西川純のメモ このページをアンテナに追加 RSSフィード

西川純です。新潟県上越市の上越教育大学の教育実践高度化専攻(教職大学院)で『学び合い』を研究しています。諸般の事情で、このブログのコメントは『学び合い』グループのメンバー限定です。メンバー登録は、いつでもOKです。ウエルカムです。なお、メールはメンバー以外にもオープンですので、いつでもメールください。メールのやりとりで高まりましょうね。メールアドレスは、junとiamjun.comを「@」で繋げて下さい(スパムメール対策です)。もし、送れない場合はhttp://bit.ly/sAj4IIを参照下さい。西川研究室はいつでも参観OKです。 詳細は http://www.iamjun.com/をご覧下さい。 もし『学び合い』グループに参加される場合は、 http://manabiai.g.hatena.ne.jp/をご参照ください。
ツイッター http://twitter.com/jun24kawa
『学び合い』メールマガジン参加者募集中!(無料)http://www.mag2.com/m/0000270912.html
『学び合い』マップ募集中!(無料)http://manabiai.g.hatena.ne.jp/kokohagw/
授業公開の仲介のガイドライン http://dl.dropbox.com/u/352241/manabiai-data/koukai.pdf
だめで元々で、とりあえずドロップボックス(http://db.tt/bMZAZwx)とjimdo(http://jp.jimdo.com/)の無料アカウントを登録してみてはいかがでしょうか?実に簡単ですから。

本格的にトライする人も多くいると思います。その際、人とのつながりが大事です。身近にいる人と繋がれるとありがたいですよね。『学び合い』を実践される方は、『学び合い』マップ(https://www.google.com/maps/d/edit?mid=zDInXkSSxyO4.kNDji5uDNm0Y)に、是非、登録下さい。登録は、『学び合い』マップ登録フォーム(http://form1.fc2.com/form/?id=77081b4d4f40dd2f)から出来ます。  「私なんて、人になんか教えられるレベルに行っていない」と思う方へ。だからいいんですよ。一番知っている人が、一番の教え手ではないことは『学び合い』を実践しているならば、子どもを見れば分かるでしょ。それに、教える必要はないのです。共に学び合えばいいのです。いや、愚痴を言ったり、笑ったりする、それでいいのです。  是非、一人でも多くの人がマップに登録下さい。強く、強く、お誘いします。

08/08/31(日)

[]転々 21:34 転々 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 転々 - 西川純のメモ 転々 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 後味のいい映画です。ジワーッと幸せになれる映画です。三浦友和が、こんな役をやるんだな~・・・と、オジサンは感慨深いものがあります。何しろ、山口百恵と絡む美青年役のイメージが強いですから。まあ、今の時代の人は分からないでしょうね。

ながたくながたく2008/08/31 22:25伊豆の踊り子ですね!三浦さんは、スーツのイメージが・・・。

jun24kawajun24kawa2008/08/31 22:43そうそう、今の人は、「洋服の青山」が主ですね。

08/08/30(土)

[]50万ヒット 21:16 50万ヒット - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 50万ヒット - 西川純のメモ 50万ヒット - 西川純のメモ のブックマークコメント

 本日、50万ヒットしました。ご愛顧感謝します。

 本日は博士課程の学生さんに授業です。最後は『学び合い』の時間を設けました。ゴチャゴチャしているざわめきは、やはり心地よい。

[]全国学力テスト 08:55 全国学力テスト - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 全国学力テスト - 西川純のメモ 全国学力テスト - 西川純のメモ のブックマークコメント

 全国学力テストの結果が公表されました。それぞれの立場から、それぞれの意見を書かれています。私なりに一言。

 テストをすることに関して賛否両論ですが、私は基本的に賛成です。理由は、それを否定するとしたならば、何故、学校でテストするかが説明できなくなるはずです。基本的にテストはするべきです。ただ、その結果の扱いが問題でしょうね。

 たとえば、今回の試験では秋田がトップでした。そして、秋田の取り組みが望ましいように扱われています。でも、福井県の方は歯がゆいでしょうね。だって、秋田と福井の差は0.1点の差に過ぎないのですから。さらに言えば、標準偏差の結果から考えて、統計的な誤差の範囲の都道府県はかなりの数です。それらが秋田の取り組みと同じなのでしょうか?少なくとも、交互作用を検討する必要があるでしょう。

 沖縄は残念ながら最下位です。しかし、沖縄の教育は最低なのでしょうか?否です。明らかに沖縄の生活環境は厳しいことは周知のことです。その状況を考えれば、よくやっていると言えると思います。一方、都市部の成績は学校の影響ばかりではなく、塾・予備校の影響があります。それらを差し引いく必要があるかも知れません。

 つまり、統計的な詰めは甘いのです。分析する機関も、あまりやりすぎると自分の首を絞めてしまうことが明らかなので、きわめて甘い分析にとどめています。ということは、あとは政治の手段でしかありません。ある知事さんは、あのデータをつかって教育界は甘い、と指弾されました。しかし、教育界は、あのデータを使って行政が駄目だと言えるのです。だって、どうとでも解釈できるデータなんですから。あはははは

 それぞれの立場の人が、子どもたちのために使えばいい。かつてソ連はアメリカに先駆けてスプートニクという人工衛星を打ち上げました。アメリカ中は、いつ宇宙から攻撃を受けるのではないかと恐れました。スプートニクショックと言います。ソ連に科学技術で負けないようにと科学教育に膨大な予算を与える国防教育法という法律が成立しました。それがため1970年代には革命的なカリキュラム開発が行われました。

 しかし、ソ連がアメリカよりも早く人工衛星を打ち上げられたのは、ソ連の科学技術教育が優れていたわけではありません。当時のソ連の教育はかなり悲惨なものだったと私は理解しています。それでは何故出来たか?それは、ナチスドイツの降伏時に、その専門家をドイツから連れてきて研究させたからです。しかし、それは、その道の専門家はよく分かっていました。分かっていたが、ソ連の教育が優れている証拠だと利用し、多額の予算を獲得した人たちがいるのです。

 政治をした人の方が勝ちです。

[]大技・小技 08:55 大技・小技 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 大技・小技 - 西川純のメモ 大技・小技 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 『学び合い』に躓いた人の話を直接、また、メールで相談を受けます。若い先生とベテランの先生には躓き方が違うようです。

 物事には何ことには基礎・基本があります。しかし、基礎・基本で全てを覆い尽くせるものではありません。その場で対応しなければならないことも多いです。教職経験を積めば、トライアンドエラー、同僚の先生からのサポートにより、その対応のノウハウを蓄積しています。また、新しい学校に異動すれば、その学校に古くからいる先生から学びます。だから多くの先生方は、異動1年ぐらいは息を潜めているようですね。そのような蓄積を、ほとんどの先生方は無意識にそれを使っておられます。

 若い先生はそのような蓄積がない。そのため、最初は基礎・基本でやりショックを受けます。まあ、これは『学び合い』に限ったことではありません。私も新任1年目の5月の連休までは、「大学院で学んだことは、全く役に立たない・・・」ということに驚きました。もちろん全て役に立つとは思っていませんでしたが、これほどまで役に立たないということに愕然としました。そこからノウハウの蓄積をしました。それは『学び合い』を実践する若い方も同様です。現実の学校現場においては、『学び合い』の基礎・基本だけは出来るわけありません。その学校の知を吸収して下さい。しかし、基礎・基本を忘れないで下さい。

 ベテランの先生はその学校におけるノウハウは多い。だから、基礎・基本を吸収すれば、縦横に使えます。が、ノウハウと基礎・基本をチャンポンにしてしまうという危険性が高い。そして、ノウハウを使うことが、あたかも基礎・基本だと誤解してしまう。そして、それをもって『学び合い』を解釈してしまう。具体的は、一斉指導の“学び合い”に解釈してしまうのです。ベテランの先生は、理念と実践をつなげる努力をして欲しい、ちゃんと考えて欲しいと思います。多くの先生方は理念はお題目であって役に立たないと思っています。しかし、『学び合い』はその理念なんです。

 これらのことに関しては、私にメールを送っていただければ、私の方で説明します。たいていは「手引き書」に書いてあることなのですが、改めて指摘しないと、自分の問題が手引き書に書かれていることと同じであることに気づけないのが通例です。まあ、しょうがありません渦中にいれば見えなくなるのは私も同じです。でも、本質的な解決は、その職場に『学び合い』を理解している人がいるぐらい広めることです。一度分かってしまえば、少なくとも「他人様」の問題を分析することはいとたやすきことですから。

jyonny1207jyonny12072008/08/30 12:41昨日はありがとうございました。
こにーさんとりっきーさんはうちの家から朝早く帰って行きました(笑)

学力テストが公開されたということで、おそらく様々な自治体は今大慌れなんでしょうね。
現場の教師はそれぞれ独立しておられるとも思うんですが、今の社会、結局は上層からトップダウンで「学力」を強制されすぎていると感じています。

jun24kawajun24kawa2008/08/30 21:08昨日はジョニーホテルご苦労様でした。
さて、問題は学校の力が落ちているように感じます。それさえあれば、上が何をしても、それを受け止め、解釈できると思います。今は、それがダイレクトに個々の教師にいく。耐えられない教師がいてもしょうがないですよね。

jyonny1207jyonny12072008/08/30 22:29一点勉強不足で分からない部分があったので、できれば補足して教えていただきたい個所があります。

僕ら同世代の人は、
「過去との比較」
が体験的にできないので、

現状すら、どのような文献を拝見したとしても、
「今あるもの」
としてしか受け止めることがなかなかできません。

「学校の力が落ちている」
と言われて、具体的にどのように落ちてきたのかがさっぱりわからないんです。。

ayuayu0515ayuayu05152008/08/31 01:30いくつか思うこと・・・

・数値化による競争が協同を破壊するのでは??特に自治体ごとの一喜一憂が気になります。

・得させたい学力とテストの学力の一致はしているのか?私にはテスト内容がどうなのか疑問です。

・行ったテストを生かせているのか??あんなにお金を使った割には・・・痛いです。

jun24kawajun24kawa2008/08/31 05:49jyonny1207さんへ
最初に言いますが、このことは「感じる」というレベルですからね。
学校の力が落ちているというのは、職員集団の力が落ちているという意味です。例えば、職員集団が支え合っている力です。だから、若い先生や中堅の先生が、突然辞めたりやめさせられる数が増加していると思います。また、お上からのお達しがあっても、管理職対教諭ではなく、管理職対職員集団という関係のように感じるのです。そのあたりです。私はその原因を、無計画な採用による年齢構成の崩壊にあると考えています。
ayuayu515さんへ
お書きになっていること、理解しております。
では、
・数値化による競争が協同を破壊するのでは??特に一人一人の子どもの一喜一憂が気になります。
・得させたい学力とテストの学力の一致はしているのか?私にはテスト内容がどうなのか疑問です。
・行ったテストを生かせているのか??あんなに手間と時間を使った割には・・・痛いです。
と子どもが言ったら、テストやめます?
きっと、いろいろな理由をつけて続けるでしょうね。そのことと同じだと書いたのです。

08/08/29(金)

[]疲れた同志へ 18:07 疲れた同志へ - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 疲れた同志へ - 西川純のメモ 疲れた同志へ - 西川純のメモ のブックマークコメント

 全国各地の同志はご苦労されていると思います。フロントランナーは苦労するものです。疲れたら休んで下さい。みんな待っています。

 『学び合い』は授業方法ではなく、人の生き方そのものです。その考え方で、我々自身を分析できます。たとえば、クラスになかなか『学び合い』を受け入れられない子どもがいたとします。教師が「みんな」ということを忘れて、それ以上に『学び合い』の形を早急に求めると、「お世話係」が生じます。これは、一人ぽつんとしている子を見ることが教師が耐えられなくなると起こりがちです。お世話係の子は、良い子です、有能な子です。一生懸命にやります。でも、しばらくすると「なんで私だけが・・」と思ってしまいます。そうなると、教師の見えるときと見えないときで態度を激変します。また、ノイローゼになってしまう危険性もあります。この問題の本質は、その子「だけ」がお世話していることが問題なんです。もし、周りの子が「ほんの少し」でも分担したら、そして「その子」の愚痴を聞いてあげたならば、いいのです。結局、圧倒的大多数は「その子」が担わなければならなくとも、その違いは大きいと思います。

 職場で一人だけで奮闘するのはつらいものです。でも、職場にも分かる人がいます。それを信じましょう。そして、全国には同志が確実にいます。それを忘れないで下さい。

 フロントランナーは苦労は多い、でも、多くのものを得られます。だから、私もやめられない。ということで、今から関西の同志と飲みに行きます。この繋がりがあるからこそ、と思います。

katunori-skatunori-s2008/08/29 19:09タイムリーなお言葉,ありがとうございます。
やっとたどりついた金曜日。自宅で久しぶりに家族と夕食をとります。「家族を大事に」も,先生の教えですよね。

tomkicktomkick2008/08/30 00:15西川先生
こに~さん
今日は素晴らしい会をありがとうございました。
いろいろな方の『学び合い』観を聞かせていただき刺激になりました。
10月は,私の仲間との会を企画したいと思います。どうぞよろしくお願いします。

jun24kawajun24kawa2008/08/30 06:31katunoriさんへ
健全な教育は健全な生活があればこそ。教師は胸を張って幸せになりましょう。
tomkickさんへ
期待しています。

08/08/28(木)

[]凄い 22:29 凄い - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 凄い - 西川純のメモ 凄い - 西川純のメモ のブックマークコメント

 今日、日中の暑さに苦労した家内が「エアコンを発明した人は偉い。みんなが幸せになれる」とニコニコしながら言いました。息子は「あのね。僕は四国新幹線を作るんだ」と言いました。家内は「四国新幹線をつくっても中国・四国地方の人だけが幸せになるんじゃない?」と聞くと、息子は「う~ん」と考え始めました。しばらくして、「僕は、本当にいい日本にするんだ!」と宣言しました。私が、「どうやって、いい日本にするの?」と聞くと、「みんながちゃんと働ける日本を作るの」と即答しました。この手の話をしたことは一度もありません。親ばかですが凄いと思いました。

 その後、風呂にいっしょにはいると、息子が真剣に聞き始めました。曰く、「あのね、僕が四国新幹線を作る頃には、レールの電車は時代遅れになってしまう。どうしようか?」。私は、「それじゃあリニアにすればいいじゃない。それにリニアを超えるものを作ればいいし、じゃなければ、リニアをものすごくやすく作ればいい」とアドバイスをしました。そうしたら顔が明るくなって「あのね、岡山・高知が200円でいけるようにする」といいました。その安さに、大笑いしました。

 息子はやはり、日本を変えるより四国新幹線の開通が目標のようです。

[]その程度・・・ 22:00 その程度・・・ - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - その程度・・・ - 西川純のメモ その程度・・・ - 西川純のメモ のブックマークコメント

 ある同志からメールが来ました。内容は『学び合い』の実践を見られた方から、「その程度の・・・」と言われたそうです。まあ、そういうことを言われる方が多いことはよく知っています。『学び合い』では、「教科書○ページから○ページまでみんなが全部出来るようになる」という課題を与えることがあります。また、「みんなが(業者テスト)80点以上をとる」という課題を与えることもあります。そうすると「教科書○ページから○ページまで」、「業者テスト80点」ということに着目される方が多いですから。ところが「みんなが」という課題の意味と深さをご理解いただけない。

 言うまでもなく、我々は1年間を通して、全ての子どもの人格の完成を目指しています。もし、それが今、実現している、もしくはもうすぐ実現できるという方、そして、そう思っている方には、何も言えません。まあ、本当でしたら、「子どもの声を聞いてください」とか言うべきでしょうが・・・・

 しかし、圧倒的大多数の教師は、そうでないことを知っています。

○一年間の数日は練りに練った授業をできたとして、圧倒的大多数は、「教科書○ページから○ページまで」、「業者テスト80点」レベルのことをやっている。

○「教科書○ページから○ページまで」、「業者テスト80点」以上のことをねらっているが、それが出来ない子がいる。そして、それは少なくない。

○「教科書○ページから○ページまで」、「業者テスト80点」以上のことをねらっているが、それが人格の完成に繋がることを、他教科の先生に説明しても納得してもらえない。

 そういう方には、そのことをクラス全員で実現した方が、お一人でやろうとするより、いいでしょ?と語ります。

[]『学び合い』の道徳 12:38 『学び合い』の道徳 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 『学び合い』の道徳 - 西川純のメモ 『学び合い』の道徳 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 今年、『学び合い』による道徳の実践を行いました。具体的には、子どもたちに自分たちの足りないところを考えてもらい、それを良くできるような副読本を作るというものです。小学生1年~6年の実践です。

 作品集を見せてもらいましたが、私の一言は「○○さん、教師が手を入れては駄目だよ」でした。実践した院生曰く、「何も手を入れていません」でした。子どもたちの力を信じ切っている私ですら誤解してしまうレベルです。詳しくは、実物を見てください。

 今回は一部版で、近日中に全作品集をアップします。HP(http://www.iamjun.com/)の「『学び合い』を学ぶためのコーナー」の「『学び合い』の玉手箱」にあります。

 読んでみると、感激ものですよ~ん!

