西川純のメモ このページをアンテナに追加 RSSフィード

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08/09/23(火)

[]何を求めるか? 17:10 何を求めるか? - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 何を求めるか? - 西川純のメモ 何を求めるか? - 西川純のメモ のブックマークコメント

 昨日の研修会で質問を受けました。それは、「みんなが関わることを求めると、みんなが関わるが、成績には関係するのか疑問だ」という疑問です。『学び合い』を実践している人、また、学校でも同じような誤解をしている場合が多いので改めてメモります。

 多くの先生方は心の成長(人間関係作りも含めています)と学力を分けて考えます。そして、学び合いを心の成長のためだと考えている方がおられます。そういう考えで『学び合い』に入った方や学校の場合は、その「しっぽ」を引きずる場合が少なくありません。そのような人や学校は、『学び合い』では「みんなが関わること」を求める一方、学力(具体的には業者テストの点数)を求めることが弱い。それでは学力が向上しないのは当たり前です。だって、教師が求めていないのですから。

 子どもたちは関われば得るものは多いと思います。しかし、それが業者テストの点数とは限りません。もし、業者テストの点数が上がらないとおたおたするならば、テストの点数を求めればいいと思います。

 もう一つ、大事なことがあります。初心者の方にとって課題設定はかなり難しい。いわゆる玄人の人もうなるような課題で、かつ、子どもにも分かる課題というのはかなり至難の業です。そのような人にとって業者テストの点数というのはベストの課題だと思います。つまり、業者テストを求めないと、『学び合い』が成立しない危険性が高いのです。

 さて、最初の語りでは『学び合い』の考え方を子どもたちに語ります。そこには心の成長と学力を両方語ります。そして「みんな」を理解してもらます。しかし、ごく初期の段階(まあ、2週間程度までは)はどちらかというと「関わる」ことを強調します。しかし「関わる」ということは非常に曖昧です。そのため、「関わる」ことを強調することでは「みんな」の徹底はかなり困難です。「みんな」を徹底させるには業者テストの最低点の全員がクリアーしていないという事実を突きつけるしかありません。

 『学び合い』で業者テストの点数が上がらない分けはありません。点数が上がらないのは、教師が求めないからです。ただし、我々が求める業者テストの点数は、一般の学力だけの実践とは根本的に違います。我々は平均点ではなく最低点を重視します。なぜなら「みんな」を大事にしているからです。それが崩れれば、『学び合い』ではありません。

追伸 言うまでもなく、また、何度も繰り返しているように、私は業者テストの点数なんて「へ」だと思っています。しかし、これ以上に子どもが分かり、親御さんにもわかり、同僚にも分かるような学力の評価方法を知りません。私は断言できますが、いままでに、一般的に認められる学力の定義をした人は誰一人としていません。