西川純のメモ このページをアンテナに追加 RSSフィード

西川純です。新潟県上越市の上越教育大学の教育実践高度化専攻(教職大学院)で『学び合い』を研究しています。諸般の事情で、このブログのコメントは『学び合い』グループのメンバー限定です。メンバー登録は、いつでもOKです。ウエルカムです。なお、メールはメンバー以外にもオープンですので、いつでもメールください。メールのやりとりで高まりましょうね。メールアドレスは、junとiamjun.comを「@」で繋げて下さい(スパムメール対策です)。もし、送れない場合はhttp://bit.ly/sAj4IIを参照下さい。西川研究室はいつでも参観OKです。 詳細は http://www.iamjun.com/をご覧下さい。 もし『学び合い』グループに参加される場合は、 http://manabiai.g.hatena.ne.jp/をご参照ください。
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08/08/12(火)

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 『学び合い』における教室はまさに学級崩壊状態です。子どもたちが立ち歩き、ごちゃごちゃとしゃべっています。それを見ていると初めての人は面食らいます。しかし、私たちにとっては、心地よい響きです。とにかく幸せになります。が、時には嫌な響きになるときがあります。その見取り(まあ、聞き取り)はどこか?とフォーラムで聞かれました。

 西川ゼミの様子を説明します。上は40代の現職院生さんから下は20歳そこそこの学部学生さんが自主的に進めています。たいていは、数人が現状の分析結果を発表し、全員で討論します。

 普通だったら、一人の人がパワーポイントを使って発表し、周りの人が黙って拝聴します。その後、司会役の人が促すと、手を挙げて質問し、それに対して発表者が答える、・・・を繰り返します。つまり、発言者は常に一人なのです。ところが西川ゼミではそういうことはありません。発表者が発表し始めると、聞いているゼミ生同士が小声で話し合っています。それがほぼ全員がです。それは発表の時間が終わり質疑の時間になってもそうです。他の人が質問し、それに発表者が答えているときも、ほぼ全員がごちゃごちゃと小声で話し合っています。さらには、ある人が質問したことに発表者が応える前に、別の人が質問したり、応えることもあります。また、ある人の発言が終わる前に、別な人がたたみ込むような発言があります。普通だったら「静かにしろ」と怒鳴る場面ですが、私たちにとっては心地よい状態です。だって、本当に発表者の発言を理解し、よくしたいと考えるのだから、分からないことを分からないときに解決しようとするから発表中に隣のひとと小声で話し合っているのです。また、本当に盛り上がっているときは、たたみ込むように発言が積み上がりますね。でも、おもしろい現象が合間、合間に起こります。それは、今まで全員が近くの人と話し合っているとき、急に「シーン」となることがあります。何故そうなるかというと、一見崩壊状態のように見えますが、全員は発表者の発言を議論しているからです。それ故、みんなの話し合っている議論は一定の方向性を共有しています。そんなとき、ツボにはまった発言・疑問があると、一斉に議論するの中止し、その人の発言に注目するのです。何故そういうことが起こるかと言えば、近くの人とごちゃごちゃ話している一方、耳は全体にも向けられているのです。つまり、個々人に着目すると、特定の数人とごちゃごちゃと話し合っています、そして、自分で課題をやっています。しかし、同時に、みんなはみんなのことを意識しているのです。

 電車に乗ると色々な人がしゃべっておりうるさいです。しかし、不快感はありません。ところが、オバチャン集団の声は、同じおしゃべりなのに、不快感を感じます。何故かと言えば、オバチャンたちは他の乗客のことを考えず、自分たちのことだけを考えています。それ故、声の大き、発言内容にそれが現れます。一斉指導になれた方だと、「静かにしていない」でおおくくりで分類されてしまい、否定されてしまいがちです。しかし、『学び合い』では常にクラスということを意識し、それを念頭に置いた言動をします。その違いは、オバチャン集団が電車に乗った瞬間に分かるように、明確な違いだと思います。

ながたくながたく2008/08/13 02:26学び合いにおける私語は、私語なのだけど、
公的なもの、パブリック?なものだと感じています。
これって上質な私語だなあと子ども達を見ていて感じています。
以前、詩を音読を中心に学級経営をしている時期があって、
そのときのコメントは、
「ぼくは、工藤さんの○○の詩がいいなあ。」
「そうそう、でも、谷川さんの詩も好きだよ。」
などと、2年生の子ども達が話をしていました。涙が出そうでした。学び合いとはそういうものだと感じています。

jun24kawajun24kawa2008/08/13 07:41なるほど、私語は公語と言えるんですね。