[]典型的な疑問 12:38 典型的な疑問 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 典型的な疑問 - 西川純のメモ 典型的な疑問 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 最近の洗脳旅行、また、昨日の研修会でも典型的な疑問がありました。あまりにも典型的なので、質問者の最初の一言、二言を聞いたとたんに予想が出来ます。まあ、百人一首の「一文字札」みたいなものです。改めて、手引き書の完全版をチェックしましたが、ありませんでした。そこで加筆しました。現在、手引き書は175ページです。

●評価は連帯責任か?

 我々は「みんな」を本気で大事にします。もし、みんなが達成できなかったら、評価をどうしたらいいかということです。具体的には、「みんながテストの点数80点以上」という課題を与えたとき、一人が80点以下だったら、通信簿の成績に関して全員にBやCを与えるべきか、否かという疑問です。これは否です。通信簿に書く評価は、言うまでもなく「個人」です。と応えると、???となる方もいるでしょう。

 我々が「みんな」を求めるのは、個々の単元、個々のテストのレベルを超えた、人の道として求めていることです。そこをご理解ください。でも、そうすると「成績に反映されないと、やらなくなる子もいる」とご心配になる方もいるでしょう。でも、考えてください。『学び合い』は「最初から成績なんて屁とも思っていない子」をまじめにさせる力があります。それは「みんな」という強力な圧力なんです。さらに、勉強の出来る子にとっても、「みんな」が達成したとき学校の「成績」が上がり、それ以上のレベル(たとえば、最難関の進学希望先の入学試験レベル)の学力にも影響することを理解します。それに、なにより居心地の良い時間を過ごせることを、すべての子が理解できます。もちろん、連帯責任のような加算を成績に課すことは出来ます。しかし、能力の低い子に、いらざるプレッシャーを与える危険性が高いので、お勧めできません。

 蛇足ながら、もう一言。クラス全員の前で、教師が「みんな」を求めることは、成績で脅すより、強力な力があるのです。

●英語の発音

 英語の先生が『学び合い』に取り組もうとされると、最後に「発音の学習」に難しさを感じるようです。実は、英語の先生ばかりではなく、他教科の先生も「教師の私しか」と拘る部分があります。他教科の先生は、自分の教科に置き換えてご理解ください。

 確かに、発音に関して先生ほどのレベルの子はいないかもしれません(でも、帰国子女がいたりして)。しかし、先生に準じるレベルの子は必ずいます。もし、先生しか教え、チェック出来ないと考えるならば、個々の子どもが、その恩沢に浴せるのはどれだけの時間でしょうか?発音学習に費やせる時間をクラスの人数分で除してください。わずかな時間だと思います。しかし、先生に準じる力のある子どもが指導しチェックしたら、その時間は飛躍的に増大させることが出来ます。技能の獲得に関して、最高の指導をちょっぴりより、それほどではなくとも繰り返しの量が影響することは自明のことと思います。

 なお、どうしても正しい発音を聞かせたいならば、古いラジカセを2台ほど用意して、クラスの隅において置けばいいだけのことです。もちろん、そのラジカセを使えるのは数人でしょう。しかし、『学び合い』では問題ありません。『学び合い』では、各自のペースで、各自の課題をやっています。もし、だれかがラジカセを使っているならば、それ以外の課題をやっていれば良いだけのことです。そして、ラジカセが空けば、そこに行って使うだけのことです。それにラジカセで勉強した子どもは、ラジカセ以上のインテリジェンスを持った教材になることは論を待ちません。

●体育・理科の安全確認は?

 体育・理科の先生は、子どもを自由にさせると、安全確保が出来ない、と心配されます。では、一斉指導ではどうやっていたでしょうか?大抵の先生方は、長々と、様々な注意事項を説明します。しかし、考えてください。その説明を最後まで聞いている子どもは何人いますか?あまり聞いていないということはご存じだと思います。そして、そのような説明の後、子どもたちは安全確保の確認は、だれの責任だと思うでしょうか?おそらく、教師「だけ」の責任と考えるでしょう。では、三十数人(そしてその大多数が注意事項を理解していない)の子どもの安全確保を、教師だけが出来るでしょうか?不可能です。

 『学び合い』の場合は、安全確保に関わる注意を紙に書いておきます。そして、安全確保はクラス全員の責任であることを述べます。教師の安全確保の注意を最後まで聞いてくれるような子どもは、その紙に書いてあることで十分理解します。さらに、クラス全員の責任であることを理解しているならば、その子は、分からない場合は教師に確認するはずです。つまり、教師一人が安全確保するのではなく、少なくとも5、6人の子ども「も」安全確保しようと思います(最悪でも!)。これだけでも効果覿面です。

さらに言えば、授業でやるべきことのすべてにおけるずっと危険であるということはありません。事故が起こるとしたら、この段階というのは特定されます。『学び合い』では、各自のペースで、各自の課題をやっています。従って、「その時」に危険な段階のグループはこく少数です。その時に、そのグループの近くで見てればいいのです。明らかに『学び合い』の方が、「相対的」に一斉指導より安全です。

●発展的な課題を与えて良いか?

 『学び合い』をやれば、最低点が上昇し、平均点は当然に上昇します。その時、そのクラスの一番出来る子に発展的な課題を与えるべきではないかと考えます。しかし、否です。もちろん、そうすべき場合もあるかもしれませんが、危険性が高いことをご理解ください。

 もし、出来る子に発展的な課題を与え始めたら、その子はどう思うでしょうか?おそらく、発展的な課題を与えられることがステータスになります。そして、教師は「それ」を評価していると判断するでしょう。そうなれば、周りと関わるエネルギーを減じて、自らのみのことに集中し始めます。そして、その様子を投句から見ている子どもたちは、どのように思うでしょう。おそらく、それをまねるでしょう。結果として、あっという間に『学び合い』は崩壊します。

 学校教育観をじっくり読み直していただきたいと思います。一人の子に発展的な課題を与えることによって、計算が速くなったり、年号を覚えられることが、その子にとって一番大切なことなのでしょうか?そして、その子に発展的な課題を与えることによって『学び合い』を崩壊させた危険性に見合うものなのでしょうか?「その子」にとって「も」発展的な課題を与えることによって得られるメリットより、デメリットの方が大きいと思います。

 個人に発展的な課題を与えるのではなく、クラス全員に発展的な課題を与え、クラス全員が達成するということを求めた方が、「その子」にとっても最善の発展的な課題になります。

szeidzsiszeidzsi2008/08/28 16:33すみません。どこらへんに加筆してあるかページ数がどなかた教えていただけると嬉しいです。

szeidzsiszeidzsi2008/08/28 16:33なんか変な日本語になってしまいました。「どこらへんに加筆してあるか、ページ数などの情報を知りたい」という意味です。

jun24kawajun24kawa2008/08/28 17:40ページ指定しても良いのですが、一番良いのは最新の手引き書を開いて、本日のメモの一部を使って検索をかけると一番だと思います。

J.SASEJ.SASE2008/08/29 00:14F先生の実践成果を指導主事に見せてみます(^^;)
わかるかな?わかんねぇだろうなぁ・・・。
古いですね(>_<)

jun24kawajun24kawa2008/08/29 06:12う~ん・・・・
ですね。

J.SASEJ.SASE2008/08/29 08:41分かってもらえそうな人に見せます。少しずつ状況が好転する兆しが見えてきました(^_^)v

田上のタガメ田上のタガメ2008/08/29 09:36アドバイスありがとうございます。
早速皆さんに紹介します。

jun24kawajun24kawa2008/08/29 17:40お二人から心強いコメント
ありがとうございます。
期待しています。

szeidzsiszeidzsi2008/08/29 23:44検索機能利用ですね。ありがとうございます。

08/08/27(水)

[]校内研修 22:37 校内研修 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 校内研修 - 西川純のメモ 校内研修 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 本日、同志が研修主任をしてる中学校に講演に行きました。現在、洗脳旅行でいらっしゃている東京の中学校の3先生と一緒に行きました。講演後の質疑応答でビックリしました。ハッキリと分かります。「面白いこと話す大学の先生がいるから」で呼ばれたのではなく、「『学び合い』をやってみよう、でも・・」という人が多いということです。私の記憶する校内研修で、明らかに最高レベルです。嬉しかった。

[]大阪 22:37 大阪 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 大阪 - 西川純のメモ 大阪 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 30日~31日、連合博士課程の講義のために神戸に出張します。そのため29日、大阪に前泊します。それに合わせて、飲み会をやります。詳しくはhttp://manabiai.g.hatena.ne.jp/ybhdv7/20080821

[]予約 07:16 予約 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 予約 - 西川純のメモ 予約 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 昨日、講演の予約希望が入りました。なんと2010年の予約です。最初にHPに公開している「西川に移動時間を含めて半日以上の出張を依頼する場合はお読み下さい。」を参照することをお願いしました。その結果、ルビコン川を渡っていただけるとのことでした。喜んで再来年の予約を入れました。

tomkicktomkick2008/08/27 20:03西川先生
ありがとうございます。
ここからは,どうやって条件を満たしていくか。
学校内での根回しが必要です。ゆ~っくりあせらず,理解してもらえるように全力を出したいと思います。
行き詰っていたら,またアドバイスをお願いします。
2010年どうぞよろしくお願いします。

jun24kawajun24kawa2008/08/27 22:22はい。政治をしてくださいね。

ybhdv7ybhdv72008/08/28 22:27明日楽しみにしています!!
わくわくわくわく♪

jun24kawajun24kawa2008/08/29 06:12こちらこそ、よろしくお願いいたします。

08/08/26(火)

[]祝杯 13:53 祝杯 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 祝杯 - 西川純のメモ 祝杯 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 我が息子は、私と似ています。たいてい似ていてほしくないところが似るというのは相場です。しかし、私にはない彼の長所があります。それは、あきらめないということです。

 小さい頃から、お稽古ごと、教室、塾に行かされましたが、私は嫌がりました。とにかく止めたかった。ところが親がそれを許さず、いかされ、でも、やがて止めました。一方、息子は絶対にやめません。出来ないと悔しがり、泣き、家内に当たります。家内が「やめてもいいんだよ」と言いますが、「やる~、やる~!!!」といっそう泣きわめき練習し続けます。

 水泳教室に行っています。親に似て、運動神経はそれほど良くない。そして、親に似ずにスリムな体つきなので浮きません。それ故、進歩は遅々としたものです。息子と同じ級には、息子より小さい子の方が多くなってきます。息子は嬉々として、その子たちを遊んでいますが、負けず嫌いの息子が心の中で何かあるのではないかと察します。息子と同じクラスの子どもが、上の級から息子を見ている視線が「嫌だ」と家内が言います。聞いていて辛いものです。しかし、水泳を学ぶことより、そういう中で学ぶことの方が意味があると心に言い聞かせます。そして、息子には『学び合い』の学校観を語ります。

 今、家内から携帯メールが入りました。進級したそうです。今夜は家族パーティです。

ayuayu0515ayuayu05152008/08/26 19:06よかったですね~!おめでとうございます。親ばかバンザイ!

jun24kawajun24kawa2008/08/26 21:34ありがとうございます。

08/08/25(月)

[]本日 22:00 本日 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 本日 - 西川純のメモ 本日 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 ある種の生物の特定の属性に着目すると、圧倒的大多数は「普通」です。しかし、必ず少数の規格外の個体はいます。そして、ありとあらゆる属性に着目すると、規格外の個体は様々にいます。結局、圧倒的大多数は普通なのですが、全ての属性に関して普通な個体は一つもありません。我々の圧倒的な大多数は普通なのですが、全方位で普通な個体は一つもいません。これは大学の生物学で学んだ進化の考え方です。我々生物は一様で、かつ、多様であるからこそ長い進化の中で生き残ることが出来ました。

 多くの教師は、周りと同じをやる「普通」の教師です。でも、必ず、普通ではない教師はいます。『学び合い』に対する反応も同じです。つまり、私の『学び合い』の話を聞いて、変わらない人が大多数であるのは当然です。本日、富山で七百人弱の先生方の前で語りました。同志の指導主事によれば、私の講演の後、「あんなの、出来るわけ無いよ~」と言っている人がいたと笑って言いました。まあ、そうでしょうね。どんなに論理的に説明しても、普通ではないのですから信じられないのは健全です。でも、少数ながら違った反応をする先生もおられたと語っていました。

 私は芸人ではありません。私の講演で「笑って」いただいてもしょうがない。そんなことのために時間を費やすのは嫌です。私が時間を費やすのは、少数でも分かっていただける方がいることを知っているからです。私は講演会の最後に、「グーグルで西川純と引けばヒットします。ありとあらゆるデータが公開しています。質問には絶対に応えます。」と連呼します。しかし、講演会が終わって1時間で忘れる方が大多数であることを知っています。でも、それを試みる方は少数方であるもののいらっしゃることを知っています。その数は、本日の七百人弱のうち十数人でもいたら凄いと見切っています。このメモを見ている富山県西部の先生方へ「よくぞおいでいただいた!」と伝えたい。私、及び同志のみんなは「どうぞ、実践にトライして欲しい」と願っています。

 『学び合い』において一番大変なのは、やってみる、それです。やりはじめれば、子どもが教えてくれます。それにいたるためのサポートはみんながやります。「よくぞ、これをよんで頂いた。」と再度、申し上げます。

[]宮城の会 06:41 宮城の会 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 宮城の会 - 西川純のメモ 宮城の会 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 宮城の会の最新情報です。

 http://manabiai.g.hatena.ne.jp/motoryou/20080824

[]会則 07:02 会則 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 会則 - 西川純のメモ 会則 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 はなっこりーさんのブログに面白いことが書いていました。

『ところで、今頃になって分からなくなったことがあります。通常の研究会?では、年会費を払ったメンバーが構成員となり、所属人数もはっきりしています。この『学び合い』は、どういうネットワークになっているのでしょう?会費も払わず特に活動もせず、ブログでご指導を賜っているだけのビギナーとしては、自分の立場をどう説明したらいいのだろう・・・なんて困ってしまいました。「あなたは『学び合い』の何なの?」と聞かれて、説明できなかったんです。例えば、S先生の「学びの共同体」は、実践校ということで学校全体を1つの方法で方向付けしようとしているような気がしますが、『学び合い』 は、実践する「その場にいる教師」をとても大切にしています。何をしたのか、何をどうするのか、という方法だけを情報交換するのではなく、どうしてそうし ようと思ったのか、なぜそう判断したのか、という実践知を議論しているような気がするのです。しかも、それらがネットでオープンにされているということ は、いつでも誰でも、自分がそうだと思った時が『学び合い』のメンバーですよ。ということでいいのでしょうか・・・???』

 たしかにそうですね。でも、私自身はゴチャゴチャとした方が良いと思います。しかし、『学び合い』と同様に達成すべき課題、方向性は一致しなければなりません。では、「私」はどう思っているかと言えば、『学び合い』の定義とは、「手引き書」の学校観・学習者観に書いてある「あたりまえ」のことが定義です。おそらく、「たてまえ」として、あれを否定する人は少ないと思います。しかし、現実の場面では、あれに矛盾することをしている人が大多数です。『学び合い』の同志とは、あれを実践している人、そして、それを目指している人です。また、「子どもに学ぶ教師の会」の趣旨はhttp://manabiai.g.hatena.ne.jp/jun24kawa/20060508にあります。子どもに学んだ結果が、『学び合い』です。

 その前提の上に、会員証は心の中に。会費は行動で。特典は、あなたと子どもと同僚の幸せ。

追伸 蛇足ながら、あなたの家族の幸せも。当然ですが。

kurochan2008kurochan20082008/08/25 16:46はなっこりーです。よくわかりました。11月に勉強会を企画していますので、その時は、自信をもって説明します。ありがとうございました。

jun24kawajun24kawa2008/08/25 19:23期待しています!

isinomakiisinomaki2008/08/25 22:24まずはやってみること。自分にも言えます。上から降ってくる「まあ,なんでもいいからやってみな」「社会がそういう流れだから」レベルでのお「まあ,やってみる」ではどうしようもありませんが,理想・目標・目的を目指しての「やってみる」は楽しいですよ。

jun24kawajun24kawa2008/08/26 06:51多謝!

o4dao4da2008/08/26 16:48富山の件いい日記ですね

jun24kawajun24kawa2008/08/26 21:33はい、君には、期待しているよ~ん

08/08/24(日)

[]木曜セミナー 22:04 木曜セミナー - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 木曜セミナー - 西川純のメモ 木曜セミナー - 西川純のメモ のブックマークコメント

 メルマガに以下が載っていました。直前です。取り急ぎ、ご案内します。お気軽に。

第5回群馬『学び合い』学習会「木曜(水曜)セミナー」

日時:8月27日(水)19:00~21:00 

(事務局は18:30には会場にいます)

会場:高崎市青年センター 2階第1研修室

高崎市台新田町314番地

駐車場:104台

テーマ:「算数」&『学び合い』お悩み発表会!

