西川純のメモ このページをアンテナに追加 RSSフィード

西川純です。新潟県上越市の上越教育大学の教育実践高度化専攻(教職大学院)で『学び合い』を研究しています。諸般の事情で、このブログのコメントは『学び合い』グループのメンバー限定です。メンバー登録は、いつでもOKです。ウエルカムです。なお、メールはメンバー以外にもオープンですので、いつでもメールください。メールのやりとりで高まりましょうね。メールアドレスは、junとiamjun.comを「@」で繋げて下さい(スパムメール対策です)。もし、送れない場合はhttp://bit.ly/sAj4IIを参照下さい。西川研究室はいつでも参観OKです。 詳細は http://www.iamjun.com/をご覧下さい。 もし『学び合い』グループに参加される場合は、 http://manabiai.g.hatena.ne.jp/をご参照ください。
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本格的にトライする人も多くいると思います。その際、人とのつながりが大事です。身近にいる人と繋がれるとありがたいですよね。『学び合い』を実践される方は、『学び合い』マップ(https://www.google.com/maps/d/edit?mid=zDInXkSSxyO4.kNDji5uDNm0Y)に、是非、登録下さい。登録は、『学び合い』マップ登録フォーム(http://form1.fc2.com/form/?id=77081b4d4f40dd2f)から出来ます。  「私なんて、人になんか教えられるレベルに行っていない」と思う方へ。だからいいんですよ。一番知っている人が、一番の教え手ではないことは『学び合い』を実践しているならば、子どもを見れば分かるでしょ。それに、教える必要はないのです。共に学び合えばいいのです。いや、愚痴を言ったり、笑ったりする、それでいいのです。  是非、一人でも多くの人がマップに登録下さい。強く、強く、お誘いします。

08/03/31(月)

[]恩師の職場 22:19 恩師の職場 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 恩師の職場 - 西川純のメモ 恩師の職場 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 一昨年に、修士・博士と西川ゼミのKubさんを助教授で採用しました。本当に忙しい状態です。彼は現場でも仕事を請け負っていましたが、それ以上に大学では仕事を請け負っております。大学のある先生はKubさんに、「バカだな~、恩師の職場に行けば、こき使われるのは目に見えているのに」と言っていました。上越教育大学で一歩先に人事を起こしていたので、他大学から声がかかっていても、「既に人事は決まっていますので」とお断りすることが出来ました。よかった、と思っています。能力のある方ですので、私どころか、学長・副学長にもこき使われています。さすがに私も、「もうちょっと待ってね、一緒にやれる人を採用するから」とKubさんに言っていました。

 教職大学院設置に関わって、修士・博士で西川ゼミで、修士ではKubさんと同期のMizさんを準教授(助教授の名称が変わりました)として採用しました。ただし、仕事が同じでやる人が二人になれば仕事量は半分になりますが、そうなりません。お二方とも、西川という生き物の生態は熟知されているはずです。「日本を変える~」と叫び回っている人の職場に来るのですから。

 私は人から、KubさんやMizさんに関して「どんな人?」と聞かれたとき、「西川ゼミで、修士と博士を過ごした人だよ」と説明します。私を知っている人は、能力ばかりではなく、人格に関しても、そうとう感心してくれます。あはははは

[]ゼミ生へ 13:11 ゼミ生へ - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - ゼミ生へ - 西川純のメモ ゼミ生へ - 西川純のメモ のブックマークコメント

 今は機械で判断していましたが、昔は人が電車の切符をチェックしました。電車から降りる数百、数千の人の流れの中で、不正乗車を見抜いていました。何故、そんな神業みたいな事が出来たのでしょうか?答えは、切符ではなく、人を見ていたのです。不正乗車をする人には、心の迷いがあり、それが行動に現れます。私も近いことが出来ます。それはゼミ生が研究を相談に来たとき、私は5秒以内に、ゼミ生が一言も発する以前から、それが良い研究か否か、私が相談を受けるべきか拒否すべきかを判断します。それはゼミ生の目を見れば分かるからです。

 一人一人の研究を最も分かる人、そして分かるべき人は私ではありません。当人です。私の数百、数千倍の時間と手間をかけて、その研究と向き合っているはずです。従って、良い研究であれば、その目は自信にあふれており、言いたくて、言いたくてしょうがない状態です。そんなの小学生だって分かります。逆に、自分の研究に自信がない時、自分で何も考えず、教師のアドバイスを得ようとする場合、恥ずかしくて、恥ずかしてしょうがありません。私の目を見られずにいます。これまた、小学生だって分かります。ちゃんと考えてきた相談の場合には、ちゃんと相談を受けます。ただし、大抵の場合、「それでいいんじゃない」と言えばいいだけです。だって、一番考えているのは本人ですから。

