西川純のメモ このページをアンテナに追加 RSSフィード

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08/11/10(月)

[]悲惨 22:26 悲惨 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 悲惨 - 西川純のメモ 悲惨 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 以下で書くことは、誤解されるであろうことは十分に分かっていて、でも、書きます。

 ふと見た広告には、幼い子どもが抱き合っています。それによれば、早くから両親に死に別れ、出産時に死んだ姉の子どもを育てている子どもの姿だそうです。そして、ある基金によって救われた、と結んでいます。子どもが悲惨な状態であることを耐えられない私としては、読むだけで息が苦しくなります。

 さて、その子どもは悲惨なのでしょうか?

 アウシュビッツ拷問連続する実験をした結果によれば、囚人拷問拷問のわずかな合間を「幸せ」と感じたそうです。我々、日本人はガン、脳卒中心筋梗塞によって八十に達する前に死ぬ人が多くいます。では、我々日本人は今の自分たちを悲惨と悲しんで生きているでしょうか?否です。でも、今から百年後の日本で上記の病気が克服されていたならば、その時代の人からは悲惨だと思われるでしょう。これをどう思いますか?おそらく、平均的な日本人平均寿命が三十歳のアフリカ地域の話を聞くと、悲惨だと想像します。

 何が言いたいかというと、他の社会に生きている人間には、ある社会に生きている人間の幸不幸は分からないと言うことです。どんな状態であったとしても、その中で幸せを感じることは出来ます。

 これから書くことを不快に思うかも知れませんが、お許し下さい。

 全世界には、子ども時代を子どもとして過ごせず、若年労働に従事している子どもが多くいます。そして、中年にいたる前に死ぬのが殆どです。そこには若年労働を強いている大人がいます。しかし、その大人は必ずしも悪いことをしているとは思っていません。だって、子どもは「そんなもんだ」と思っているのですから。それを悪だと思っている先進国の人が言ったとしても不快でしょうね。何を偉そうに、と。

 今日本では、義務教育は9年間です。そして実質は高校までの12年間です。その中で、「何故、黙らなければいけないのか?」、「何故、学ばなければならないのか?」の説明をされずに隷属を12年間以上も強いられています。そうして競争によって尻をたたかれ、その結果としてドロップアウトする子どもは続出です。学校教育というシステムからドロップアウトする子どもは10%以下であったとしても、自主的な学習を放棄している子どもは過半数を超えているのではないでしょうか?

 私も高校教師時代、悪意はありませんでした。いや、善意に満ちあふれていると自信を持っていました。でも、結局、私はやさしく若年労働を強いている大人と同じなのです。個々人は悪意はないことは十分分かっていても、言葉に刺が多いのは、上記の理由なのです。

tontan2tontan22008/11/10 23:18自分の過去も全く同じです。
今でも「本当にこれでいいのか」常に自問しながら、
「隠れた悪」になっていないのかどうかを不安に思います。
それを確実に確かめるすべはありませんが、
「子どもの姿」だけがその答えを導いてくれるのではないでしょうか?

o4dao4da2008/11/10 23:22みんなですよね、みんな

きょう@東京きょう@東京2008/11/10 23:47大阪でお会いした「きょう」です

セミナーでは貴重なお話を有難うございました

今回の日記ですが、とても考えさせられる内容でした

アフリカや東南アジア等の悲惨な状況を知るにつれ、日本がそういった状況にならないように、子どもたちにしっかりと教育をする必要があると思っていました

(同時に、そういった恵まれない世界の子どもたちに、少しでも優しい人間に育ってくれればとも思いました)

しかし、私が現在やっている教え込みが、発展途上国で子どもを強制労働に従事させている大人と変わらないと指摘されたことは、とても反省しなければいかないことだと思いました

私自身は学校の勉強は好きではなかったのですが、読書が好きで昔から、自ら学ぶことの喜びは知っていたつもりです

子どもたちに学ぶ楽しさを教えるために教師になったのだから、再度、心を入れ替えて子どもたちにどういった授業をするべきなのかを考えたいと思います

大切な事に気がつかせて頂いてありがとうございました

この日記は何度か読み返して、更に考えさせて頂きたいと思います

jun24kawajun24kawa2008/11/11 22:17コメントありがとうございます。
本日のメモは、我が身を正すためのメモです。
私には力がない。
いっしょにやりましょう同志!