‐『学び合い』の実践でお悩みのあなた!

みんなで悩みを解決しましょう。ー

※申し込み等手続きはありません。どなたでも当日会場へお越しください。

お待ちしております。

[]私 17:20 私 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 私 - 西川純のメモ 私 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 下で紹介しているメルマガに「西川先生が熱く語っていたことがとても教えることが好きそうで安心した。」とありました。これを読んで十秒弱大笑いしました(家内からは、変な目で見られました。)

 私ほど、『学び合い』的でない人は数少ないと思います。

 例えば、私は人付き合いは不得意です。小中では友達はいませんでした。高校で一人だけ出来ました。そんな人です。

 私は教えるのが大好きです。自分の話術や教材がフィットしたとき(と思ったとき)に自己陶酔に浸ります。

 お節介が好きで、先読みして、色々なことを手はずをつけるのが好きです(というより、気になってしようがないのです)。

 協働が不得意で、大学という職場では、気のあった固定的な人たちと仕事をします。

 杜氏は飲み助はなれないそうです。そういう意味で、私のこの性格はいいのだという、かなり強引な合理化をしています。あははは

[]メルマガ 17:03 メルマガ - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - メルマガ - 西川純のメモ メルマガ - 西川純のメモ のブックマークコメント

 『学び合い』のメルマガの第1号が届きました。ビックリです。内容豊富ですし、今後の発展性もあると思います。あとは、同志がメルマガに載せて欲しい情報があったとき、誰にどのような形式でおくればいいかが明示されればいいな~、と思いました。例えば、私なんかもニュース発信したい。例えば明日は、富山県の井波総合文化センターで六百人強の先生方の前で講演します。27日(水)は新潟県の田上中学校で講演します。来月は講演は殆どありませんが、9月29日~10月1日まで、二泊かけて神奈川県の二宮中学校におじゃまします。日程が定まったら、神奈川地区の同志に夜の部もお誘いしたいなと思っています。各地の同志も、同様な情報発信を出来たら便利だと思いました。企画者の方、よろしくお願いいたします。

 購読希望者はhttp://www.mag2.com/m/0000270912.htm

sumi-chansumi-chan2008/08/27 14:25ドキドキしながらメルマガ第1号を発行しましたが、お褒めの言葉を頂きほっとしています。

掲載したい情報についてですが、メルマガの終わりの方にアドレスを載せていますので、そちらにお送り頂ければと思います。
メルマガ用に取得したアドレスですが、私のところに転送されます。

また、形式についてですが、必要のあるものについてはこれから考えますが、当面は分かっている範囲でお送り頂ければと思います。

富山での講演会に間に合いませんでしたね…。すみません。
メルマガ編集部メンバーも積極的に募集しなければと思います。

登録者数ですが、日曜日は42名でしたが、旅行から戻ってみると83名に!(現在は85名)これからまだまだ増えそうな気がしています。

jun24kawajun24kawa2008/08/27 22:41可能性は大きいと思います。
楽しみです。

08/08/23(土)

[]大学院入試 16:42 大学院入試 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 大学院入試 - 西川純のメモ 大学院入試 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 本日は上越教育大学大学院の入試です。面接官として、お話を伺いました。みなさん優秀な方ばかりです。レベルの高さを感じます。が、同時に、ほとんど方が従来のアプローチで教育課題を解決されようとしておりました。十五六年ぐらいまでは、私もそう考えていたので、それをおっしゃる気持ちはよく分かります。しかし、「そんなアプローチで解決できるならば、とっくのとうに解決されていますよ」と心の中で言いました。が、黙ってニコニコしていました。皆さん、本当に良い教師であり、良い教師にならんとしている方々ですので、色々と考えてしまします。我々の広げる努力はまだまだだなと思いました。

[]考えよう 11:10 考えよう - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 考えよう - 西川純のメモ 考えよう - 西川純のメモ のブックマークコメント

 同志Kさんのブログに、なるほどな、と思いました(http://manabiai.g.hatena.ne.jp/F-Katagiri/20080822/p1)。

 Kさんは「盲信」と表現しましたが、Kさん自身が最後にかかれているように「安易」もしくは「考えることの放棄」の方が近いですね。

 何度も何度も強調するように、『学び合い』は考え方であって、テクニックではありません。ところが、テクニックをなぞる人があり、それで迷います。まあ、私のところや同志のところに質問メールをすれば、解決できますが、それをせずにテクニックの蟻地獄にはいれば脱出は困難となります。

 私は、「先生の『学び合い』は○○先生の○○と似ていますね?」と聞かれます。この年になれば、「そうですね、似ていますね」と応えた方が良いに決まっています。しかし、「残念ながら、まったく違います」と断言せざるを得ません。たしかにテクニックレベルでは似ているように見える場合もあります。しかし、そのテクニックを生み出した「考え方」が違います。そして、子どもは最終的にはテクニックではなく、教師の「考え方」に合った姿を表出します。もし、『学び合い』を実践して、『学び合い』が実現しなかったなら、それはテクニックが違うのではなく、「考え方」が違うのです。そして、目の前にいる子どもの姿は、今の自分の心の鏡です。

 あまたの教育理論と根本的な違いは、学校観と学習者観の二つです。もし、それが一致するならば、テクニックが全く違っていたとしても同志です。しかし、そのうち一つでもずれていたら『学び合い』ではありません。

 たとえば、学校教育観が違う例としては、「○○の教科では出来るが、○○では出来ない」、「○○の学年では出来るが、○○では出来ない」、「学力向上には役立つが、人間関係作りには???」、「人間関係作りには役立つが、学力向上には???」というのが典型的な例です。学校教育の目的は、学校教育の1分、1秒の例外なくすべての時間にあるべきです。残念ながら、多くの場合は、「まあ、それは建前だけど、そうでない時間はあるよね」と納得させています。また、学校教育の目的を分析的に分けてしまいがちですが、その場合は「まあ、トータルな成長が建前だけど、そんなことできないよね」と納得させています。しかし、我々はそんな安易な妥協はしません。

 また、学習者観の同様です。最近、ある方から「今の『学び合い』はいつから始めたのですか?」と聞かれました。「う~ん」と悩みました。手引き書に書いたとおり、意識的に始めたのは平成9年からです。ただ、その方の質問は「今の」と聞いています。となれば、「ごく最近」というのが応えです。なぜなら、『学び合い』は常に成長しています。今から見れば、平成9年の『学び合い』は「今」から見れば『学び合い』ではありません。なぜなら、あまりにもテクニック的に過ぎます。しかし、この関係は、未来においても同様です(そうなれねばなりません)。従って、「今」の『学び合い』は十年後の我々から見たら、『学び合い』ではありません。

 詳しく解説します。平成9年の段階から今まで、一貫しているのは子ども「たち」は大人と同じぐらい有能であり、限界がある、という学習者観です。だから多くの教育理論では、半年や1年にわたる山のようなテクニックの上に成立させていることを、我々はそんなこと不要だと考えます。そして、平成9年の段階から15分間×3回で劇的な変化を数週間のうちに達成していました。ところが、実践と研究の積み上げによって、それすらも不要であり、かつ、遙かに高い達成度を、遙かに短期間で実現できるようになっています。その現在から見れば、平成9年の姿は子どもを信じていなかった。でも、その頃から学習者観は一貫していたので、今の成長があったのです。

 一般の教育理論では、教材レベル・指導法レベルで「○○をしたら良くなりました」と考えます。その根本には「そうしないと子どもは出来ない」という仮説があります。さらに、「教師だけには、それが出来る」という仮説があります。それは『学び合い』ではありません。我々の場合は、教材レベル・指導法レベルのことは子どもが出来る、と考えます。もし、出来ないとしたら、それは自分自身の心に問題があり、クラスづくりに問題があると思い、恥じます。むしろ、「何もしなくても出来る」ことを誇ります。このあたりは他との決定的な違いであります。また、同志の中にも、折々、その罠に陥る方は少なくありません。というより、一度は陥ります。結果として、元の木阿弥になります。少なくとも、「何もしないのに、こんなすごいことを子どもは達成した」という喜びを得ることが出来ません。

 手引き書の短縮版は、短縮版に過ぎません。是非、手引き書を読んでください。そして、自分の頭の中で考えてください。本には何度も書いたことですが、教育のおかれている状況は千差万別で動的です。そんな個々のことは、その場にいる人しか分かるわけありません。『学び合い』は様々なテクニックを入門者のために用意しています。しかし、それらのテクニックは何故意味があり、どんな限界があるかを、『学び合い』の考え方によって理解してほしいと願います。

 ただし、「考え方」を理解することは、ものすごく大変です。特に、『学び合い』の考え方は今までの考え方と革命的に違うので、大変です。それが本当に分からなければ出来ないなんて言ったら永遠に出来るわけありません。偉そうに言っている私だって、揺らいで失敗することは山のようにあるのですから。結局、実践し、子どもたちの姿を通して学ぶしかありません。その際にです。分からないことがあったら私や、右のブログ群の同志の方々に相談してください。ほんの数回のメールのやりとりで解決できます。少なくとも、乗り越えるエネルギーは得られます。だって、『学び合い』の考え方は、とてつもなく簡単なんです。ただ、その簡単さを信じられない、また、その簡単さのすごさを信じられないだけのことですから。

08/08/22(金)

[]困ったもんだ 22:36 困ったもんだ - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 困ったもんだ - 西川純のメモ 困ったもんだ - 西川純のメモ のブックマークコメント

 Kさんより連絡がありました(http://manabiai.g.hatena.ne.jp/makine45/20080822)。コメントを見て、脱力します。

「例えば、昨日金メダルを取ったあの人たちを集めて、みんなでやってみろと言っても、取れないんですよ」

「実験の技能など、しっかりと身につけた上でないと、実験はできません」

 とありました。

 両方のコメントとも、理科の時間の目的は「科学的概念の形成」という理科特有の目的観を基礎としている点です。しかし、それを教育の目的とは考えられない理科嫌いの人のことを予想できないようです。まあ、このあたりは理科教育の研究者の一部は、なかなか分からないかもしれません。

 次に、「例えば、昨日金メダルを取ったあの人たちを集めて、みんなでやってみろと言っても、取れないんですよ」というコメントですが、じゃあ「例えば、普通のクラスにいる子ども30人を集めて、一斉指導で金メダルをとってみろと言っても、取れないんですよ」と言いたい。普通のクラスにいる子ども30人を集めて、一斉指導と『学び合い』をやれば勝つに決まっています。だいいち、あのチームを一斉指導で育てていると思っていると言うことが驚きです。まあ、クラブ指導をしたことのない人ですからしょうがありません。

 「実験の技能など、しっかりと身につけた上でないと、実験はできません」というコメントも、「じゃあ、今の一斉指導で、しっかりと身につけて実験しているのですか?」と聞きたくなります。

 でも、我々には、上記のことをおっしゃる方を説得することは出来ません。おそらく、歴然とした結果を出しても駄目でしょう。だから説得しては駄目です。『学び合い』は子どもに対してばかりではありません。最も知っている人は、知らない人を説得する力はないのです。我々が説得できる人が、説得できるかもしれません。個々人を気にするのではなく、全体を見ることが必要です。

[]大阪の会 12:29 大阪の会 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 大阪の会 - 西川純のメモ 大阪の会 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 大阪の会の日程が11月1日から11月8日に変更になりました。詳細は、おってお知らせいたします。

[]メルマガ 07:06 メルマガ - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - メルマガ - 西川純のメモ メルマガ - 西川純のメモ のブックマークコメント

 同志の方が、メルマガを企画されました(http://manabiai.g.hatena.ne.jp/sumi-chan/20080819)。早速登録しました。配信を希望される方は、下記URLに行き、メールアドレスを入れて[登録]のボタンを押して下さい。(もちろん無料です。)

http://www.mag2.com/m/0000270912.html

[]発展 06:52 発展 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 発展 - 西川純のメモ 発展 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 昨日、洗脳旅行の方々は、山のような『学び合い』の実践ビデオを見ていました。その際、「先生、この授業は発展の場面なのですか?」と質問を受けました。私ははじめきょとんとなり、直ぐに「あ~、多くの先生はそういう風に見るのだな~」と感じ、説明しました。

 多くの先生方は、最初は基礎・基本を教え、それを積み上げて、単元の最後の時間に発展・応用的な課題を与えます。それまでの多くの時間は教師の話と板書を黙って勉強しているのに対して、最後の日は子どもたちが関わり合います。その型があるので、『学び合い』の姿を見ると、そのように解釈されたのだと思います。しかし、『学び合い』において基礎・基本と応用・発展は不分離です。毎日毎日、基礎・基本をやりつつ、応用・発展をしています。だって、基礎・基本をやらなければ、与えられた課題は出来ません。同時に、クラスみんなが課題を達成するためには、他の人の理解・技能を理解しなければなりません。分からない・出来ない子どもと、分かる・出来る子どもは互いに理解し合います。それを追求することこそ、発展・応用です。従って、『学び合い』は最初から最後まで、基礎・基本と発展・応用が渾然一体となっています。

 でも、本当は普通の社会における営みは『学び合い』の状態だと思います。そして、一斉指導における一人一人の頭の中は、本当は渾然一体なんだと思います。ただ、一斉指導の教師が話し・演説していることが、子どもの頭の中と遊離しているだけなのだと思います。

sumi-chansumi-chan2008/08/22 08:35西川先生、先日の『学び合い』フォーラムではお世話になりました。
そして、メルマガの宣伝ありがとうございます!
今年のフォーラムはこれまでよりさらに内容充実、さらにひと味違っていたので、もっともっとたくさんの方に参加して頂きたかった!それから、全国各地で『学び合い』の会が次々に開催されていますが、そういった会のことについても、熱心な方は常にブログ等でチェックされていると思いますが、そうでない方にもメールでお知らせが届く仕組みがあったらいいのに…、と思ったことがきっかけでした。

とにかく、できることからやっていきたいと思っています。

週末に、第1号を発行する予定です。
みなさま、登録お待ちしています!

