西川純のメモ このページをアンテナに追加 RSSフィード

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08/09/19(金)

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 上越のある先生が社会科の『学び合い』で悩んでいました。その方は算数では『学び合い』を成立させています。今年度、一念発起して社会科でも『学び合い』にトライしました。1学期の結果はまずまずです。しかし、まずまずの結果(つまり一斉指導と変わらない成績)ということは、『学び合い』が成立していないということです。『学び合い』が成立しているならば、明らかな向上があるはずです。それは、その先生も感じています。現象は以下の通りです。

 一番出来る子が動き始めるのが25分程度です。そして、殆どの子が動きません。何をしているかと言えば、ノートをまとめるに精一杯なのです。そのため算数の時間の様子と全然違います。

 私の知る限り、『学び合い』をやっていて成績が上がらない理由は二つしかありません。(あと一つは、その教師は『学び合い』をやっていると誤解している、というものがありますが)第一は、課題と評価が一致していない場合です。これではなさそうです。第二は、簡単な作業をやらせすぎたため、学び合う時間を確保できない場合です。これです。

 そこで、「先生は社会の勉強でノートをきちんと整理することが勉強になるとお思いでしょう?」と確認すると、やはりそうでした。その先生は社会が大好きな先生です。自分が好きな教科、得意な教科の場合、自分に合った方法が万人にあった方法であると考えがちです。この先生はノートを整理することが良い方法だと思ったので、意識せずとも、それを求めたと思われます。

 そこで、社会科が何故嫌われるかを説明し、言葉を理解することの重要性を理解していただきました。そして、ノートを整理することが必須事項ではないことを納得していただきました。これで十分です。教師が理解すれば、それは教師の言動に表れます。また、ハッキリと語れば、直ぐに効果が現れます。社会科の授業3回以内に大化けは起こるはずです。

 自分が好きな教科、得意な教科の場合は上記のような思いこみが生じ、方法を強いてしまう危険性があります。でも、それを乗り越えたならば、自分が好きな教科、得意な教科での『学び合い』は、最も豊かなものをもたらします。何故かというと、その教科を学ぶことの「美しさ」を伝えられるのは、それを味わったものだけです。その「美しさ」を語る教師の言葉、五体はもの凄いオーラを発します。

 私には確信があります。しばらくしてその先生の社会科の授業を見たとき、「私は大魔法使いみたいだな。『学び合い』は魔法のようだ」と思うに決まっています。あはははは

追伸 陪席して聞いていた校長先生が、「こんなこと言っちゃうと、先生、また、大喜びしちゃうけど、この前の全国学力テストの点数で『学び合い』をやっている算数はダントツに高かった」とニコニコして教えてくれました。不遜ながら思いました。「当然です」と。