 自分の研究が成功するか、不安かもしれません。でも、私は皆さんの研究テーマが失敗することを想像できません。意外かもしれませんが、「『学び合い』が失敗した~」と思った研究の方が、素晴らしい研究に成長しました。だって、予想したとおりの結果が出たとしたら、既に我々が理解している研究の延長上の結果なんです。理解不能であり、失敗と思われる結果が出たときこそ、新たな知見が生まれます。かってMiさんは実践研究から憔悴した状態で戻ってきました。また、K閣下の場合も、失敗したと報告してきました。学部生のSの研究では、学び合いが成立せず、惨憺たるクラスの実態をデータとして持ってきました。こんな例は数限りなくあります。その度に、「今はそう見えるかもしれないが、もう一度、データを見直して欲しい。我々の方向性に間違いはない。私を信じられなくても、我がゼミのOBである素晴らしい教師の成果の蓄積を信じて欲しい」と言いました。そして、素晴らしい結果を明らかにしました。もし、『学び合い』の文化にどっぷりつかり、様々なサポートを受けている皆さんが、仮に学び合いを成立させ得なかったとしたら、そりゃ、もしかしたら今までで一番凄い発見だと思います。あははははは。そんな理解と覚悟で私は皆さんの研究と関わり、そして任せています。そして、皆さんが絶対に最悪な結果にならないようなリスク管理をしております。

 安心してください。私は二十数年間に、数百の学生・院生の研究指導をしております。私は小学校、中学校のプロではありません。しかし、大学教育のプロだと自負しております。「私を信じられなくても、我がゼミのOBである素晴らしい教師の成果の蓄積を信じて欲しい」と願います。そして、攻めましょう!日本のため、そして、自分のために。

[]3月31日 08:26 3月31日 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 3月31日 - 西川純のメモ 3月31日 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 この日は人間が関係の生物であることを感じさせる日です。私は上越教育大学に21年間お世話になっています。そして歴代のゼミ生の変化を見ています。修士1年の院生さん、学部3年生の学生さんが、年度を越えたとたんに別人になることを何度も見ています。

 新たな関係の中で一皮剥けたゼミ生を見ることを楽しみにしています。

hayato-rikahayato-rika2008/03/31 19:47先生にアドバイスをもらおうとするときは、なんとしてでもいいものにしたいという気持ちが多いです。逆に先生にかかわりたくないときは、別に、こんなもんでいいやという気持ちが多い気がします。それは私にもわかっていましたが、目を見るとわかるというのには気づきませんでした。確かに『目』というのは人間の中で一番素直な部分だと思います。目が泳ぐというのがまさにそうですね。目だけはごまかせない。勉強になりました。

katunori-skatunori-s2008/03/31 20:12hayato-rikaさんと、まったく同感です。自信があるときの方が、上司・先輩・同僚に意見を求めます。そうじゃないときは…。
受け持ちの子供もそうなのだろうなあと思いました。そういう子には、「気持ちはわかるよ、でも…」とでも言うかも知れません。

「そして、攻めましょう!日本のため、そして、自分のために。」という言葉に、自信にあふれた目で応えたいと思っています。準備を始めています。

jun24kawajun24kawa2008/03/31 21:51hayato-rikaさんへ
もう一つ種明かしをすると、我々は「目」で分かったとしても、それで評価しません。何故かといえば、学習者が「目」でごまかそうとするからです。だから、「遊んでも、何してもいいんだよ。結果を出してね」と宣言します。そうすると、ごまかそうとする非生産的なことはしませんから。結果はごまかせませんからね。
 あと、大学で学生さんに話しますが、一度、教卓からクラスを見ると、よく見えることが分かります。内職していたり、居眠りしていると一発ですよ。あははははは
katunoriさんへ
大事なポイントだと思います。自信を持てない子どもをどうサポートするかですね。教師はサポートしきれません。特に、目立たない子どもの場合はそうですよね。だから、そういう子を受け止められるクラス作りが一番大事なんですよね。
 準備の件、ワクワクしています。待っている人は少なくないはずです。

08/03/30(日)

[]群馬の会 23:05 群馬の会 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 群馬の会 - 西川純のメモ 群馬の会 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 群馬の同志各位へ。ニュースです。希望者は鹿男さんへ

 http://manabiai.g.hatena.ne.jp/take1_No12/20080329

[]ツクシ 22:03 ツクシ - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - ツクシ - 西川純のメモ ツクシ - 西川純のメモ のブックマークコメント

 家でだらだらと過ごしています。息子と宿舎の庭で遊んでいるとツクシを発見しました。本日の食卓を飾りました。おいしかった。

[]一斉指導の方が楽 22:03 一斉指導の方が楽 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 一斉指導の方が楽 - 西川純のメモ 一斉指導の方が楽 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 私は大学の授業では「一斉指導」でやっています。何故かと言えば、「楽」だからです。語るべき内容、そしてどのように語るかという大技・小技が体の中にしみこんでいます。そのため、殆ど頭を使わずに語ることが出来ます。一度語り始めれば、相手を飽きさせることはありません。ところが『学び合い』では、子どもたちを何故学ぶかを納得させなければなりません。そして、本当に「分かる」ことを求めなければなりません。これは「分かったつもり」にさせることに比べて格段に大変です。

 子どもが変な箸の使い方をしたとき、「何故、それを正すべきかを教える」、「だめだと手をたたく」、「それを見逃す」の3つの中で、何が一番大変でしょうか?子どもが部屋を片付けられなかったとき、「何故、片付けるかを教える」、「部屋が汚いとしかる」、「自分でとりあえず片付ける」の3つの中で、何が一番大変でしょうか?管下の職員に手間のかかる手続きを求めるとき、「何故、その手続きが必要なのかを語る」、「教育委員会の上の誰かのせいだからと言って、とりあえずやってもらう」、「自分が手続きをやって、管下の職員には話さない」の3つの中で、何が一番大変でしょうか?いずれも「根治すること」、「その場を注意すること」、「自分でやってしまうこと」の3つです。そして、今までの教師の職能は、子どもが気づかないうちに出来るようにするとか、教師が変わりにやってしまうことなんです。そのような技術がある人にとって、あきらかに「楽」です。ところが、それをやっている限り、子どもが自分でやった気持ちにすることが出来ますが、子どもたち全員が自分でやれることは「絶対」に出来ません。