一緒にやって下さる方も随時募集しております。

jun24kawajun24kawa2008/08/22 12:27おじさんには分からないこと、どんどんやってくださいね。

08/08/21(木)

[]洗脳旅行 19:07 洗脳旅行 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 洗脳旅行 - 西川純のメモ 洗脳旅行 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 現在、名古屋の先生と、東京の先生方が洗脳旅行に来ています。その先生方の表情の変化が興味深いです。とにかく頭がパンパかパン状態になります。伝わって欲しい、と願います。

[]謎解決 19:05 謎解決 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 謎解決 - 西川純のメモ 謎解決 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 息子は一度も教えていないのに、携帯電話でメールを打てます(http://manabiai.g.hatena.ne.jp/jun24kawa/20080809)。それが不思議でしょうがありませんでした。院生さんから「友達に携帯を持っている人がいて、その子から教えてもらったんですよ」と言われた。なるほどと思い、家に帰って「友達で携帯持っている子はいるの?」と聞くと、「だれもいない」とのことでした。謎は深まります。そこで、風呂で「なんで、一度も教えていないのに携帯電話でメール打てるようになったの?」と聞きました。息子はニヤリと笑って「門前の小僧習わぬ経を読む」と一言。そこで「門前って、誰の門前?」と聞きました。「おかあさん」と一言。

 家内は昼間は携帯でメールしません(家事が急がしいので)。するとしたら極めて希です。それを横から覗くだけで習得するなんて、恐るべし。

ながたくながたく2008/08/21 19:45状況に埋め込まれた学習―正統的周辺参加

かとも思います。

ayuayu0515ayuayu05152008/08/21 20:00その旅行って、どうやったらいけますか?汗
いってみたいです・・・

あと、名古屋の先生が来ているというのは、すごくうれしいです!!

jun24kawajun24kawa2008/08/21 21:58ながたくさんへ
小さい集団ですけど、西川集団ですね。
ayuayuさんへ
いつでもOKですよ。来てください。

08/08/20(水)

[]司 21:59 司 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 司 - 西川純のメモ 司 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 職業柄、本当に色々な職階の教員とおつきあいします。県から市町村レベルの教育長・教育次長から、現場の校長・教頭・教諭の方々です。いずれも組織の歯車の一部で、そんな凄いことは出来ないと嘆きます。教諭の先生方から見れば雲上人の方もです。しかし、それは当たり前のことです。各職階には与えられた権限があり、その限限には組織の縛りがあります。だから自由ではありません。出来ることは限られています。しかし、出来ることは限られていますが、出来ることもあります。そして、その出来ることは、一般の教諭の方にとっては夢のような権限なのです。

 それなりの権限を与えられた職階をしめる方には、その職階の権限の限界に目を向けて、組織の歯車の一つとして前任者と同じことを粛々とされている方がいます。それは、非難されることではなく、当然であります。しかし、その職階の権限の可能性に目を向けて、組織の歯車を「少しでも動かそう」という方もおられます。

 佐賀では、後者の方をいっぱいお会いすることが出来ました。行く場所、行く場所で同志に囲まれると、あたかも『学び合い』が日本の主流のように感じてします。その感じを事実にせねば、と志しました。

[]YouTube 17:15 YouTube - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - YouTube - 西川純のメモ YouTube - 西川純のメモ のブックマークコメント

 Mさんのブログで発見しました。このような手段を活用しなければいけないと思いました。あべたかさんありがとう!

http://www.youtube.com/watch?v=96KfsSgO2hI&eurl=http://www.rinkyokyo.com/manabiai/2008/manabiaineo2008.htm

追伸 私の部分は、異常に早口でしゃべっていますが、それは20分間で二十弱の質問に応えなければならないという異常な状態だからです。普通は、そんな早口ではありませんよ。

08/08/19(火)

[]佐賀3 07:30 佐賀3 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 佐賀3 - 西川純のメモ 佐賀3 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 佐賀の先生が『学び合い』を学びに上越に来られたのは、昨年の9月です。それが今では、佐賀県内数十人の小中学校の先生が『学び合い』に取り組まれ、小学校・中学校での学校の取り組みとして位置づけられています。そして、多くの指導主事の方が『学び合い』を伝えるために奔走いただいております。昨日も、一つの小学校、一つの中学校の合同校内研修会にも関わらず、百二十数人の県内・県外の先生方がご参集いただきました。たった一年の成果が、これです。

 佐賀の同志の方々は、なかなか伝えられない、広がらない、と焦れていました。そこで、語りました。ニッパチ理論から言えば、全体の二割を説得できるならば、体制を動かすことが出来ます。佐賀県の先生方の人数から考えて、千に満たない人数の先生方を説得できればいいのです。それだけで小学校、中学校、高等学校の全ての段階で、子どもたちに安心できる時間を保証し、一生を守ってあげられる集団を与えることが出来ます。

学び合い』が伝わらないのは当然です。我々は周りを見回し、どう行動するか決める生物です。周りがやっていないのに、やるという人が少ないのは当然です。しかし、それでもやるという人も「も」確実にいます。その人に伝えればいい。その人が、自分が伝えられない人に伝えることが出来ます。頭の中に「?」が渦巻いている人には、私のような自信満々の確信犯は伝えることが出来ません。頭の中に「?」がありつつも実践し、確信を持ちつつある同志だけが、「?」を共感的に理解できます。

 上越に来られてから1年弱、本格的に動き始めて8ヶ月、それだけでこれだけの変化が生まれました。それでは、あと1年で、どれだけの変化が起こせるのでしょうか。全国には確実に成果を上げているにも関わらず、それを理解できず、排斥されている同志がいます。ところが佐賀では、学校で取り組み、管理職が理解し、教育委員会がサポートしているのです。これで出来ない理由はない。と言いました。そして、いつもの通り「出来ない理由を述べよ」とニコニコして聞きました。返答は「ありません」でした。次の言葉は、「期待しています」です。

追伸 このような会話をした先生方のお一人にA先生がおられました。A先生が私に熱く語っている姿を見て、B先生は目を丸くしておられました。B先生は昨年の9月に上越に来られた先生のお一人です。そして、佐賀に戻って『学び合い』を伝えた先生です。そのことき、伝えるのにもっとも手を焼いた先生の中にA先生がおられました。久しぶりにA先生にあったB先生が、A先生の変化にびっくりして、「あなたがね~・・」と笑って驚いていました。A先生によれば、あるクラスの問題に手詰まりになり、昨年の3学期になって「やっと」、「おそるおそる」実践したそうです。実践して直ぐに理解して同志になったそうです。本当に『学び合い』における最大の障壁は「やる」に一歩踏み出せるかだと思います。

追伸2 講演会には大学の先生も来られました。名刺交換しましたが、大学の授業でも『学び合い』を取り入れたいとのことでした。

MatufitMatufit2008/08/19 08:00連日の佐賀行脚お疲れ様です。
この機運に乗じて、高まっていきたいと思います。
次回お会いするときには、お土産を持参いたします(^_^;)

J.SASEJ.SASE2008/08/19 09:05非常に勇気づけられる話です。
でも、闘ってはいませんよ。今のところ(^_^;)

munehiromunehiro2008/08/19 23:09もっともっとお話しをお聞きしたかったのですが、45歳にもなって人見知りが激しくて・・・
 なえそうな気持ちに、また勇気が!!そんな佐賀でした。
 懇親会でお話ししたかったことが3つあります。
1、『学び合い』は日本文化と関連があるのか?
2、私たちの作り出すドラマはテレビ化の予定があるのか?(新聞だけでかなりの影響が校内にあったから、)
3、今社会で起きている、阻害された人々の事件は『学び合い』が広まることでなくなったり、減ったりさせることができるとお考えか。
いつか、また懇親会でお会いできたときに聞かせていただきます。

そのときには、両手一杯の成果を持ってお会いしに行かせていただきます。
 今回の企画をされた佐賀の先生方にも深く感謝いたします。

jun24kawajun24kawa2008/08/20 17:10Matufitさんへ、昨日は前校長先生とお会いしました。あなたの実践を、ものすごく褒めていましたよ。
SASEさんへ 安心しました。
munehiroさんへ
 こちらこそ、お話ししたかった。でも、あなたは私と同様に広げる側の方だと思っているので、ほっぽていました。あはははは
1 関連するところもあるとは思いますが、基本は人間の本性だと思います。
2 あはははは。是非、御県のテレビ局に宣伝してください。今までの教師ドラマとは全く違いますね。
3 もちろんです。そして、今阻害されていない、と思っている人も、得るものは多いと確信しています。
 最後にF県で確実に広めてくださいね。
 期待しています。

08/08/18(月)

[]北部九州 17:29 北部九州 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 北部九州 - 西川純のメモ 北部九州 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 本日、講演会等色々盛りだくさんでした。ネットでしたあったことのない同志と直接会えて楽しかった。また、予想以上に北部九州で同志の厚みがあることが頼もしかった。こりゃ、面白いこと、凄いことが起こります。これから飲み会に出発です。

[]教師の存在意義 17:29 教師の存在意義 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 教師の存在意義 - 西川純のメモ 教師の存在意義 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 本日の講演会でいろいろな質問が出ました。その中に、私の言葉足らずで誤解を生じさせていると、反省することがありました。それは、「先生の話を聞いていると、教師の不必要に言っているように思える」との質問、というご意見でした。

 改めてここに書きます。私は「足し算の繰り上がりの時、1を書くと良い」とか、「右と左の横棒の書き順は違う」とかを教師は教える必要はない、と申しているのです。一方、「人とは、大人とは何か」を教える必要があると主張しています。そして、すばらしい子どもたちの姿に喜び、悲しい姿に怒り悲しむことが必要だと主張しています。そして、子どもたちの学びやすい環境を確保するために汗を流す必要があると主張しています。

 これが教師不要論でしょうか?いいえ、我々が教師を志したときの初志を貫くことを主張しいるのです。教師がいなくても、1ヶ月は『学び合う』でしょう。しかし、教師がいなくなれば、速やかに『学び合い』は崩壊し、仲良し集団のグループ学習に墜ちます。

 教師はものすごい存在価値があります。私が主張しているのは、「足し算の繰り上がりの時、1を書くと良い」とか、「右と左の横棒の書き順は違う」とかを教師は教える必要はない、と申しているのです。

 どうも私のものの言い方が悪いようです。反省です。

[]めがね 17:29 めがね - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - めがね - 西川純のメモ めがね - 西川純のメモ のブックマークコメント

 結婚して、子どもが生まれてから、映画を見なくなりました。まあ、正確には見られなくなりました。しかし、出張中の電車の中で見ることが出来ます。昨日は佐賀への9時間弱の長丁場の旅です。ものすごく見られました。最初に見たのが「めがね」です。「かもめ食堂」が良かったので借りました。癒されます。

 大学院の時代はものすごく研究しました。一日、確実に十数時間は机にかじりつき、膨大な文献を読み、コンピュータで分析していました。それが1年365日の360日ぐらいがその状態です。そのため頭は常にパンパカパンです。そのためあらゆる娯楽から遠ざかっていました。テレビは見ません。小説も読みません。もちろん映画も見ません。漫画さえも受け付けないほど頭が疲れ切っていました。そんなとき、ある友人から童話の絵本を薦められました。見開き2ページに、言葉が一言、二言しかない童話です。最初は馬鹿にしていたのですが、読み始めると実に楽しい。不思議です。しばらく考えてみると、それはあらゆる娯楽から離れていたからだと分かりました。濃い口の料理に慣れれば、薄口のおいしさは分かりません。大人から見るとつまらない絵本を児童は何故楽しめるのかが分かったような気がしました。

 この映画にもっと浸れるような生活がしたいと思いました。

[]崖の上のポニョ 17:29 崖の上のポニョ - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 崖の上のポニョ - 西川純のメモ 崖の上のポニョ - 西川純のメモ のブックマークコメント

 崖の上のポニョのことを昨日、反芻しました。考えれば、考えるほどムカムカします。最初に言いますが、見て楽しい映画です。子どもと見るにはおすすめな映画です。しかし、駄作だと思います。理由は全体に荒すぎるからです。

 たとえば月があんなに近づいたら潮汐力で地上は火山活動でメチャクチャになっているはずです。また、どう考えても浅海性ではない魚が水深数メートルの海を泳いでいます。理系人間としては、それが許せない。ま、これは許せたとしても、許せないのは、第一に「場所」の問題です。かなり大きな造船所らしきものがあることから考えて小さな島とは考えられません。少なくとも珊瑚礁から発達した土地とは思えません。となれば、内陸に従って標高は高くなります。海岸ちかくの崖の上の家が水面にあるとしたならば、近くに大きな陸地があるはずです。ところが、それらしきものがなかった。それらしきものがあれば、避難するとしたら岩礁程度の山の上のホテルに避難するわけありません。避難するとしたらは、相対的に高く、広い場所のはずです。また、許せないのは、海中に水没する町が映されているところで、なんと、洗濯物が物干し台に揺らいでいるのです。これは許せない。水没する前日は大嵐でした。そんな日に洗濯物を干す馬鹿はいるわけありません。無茶苦茶です。

 ゲド戦記に関するメモでも書きましたが、アニメというのは膨大な人が作り上げる総合作品です。それ故、良いアニメはディテールが整っています。だって、観客から見たら「ほんのちょっと」視界に入る場面であったとしても、その場面に数ヶ月費やしている人たちが一杯いるのです。アマチュアの私が気づくようなディテールの荒さが残っているということは、多くの人の作り上げた総合作品ではないということです。

 そして、私が一番ムカムカしたのは宮崎駿という監督の無神経さです。あれだけの自然災害が起こったのです。海面が一晩で数十メートル上昇したのです。それが月の接近によるものだとすれば、その惨禍は1日で世界を覆います。おそらく地球上では数十億人の子ども含む多くの人たちが死んだはずです。それを無視してハッピーエンドにする無神経さはムカムカします。話の設定を多少変えれば良かったのに、その必要性を感じなかったようです。考えて下さい、あのポニョがかわいい女の子ではなく、四十男だったらどうでしょうか?その男が人類の半数以上の命と、過去の遺産を含める多くの宝を破壊したとしたら・・・。とても許せない行動です。それを引き起こした男が、好きな女性とキスしてハッピーエンドだとしたら・・・。クレージーです。

 あ~・・、駿馬も老いては駄馬になる。他山の石です。

[]佐賀2 05:16 佐賀2 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 佐賀2 - 西川純のメモ 佐賀2 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 昨日は飲み過ぎました。佐賀の方に「佐賀の酒はおいしいですよ」と言われたので、「あはははは、新潟の人間にそれを言いますか?」と言い返しました。あとは、注がれるままに飲んだのですが、「へ?」という思い無く、水のように飲めたのは美味しい酒の証拠です。また、今の時間には酒が抜けているのは良い酒の証拠です。酒は寒仕込みと考えていましたが、暖かいところでも良い酒が出来るんですね。発見です。しかし、本日は、ちょいとセイブしなければ、あははは

 昨日は、ある方から、さりげなくプレッシャーを与えられました。人から本格的なプレッシャーを与えられたのは二十年弱以来だと思います。与えら得た課題は、相手の期待以上の結果で返すのが私の流儀です。応えて見せましょう!と、言っちゃった。あははは

 本日は、佐賀の同志の他に、長崎・大分・福岡の同志が参集いただけます。異質な人の出会いは化学変化が面白い。私がゴチャゴチャしなくてもそれは起こるはずです。だって、ベクトルは同じですから。あ~楽し!

池田修池田修2008/08/19 10:31>「人とは、大人とは何か」を教える必要がある

私はここをなんとかしたいと思っています。「大人とは何か」をきちんと説明できない教師は、遠足の目的地を説明できない教師と同じかもしれません。教育の目標が子どもを大人にする事であるのであれば、大人が何かを説明できる事が必須だと考えるからです。

学び合いに出会う前から、学び合いに出会ってからさらに、私が考えているのはこれです。

kogapon7kogapon72008/08/19 23:55ポニョについて。
NHKのプロフェッショナルという番組で、宮崎駿監督がポニョを作る過程を放送していました。
たくさんのスタッフを抱え、ものすごい大プロジェクトでした。
宮崎監督は、作品を完成させようと苦悶していました。
ぼくが見ていて頭をよぎったことは、
これだけのスタッフがいて、わいわい相談しながらストーリーを
考えていけばさぞ楽しいだろうにな、ということでした。
まあ、超素人的考えですけど。
しかし、雰囲気としては、誰も宮崎監督には意見を言えない感じがありました。
巨匠になりすぎて、みんなが構えてしまうんですかね。
西川先生の意見であらためて、チームワークがうまくいっていなかたのかなと思いました。

jun24kawajun24kawa2008/08/20 14:20池田さんへ
そうですね。池田さんの本の、「子どもが好きな人、子どもを大人にすることが好きな人」は名言だと思います。
kogaponさんへ
他山の石だと思っています。

rah-minorah-mino2008/08/22 00:13アニメ・マンガオタクの戯れ言として読み流して下さい。
科学的なディテール・つじつまが全て合っていることと、
「作品」としての面白さは必ずしも一致しないと思います…
(当然、その一致が合った上で面白さを感じる方もいらっしゃるとして)
主人公の設定も、作品上の必然として監督・制作者(この場合は宮崎氏)が作っているわけなので、「40男だったら」そもそも『ポニョ』は『ポニョ』として機能しない気がします…
特に宮崎氏を礼讃・擁護するわけでもないですが、少なくとも、明確な「悪意」のもとに作られた作品ではないと思うので、駄作は駄作として「まぁいいか」的に楽しむのも良いのでは…

失礼しました。

jun24kawajun24kawa2008/08/22 06:37rah-minoさんへ
ご指摘はその通りと思います。が、少なくともアニメの名作はディテールが整っています。なぜなら、多くの人の思いが込められているからだと思っています。すくなくともみんなの総合作品になっていたら、水中でゆらめく洗濯物はなかったと思います。そこに象徴されるのは、みんなの総合作品ではなかった。あそこで洗濯物が揺らめくことが、この作品の成立に必須だったとは思えません。単に気づいた人が、言えなかったのだと思います。(気づかないほど、アマチュアが集まっているとは思いづらい)
それと40男だったらという部分の意味は、そういう設定にしたら、今回の作品の非常識さが分かりやすいという意味です。十歩譲って、あのような大災害の設定をするならば、被災者の怒り・悲しみが現れるべきです。ところがポニョを悪者にしたくないために、被災者がのんびりとしている姿を描いている。だから、私はムカムカします。ようは安直に作品を機能するようにしているように思います。
私は宮崎氏の作品を礼讃します。未来少年コナン、カリオストロの城、風の谷のナウシカ、となりのトトロ・・・・、何度も、何度も映画館に行き、何度も何度もアニメで見ました。そして、何度見ても、それに耐えうる作品でした。それが残念なんです。(涙)
だから、「まあいいか」的に楽しむ分にはいいので、メモの最初に「お勧め」を書きました。が、宮崎さんの作品が大好き故に、書いた次第です。

