで行ってしまったので、先生の講演に間に合わなかったのが心残りです(涙!!!

学校での苦労話を、面白可笑しく?皆様にはお話しましたが、徐々に良い方向に向かいつつあります

教務主任は、最初は私の授業に反対をしていましたが、最近は、何も言わなくなりました
先日は「きょう先生の言いたい事は、子どもたちに伝わっているよ」と言ってくれたのが本当に嬉しかったです

指導教官の前では、まだ『学び合い』の授業は出来ませんが、一斉授業でも私が言いたい事は、ある程度は伝えられるし、休み時間や掃除の時間でも『学び合い』の指導は可能だと思っています

指導教官自身が、自分の家庭を犠牲にしてまでクラスの子どもたちの為に頑張ってきた先生なので、いずれは『学び合い』の良さに気がついてくれると信じています

私自身は

『学び合い』=『愛』だと思っていますので、『愛』に染まった人生を送りたいと思っています

しかし、一部の方には

『学び合い』=『教師の指導の放棄』

と映るようなので、その場合は、多少の工夫をしないと、『学び合い』の良さは伝えにくいかなと思っています

子どもの幸せを願えない方には、無理かも知れませんが、そうでない方なら、いずれ『学び合い』の良さに気がつくと思います

さて

フリートークについてですが、群馬の会の方からも、意見を伺いましたが、東京の会を「初心者セミナー」とするからには、フリートークは大事な時間だと考えています

ここでも重要なのは

『出来る子』=『学び合いを既に実践されていて、「みんな」の良さを理解している方』
の動きが重要だと思っています

主宰者の側からの押し付けではなく、いかにして『学び合い』の良さを、初心者の方に伝えるか

そして

会場で孤立してさみしい思いをしている子(参加者)を無くするには、どうすれば良いか
大事なのは『出来る子』の力だと思います

群馬の会の懇親会の席上でもお願い申し上げましたが、既に『学び合い』を実践されている、全国の先生方には、ぜひ3月28日(土)に東京にお越し頂いて、『学び合い』の良さを、初心者の方に伝えて頂きたいです

よろしくお願い致します

長文、失礼いたしました

『学び合い』東京の会  きょう

jun24kawajun24kawa2009/02/01 10:51期待していますよ。
答えは、当事者が出せるものだと信じています。

歌2009/02/01 20:24昨日はお世話になりました。
考え方は一つということ納得です。
ただ、授業のやり方は、教師としてたくさん知っておきたいと思うのです。引き出しはたくさんあった方が、子供たちへの声がけや支援をしやすいと思うからです。
しかし自分自身(教師)が子供たちに声をかけた後に、「今、子供たちの邪魔をしたな~」と感じたことがあることも事実です。何だか迷っています。

jun24kawajun24kawa2009/02/01 21:07「「今、子供たちの邪魔をしたな~」と感じたことがあることも事実です。」ということさえ分かれば良いんです。それさえ分かれば、暴走はしません。
あとね、嫌かも知れませんけど、あなたを見ていると、私の若い頃に似ているな~っと思います。あはははは

daitouirukadaitouiruka2009/02/01 23:01ある方から学んだことですが…

どんなに正義と思えることでも、押し付けないほうがよい。
いや、正義と思えることほど、押し付けないほうがよい。
正義がぶつかり合って行き着くところは、知っての通り。
悪いことなら、押し付けにくいし、相手も堂々と異を唱えることができるが、なまじ反論できないくらいに正義と思われることであれば、相手も腑に落ちないままやらなければならなくなったり、やらないことで精神的に追い込んでしまうことになったり…。


課題は同じにしても実現の方法には選択の自由がないと硬直します。
『学び合い』の考え方の基本なのに。
自分たちの教育研究においては、私もそう思えるのに…。

しかし、教室の子ども達に対しては、気がゆるむと、いつの間にか関わり方の押しつけをしてしまっています。
いやな権威者になっているようです。


焦っているのでしょうか?

同じ「男女が関わるようになる」のでも、教師が押しつけてやらせたのと、自分たちでその必要性を感じて自発的にしたのとでは全く違うのに…。

そんなことに、改めて気付かされました。
ありがとうございます。

ながたくながたく2009/02/02 00:44「あなたは新任なんだから『学び合い』という一つに染まらずに、色々なものを学びなさい」

「あなたは新任なんだから『学び合い』という一つに染まらずに、政治をすることを忘れないようにしなさい」

だと思います。
子どもが一生懸命学び、成績もよく、仲がとてもよく、学校が楽しいと「キラキラ」していれば、文句を言われることは少ないですからねえ・・・。

「うまくやれよ。」といわれた思いはあります。
最近少しずつわかってきました・・・。

Y.MochizukiY.Mochizuki2009/02/02 01:00今週、大分にいらっしゃるのですね。
参加はできませんが、いつかお話をお聞きしたいものです。

jun24kawajun24kawa2009/02/02 08:07daitouirukaさんへ
 我々は子どもを有能と考えています。当然、教師も有能と考えています。長期的に見れば、人々の判断は常に正しいと信じています。
ながたくさんへ
 まさに政治をしてください。それは、今後の人生に常に必要になることですから。
Mochizukiさんへ
 きっと、ご縁がありますよ。あははは