 自分の「面倒さ」を避けるためだったら、技術のある人だったら一斉指導の方が楽です。

tontan2tontan22008/03/31 00:38難しいのは、教師になりたい人は、「私が」勉強を分かりやすく教えたいと思っている人だということです。
そして、頑張れば分かりやすく教えられるはずだと思っていることです。
 
でも、「学び合い」の授業から、私は将来先生になりたいという子もいます。10年後に期待してます。そんな子どもが大勢、先生になったら、もっと速く学び合うことが広がっていくことでしょうねー。うちのクラスを卒業したAちゃんに期待しています。

jun24kawajun24kawa2008/03/31 06:05そうですね。そのAちゃんを受け止めてくれる中学校、高校、大学を創らねば。

08/03/29(土)

[]ものすごく大事なこと 22:16 ものすごく大事なこと - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - ものすごく大事なこと - 西川純のメモ ものすごく大事なこと - 西川純のメモ のブックマークコメント

 私がコンピューターに関わったのは今から三十年ぐらい前からです。それから、いろいろな栄華盛衰を見てきました。CPMがMS-DOSになり、NECWindowsになりました。一太郎の栄華盛衰を見てきました。今は、マイクロソフトとグーグルの戦いを見ています。その戦いで勝者は常に、情報をオープンにした方です。NECMS-DOSでは、それまで十数万で販売されていた基本ソフトを、惜しげもなくおまけ1万円そこそこのソフトでつけていることを知ったとき腰を抜かすほどビックリしました。だって、それを使えば1時間ぐらいかかって実行したプログラムを1分程度で実行できるソフトにすることが出来るのですから。でも、その勝者が敗者になる過程も同じです。市場の過半数を握ると、自分が標準になります。そうすると、今の地位を守るために、規格化しはじめます。ところが、次の世界を作り上げる人は、その規格を嫌います。結局、その時代において最初は小さな組織が情報をオープン化し、そこに優れた人が乗って、次の世界を決めます。そうやって、CPMもNECもジャストシステムも敗者になっていきました。そして、今、マイクロソフトが、その愚を繰り返そうとしています。Web2.0という考え方は、実は、古くからある考え方です。私は『学び合い』をイメージするとき、いや、それ以前から、上記を頭に置いていました。だから、様々な情報を本に出版したし、そして、インターネットで情報配信しました。それも無料で、不特定多数に。

 同志各位にお勧めします。出来るだけ良質の情報をいっぱい発信しましょう!

[]ものすごく大事なこと2 22:16 ものすごく大事なこと2 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - ものすごく大事なこと2 - 西川純のメモ ものすごく大事なこと2 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 本日は記念すべき日だと思います。学習者のブログが立ち上がりました。

http://manabiai.g.hatena.ne.jp/hayato-rika/

 ただし、それは今日が始めてではありません。『学び合い』グループのブログ群の中には、私の教え子が多くいます。そして、その中には、私の「強い指導」によって書き始めたブログもあります。が、本日の特異点は、年齢がローティーンである点です。でも、それ以上に重要なのは、その教師より先に、教え子の方がブログを立ち上げたことです。これが凄く重要です。何故、重要かは整理しきれませんが、私の直感では凄く重要な点です。

 同志の中には、「子どもが、このグループにブログを立ち上げる」ことに危惧を感じる人はいると思います。正直に告白します。私にも愚かなしっぽが残っています。でも考えて下さい。過去の自分ブログを読み直せば、明らかに不健全な時期があったはずです。少なくとも私はそうです。でも、同志のつながりの中で健全性を保ち、自らを高めたと思います。私は私の教え子が同志であることを誇りに思い、心強く感じます。考えれば、我々は教え子に最高のことを願い『学び合い』を実践しているはずです。であれば、実は、一人一人の後ろには数十人の同志を抱えているはずです。そして、その子たちの後ろには、その数倍の大人がいます。我々がつながりを広げるべきは教師集団ばかりではない、と思います。

 集団は異質であればあるほど、人数が多ければ多いほど、強く、健全に、そして簡単に高い成果を上げられます。私は行き着く先が見えません。でも、良い方向だと直感で感じます。おそらく、我々の中で最年少の同志にエールを送ります。期待しています。

追伸 小学校の同志各位へ。私は小学校1年生の同志の誕生を心待ちにしています。こんなことを願える、人類最初の「学校」教育論かもしれません。あははははははははははははは

[]Sさん 07:35 Sさん - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - Sさん - 西川純のメモ Sさん - 西川純のメモ のブックマークコメント

 今年まで2年間、島根県からSさんが派遣されてきました。メールで西川ゼミを希望するメールを受けたとき、「無理かな~」と正直思いました。だって、島根県からの派遣実績はないですから。ところが、とんとん拍子に話は進み、派遣されました。島根県は希望するところに派遣するというシステムのようです。良いシステムだし、逆に言えば、当然のシステムです。だって、学びたいと思う人が、学べるところで研修を受けることがベストに決まっていますから。