高橋 葵高橋 葵2008/08/22 11:40はじめまして。ポニョについて少し思うところを書かせてください。
宮崎さんの作品は昔から主人公の為に都合良く好意的に接する周りの人々が登場します。
ラピュタの海賊しかり、ナウシカの敵方しかり…。
世界の矛盾にはあまりこだわっておられないようで『まるで本物に見える嘘』を、嬉々として作っていらっしゃいます。
ポニョに水道水を使う。ありえないことですが、子供というものは残酷にもそういうことを普通に行います。
そんなこどもたちが元気に笑っていられる世の中を、監督は切望する中でこの映画を作られ、こどもに向けて発信されたおつもりだそうです。
水中でゆらめく洗濯物を指差して笑うもよし。
お母さんのありえない運転にドキドキする。
水の上を走れるんじゃないかと試してみたくなる。
他にもいろいろと『おあそび』が企まれているようです。
ですので、私もひとつの物語として首をかしげるところはありますが、監督の表現する世界で遊ぶ分には、その手の込みように喜んでいる次第です。

ただ、気になるところがひとつ。
被災者は…現在でもつらい生活を強いられている人がたくさんいます。
けれど、その方々が今どう生きておられるか、真剣に考えている人々はどれほどいるでしょう。
手を差し伸べて下さる方は、どれほどいるでしょう。
作品の中で粛々と生活する被災者は、現在の被災者の姿だと思うのです。
この映画を観て、「被災者の怒り・悲しみが現れるべきです」とおっしゃるかたは多いです。
でも私は、それに気付かれたなら、現実に困っている被災者にも是非目を向けて欲しいと思うのです。

同じ、宮崎作品好き、の戯言です。失礼いたしました。

jun24kawajun24kawa2008/08/22 12:27なるほど、高橋さんのご指摘、納得できます。同時に、rah-mino さんのお気持ちも、より分かったような気になります。ありがとうございます。それにしても、同好の士が多いこと、嬉しいな。

高橋 葵高橋 葵2008/08/23 10:44先は“(涙)なお姿”を拝見して思わず書き込んだ、全く違った視点からの発言でしたが、
もちろん私にも西川さんのご意見に共感するところがあります…
科学的リアリティを求める方にとっては、気持ちの悪い場面が多々あり
それゆえ宮崎作品は賛否に分かれて致しかたないものと思います。
ただ、たくさんの人が思いを込めてかかわってつくられた作品であることは確かです。

ちなみにこのようなはた迷惑な恋物語を私は好いておりませんので
再度映画館へ足を運ぶまで思えないのが、悲しいところです。

jun24kawajun24kawa2008/08/23 11:12あはははは
コメントを読んで、コンピュータ画面の前で5秒間ぐらい大笑いしました。
まったくです。

08/08/17(日)

[]佐賀 22:09 佐賀 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 佐賀 - 西川純のメモ 佐賀 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 今、佐賀の同志の飲み会から帰ってきました。あ~、楽しかった。特筆すべきは、偉い人から、実際の授業を担当している先生がゴチャゴチャと、私と関係なくも話し合っていた。いいな~

 3時間ほど、酒をつがれまくっていたので、ヘロヘロです。寝ます。ぐ~

[]説得 16:36 説得 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 説得 - 西川純のメモ 説得 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 佐賀への移動途中に、ある同志から愚痴メールをいただきました。内容は自分の『学び合い』の授業を「偉い」先生方に見てもらったら、表面面しか見ていないため、総攻撃にあったそうです。そこで、子どもたちの実態をちゃんと説明したいとのメールでした。個人的にメールしても良いのですが、おそらく同じような同志も多いと思いますのでアップします。まあ、何度も同様なことを書いているのですが、再度書きます。

 私の勧めるのは、反論しない、説明しない、という戦略です。人間にはプライドがあります。そして「偉い」人の中には、それだけで生きている人もいます。一教諭がご意見を申し上げるなんて、無礼千万と思っている人もいます。そして、上記のような方の場合、説明すれば、「あなたは子どもを見ていませんよ」ということになってしまいます。これは、よほどの大人物でなければちゃんと受け止められません。かく言う私だって、「かっと」なるかもしれません。あはははは

 そんな人と戦って、勝てません、納得させられません。そして、そうとうひどい反発を受けます。だから戦いません。ではどうするか、まずは、その人の視界からなるべく離れるのです。そして、あたかも、それに従っているようにふりをすればいい。

 世の中には分からん「偉い人」もいますが、分かる「偉い人」もいます。そして、もう少しで分かる「偉い人」は少なくない。そして、同志を攻撃した「偉い人」も、同志以外の周りの人が「いい」と言えば分かるかもしれません。

 子どもの『学び合い』と同じです。「その子」に拘れば泥沼に入ります。その先生に拘らず、広い世の中に正当に伝えることが王道だと思います。大丈夫!大義は我にあります。何よりも結果を出せる方は我々なんですから。あはははは

追伸 やっと佐賀に着きました。9時間ほどの大移動でした。

J.SASEJ.SASE2008/08/17 21:29実感としてよ~く分かるお話です。学校にいたら私もそのように振る舞ったかもしれません。今の環境は特殊です。したたかに戦略を練って交渉します。闘いたくはないので・・・。

jun24kawajun24kawa2008/08/17 21:44あははは
期待しています。
忘れて欲しくないのは、相手も、真面目な教師なのです。

MatufitMatufit2008/08/17 23:14 遠い佐賀の地までおいでいただき、ありがとうございました。
エネルギッシュな西川先生の一言一言が心に浸透していきました。
 今日のブログ、大事なこと[説得]の話も、スッと入りました。私も研究校の先生と一戦交えました。私の話がまずかったのもあると思いますが、言葉を足せば、足すほど無駄だと思いました。
子どもの姿(ライブ)で示していきたいと思います。
それでは、また明日。明日の会も楽しみにしております!

rion_fujirion_fuji2008/08/17 23:45ようこそ,九州へ
佐賀に行きたかったなあ~
私は,明日から試験です。
最近,経営者が書いた本などを読むと
ますます先生の書かれていることがわかるようになりました。あ,そういえば,教師は学級の経営者でしたね。

szeidzsiszeidzsi2008/08/18 04:35私が義父にとる態度にちょっと似ているような・・・(関係は良好です)

beppu3TOKIbeppu3TOKI2008/08/18 04:51西川先生こんにちは。ようこそ九州へ。そして,9時間もの長旅,大変お疲れ様でした。本校からも、5時の電車にて、校長はじめ11名で佐賀にまいります。2学期から学校が大きく変わるかもって予感です。しびれます。西川先生2日間どうぞよろしくお願いいたします。

jun24kawajun24kawa2008/08/18 05:07Matufitさんへ
分からない人もいますが、昨日の会に参集いただいた方々のように分かる人も多い。広げることによって、高まりましょう。
rionさんへ
結果、期待していますよ。
szeidzsiさんへ
どんな人とでも、ぶつけ合ったらけんかになるようなものってありますよね。でも、それを避けながら、とりあえずの関係を維持しているうちに問題が解決するようなことってあると思います。たとえば、国と国との外交なんてそんなもんだと思います。
beppu3TOKIさんへ
待っていますよ。

08/08/16(土)

[]期待することの力 07:49 期待することの力 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 期待することの力 - 西川純のメモ 期待することの力 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 私は「期待しているよ」と言います。その言葉はゼミ生(そして同志)に恐れられています。私は『学び合い』が成り立った後は、教師は「期待する」しかないし、それが最も強力だと思います。その「期待しているよ」が成り立つためには以下の条件が必要です。

●『学び合い』の基本である、目標の設定、評価、環境の整備が成されている。

●それが成り立つことは、「その人・その集団」にとって重大な意味がある。そして、それが成り立たなくても、期待する人の生活の基本に影響を与えない。つまり、「その人・その集団」のためである。

●期待する人が、成り立つことを本気で信じる。

●上記のことが全て成り立っていると信じていることが、「その人・その集団」に伝わっていると信じている。(ちょっと分かりづらいかもしれませんが)

*[大事なこと]質問に応えて4

 一応、フォーラムで出た質問の最終回です。今回の質問に対する応えは、『学び合い』は考えであってテクニックではないということです。詳しくは「手引き書」に書いてあります。

Q:「○○さん教えてくれているんだね、クラスのためにがんばってくれているんだね、うれしいな」は方法を褒めていることになるのではないか?

A:まさに、その通りです。このことを疑問にもてるというのは、『学び合い』が考え方であってテクニックでは無いことを理解されているからだと思います。ご指摘の通り、この状態は良い状態ではありません。『学び合い』の初期段階を乗り越えるための「単なる」テクニックに過ぎません。こんなことを言わなくても、子どもが動くクラスを創るのが教師の仕事です。つまり、教師が上記のようなことを言わなくても、子ども同士が声がけし、さらに子どもの中に内在することによって声がけをしなくてもよい状態を創ります。

Q:結果主義?プロセスの中での成長には注目しないか?

A:プロセスを重視すると、子どもは「ふり」をし始めます。しかし、結果は「ふり」は出来ません。それ故、結果主義であることを子どもに伝えることは有効です。だれしも結果に結びつけるにはやるしかないことを知っていますから。ただし、人間は感情の生物です。この結果主義を求める際、教師の心の中に「愛」がなければなりません。

Q:終わったのに、教えずにふらふら遊んでいる子に対して、ねらいと違うじゃないかと、注意して良いか?

A:当たり前です。問題は「終わったのに」という表現を使う教師の心にあります。教師の与えた課題は「全員が課題を達成する」です。従って、終わっていません。解決策は、本気で全員が課題を達成することを願ってください。その願いが甘いと子どもは直ぐに見透かします。

Q:答えが一つに集約できない問題も「学び合い」で理解し合うことは出来るか?

A:出来ます。多様な意見を求める課題であっても、一定の幅があるはずです。なんでもありというのは、まずあり得ません。それをちゃんと子どもに語ることが出来るか、否かが重要なポイントです。例えば、校長が「みなさんの自由なご意見を求めたい」と言ったのに、一人一人の発言ごとにだめ出しをしたら意見を言わなくなりますよね。あれです。

Q:分かる子が一人など少数になったとき、大多数の子は何をしているのか?(一人の子をみんなで教える??)

A:こんな現象が起こるのは、課題がつまらん課題であり、かつ、一日ごとの課題である場合です。発展的な内容を含むものであれば、いつまでも深められます。また、一単元を任せるぐらいであれば、上記のようなことが起こらないように子どもが動きます。クラスには色々な子どもによって構成されています。どうしたらいいかなんて教師が分かるわけありません。教師が出来ることは「みんな」を求め、期待することしかあり得ません。

 逆に聞きますが、この状態は一斉指導で解決できますか?一斉指導で出来るのは、様々な問題を見えづらくすることぐらいです。問題を解決するには、教師はもちろんですが、クラス集団全員が問題をまざまざと見える状態にするしかないと思います。違いますか?

Q:保護者からの反感はないのか?

A:保護者からの反発が起こる原因は、子どもからの情報に基づくものです。もし、子どもが学校での勉強に意義を見つけ、かつ、成績に関して結果を出せば問題はありません。ただし、人相手のことですので政治をしなければならないのは当然です。

[]精神論 07:49 精神論 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 精神論 - 西川純のメモ 精神論 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 普通の教育論では、様々な職能を加え、重ねることを目指しています。ところが、我々の場合は様々なものを極限までそぎ落とします。そして、そぎ落とすことの大事さを分かったならば、百年の修行をした教師も、新任教諭も同じレベルに達すると考えています。まさに、宗教のようです。でも、そうだから、そうとしか言いようがありません。

 結局、教育(正確には人が人を管理すること一般)は人と人との関わりの中で創り上げられるものです。そして、一人一人の人は、他の人の心(腹)を読みながら行動します。それは言ったこと、やったことではなく、それらを一貫するもの、つまり心であり腹によるものです。

 ただ、我々は学術や実践を積み上げることによって、宗教や精神論に思える「考え」が、様々な言動にどのように現れ、それが個々の子どもたちに影響を与えるかを実証的データで語ることが出来ます。それを通して、科学という宗教のレベルに達したいと願っています。

 ニュートンのプリンキピアを読むと、非常に回りくどいものです。古典力学を分かった人間にとってはイライラします。しかし、しょうがありません。当時の様々な諸説に対して、いちいち説明をしなければならなかったのです。しかし、彼の古典力学は結局のところ、力を速度の変化に基礎を置いたところに尽きます。あとは、それを積分したり、微分すれば出るものばかりです。我々の『学び合い』も、煎じ詰めれば、「学校教育は人格の形成を目指しており、具体的には、他者と折り合いをつけて課題を達成できる能力の獲得である」という学校観と、「子ども「たち」は大人と同じだけ有能であり、かつ、限界を持っている」という子ども観に基礎があります。全ては、そのから引き出されるものであり、今後の発展の基礎もそこにあると思います。

08/08/15(金)

[]評価 22:28 評価 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 評価 - 西川純のメモ 評価 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 ある同志からのメールに触発され、メモります。

 我々は「みんな」を求めます。そして、「みんな」が成り立たなければ、駄目だ!と評価します。しかし、評価は個々人ごとに出します。グループ学習にありがちな一蓮托生ではありません。例えば、「みんな」が成り立たなくても、テストの点数のよい子は「5」を与えます。いや、「みんな」を理解していない子であっても、テストの点数が良ければ「5」を与えます。これって分かりづらいですよね。

 でも、考えてください。教師が成績を2を出そうが、3を出そうが、4を出そうが、5を出そうが、その子の人生には関係ありません(まあ、高校で1を出されると大変ですが)。そんなことより強力なことが教師には出来ます。教師をへとも思わない子どもにとっても、クラス全員から浮くことを恐れます。教師は、クラス全員の前で、クラス全員にとって意味あることか否かを語ることが出来ます。これは凄い権力です。成績の上下などちんけな権力に過ぎません。その影響力を利用し、みんなと折り合いをつけることが個人の高い達成度と、居心地の良さを成り立たせることを伝えるのです。それこそが『学び合い』における学校観です。

 つまり、「私はみんなのためにやったのに、何故、3なの?」とか、「●●ちゃんは、みんなのために何もしていないのに、何故、5など?」と言われるようだったら、そりゃ教師の負けです。このことは学校観が分からないと分かりづらいですね。

[]崖の上のポニョ 22:02 崖の上のポニョ - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 崖の上のポニョ - 西川純のメモ 崖の上のポニョ - 西川純のメモ のブックマークコメント

 SFとういうのは荒唐無稽のようですが、名作と言われる作品はシンプルな仮説を元にした世界観があります。殆どは現在の社会と同じなのですが、チョットだけ違うのです。しかし、チョットだけ違うだけで社会がまるで違います。それが面白い。例えば、ホーガンの「断絶の航海」は、無限の生産性という共産社会を成立させ、今までの偏見をまるで捨て去ったらどんな社会が出来るかという壮大なドラマです。また、「鋼鉄都市」は、人間のプライバシーが極限まで小さくなった社会と、極限まで拡大した社会との出会いです。まるで数学のようです。例えば、ユークリッド幾何学の平行線の公準をちょいと変えただけで非ユークリッド幾何学が成立します。そして、それが現実に適応されるから面白い。

 家族でポニョを見に行きました。面白かったし、綺麗だった。良い映画だと思いました。しかし、見終わって半日過ぎて、ふと気づきました。映画ことをあれこれ考えていないのです。理由は、映画にあまりにも多くの仮説や謎や飛躍がありすぎて、その世界を頭で広げることが出来ないからだと思います。

[]何のため 07:11 何のため - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 何のため - 西川純のメモ 何のため - 西川純のメモ のブックマークコメント

 世の中では北島選手が金メダルを取ったことで話題は持ちきりです。しかし、冷静に考えれば日本人の一人が、その他の人より零点何秒(零点零何秒)早いことがどんな意味があるのだろうか?と思います。もちろん日本人の一人として決勝での泳ぎに喜びを感じます。しかし、その喜びに浸れる時間はどれほどでしょう。まあ、ニュースで流れている時間で、私に関する昨日の総時間は5分もなかったと思います。そして、今から1ヶ月後になれば思い起こすこともないでしょう。

 意味がないとは言いません。ただ、その意味を上記の立場で考えるのは大事なことだと思います。国語の先生が集まって、「国語は大事だ」ということを所与として議論します。それは、算数・数学、社会、理科・・・でも同じです。でも、冷静に学ぶ意味を「その内容」で考えると無意味であると結論されます。私はオール1の子どもたちに「何で物理なんて勉強するんだよ!」と言われ続けたから、今の学校観があります。彼らには「科学的概念の形成」などという理科人の理屈は通用しません。

 日本人の一人が、その他の人より零点何秒(零点零何秒)早いことが重要ではないと思います。その事実が、どんな社会的影響を持つかが大事だと思います。少なくとも引退後の北島選手は、それを考えないと生きていけないと思います。

[]質問に応えて3 06:34 質問に応えて3 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 質問に応えて3 - 西川純のメモ 質問に応えて3 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 「これこれの子どもがいるから出来ない(難しい)」という質問は少なくありません。私の基本的な応えは、「では、そのままでいいのでしょうか?」です。明らかに否です。その子が、「三桁の足し算を学ぶ」、「鎌倉幕府の成立の西暦を学ぶ」ということのレベルならば看過できるかもしれません。しかし、その子が大人になり、社会に出るということに関しては看過できるものではありません。

 さて、どうするか?まず、教師は解決できないと覚悟を決めるべきです。教師が何とか出来るレベルだったら、とっくのとうに解決できるはずです。教師用のマニュアル本を数冊読み、何回かの研修を受ければ解決できるものではありません。詳しくは「手引き書」に書いてあります。

 例えばフォーラムでは、以下のような質問がありました。

●生徒指導の必要な子がいるところで、どのようにして学び合いを行うか?

