西川純のメモ このページをアンテナに追加 RSSフィード

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08/11/04(火)

[]専門教育 15:05 専門教育 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 専門教育 - 西川純のメモ 専門教育 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 本日、ある同志から「ピアノの専門教育に『学び合い』が有効かということに関して説明が出来なかった」との相談を受けました。そこで、改めてメモります。

 まず、専門教育はピアノのような芸術に限りません、スポーツにもあります。また、数学のような学問においてもあります。また、あらゆる職人の世界も同じでしょう。

 さて、そのような専門教育は『学び合い』で出来るかということを聞かれたら、私は「もちろん!」と応えます。いや、「『学び合い』以外に専門教育は出来ない」と応えます。でも、「教科書○ページから○ページ」というのが『学び合い』だと思っている方だと、「そんな馬鹿な・・・」と思うでしょうね。でも、そうです。説明します。

 専門教育をやっている方に聞きます。何をしていますか?おそらく、口ごもるのではないでしょうか?「曰く言い難い」と説明にならない説明をするのではないでしょうか?でも、現在やっていることを言葉にしてください。おそらく、専門教育の圧倒的大多数の時間は基礎的なトレーニングに費やされているはずです。そして、本当の専門教育はそれらをのぞいた時間でやっているはずです。同志だったらご存じの通り、『学び合い』をすれば平常の学習の3分の2の時間で課題を達成できます。さらに2分の1以下の時間で課題を達成できます(理論的背景の簡単な説明は「手引き書」にあります)。従って、『学び合い』をすれば基礎的トレーニングの時間を短縮し、本当の専門教育に費やすことが出来ます。それだけでも効果は絶大です。このあたりは分かりやすいですよね。

 次に「専門教育」です。専門教育をやっている方に聞きます。基礎的トレーニングをのぞいた時間に何をしているでしょうか?おそらく、口ごもるでしょうね。簡単に説明できるような明示的カリキュラムで記載できるのは基礎的トレーニングの段階までで、それを超えたものは明示的カリキュラムで記載できるようなものではないのです。では、どうやって専門家は専門家になるのでしょうか?それに関しては正統的周辺参加という考え方が手がかりになります。

 それによれば、決まり切ったカリキュラムで学ぶのではなく、実際の仕事の中で学ぶのです。例えば、私は理学部の生物物理の研究室に所属しました。そこでの圧倒的大多数の時間はシャーレに寒天培地をつくり、培養し、カウントし、寒天培地を廃棄し、シャーレを洗浄するという単純作業です。それを当時講師の先生の研究を手伝いながらやりました。実際に高価な加速器を使って陽子やX線をイースト菌に当てる実験も手伝いましたが、それ以上に、一緒にシャーレ洗浄をしました。そこでは、色々な話を、延々とします。その中で、生物学を研究するとは何か、生物学では何を「善し」として、何を「悪しきもの」と考えるのか、そしてその考え方に従った研究生活、家庭生活はどんなものかを学びました。専門家の専門家たるものは、総合的な知識・技能であり、優れて価値観だと思います。それらは文化といわれるものであり、文化は本では学ぶことは出来ず、実際に生活している人を通してしか学べません。そして、そのような人が関わっている集団の、そのただ中に浸ることによって獲得できるものです。つまり異学年の『学び合い』に他ならないのです。

 では、専門家の教育はどうしたらいいか?それは、まず、基礎的なトレーニングは「教科書○ページから○ページ」レベルの『学び合い』で「ちょちょい」と終わらせるのです。そこから後は、異学年の『学び合い』で実際の仕事をさせるのです。私の学部においては「イースト菌に放射線を当てたときの遺伝子修復機構の解析」でした。ピアノの場合は、実際にコンサートをやらせるのです。もちろん、最小学年は演奏できないでしょう。裏方でその年は終わりとなるかも知れません。でも、自分がこれから数年かけて学ぶことの意義を知ることになり、それによって基礎トレーニングの学ぶ意義を学ぶことになります。そして上級生、教員との対話を通してピアノとは何か、ピアノでは何を「善し」として、何を「悪しきもの」と考えるのか、そしてその考え方に従った演奏生活、家庭生活はどんなものかを学ぶことになります。そして、それは学年を重ねるごとに、同じ対話から吸収されるレベルが高まります。

 自分の職場に置き換えれば簡単でしょ!

[]蕎麦 13:02 蕎麦 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 蕎麦 - 西川純のメモ 蕎麦 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 私は蕎麦が大好物です。しかし、出張中は蕎麦ではなくラーメンを食べます。理由はおいしい蕎麦が食べられないからです。出張に行く場合は、大抵は人口10万人以上の町で、多くは県庁所在地です。そういうところの蕎麦は美味しくありません。理由は蕎麦というのは本来は米の代用食です。そのため、米がとれるようなところでは蕎麦は栽培されず、蕎麦文化が生まれません。そして、私の出張に行くようなところは米のとれるようなところです。ちなみに私の住んでいる上越も米どころで、蕎麦は美味しくありません。(県庁所在地レベルだと、金をいっぱい出せば美味しい蕎麦を食べられるところはありますが・・・・)

 が、長野や中越の山間地には蕎麦の美味しいところがあり、休日はよく行きます。色々食べましたが、私が好きなのは「戸隠」です。ということで天気の良かった日曜日はそこに行きました。が、みんな同じことを考えるのですね、大混雑でした。11時頃についたのですが、行きつけの店の場合は、食べられるのは夕方頃と言われました。そこで、一番混雑する中社ではなく、宝光社近くの地元の人が知っている美味しい店に行きました。いつもは混雑しないその店も並んでいました。1時間以上待って食べた新蕎麦ですが、納得できませんでした。家内と、「これだったら絶対●●の方が美味しいね」と期せずしてユニゾンしました。

 上越は米どころですので蕎麦は美味しくありません。しかし、平成の大合併で上越市に合併された「町」に美味しい店があります。地もとの人には有名ですが、私の知る限り、その手の紹介本には出ていない店です。ということで、大抵、並ばずに食べられます。昨日、悔しかったので月曜日は●●に行きました。新蕎麦祭りということで、いつもより込んでいましたが並ばずに食べられました。注文して、それほど待たずに食べられました。味は戸隠を超えています(つまり、その他の地域をも)。香りが良い。それも値段が安い。戸隠の行きつけの店の3分の2の値段で、1.5倍の量が食べられます。その日は「特特盛り」を食べましたが、死ぬほどの量です。色々なところで食べましたが、「私的」には総合的にはここがベストだと思います。そのベストな店が家の「そば」にあるんです。ちゃん、ちゃん♪

追伸 そこはどこかは秘密です。混むと嫌だから。ちなみに更級系では、この前の出張で行った山形駅近くの店が美味しかった。ただし、値段は高級品でした。