 さてさて、そのSさんが県境近くの学校に赴任することが決まりました。名前は聞いていたのですが、昨日、改めて地図を見ました。その結果、発見しました。そこは中国自動車道が通っています。ということで、山口市や広島市の方だったら、1時間程度でいける位置です。ある意味、中国地方西部の要衝です。そこにライブOKの教室が生まれます。天の采配だと思います。

追伸 あと二人の現職院生さんは、東京都中部と埼玉県西部に戻られます。そして、学卒院生さんは千葉県西部に赴任します。既に多くの同志がいる関東地方の拠点が整備されつつあります。

追伸2 山陰地方に高速道路を整備すべきだと感じます。

tarou1980tarou19802008/03/29 16:38そうなんですね!島根でも学びあいが芽生えるのですね!
僕は、鳥取の出身です。大学院卒業後、鳥取で学びあいをしたいと考えています。将来の山陰でのひろがりが楽しみです。

jun24kawajun24kawa2008/03/29 16:57期待していますよ~。
実は、その地域には同志がいるんです。
その人たちと広げましょうね。

iku-nakaiku-naka2008/03/29 21:02東京都中部に戻られる現役院生さんは、だいたいどの辺りになるのでしょうか?。実は、私の妹が中央線沿線のMi市(これで分かるでしょうか?)の小学校で教員をしています。『学び合い』の話はしていますが、イマイチ乗ってきません。「なら、実際に見てくればいいじゃん」という話をしたいと思ったのでちょっと聞いてみました。

jun24kawajun24kawa2008/03/29 21:33tam市です。

iku-nakaiku-naka2008/03/29 21:49ありがとうございました。そんなに遠くないかな・・・。妹には話をしてみたいと思います。

jun24kawajun24kawa2008/03/29 22:19是非、どうぞ。だまされたと思って、一度見て、とお勧め下さい。力のある、したたかな女性教員ですよ。

OB1989OB19892008/03/29 23:05その妹さんの学校に,私が『学び合い』の出前授業をしに行きますよ。旅費が必要ですが,打診してみてください。

iwaseniwasen2008/03/30 11:55いつもブログを楽しみに拝見しています。岩瀬と申します。
埼玉県西部とは、どのあたりでしょうか?教えていただけると幸いです。もしかしたらすごく近くになるので、見せていただけたらと思っています。

jun24kawajun24kawa2008/03/30 13:37yokoze町です。なお、yorii町にも同志がいますよ。

08/03/28(金)

[]誇る 22:40 誇る - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 誇る - 西川純のメモ 誇る - 西川純のメモ のブックマークコメント

 本日は、我がゼミの二人がS小学校のKa先生、Ko先生と飲み会だそうです。そんなこと私は聞いていません。私は二人に「私をのけ者にして、飲み会なんて、いじけてやる~」と伝えてね、と言いました。ゼミ生は「先生との飲み会は、4月になってからの校長先生と一緒の飲み会でやると聞いています」とのこと。一本~です。あははははは。腹の底から笑えます。本当に、二人のゼミ生と一緒に1年間の反省会をしたいとKa先生とKo先生は願われているのだと思います。そう願っていただけれる、お二人の先生に感謝し、そう願っていただけるゼミ生を誇ります。

 こんな関係を作れる研究室と現場の学校って、日本にどれだけあるだろう!!!講演会の前日、当日に、私がビックリするような「ご接待」を受けることはあります。でも、大学教師ではなく、その研究室の学生が一緒に飲みたいと願われることってどれだけあるでしょう。また、別の学校では、我が研究室のゼミ生のために、職員室に机が用意されています。これは「お愛想」ではありません。これは本当に誇るべきことです。

[]質問 22:31 質問 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 質問 - 西川純のメモ 質問 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 本日の私への質問。「おとうさん、何で、北海道にはカタカナの地名が多いの?」、「何故、京都や大阪が昔は首都だったの?」。これって、『学び合い』の課題になるな、と思いました。

[]大きなお世話 22:31 大きなお世話 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 大きなお世話 - 西川純のメモ 大きなお世話 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 飲み会があっても8時頃には帰ります。理由は息子の風呂入れがあり、息子の添い寝があるからです。周りの人から、「西川さん。息子さんは小学校1年生でしょ。」と言われることがあります。大きなお世話だと思います。息子は私と一緒に風呂に喜んで入ってくれます。「今日は、おとうさんは一緒に寝ないから!」という言葉が十分、脅しとして成立します。こんなことは、そんなに長く続くわけはない。今、息子は「恵み」として与えてくれているのです。私は、風呂入れと添い寝を、あと何回あるのかと惜しみながら、楽しんでいます。

[]今日一日 16:14 今日一日 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 今日一日 - 西川純のメモ 今日一日 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 殆ど、新コース立ち上げのために、学内を小走りで走り続け、色々な人と相談していた日でした。その中で、来年度、教職大学院に入学する学生さんとお母様がおいでになりました。一服の清涼剤でした。

08/03/27(木)

[]送別会 22:08 送別会 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 送別会 - 西川純のメモ 送別会 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 本日は学習臨床コースの送別会がありました。とても楽しい会でした。

 高校教師の時、職場に恵まれました。本当に、気持ちのよい職場でした。大学に異動しました。ボスには恵まれました。しかし、職場は最悪です。イジメはあるし、会議では、いつ後ろから弾が飛んでくるか分からない職場でした。ところが、学習臨床コースに異動して激変です。居心地がいい職場です。その居心地のいい職場から、気持ちよく異動できます。次の職場も、異居心地のよい職場になりそうですし、します!