●自尊感情が低く、周りの子に教えられるのが嫌な子は、教師が教えるしかないのではないか?

●話すことが苦手の子どもにどのように対応するのか?

 これらの子どもの問題を「その子」の問題と捉えても解決の糸口は見つかりません。「その子を含んだクラス」の問題と捉えるべきだと考えています。私は暴走族を高校で教えました。彼らは暴走族から出る方が良いことは百も承知、二百も合点でした。ようは暴走族以外に彼らの所属する集団がないのが問題の本質です。自尊感情が低いのは何故でしょう。それは、教師やクラスメートから自尊感情を傷つけられ続けているからです。話すことが苦手なのは何故でしょう。それは話すことを集団に受け入れられるかが不安なんです。

また、

●教えることよりも自分の学習を優先してしまう子→どうすれば教えることに意義を感じてくれるか?

 という質問あります。これまた、この子が大人になったとき、そのままでいいでしょうか?否です。折り合いをつけながら、課題解決するということが自分にとっても有利であり、そのような集団の中に所属することが心地良いことを理解することです。もちろん、それが分かるに時間のかかる子はいます。しかし、時間のかからない子もいます。その直ぐに分かる子の行動、また、その子と他の子の関係を横目で見ているうちに分かる子が増えていきます。

ながたくながたく2008/08/15 18:03>生徒指導の必要な子がいるところで、どのようにして学び合いを行うか?

生徒指導が必要な子がいるところだから、学び合いをする。

と思います。

大変だったところで、新採だったので、そんな気がします。
学び合いとは言われないけれど、一年目のぼくの実践の概念は
学び合いでした。うん、学び合いだったと思います。

jun24kawajun24kawa2008/08/15 18:15私もそう思います。
しかし、『学び合い』を知らない先生は「押さえ込む」という戦略をとります。しかし、押さえ込めない場合も多いし、押さえ込めたと思っても、後で爆発してしまいます。そして、何よりも根治をしていないから、どんどん悪化する。
善意の先生は、人間関係を結ぼうとします。高校教師の時の私がそうでした。しかし、教師との人間関係が強ければ、子ども同士の関係が希薄になる。結果として、教師の前では「よい子」でも、教師の見えないときには変わりありません。教師ドラマに感化されていた私にはそれが見えなかった。それが分かったのは『学び合い』を理解し始めてからです。

08/08/14(木)

[]九州 21:43 九州 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 九州 - 西川純のメモ 九州 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 17日~19日は佐賀で講演をします。何よりも楽しみなのは17日と18日の夜。佐賀の同志はもちろんですが、九州の同志と一緒に飲めます。同志と私との語らいには、それほどの意味はありません。どうせ私は「手引き書」に書いたことを連呼する程度ですから。しかし、見知らぬ同志が出会う機会になれば嬉しい。異質な出会いは、常に化学変化を起こします。その果実は半年以内に味わえます。ワクワクします。

[]可愛い盛り 21:43 可愛い盛り - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 可愛い盛り - 西川純のメモ 可愛い盛り - 西川純のメモ のブックマークコメント

 私が親ばか言うと、「今が可愛い盛りよね」とよく言われます。それは0歳の時、1歳の時、2歳の時、3歳の時・・・・、そして今も言われます。しかし、その度に「これからもっと、もっと可愛くなります!」と断言します。今日も、息子を見ながら、そう思いました。

 そりゃ赤ちゃんの可愛さは格別です。この世の中にこれほど傷のない美しさがあるのかと思いました。しかし、赤ちゃんの可愛さに比べて、今の可愛さはもっとです。今の可愛さは「赤ちゃん」の可愛さではなく、「息子」という個性のある可愛さの部分が多い。きっと、今の可愛さを、あと4年は楽しめます。そして、それから6年は、小憎らしい可愛さを楽しめます。そして、それ以降は、頼もしい可愛さを楽しめます。そして、孫を抱く息子の可愛さを楽しめます。毎年毎年、もっと、もっと可愛い息子を家内と一緒に楽しめます。

追伸 孫が可愛いのは、可愛い息子が愛する子どもだからですよね。

[]質問に応えて2 07:58 質問に応えて2 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 質問に応えて2 - 西川純のメモ 質問に応えて2 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 昨日に再録した質問は、個人に着目する質問です。本日は、グループに関する質問です。

 代表的な質問は、「間違った知識が広がってしまうことはないのか?」、「仲良しグループで固定してしまわないか?」です。前者の原因は後者なんです。即ち、グループ内部でのコミュニケーションは成り立っていても、グループ間のコミュニケーションが成り立っていないことが原因です。グループを形成している2~4、5人がみんな知らない、もしくは分からない、ということはあり得ます。しかし、クラスの数十人が知らない、もしくは分からないと言うことはあり得ません。教師がやるべきは、「みんな」とは何かを伝えることです。現状の一斉学習におけるグループ学習では、自分の属しているグループと関わりを持てば「みんな」とやったとされています。ところが、『学び合い』では、みんなとは本当にみんななのです。このみんなを成り立たせるためには、立ち歩き他のグループが出来たかを確認しなければなりません。そのようなことが起これば、上記のようなことは起こりません。

 また、「教える-教えられるの組み合わせの固定化は?」を心配される方がおられます。しかし、そのようなことは起こりません。教えられる方が、教えられる方からの情報を黙って写すレベルでは、そのようなことも起こるでしょう。しかし、教えられる方が本当に分かりたいと思い、教える側と議論すれば、教える側も多くを得ます。そして、実際の学びは、教え、教えられがダイナミックに変わります。詳しくは「勉強しなさいを言わない授業(東洋館出版社)」にあります。教師は、教えるということを、正しい情報を伝えるという静的なもののように捉えています。しかし、本当の学習では正しい情報を子どもたちが創り上げる動的なものです。そのようなときには、「教える-教えられるの組み合わせの固定化」はありえません。

ayuayu0515ayuayu05152008/08/14 21:56グループの固定化。。。ここは教師の学級経営の仕方なのだろうなって思いました。学び合いをするには、教師の気質・グループの流動性は相関性があるのかな~ってつくづく思いました。

jun24kawajun24kawa2008/08/14 22:31考え方を変えさえすれば、直ぐに、子どもは応えてくれます。なぜなら、その方が、子どもたちは多くを得られ、心地良いからです。すくなくとも、それが分かる子は少なくありません。いつでも、出発点に立てます。

08/08/13(水)

[]質問に応えて 22:17 質問に応えて - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 質問に応えて - 西川純のメモ 質問に応えて - 西川純のメモ のブックマークコメント

 フォーラムではいつのまにか質問コーナーが設けられました。司会の人からは、「我々が応えられない部分は先生が応えてください」との求めがありました。そのころは黒板に書かれた質問は5こぐらいでしたが、あれよあれよというまに二十弱になってしまいました。私は、「で、何分間与えてくれるの?」と聞いたところ、「20分で」とのお求め。かなり高度な二十弱の質問に20分で応えよとは、無茶なお求めです。しかし、教師の端くれですので、求められた時間に話をまとめるのは芸のうちです。早口でまくしたて、19分20秒で応えました。(エッヘン!)基本的には、HPhttp://www.iamjun.com/)に公開している「手引き書」に書いてあることです。しかし、多くの人が疑問に持つ内容を含んでいます。そこで、何回かに分けて再録したいと思います。

 さて、我々の授業では、一校時あたりの教師の発言時間は多くても5分間、まあ、最終的には数秒にまで短縮できます。それにも関わらず(本当はそうだからこそ)、成績が驚異的に上昇し、人間関係が向上し、特別支援や不登校が解決できると豪語します。しかし、多くの先生方には信じられないでしょうね。だから、「そんなこと出来るの?」という質問が多いです。しかし、そのような質問に対しての私の返答は、「じゃあ、あなたや出来ているの?」です。私は『学び合い』の凄さ以上に、一斉指導の馬鹿馬鹿しさをよく知っています。一人の教師が数十人の子どものことを背負うなんて無理な話です。少なくとも、『学び合い』を直ぐに分かってくれる子どもたち(まあ、4~十数人)と一緒に背負う方が効果が高いのは当たり前です。そして、その子たちと一緒にクラス作りをすることによって、ものすごいことが出来ると考えるのが『学び合い』です。

 まず、そのあたりの質問をピックアップして、その返答を載せたいと思います。

Q:時間がかかる子に子どもが教えることが出来るのか?

A:では、一人の教師が時間がかかる子を教えてられますか?一斉指導の中で個別対応できる時間は1校時の中で何分ぐらいですか?クラスの中には、かかる時間の長短はあっても、教師の支援を必要な子どもがいるのではないでしょうか?実は、勉強の出来る子にとっては、もう分かっていることを延々と聞かされていてイライラしているのです。その子に対しても支援は必要です。つまり、クラス全員が支援を必要としています。であれば、個別対応出来る時間をクラスの人数で割ってください。せいぜい数十秒でしょうね。それで出来ますか?根本的な解決策は、クラス全員がクラス全員を支援しなければならないのです。

Q:先生が「教えない」ということに納得がいかない。教えずに生徒だけでは理解できない内容もある(学年が上がればなおさら)。

A:教室で教師が教えずに「自分」だけでは理解できない子どもがいることは当然です。しかし、塾・予備校・通信教材等で既に理解している子どもは4、5人(都市部では7、8人)はいるはずです。さらに、教師が教えなくても教科書を読めば「自分」だけで理解できる子どもがいるはずです。教師一人が「一通り」の説明を演説したり、板書する方が、そのような十人以上の子どもが周りの子どもに教えるより有効ですか?

Q:ペーパーテストでは計れない部分については(説明する力、ノートの書き方、言語力)。

A:では、それを現状の一斉指導で評価していますか?おそらく、殆ど評価していないでしょう。つまり、現状ではなんもしていないのです。『学び合い』では、能力的にかなり障害がある子を含めて全員が高い達成度を実現します。そんなことを実現するために、「説明する力、ノートの書き方、言語力」無しで実現できるでしょうか?不可能です。『学び合い』をしている子どもたちの会話に耳を澄ませば、教師が分かったように使っているが、実は具体的には何も言えない「説明する力、ノートの書き方、言語力」とは何かを子どもたちが教えてくれます。

Q:クラスの中に上下関係、力関係が出来てしまうと、弱い子がよい意見を出しても消えてしまう。教師がそういうときに、その意見をすくい上げる必要はないか?

A:では、「何人」の弱い子の意見をすくい上げることが出来ますか?また、そのようなすくい上げることが年間の授業の何%で出来るでしょうか?それで十分ですか?一人一人に着目すれば、殆どすくい上げていないのではないでしょうか?教師一人では無理なのです。本質的な解決策は、クラスみんなが一人一人の意見をひろうクラス作りではないでしょうか?

[]大阪の会 21:37 大阪の会 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 大阪の会 - 西川純のメモ 大阪の会 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 大阪の会の第1案内です。

1.日時 2008年11月1日(土) 13:00~17:00

2.会場 チサンホテル新大阪

3.内容

 13:00- 受付開始 13:15- 開会

 13:20~14:30 西川純先生による講演

 13:30~14:45 質疑

 14:45~15:00 休憩

 15:00~16:50 実践交流会・フリートーク(立ち歩き歓迎)

 16:50-    閉会

[]集まる 07:56 集まる - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 集まる - 西川純のメモ 集まる - 西川純のメモ のブックマークコメント

 フォーラムに関連して、多くの教育団体が高年齢化し、若手が入らないことが話題になりました。そして、我々は若い人がドンドン入るという特徴があることが指摘されています。確かにそうです。でも、もっと凄い特徴があります。それは、中堅も、ベテランもドンドン入ってくるという特徴です。

 私も職業柄、様々な教育に関わる研修団体に呼ばれます。そこでの懇親会での話題は、大抵は「最近、若手が入ってこない。今、一番若いので35才ぐらいだ・・」というようなものです。でも、懇親会で集まる人を見回すと、定常の活動に参加する人は殆どいません。それはベテランも中堅も同じです。懇親会は研修というよりも、校長・教頭、また、その予備軍の顔つなぎの会となっているようです。研修団体離れは、これは若手ばかりの問題ではなく、ベテラン・中堅も同様なんです。この原因は、根本的には年齢バランスの崩壊により、学校の教育力が損なわれているためだと思います(http://manabiai.g.hatena.ne.jp/jun24kawa/20070930)。では、我々の場合は、若手も中間もベテランも等しく仲間に入り、そしてゴチャゴチャできるのでしょうか?それを考えました。

 未整理ですが、「知が新鮮」だということだと直感が語ります。

 生み出される「知」より、既に明らかにされた「知」が多くなれば、その世界では過去の「知」をどれだけ知っているかが重要となります。そうであれば、ベテランにとって若手から得るものは多くはありません。逆に、若手にとってはベテランの「知」は圧倒的です。その若手とベテランが二学年構造になれば、押しつぶされるような閉塞感を感じてしまってもしょうがない。中堅だって、若手とベテランがいるから中堅なんです。子育てが忙しい中堅が、自分のことだけを考えたら「もう十分」と思ってもしょうがない。私の知っている研修団体は1960年代、70年代は力があった。だって、欧米のカリキュラム、その背景となった教育・心理理論はベテランにも、中堅にも、若手にも新鮮だった。だから、年齢を超えて購読会も成立しました。ところが今はどうでしょうか?議論が始まると、だれがどれだけ知っているかが重要なポイントとなってしまっています。私が教員に成り立ての80年代でも、授業検討会・懇親会では自慢合戦になっていました。

 ところが『学び合い』では違います。経験がものをいうのは、まあ、1年ぐらいでしょう。『学び合い』を本気で1年間実践したならば、本気で10年間実践した人との差はほとんど無いと思います。私が偉そうに書いていることぐらいのことは、1年間も実践すれば血肉になってしまっています。まあ、私の仕事は言葉を整理することなので、その面では一歩先にいっているかもしれませんが、その程度です。少なくとも、私の研究室のゼミ生であれば、そして、『学び合い』の同志であれば、私が色々な疑問に対して、どう応えるであろうことは十分に予想可能であると断言し、それを誇ります。

 そっから先は、その一人一人が新たな「知」を子どもたちから学び取ります。そして、それを自慢することを通して、瞬く間に同志の中で共有されます。その結果、それまでの「知」が瞬く間に陳腐になります。例えば、十年前に開発した自己モニターの手法は、今ではテクニックに過ぎないと切っています。どうように、今の「最初の語り」や「可視化」も十年後には切られているのかもしれません。いや、それらが「陳腐だ!」と切れるぐらい進歩したい。

 つまり、『学び合い』は、いつでも、だれでもスタートラインにたてます。ベテランも若手も中堅も、です。だから、今の姿がある。いつまでもダイナミックに進歩し続けましょう。課題が陳腐になると集団が腐るのは、子どもばかりではなく、我々も同じです。

追伸 当然ながら、我々の同志は教師ばかりではなく、様々な保護者や、企業の人や、学校事務の方や、医療関係者や、そして中学生もいることを大いに誇りましょう。そんな集団こそ、健全に成長できます。むしろ、教師「も」いるぐらいを目指さなければ。あはははは

katokyonkatokyon2008/08/13 22:29西川先生、お世話になりました。ようやく北海道に戻ってきました。お会いしてお話しできてよかったです。本当に勢いのあるフォーラムでしたね。若手が果敢にがんばっている姿も印象的でしたし、さまざまな年代、立場の参加者が集っていることもすごいなあと感じました。また、お会いできる日を楽しみにしております。

jun24kawajun24kawa2008/08/13 22:34私こそ、生katokyonさんにお会いできて嬉しかったです。どんどん、進みましょうね。

08/08/12(火)

[]良い私語、悪い私語 16:04 良い私語、悪い私語 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 良い私語、悪い私語 - 西川純のメモ 良い私語、悪い私語 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 『学び合い』における教室はまさに学級崩壊状態です。子どもたちが立ち歩き、ごちゃごちゃとしゃべっています。それを見ていると初めての人は面食らいます。しかし、私たちにとっては、心地よい響きです。とにかく幸せになります。が、時には嫌な響きになるときがあります。その見取り(まあ、聞き取り)はどこか?とフォーラムで聞かれました。