[]洗脳旅行 22:08 洗脳旅行 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 洗脳旅行 - 西川純のメモ 洗脳旅行 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 昨日より、来年から教師になる若い学生さんが洗脳旅行に来られました。今までで、一番大変な洗脳旅行者です。理由は二つです。今までは、ゼミ生が一杯いる状態ですが、昨日、今日は殆どいません。しかし、FさんとSちゃんがいたので助かりました。でも、一番の大変さは、洗脳する部分がない点です。話をしていて、笑ってしまうほど、純粋に洗脳済みの状態なのです。したがって、何もすることがありません。そこで、埼玉県のS同志に突然電話しました。S同志は二つ返事で快諾を頂き、そして、その学生さんをお預けしました。その学生さんには洗脳はもういりません。その学生さんに必要なのは地元でのネットワークです。

08/03/26(水)

[]決意表明 21:53 決意表明 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 決意表明 - 西川純のメモ 決意表明 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 mzakisyoさんが洗脳旅行に上越に来ています。本当は洗脳旅行の時期としては最悪です。が、来年から小学校の教師になるのですから、他の選択肢はないので受け入れました。色々話しましたが、来年度の埼玉の会で発表しては、と提案しました。新任数ヶ月の段階で発表するのです。面白いと思いません?埼玉の会の企画の方へ連絡です。

makine45makine452008/03/26 22:02了解です。是非よろしくお願いします。埼玉の研究会は、発表者がいっぱいです。本当にありがたいことだと思います。感謝です。

mzakisyomzakisyo2008/03/27 20:45『学び合い』では、子どもたちが今までやったことのない、ありえないと思うことを成し遂げていく・・・。私も挑戦します!!ということで、発表することを決めました。

jun24kawajun24kawa2008/03/27 21:53うれしいな~。
うれしいな~。

08/03/25(火)

[]泣く 22:43 泣く - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 泣く - 西川純のメモ 泣く - 西川純のメモ のブックマークコメント

 私は悔しくて泣くことは恥と思いますが、嬉しくて泣くことはよく泣きます。最近は、卒業させた同志のブログやメールでよく泣きます。自分の涙で、自分の汚さを流せるような気がします。感謝。

[]関ヶ原 19:17 関ヶ原 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 関ヶ原 - 西川純のメモ 関ヶ原 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 息子が最近はまっているのは漫画の歴史本です。一日中読んでいます。私とプロレスごっこをしているときも、「倶利伽羅峠のたたかい」と言って、自分は木曾義仲だと言います。ちなみに私は怪人マツバガニというの設定です。

 本日の風呂場での息子の質問は、「なんで関ヶ原で東軍と西軍の戦いがあったの?いくら本を読んでも分からないんだよ~」です。親ばかですが、小学生1年生の質問ではないように思います。

08/03/24(月)

[]申請 21:13 申請 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 申請 - 西川純のメモ 申請 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 kaji62さんへ、『学び合い』グループへの参加申請、ありがとうございました。ただ、氏名、所属の記名がありません。私の方にメールいただければ、直ぐに処理いたします。

[]誇る 21:00 誇る - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 誇る - 西川純のメモ 誇る - 西川純のメモ のブックマークコメント

 地元、上越で『学び合い』を取り入れようとしている学校があります。本年度は、ライブでお世話になりました。その学校の校長先生は私の地元での講演を聴いていただきました。その校長先生からライブ参観の希望があったので、前年度に埼玉のH小学校でライブを見ていただきました。早速本年度、自分の学校で自分で『学び合い』を実践されました。そして、6年生の担任のKa先生に勧めました。Ka先生は最初は悩まれながらも実践しました。その頃に、私の研究室に二人の学卒院生が所属しました。とにもかくにも授業を見ることは勉強になるのでKa先生のクラスに張り付かせました。そのKa先生の実践に刺激を受けKo先生も『学び合い』に取り組まれるようになりました。そして、両クラスの異学年の『学び合い』を取り組まれるようになりました。その間、ずっと二人はその学校に張り付いていました。

 その学校の校長先生から以下のメールをいただきました。

 「本日は、○さん、○さんまで卒業式に参列いただきました。ありがとうございました。六年生の呼びかけの中で、『学び合い』について言及した子供が14名もいました。小学校生活の思い出や中学への決意を述べる箇所でしたので、過半数の子供が『学び合い』のインパクトについて語ったことになります。一年間、お世話になりましたことに厚く御礼申し上げます。「1回飲み会というか反省会をした方がよいなぁ」と思っていたのですが、なかなか日程がとれません(後4回こなさないと本年度が終わらない)。「新年度なったら企画しましょう」とKa、Ko両担任と話しています。」

私は全国の同志にわがゼミ生を誇りたい!

 日本全国の教育を研究する若き学生の中で、一年間、現場に張り付いている学生はどれだけいるでしょうか?そして、卒業式に招待される学生はどれだけいるでしょうか?そして、校長先生から感謝され、反省会の飲み会をやりたい、と言われる学生がどれだけいるでしょうか?その学生が我がゼミにいることを本当に誇ります。そして、良き出会いがあり、子どもたちが喜んでくれたことを嬉しく思います。子どもたちに幸多かれと願います。

http://manabiai.g.hatena.ne.jp/yu10514/20080324

http://manabiai.g.hatena.ne.jp/vivienne_ky_666/20080322

[]集中講義 20:35 集中講義 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 集中講義 - 西川純のメモ 集中講義 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 昨日および本日、筑波大学で集中講義をしました。我が後輩を教えることの出来る光栄を感じます。

 聞いてくれる学生さんは多様です。修士課程の学生さん、博士課程の学生さん、そして偽学生さん。教えながら感じるのは自分が年をとったということです(当たり前だ、という外野の声が聞こえそうですが・・・)。何故そう思ったかと言えば、年齢の違いはあれども、すべての学生さんが純粋に可愛いと感じるからです。本当に頭をなでなでしたいという気持ちになります。集中講義でのラインナップは、基本的に一斉指導です。まあ、講演会の語りを1日半続けるというようなものです。そして、最後に『学び合い』のビデオを見せて「一斉指導の方が『学び合い』より優れているところを言ってください」と挑発します。そして、30分間、『学び合い』をさせたところで私が学生さんの挑戦を受けて立つ、というものです。

 いろいろな意見が出ました。しかし、最高の挑戦は素晴らしかった。曰わく「先生の講義は一斉指導で、聞いているときはなるほどと素直に聞けたので、一斉指導もいいと感じていました。しかし、先生から「さあ、「一斉指導の方が『学び合い』より優れているところを言ってください」と言われていると、ストレスがかかります。それまでの『学び合い』では楽しかったのに、先生がどんどん追い詰められていくと、反論できないがストレスが感じます。それだから、『学び合い』の方がいいと感じました。」です。

 まさに「一本~!」です。私の中にある旧来のしっぽを鋭く突くものです。小気味が良かった。

[]中学生からのメール 19:33 中学生からのメール - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 中学生からのメール - 西川純のメモ 中学生からのメール - 西川純のメモ のブックマークコメント

 例の彼からメールをいただきました。以下の通りです。

 「・・・( ̄  ̄;) うーん、確かにそうゆう先生と生徒の立場(学ばなければいけないのと学ばなくてもいいの)は違いますね。私も正直メール送ってから思ったんですよ。先生はそこまでして勉強する必要があるのかって。私自身(意見を出した側)が考えがまとまっていないのはだめですね。理由もきちんと述べられないと・・・。てゆうかそこまで深く考えていませんでした・・・すみません。疑問はそのへんです。あとはほかの生徒にも意見を聞いて、疑問が出てきたらまたメールしたいと思います。ですが、このままつながりが薄れていくのも勝手ながら寂しいと思います。なのでこれから、学びあいだけではなく今日こんなことがありました。みたいなメールも送ってもよろしいですか?

 とても身勝手だとは思うのですが、少し考えといてください。m(._.)m おねがいします。純先生のご祈願とご栄光を、お祈りしています。(←これって不自然じゃないですか?なれない文を書くとどうしても不安で・・・)」

 私の返信は、もちろん「わかってくれてありがとう。どんどん突き進んでください。メールはウエルカムですよ。あはははは」

[]復帰 19:33 復帰 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 復帰 - 西川純のメモ 復帰 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 やっとインターネット環境に復帰しました。山のようなメール処理をしているところです。順次、メモを書きたいと思います。

kaz-horiekaz-horie2008/03/24 21:18今日はありがとうございました。
話を聞いている中で「あー、そういえばあの時はあぁだったよなぁ」「あのときの生徒の様子は正にそうだったよなぁ」とクラスのことが頭に浮かんでいました。

最後の「挑戦」の時に「高校生の映像ありませんでしたよねぇ…できないんじゃ…」という声があったので、「いや、高校生も一生懸命やってますよ!」と言ってしまいました。

反論するはずが邪魔してしまったので口を閉じました…。

学生のみなさん、本当に鋭い意見ばかりでした。

jun24kawajun24kawa2008/03/24 21:29ごくろうさまでした。
今後も期待しています。

mzakisyomzakisyo2008/03/26 00:51集中講義、お疲れ様です!お忙しいなか、研究室への訪問を受け入れてくださってありがとうございます。明日、お会いできることを緊張しつつ楽しみにしています。

08/03/23(日)

[]出発 06:15 出発 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 出発 - 西川純のメモ 出発 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 今から、筑波大学へ集中講義のため、出発します。インターネット環境によっては更新が遅れるかもしれません。すんません。

08/03/22(土)

[]楽しいな~ 22:26 楽しいな~ - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 楽しいな~ - 西川純のメモ 楽しいな~ - 西川純のメモ のブックマークコメント

 昨日の方より以下のメールを頂きました。

『そうか・・・。チェックが中心でいいのか。助言ありがとうございました。これからの学習に活かしたいと思います。

 さてさて、この前の質問は解決したのですが、また新たな疑問というか意見というか・・・(たびたびすいません)学びあいでは先生はほとんど何もしないですよね。そして生徒にまかせっきりです。生徒たちの力は伸びます。すごく伸びます。ですが、先生はどうでしょう。