 西川ゼミの様子を説明します。上は40代の現職院生さんから下は20歳そこそこの学部学生さんが自主的に進めています。たいていは、数人が現状の分析結果を発表し、全員で討論します。

 普通だったら、一人の人がパワーポイントを使って発表し、周りの人が黙って拝聴します。その後、司会役の人が促すと、手を挙げて質問し、それに対して発表者が答える、・・・を繰り返します。つまり、発言者は常に一人なのです。ところが西川ゼミではそういうことはありません。発表者が発表し始めると、聞いているゼミ生同士が小声で話し合っています。それがほぼ全員がです。それは発表の時間が終わり質疑の時間になってもそうです。他の人が質問し、それに発表者が答えているときも、ほぼ全員がごちゃごちゃと小声で話し合っています。さらには、ある人が質問したことに発表者が応える前に、別の人が質問したり、応えることもあります。また、ある人の発言が終わる前に、別な人がたたみ込むような発言があります。普通だったら「静かにしろ」と怒鳴る場面ですが、私たちにとっては心地よい状態です。だって、本当に発表者の発言を理解し、よくしたいと考えるのだから、分からないことを分からないときに解決しようとするから発表中に隣のひとと小声で話し合っているのです。また、本当に盛り上がっているときは、たたみ込むように発言が積み上がりますね。でも、おもしろい現象が合間、合間に起こります。それは、今まで全員が近くの人と話し合っているとき、急に「シーン」となることがあります。何故そうなるかというと、一見崩壊状態のように見えますが、全員は発表者の発言を議論しているからです。それ故、みんなの話し合っている議論は一定の方向性を共有しています。そんなとき、ツボにはまった発言・疑問があると、一斉に議論するの中止し、その人の発言に注目するのです。何故そういうことが起こるかと言えば、近くの人とごちゃごちゃ話している一方、耳は全体にも向けられているのです。つまり、個々人に着目すると、特定の数人とごちゃごちゃと話し合っています、そして、自分で課題をやっています。しかし、同時に、みんなはみんなのことを意識しているのです。

 電車に乗ると色々な人がしゃべっておりうるさいです。しかし、不快感はありません。ところが、オバチャン集団の声は、同じおしゃべりなのに、不快感を感じます。何故かと言えば、オバチャンたちは他の乗客のことを考えず、自分たちのことだけを考えています。それ故、声の大き、発言内容にそれが現れます。一斉指導になれた方だと、「静かにしていない」でおおくくりで分類されてしまい、否定されてしまいがちです。しかし、『学び合い』では常にクラスということを意識し、それを念頭に置いた言動をします。その違いは、オバチャン集団が電車に乗った瞬間に分かるように、明確な違いだと思います。

ながたくながたく2008/08/13 02:26学び合いにおける私語は、私語なのだけど、
公的なもの、パブリック?なものだと感じています。
これって上質な私語だなあと子ども達を見ていて感じています。
以前、詩を音読を中心に学級経営をしている時期があって、
そのときのコメントは、
「ぼくは、工藤さんの○○の詩がいいなあ。」
「そうそう、でも、谷川さんの詩も好きだよ。」
などと、2年生の子ども達が話をしていました。涙が出そうでした。学び合いとはそういうものだと感じています。

jun24kawajun24kawa2008/08/13 07:41なるほど、私語は公語と言えるんですね。

08/08/11(月)

[]内田先生ありがとう! 22:11 内田先生ありがとう! - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 内田先生ありがとう! - 西川純のメモ 内田先生ありがとう! - 西川純のメモ のブックマークコメント

 本日は、久しぶりに上越への移動で一日つぶしました。ということで、ほぼ1日ぶりにブログを開いてビックリ、アクセス数が驚異的に上がっています。思い当たるところと思い、内田先生のブログ(http://blog.tatsuru.com/2008/08/10_1154.php)を見てビックリです。私の感想は「やっぱり、分かっていただけたんだ・・・・」です。内田先生の主張は我々の願いと一緒です。だから、我々の会に内田先生にお呼びし、フィットしました。でも、私は人の心を読むことの壊滅的に不得意な人間です。だから、常に多くを願わないようにしています。でも、伝わった・・・・。とても嬉しい。

 内田先生のブログをお読みになってここにたどり着いた方々へ。

 みなさんは、アンテナの高い方ですし、求めるものは我々と同じ方向性を向いています。是非、HPhttp://www.iamjun.com/)をご覧下さい。そこには各種の情報を公開しております。そして、我々は、いつでも子どもの生の姿で、それを見せることが出来ます。「理論的にはそうなるはず」というような学者の逃げは打ちません。また、練りに練った授業公開とは違い、我々は、ごくごく普通に実践をしています。だから、いつでも見せられます。しかし、まだまだ実践者の数は多くはありません。もしかしたら、お近くにいないかもしれません。でも、青森県と四国と紀伊半島南部以外の方でしたら、特急に乗っていただければ日帰りでライブをみられるほどの実践者はいます。いつでもどうぞ。

 それにしても内田先生のブログの凄さを感じます。

追伸 ということで、久しぶりに自宅の布団で、家族三人で寝ることが出来ます。

08/08/10(日)

[]フォーラム 07:12 フォーラム - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - フォーラム - 西川純のメモ フォーラム - 西川純のメモ のブックマークコメント

 今回のフォーラムは素晴らしかった。関係者各位に敬意を表します。

 今回のフォーラムでは、「みんな」の徹底が良かったと思います。端的に表れているのは、フォーラム参加者の半数の人が、シンポジウムという名称の懇親会に参加し、その半数が2次会に参加しました。それがよかった。そして、参加者の一人として参加された人が、いつのまにか「スタッフ」に取り込まれていくことが積み上げられているのがよかった。

 もちろん、完全ではありません。我々は「みんな」を徹底しなければ。「みんな」が本当の「みんな」になったとき、次の段階に進むのは、子どもの『学び合い』と同じです。

ご苦労様でした。そして、期待しています。

追伸 ただ、フリートークの時間が短いのが気になりました。ゴチャゴチャした時間が、一番、学習になるのですから。

追伸2 内田先生の講演はよかった。大学人の生き方について個人的に教えていただけたのが望外の収穫です。

J.SASEJ.SASE2008/08/10 07:43楽しい二日間でした。辛い仕事のこともすっかり忘れて過ごせました。同僚のK先生も感激しておりました。

一つ心残りは、西川先生とお話しする時間がなかったこと。次は11月の練馬の研究発表会でお目にかかれるかな。

指導主事のコミュニケーション力のなさがあまりにも悲惨な状況なので、自己防衛のため超法規的政治力を発動する必要を感じています。

キッキョンキッキョン2008/08/10 08:20西川先生。学び合いフォーラムのスタッフの皆様。
兵庫県西宮市のキッキョンです。
ああ,あの体がでかくて,ずうずうしいキッキョンです。
(つながりました?)
昨日は大変有意義な会に参加させていただきありがとうございました。
みなさんの熱気に当てられて,人見知りの僕も楽しく参加させていただけました。
また皆様のブログを見せていただきながら,自分なりに『学び合い』の実践を深めていきたいと思います。
これからもどうぞよろしくお願いします。

jun24kawajun24kawa2008/08/10 08:53SASEさんへ
学生もお世話になりました。政治は穏やかにやって下さいね。相手も悪気はないのですから。
キョンキョンさんへ
サポートしますよ!

J.SASEJ.SASE2008/08/10 09:09ありがとうございます。
怒髪天をつく心境ですが、あくまで、したたかに政治を行います(^^;)

マックマンマックマン2008/08/10 09:34 フォーラムの成功、おめでとうございます。
今年は、参加できず大変悔しい思いをしました。
ただ、
「入院期間も自分にとってムダではない」と
最近になって、ようやく思えるようになりました。

来年は、会場で、
頭が満腹になるような、そして心がドキドキするあの感覚を
もう一度味わいたいと思います。

MizuochiMizuochi2008/08/10 10:51先生!ありがとうございました。
おかげさまで48時間ぶっ通しで盛り上がりました。
・・・ということで、来年の夏休みはもっと、日本中を駆け巡れますよ!
フリートークの在り方については、私の担当したゼミでも話題になりました。
次回、ご期待ください!

nokogirisounokogirisou2008/08/10 20:04今回の最大の反省は2次会に参加しなかったことです。西川先生ともっとお話ししたかったのですが、内気なもので…。来年は参加します。
「ゴチャゴチャした時間が、一番、学習になる」というのはまったくその通りだと思います。フリートークから発見があり、交わりが
生まれ、閃きが生まれるように思います。この時間はたくさんとるべきでしたね。
公開ゼミは全部参加したかったです。

kawagonkawagon2008/08/11 12:02西川先生、スタッフの皆様、濃密な充実した時間を、ありがとうございました。東京の幼稚園から行きました。思い切って参加して、本当によかったです。
幼稚園では、生々しい人間関係(これ、絶対大事だと思っています!)を実体験しつつ、相手のよさ自分のよさに気付いて、『学び合い』にすっと入れるような素地をつくることが大事なんじゃないかなあ、と感じています。
また、皆様の情報をgetしつつ、考えていきたいです。

ayuayu0515ayuayu05152008/08/11 14:29とても勉強になりました。
冷めないうちに、早速ブログやることに決めました!

isinomakiisinomaki2008/08/11 15:17西川先生,実行委員の方々,すばらしい会を有り難うございました。「教えてあげる」という意識をなかなか変えられずにいました。今回のフォーラムで少し見えてきました。私が,変える必要は無いみたいです。共に歩み寄ろうとする(歩み寄れる)関係を子どもたちが見付ければいいのだと思いました。
宮城の会も会場が確定しました。これで,ゴール地点が形としてはっきりしました。楽しく,準備していきます。お力添え,よろしくお願いします。

jun24kawajun24kawa2008/08/11 22:22SASEさん、マックマンさん、Mizuochiさん、nokogirisouさん、kawagonさん、ayuayu0515さん、isinomakiさんへ
 みなさん、ありがとう。我々は「みんな」の知恵を知っています。だから、あと語るべきは「期待しています」です。あはははは

08/08/09(土)

[]天才 07:27 天才 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 天才 - 西川純のメモ 天才 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 本日、朝一番、以下のメールが家内から来ました。

『おはよう。朝御飯食べてますか。ぼくはまだ大学にいってません(^-^)元気に帰ってきてね

じゃ!

P.S.このメールは私の携帯を○にかしたら、すぐに○が打ったんだよ。びっくり』

 私の記憶では、息子に携帯の打ち方を教えていません。びっくりです。我が子は天才かも。本当に・・・

[]シンポジウム 06:32 シンポジウム - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - シンポジウム - 西川純のメモ シンポジウム - 西川純のメモ のブックマークコメント

 フォーラムの後はシンポジウムという名の飲み会があります。正直、ドキドキです。今回お呼びした内田樹先生がそこから参加していただけます。私は小さい頃の原体験から、初対面の人がいると「怖い人」と判断する癖があります。まあ、いろいろな方々が私に言う「学び合いが出来ない子ども」の一人です。ましてや読んで「いいな~」と思える文章を書ける数少ない大学教員の人であれば、怖さが倍増です。が、お会いしてみると、とても「かっこいい」人でした。私より九つ年上ですが、あんな年齢を加えたいと思える方でした。

 シンポジウムの後、2次会、3次会があり、寝るのが1時頃になりました。しかし、本日の仕事があるので、これから朝風呂に入り、朝食をとります。ちょっと、いや、だいぶ眠い。でも、楽しかった。

sumimonsumimon2008/08/10 00:591日目だけで失礼しましたが、NEOで出された質問に対して時間内できっちり答えていた先生に、ただただ「すげえ」と連発していました。

jun24kawajun24kawa2008/08/10 06:49えっへん!

o--4o--42008/08/10 11:14ん?親ばか日記のP。S。に○が1つない気が・・・。本名を可視化されてる気がします・・・

jun24kawajun24kawa2008/08/11 22:15多謝!
あまりの喜びに我を忘れ・・・・

bunbun-hbunbun-h2009/03/20 00:38いまさらなんですが、このころはコメントなんてどうしたらできるんだろう状態でしたもので・・・

益田での会が終わったあとに、女房へメールしました。
「会が終わり6時から懇親会。西川先生は恐い人ではありませんでした。会が始まるまでの間、話をしました」

いずこも同じ秋の夕暮れ・・・

jun24kawajun24kawa2009/03/20 06:39あはははは
そうでしたか

08/08/08(金)

[]頑固親父 18:19 頑固親父 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 頑固親父 - 西川純のメモ 頑固親父 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 新潟のフォーラムで、いろいろな同志の『学び合い』の実践を発表されています。それを聞いていると、「こんなことは西川先生は秘密なんだけど」とか「西川先生から違うと言われそうだけど」と言う前置きをされる方がおられ、苦笑します。

 私が『学び合い』で最も大切にするのは、学校教育の目的は人格の完成であるという学校観、そして子どもは大人と同じだけ有能であり、限界があるという子供観です。あとの全ては、そのことから派生するものに過ぎません。私はこのことを外れない限り、それぞれの方が『学び合い』の様々な蓄積から反したとしても、それは分かった上でのことであるならば結構だと思います。現実の子どもを見ているのは、その方であるのですから、その同志が判断するものが最善だと信じています。守破離は全てに通じます。

 しかし、そうなるとバリエーションが多くなり、これから『学び合い』を理解しようとする方にとっては、何か基本かが見えにくくなります。また、分かった上でやるならば大丈夫なのですが、分からずやってしまうと大失敗するバリエーションもあります。

 だから、頑固親父になって、押さえるべき基本を連呼することもあります。

 しかし、多様性は大事です。多様性が無くなると、一時期は良くても、長期的に見れば緩慢な死に至る道です。多様性があるからこそ、進歩があります。現在の『学び合い』も多様性の中で取捨選択の中で形成されたものです。だから、多様なバリエーションがあることを私は誇ります。同時に、頑固親父にもなります。これは私の中では、矛盾していません。

[]フォーラム 07:19 フォーラム - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - フォーラム - 西川純のメモ フォーラム - 西川純のメモ のブックマークコメント

 本日は新潟でフォーラムがあります。全国の同志と会えます。さっきも、ホテルのフロントで、夜行バスで到着したばっかりのこがぽんさんに会えました。

otakaotaka2008/08/08 23:50シンポジウム司会をさせていただきましたotakaです。
今日はどうもありがとうございました。
西川先生にお会いすると大学院に行きたいなあと思います。
また明日もよろしくお願いいたします。

jun24kawajun24kawa2008/08/09 00:43ご苦労様でした。
司会もすばらしかったです。
すごい

abematuabematu2008/08/09 05:54基本を押さえつつ、わたしの「学び合い」もバリエーションの一つとして、どんどん発展させていきたいと思います。

あと、自分の年齢に重ね合わせて、今、自分がやりたいことやらねばならないことをしていきたいですね。
43歳。
教職員人生、残り20年を切ったわけですから。

jun24kawajun24kawa2008/08/09 06:345年先、10年先をイメージして、明日なにをすべきかを考えましょう。あたりまえですが、案外、明日の積み重ねによって未来があると思っています。しかし、課題がないと迷うのは子どもも同じですね。

08/08/07(木)

[]昨日・本日 21:46 昨日・本日 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 昨日・本日 - 西川純のメモ 昨日・本日 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 昨日は長野県教育センターで講演をしました。直ちに電車に乗り富山の高岡に移動しました。到着してすぐに富山の同志と飲みました。楽しかった。が、11時半まで飲んだために、ホテルに帰り、バタンキュー。

 本日は、朝まで頭が痛く、朝食はほとんど食べられません。朝、富山県で学校として『学び合い』を取り組もうとする中学校に行きました。その学校の校長先生は、私が助手だったときの院生さんでした。先生方と率直に語り合えて楽しかった。

 終わり次第、校長先生が入善に車で送っていただきました。車中、一杯話しました。昼飯を一緒に食べて、本日の会場に送っていただきました。会場では、教育長先生をはじめとするいろいろな方と話しました。講演では2時間、熱く語り。講演後は、県教育委員会の方と延々と語り、電車に乗りました。

 新潟の車中では寝ようと思ったのですが、なんと新潟に行こうとしている富山の同志とばったり、その方と話しました。と、その方の知り合いで社会教育をやっている方とばったり。結局3人で車中で話し合いました。

 ということで、本日は朝の八時半から夜の八時半まで12時間、ず~っと『学び合い』を語りました。明日はフォーラムです。全国の同志とあえます。楽しみです。

 今日は、とにかく、寝ます。

MizuochiMizuochi2008/08/07 22:54猛暑の中、宣教の日々お疲れ様です。
明日からの2日間、新潟でよろしくお願いします。
今日は最終打ち合わせがあり、準備万端です!

jun24kawajun24kawa2008/08/08 06:09北井市照世!