 私が思うに先生の力はあまり伸びません。なぜなら考える必要があまりないからです。生徒の話を聞いて、あっなるほど~、そうゆう考え方もあるね~。などと思うことはありますが、なぜ、この子はこうゆうふうに考えたのだろうと正直考えていないと思うんですよ。生徒の立場から見ると、ですけどね。なので、最近私が思ったことは先生も学びあいに混ぜてみたらどうでしょう?はじめから理解してる人が入って大丈夫なのか、とお考えだと思うのですが、そうすることによって先生と生徒が同じ発言力になります。はじめの方は慣れないでしょうが、時間がたつにつれ生徒が先生のレベルに達していると思います。自分の考えをきちんと言える生徒の育成が図れると思います。純先生の意見を聞かせてください。

 それと純先生のブログを拝見させてもらいました。見てみると私のメールが!・・・。私なんかのメールが純先生のブログにのるなんて・・・。感激です。ちなみに先生ではなく本当に生徒です。(笑)今年の春に2年生になるれっきとした中学生です。桜の花びらが咲き誇るいい季節になりますねぇ~。おっと、関係ない話がでてしまいました^^;ちなみに親に学びあいのことを説明し、感想を聞いてみると「勉強に必要な「読む」「聞く」「話す」の3つがあるのでいいと思います」だそうです。まぁ、私の説明で理解したのかどうか不安な部分もありますけど・・・。』

 私の返信は以下の通りです。

『> そうか・・・。チェックが中心でいいのか。助言ありがとうございました。これからの学習に活かしたいと思います。

 はい、でもね。チェック中心は出発点で、その先がいっぱいあると思いますよ。

> さてさて、この前の質問は解決したのですが、また新たな疑問というか意見というか・・・(たびたびすいません)学びあいでは先生はほとんど何もしないですよね。そして生徒にまかせっきりです。生徒たちの力は伸びます。すごく伸びます。ですが、先生はどうでしょう。

> 私が思うに先生の力はあまり伸びません。なぜなら考える必要があまりないからです。生徒の話を聞いて、あっなるほど~、そうゆう考え方もあるね~。などと思うことはありますが、なぜ、この子はこうゆうふうに考えたのだろうと正直考えていないと思うんですよ。生徒の立場から見ると、ですけどね。なので、最近私が思ったことは先生も学びあいに混ぜてみたらどうでしょう?はじめから理解してる人が入って大丈夫なのか、とお考えだと思うのですが、そうすることによって先生と生徒が同じ発言力になります。はじめの方は慣れないでしょうが、時間がたつにつれ生徒が先生のレベルに達していると思います。自分の考えをきちんと言える生徒の育成が図れると思います。純先生の意見を聞かせてください。

 どはははは

 私のブログの右下には、色々な人のブログがあります。多くは、『学び合い』を実践している先生方です。それを読むと、必死に学んでいることが分かると思いますよ。ただ、みんなが学んでいるのは理科や国語ではありません。みんなが理科や国語を学ぶためには、どのような課題を与え、どのように評価するかを学んでいます。

 教師がみなさんと一緒に学ぶということは理論的には可能です。最低限の条件としては、先生が「これこれじゃない」と言っても、皆さんが「そんなのはつまらないよ~」と言えるだけの自信を持っているならばです。どうやら皆さんのクラスでは、それはクリアーできそうですね。でも、それでも、私はあまり勧めません。

 教師がみなさんと一緒に学んでしまうと、特定のグループの中に入り込んでしまうことになります。そうするとクラス全体を見回すことが出来にくくなります。ちなみに、私が『学び合い』のクラスを見る際は、みなさんの発言を聞くことも、また、皆さんと話すことも殆どありません。その代わりに、クラス全体をボーッと見回しています。そして、クラスの中の音を聞いています。皆さんが本当に勉強しているときには、特有の動きがあります。また、同じ騒がしさであっても、真剣に議論しているときの音と、遊んでるときの音は違います。その動きや、音を察知し、クラス全体に声がけするのが教師の仕事なんです。詳しくは私のHPの「『学び合い』の手引き書」をお読み下さい。そうすると、あなたの先生が何もやっていないようで、実は常に何かをやっていることが分かると思います。

 教師は皆さんが十分に勉強できることを保証することが仕事です。勉強すること自体をしなければならない皆さんとは違います。これは偉い/偉くないという関係ではなく、役割が違います。例えば、バスの運転手の人が、運転席におらず、お客と話し合っていたらバスが動かないのと同じなんです。

> それと純先生のブログを拝見させてもらいました。見てみると私のメールが!・・・。私なんかのメールが純先生のブログにのるなんて・・・。感激です。ちなみに先生ではなく本当に生徒です。(笑)今年の春に2年生になるれっきとした中学生です。桜の花びらが咲き誇るいい季節になりますねぇ~。おっと、関係ない話がでてしまいました^^;ちなみに親に学びあいのことを説明し、感想を聞いてみると「勉強に必要な「読む」「聞く」「話す」の3つがあるのでいいと思います」だそうです。まぁ、私の説明で理解したのかどうか不安な部分もありますけど・・・。

 そうですか。頼もしいですね。是非、このようなやりとりがあったことをみんなに伝えて下さい。そうすれば、みんなはもっと強く賢くなれます。

先ほど紹介した右下のブログ群には、私の教え子のブログが含まれています。私は大学で学校の先生や学生さんを教えています。だから、教え子といっても、学校で教えている先生も含まれています。一方、大学の学生さんもいます。私はそういう方々のブログによって助けられています。今回のような情報のやりとりはとても大事だと思っています。