08/08/06(水)

[]宮城の会 07:55 宮城の会 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 宮城の会 - 西川純のメモ 宮城の会 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 宮城の会の現状報告です。なお、この会は山形の会と連動しています。先行する山形の会が『学び合い』の始めようとする人に対する内容に重点を置き、宮城の会は、それが発展するとどうなるかという内容に重点を置くそうです。ワクワク!

  『学び合い』を学ぶ研究会in宮城

1 日時 2008年11月29日(土)

2 調整中(仙台駅近辺の数カ所を検討中)

3 主催 子どもに学ぶ教師の会(宮城の会)

4 後援 申請中

5 講師 西川 純先生(上越教育大学教授)

  三崎 隆先生(信州大学准教授) 

6 内容(予定)

   ○西川純先生の講演

   ○三崎隆先生の模擬授業

   ○実践報告

   ○「学び合い」をもっと知るためのワークショップ

   ○ミニ懇親会

7 参加費  検討中 (懇親会費5,000円は別途)※当日集金します。

8 お申し込みの方法

  ※以下のいずれかの方法で,事務局本川良宛,お申し込みください。

    Eメール motokawa.ryou@yellow.plala.or.jp(できるだけ,メールでお願いします。)

郵送(住所) 〒986-0121 宮城県石巻市大森字大平6 二俣小学校 本川 良 宛

☆参加申し込みに当たっては,次のものをご記入ください。

   ①お名前 ②お勤め先 ③ご住所 ④電話番号かメールアドレス ⑤懇親会ご参加の有無

☆当日の会場での参加申し込みも可ですが,準備の都合上,できるだけ11月14日(金)

   までにお申し込みください。

[]長野 07:55 長野 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 長野 - 西川純のメモ 長野 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 本日の長野総合教育センターでの講演のため塩尻に来ています。それに連動して長野の同志と飲みました。本当だったら6時着の予定だったのですが、局地的大雨のため2時間遅れになりました。駆けつけ3杯のコップ酒を飲んで、一気に追いつきました。その店のかんばんまで粘って楽しく飲みました。あ~楽しかった!

OB1989OB19892008/08/06 08:13信州大学の三崎隆です。お心遣いありがとうございます。まだしばらく准教授です。

jun24kawajun24kawa2008/08/06 08:22あはははは
すみません。
すぐに大教授ですから。

jun24kawajun24kawa2008/08/06 08:23それに、私はいつまでたっても「じゅん」教授ですから。

D902iD902i2008/08/06 19:33「じゅん」教授,うまいですね~
お子さんの影響ですね♪

iku-nakaiku-naka2008/08/06 22:31今日は講演ご苦労様でした。主事の先生のご配慮でなんちゃって研修生として講演を聞かせて頂き、あっという間の2時間を過ごさせて頂きました。講演の後、質問がいくつも出て、すごいなあ~なんて思ってしまいました。今日の講演を聞いた方が、たとえわずかでもN先生のところにメールが届くことを期待しています。もちろん、私も宣伝活動頑張ります!!。

isinomakiisinomaki2008/08/06 23:28とりあげてくだささり,ありがとうございます。宮城の会も,山形の会と同じようにまずは,身近な仲間を増やすことがまず第1の目標です。「いっしょにやってみようかな」と思ってもらえれば,と思います。事務局仲間もじわじわ増えました!さらに新しい仲間を開拓したいですね。山形の会と連絡を取り合って,よりよい会になるように努力します。

sumimonsumimon2008/08/07 05:30講演お疲れ様でした。また、一昨日はおいしいお酒でした。
保護者の方を巻き込んでの『学び合い』にますます意欲が湧きました。

jun24kawajun24kawa2008/08/07 06:01D902iさんへ
私が息子に似たのではなく、息子が私に似たんですよ。あははは
isinomakiさん、sumimonさんへ
期待していますよ~~!

08/08/04(月)

[]お節介 16:57 お節介 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - お節介 - 西川純のメモ お節介 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 お節介は私の不治の病です。人が悩んでいると、しゃしゃり出て解決したがる性分です。まあ、教師というのは、そういう性分の人がなるものですよね。もちろん、学習者が解決できるものと考えれば、何もしません。しかし、学習者ではどうにもならないこと、それでいて教師だと簡単に解決できることというのは多いものです。

 5年ほど前です。学生さんとお茶を飲みながら馬鹿話をしていました。その際、「ね~、なにか困っていることない?」と聞きました。そうすると、学内で携帯電話が繋がりにくいことが困っているとのことでした。不思議だな・・・と思い、直ちに事業者に確認したところ、その事業者もそのことは理解していました。そのため、学内にアンテナをたてたいと希望していたんです。ところが大学側が難色を示していることが分かりました。ただちに大学管理職に直訴したところ、すんなり善処するとのことでした。この間、お茶のみ話から2時間程度のことです。あとで管理職に聞きましたが、原因は学内にアンテナを立てると事業者が大学に料金を払うそうです。そのお金を受け取ることに、事務の方が危惧を感じたそうです。国家機関から独立法人になっても、そのあたりの仕組みは、ゆっくりとした変化なのですね。

 最近も、ある教職大学院の受験生の方が、「あること」を悩みました。ところが、関連法規や学内規則を調べると、「ちょこっと」変えれば問題が解決することが分かりました。教職大学院の心優しき先生方は、直ちに合意していただきました。そして、現在も進行形です。私は関係法規、学内規則をよく読みます。よく読むと、悪気無く、学生さんの不利益を生じるものがあります。それに気づけば、学生さんにとっては大幅な利益になるものは山ほどあります。だから、よく読みます。

 一昨日、夜飲んでいるとき、上越教育大学に派遣される現職院生さんは、地元大学に派遣される現職院生さんを比較すると、前者に大きなデメリットがあるとのことを聞きました。それによれば、なんと給与が3割カットだそうです。これは大きな問題です。月曜日になり、ただちに関係するチャンネルで、その県の情報収集をしました。その結果、その県からの派遣されている院生さん、その県の県教育委員会義務教育課長、その県の県教育委員会次長から確認を取りましたが、そのような事実はないことが判明しました。ホッとしました。まあ、考えてみれば、教員の当然の権利であり義務である研修によって、給与ベースにデメリットが生じるというのは法規上ありえないことですよね。

 教職大学院は新しい組織ですので、誤解も多いようです。今回の受験においても以下のような誤解がありました。

1) 教職大学院は研究が出来ない

教職大学院は修士論文を書きません。しかし、学校現場で必要となる論理的なレポート、パワーポイントのプレゼン方法の組織的なトレーニングは行います。これは「望む/望まない」に関わらず、教職大学院の必須要件です。また、それを「望む」人は学術論文を書くことが出来ます。私のゼミは本学で最も学術論文の生産量は多く、3人の大学教師を生産しています。おそらく、本学でももっとも学術論文の生産量が多い人たちが教職大学院に集まっていると思います。これは、欧米でも同じです。経済学で最も学術の生産量が高い人たちは、MBAというプロフェッショナルコースの教員です。従って、「望む」ならば、それに関する高度のトレーニングを受けられます。もちろん、修士論文を書かなくてもOKというのはもちろんです。

2) 教育困難校に送り込まれてこき使われる

これを心配している学生さんたちがいると聞いて、教職大学院の教員は、まず唖然として、間があって、大笑いしました。教職大学院では学校現場に中長期にわたって実践を行います。その主題は、その学校に現実にある課題を一緒に解決します。でも、だからといって、教育困難校を選りすぐって入ることはしません。それに入った後は、余裕を持って入れる環境を整えます。そうでなければ現職教員が学校現場に入る意味はありません。余裕もなく入るのだったら、それは大学院に入る前の状態なのですから。大学院では、学校の課題を余裕を持ち、ある意味、岡目八目の立場から関わることが出来るのが利点です。

 上越教育大学の教職大学院の教員として言明します。もし、本学教職大学院を受けるに際して、なんらかの不安を生じる情報があれば、どうぞメールしてください。誠意を持って対応いたします。もちろん、匿名でも結構ですよ。

 ということで、「緊張感のあまりない」と言っても、上記に関わる様々な情報収集、指示を本日もやり続けていました。ふ~

[]ダラダラ 15:37 ダラダラ - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - ダラダラ - 西川純のメモ ダラダラ - 西川純のメモ のブックマークコメント

 本日は、ダラダラと過ごしています。緊張感のあまりない一日です。

iku-nakaiku-naka2008/08/06 00:32今日はお忙しい中、ありがとうございました。
やはり実践を積み上げることが重要だと痛感しました。これからも精進します。今後ともよろしくお願いします(深々と礼)。

jun24kawajun24kawa2008/08/06 07:59こちらこそ(深々と礼)

08/08/03(日)

[]家族 16:25 家族 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 家族 - 西川純のメモ 家族 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 久しぶりに家族と会いました。嬉し~。今日は息子や家内と一緒に寝られます。

[]阿蘇 16:25 阿蘇 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 阿蘇 - 西川純のメモ 阿蘇 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 昼飯を家族と食べているとき、「何故、熊本の水は美味しいの?」と息子が聞きました。私は「??」と思いつつも、「おそらく、阿蘇山の中を通って綺麗になったのだと思うよ」と説明しました。間髪入れず、「あ、そ」と応えました。だじゃれです。

[]学会発表 16:25 学会発表 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 学会発表 - 西川純のメモ 学会発表 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 ゼミのお二人の学会発表を聞きました。素晴らし~!全国的に可視化します。

kluger1213kluger12132008/08/03 20:34 本日はお忙しい中、拙い発表を見ていただき本当に有り難うございました。「先生はお忙しいので、きっと見に来られないよね。」とNさんと話していました。見ていただけたこと、それから、質問に窮したときに、ご説明いただいたこと本当に有り難うございました。でも「知らない方々に大勢見ていただくときよりも、先生1人の存在ですご~く緊張したね。」と帰りの新幹線の中でNさんと語り合いました。

Y.MochizukiY.Mochizuki2008/08/04 06:17おそらく、阿蘇山の中を通って・・・
正しいかもしれませんね。
私は大分ですが、源流はたいてい雨の水から、
地下水となってミネラル分が溶け込んでいくことでしょう。

jun24kawajun24kawa2008/08/04 10:14klugerさんへ
とても素晴らしい内容でした。誇らしく思っていました。あとは、それを世に還元するだけです。夏休みはありませんよ。ふぉふぉふぉ
Mochizukiさんへ
地方に行くと、水のおいしさに大きな差がありますね。

08/08/02(土)

[]益田の会 15:29 益田の会 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 益田の会 - 西川純のメモ 益田の会 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 昨日、西日本で最初の『学び合い』の会がありました。実にこぢんまりとした会でした。主催者側は私を含めて3人、参加者は14人です。益田は交通の便利の良いところとは言い難いところです。そんなところに14人もご参集いただけたことにびっくりです。そして、そのうち3人は校長で、二人は行政でした。そして、教師以外の熱烈な同志も(こういうところが我々の特徴ですね)。その後、6時から10時まで楽しい悪巧みに花が咲きました。あ~楽しかった!

 石見空港のおかげで快適に東京に着陸、新幹線によって仙台到着です。明日は学会です。

08/08/01(金)

[]接触希望 08:56 接触希望 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 接触希望 - 西川純のメモ 接触希望 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 教師の職能にも色々あります。たとえば、亜鉛と塩酸を加えて水素を発生させるとき、亜鉛が酸化していると反応がきわめて弱い。これは酸化被膜によるものです。こういうときは硫酸銅の小さい粒ひとつを入れると大丈夫です。この程度のことは、本を読む程度で出来るようになります。ところが『学び合い』で求められる職能はそれとは違います。

 『学び合い』で求められる職能は「考え方」なんです。学校教育は何のためにあり、子どもとはどんな存在であり、そして自分は何をすべきか、という考え方です。もちろん、「可能化の声がけ」、「集団の見取り」など、切り売りできる部分もあります。そして、それさえあれば初期段階は十分にクリアーし、今まで以上の成果を上げられます。しかし、もし、その先生が「これこれしなさい」と言って、8、9割の子どもが従う(従ったふり、を含む)レベルの先生、つまり、意図的に従わない子ども(もしくは、露骨に馬鹿にする子ども)が5、6人以下の先生ならば、切り売りできる部分だけで、2、3週間で効果を実感できるはずです。

 ただし、本人は『学び合い』をやっているつもりなのですが、『学び合い』とは全く別物をやっている場合は、効果はありません。でもしょうがありません。人間というのは既存の考え方で物事を理解しますから。その場合は、『学び合い』のごく一部のキーワードをつなぎ合わせてしまうのです。これを書くと長くなりますが、認知心理学には「精霊の戦い」という文章の解釈に関する研究があります。西洋文化圏とは全く違う文化における神話なのですが、それを西洋文化圏の人が読むと、西洋文化に無理に置き換えて解釈します。つまり、認知は文化の産物だということを示す研究の一つです。

 典型的な例は、学び合いで著名なS先生の学び合いと同じだと解釈されます。そうすると、教師が子ども同士の会話をつなげたり、机の配置・グループ構成を教師が決めたりします。そして、誰と誰が、いつ繋がるかを決めます。また、別の典型的な例としては、我々は「みんな」を大事にします。しかし、多くの先生は、みんなを「特別支援の必要な子」、「ものすごく荒れている子」を無意識に除外したみんなを想定します。だって、そんな子どもが、変わるわけ無いと思いこんでいますから。これでは絶対に『学び合い』は生じません。でも、誤解する方には罪はありません、我々は先に述べたように既存の考え方で物事を解釈しますから。以上を解決するには、自分でいくらウンウンうなっても気づきません。分かった人に相談するしかないのです。そうすると、解決します。しかし、上記の例はある意味、テクニック的です。だって、上記のように短い言葉で表現することが出来るのですから。

 『学び合い』の根源にある「考え方」は本質的には文字で表現できません。なにか禅問答的ですが、禅の不立文字と同じです。文化は本や文字の中にあるのではなく、人の頭の中にあるのでもなく、人と人との間にあるものです。人と人との関わりの中で伝えられるものです。たとえば、メールのやりとりの中で、相手が書き、それに対応して返信をして、それに対応して返信をしてというようなやりとりの中でしか伝えられないものです。それが『学び合い』を伝えるときの障害になっていると思います(http://manabiai.g.hatena.ne.jp/jun24kawa/20071113)。

 『学び合い』は集団を大事にします。それは、かなり以前から日本には根付いていました。N県のK閣下は、「N県にはもともと『学び合い』の考え方はもともとある。」とよく豪語されます。私は「で、今は?」と聞くと、首を振ります。残念ながら、現在の学校現場の教育力は壊滅的だと思います。それは、誰が悪いというわけではなく、教員集団の年齢バランスが崩れたためだと私は思っています(http://manabiai.g.hatena.ne.jp/jun24kawa/20070930)。その結果、あたかも本で伝えられるレベル、一回の研修で伝えられるレベルのことが教師の職能の全てだという誤解が生じていることを危惧します。しかし、教師の職能には、人と人との接触にのみ伝えられるものがあります。

 『学び合い』は革命的に今までの考え方と違います。それを実施するにためらいがあるのは当然です。特に、今までの考え方で実績を上げていた方にとっては当然です。いや、ためらいがある方が健全です。しかし、バンジージャンプの一歩を踏み出して欲しいと願います(http://manabiai.g.hatena.ne.jp/jun24kawa/20031005)。このブログをお読みになっているということは、すでに数センチ前に足を踏み出しているのです。不安なこと、分からないこと、いや、違うと思っていること、何でも結構です。メールしてください。私はもちろん誠意を持って返信いたします。また、右下のブログ群の方の中のどなたかにでも結構です。我々は学び合うことによって自分が得るものが多いと分かっている集団です。どなたも誠意を持って対応するでしょう。

 また、時間とお金と職場の理解が必要ですが、是非、『学び合い』を実践しているクラスにおいで下さい。本や講演では、絶対に伝えられないこと、それは子ども、そして教師の姿です。子どもたち、そして、教師が、いかに幸せかを見取っていただきたい。たとえば、運動会の代休などであればいきやすいのではないでしょうか?我々は毎日普通に『学び合い』をしているのですから、いつでもOKです。

 我々は同志を求めています。

 本日、西日本で最初の『学び合い』の会を島根県の益田でやります。非常にこじんまりとした会です。とても楽しみです。

munehiromunehiro2008/08/05 17:09福岡のmunehiroです。
学び合いを一年実践して一番変わったことは、私自身です。
人のために何かをやっている下町のよくある風景。全員を待とうとする帰り道の小学生。そんな何気ないものに強烈に感動します。
年齢のせいもあるのかもしれませんが、人にとても感動します。

jun24kawajun24kawa2008/08/06 08:01それが本当ですよね!
幸せはすぐそこにある、と思います。