 今までの教育では、教師だけが持っている情報があります。例えば、指導要領(みなさんが何を勉強すべきかが書かれている本)があります。また、皆さんだけが持っている情報があるでしょう。例えば、皆さんの本音など。でも、それらを出来るだけフェアーに公開することは、とても大事だと思っています。だから、私は教え子にブログをたてることを勧めますし、私も個人攻撃や個人情報の流出にならないことを注意しつつ、みんなの情報を公開しています。

 それにしても、こんなやりとりが出来ることを本当に楽しんでいます。

 純先生より、もうすぐ中二のあなたへ』

 どこの同志の教え子か分かりませんが、こんな教え子を持てることを羨ましく思えます。同時に、これだけの教え子に応えなければならないことは大変だと思います。とにもかくにも、これだけの教え子を生み出した、あなたに敬意を表します。このような子どもの力が「みんな」になったら凄いですね。「みんな」になることを期待しています。

[]教育長 15:42 教育長 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 教育長 - 西川純のメモ 教育長 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 昨日の二つの「事件」を深く思いました。日本のどこかの同志のクラスには、自らのクラスの学びを一段と高い位置で見られる生徒がいます。そして、その生徒は学校外の見ず知らずの人(つまり私)に相談するフットワークがあります。また、我がゼミの同志は私の分からない世界で『学び合い』を広げる試みを始めています。

 私は「子どもを教師に、自分を校長に、クラスを職員室に置き換えて」とよく言います。しかし、今、同志のクラスの中には、それを超える子どもたちを生み出しているのではないか?と真剣に思い始めています。彼らは教師のレベルから校長のレベルに脱皮しようとしているのかもしれません。となると、クラスの中には数十人の校長がいることになります。この『学び合い』グループに子どものブログがたてられることをリアルに考えるべきだと思います。我々は、おちおち「校長」と言ってられないかもしれません。我々は教育長にならなければならないのかもしれません。

 でも、素敵ではないですか?二十代にして、教育長レベルのことが出来るのです。それも、全ての校長が「本当に我が事として」学校の向上を願っているのです。どこかの都道府県の教育長が、羨ましそうにしているかもしれませんよ。あはははははは

tontan2tontan22008/03/23 02:19「学び合い」における教師の役割についてよく聞かれます。「教えないのなら何をするの?」って。私も子どもの声の質に着目します。戸惑っているのか、集中しているのか、それとも飽きてきているのかと。そして、私は積極的に子どもの考えをつないでやろうとしています。子どもには教室すべて状況を把握する能力に乏しいからです。決められた時間で、最大の効率をたたき出そうとするならば、リアルタイムで子どもの動きと状況を把握し、且つそれを繋いでいくことが必要だと考えます。だからとても疲れます。
もちろん、子どもだけでもやり遂げる力はありますが、教師が全く介入(見えない介入です)しない場合と比べると時間は延びます。

katunori-skatunori-s2008/03/23 02:43まさに「うれしい」「楽しいなあ」の話題だと思いました。斜め読みをしていたら「昨日の方」を大人だと思ってしまいましたし、「私」を西川先生だと思い込んでしまいました。西川先生が「先生も学び合いに入れ」と方向転換したとびっくりしてしまいました。
中学生の方はもちろん、おうちの方のお話も力強い!『「読む」「聞く」「話す」の3つがあるのでいい』、なるほど!

今回紹介いただいたメールを拝見し、頼もしい味方を得たように重いました。私も身近にこういう味方がほしい!新年度からは、保護者の方へのアピールの仕方を考えます。

jun24kawajun24kawa2008/03/23 06:14お二人ともコメントありがとうございます。
同志の子どもたちとの繋がりは多くを生み出す予感を感じています。ワクワク

junpei-snufkinsjunpei-snufkins2008/03/24 12:33はじめて投稿します。お騒がせしている生徒は、私の担任している生徒です。(笑)生徒の質問に、丁寧に分かりやすく解答してくださってありがとうございます。また、コメントしてくれている同志の皆様にも感謝しています。正直、かなり驚きました。私もうかうかしてられません!もっともっと学ばなくてはと感じさせられました。私も、ブログ・・・たちあげてみようかなぁ・・・と思ってます。その際は、お仲間に入れてください!!よろしくお願いします。

F-KatagiriF-Katagiri2008/03/24 13:03junpei-snufkinsさん、ぜひぜひ『学び合い』グループに入ってください!

F-KatagiriF-Katagiri2008/03/24 13:03junpei-snufkinsさん、ぜひぜひ『学び合い』グループに入ってください!

jun24kawajun24kawa2008/03/24 19:34ご自身と子どものブログ、期待していますよ。あはははは
あ~、楽しい!

08/03/21(金)

[]子どもからのメール 00:58 子どもからのメール - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 子どもからのメール - 西川純のメモ 子どもからのメール - 西川純のメモ のブックマークコメント

 本日、なんと、なんと、子どもから以下のメールが来ました。

『始めまして、こんにちばんは。私は学びあいを理科で取り入れてる学校の生徒です。学びあいはとても効率がよくて、友達とかかわれるいいキッカケになると思います。私たちのクラスでは学びあいを取り入れてる理科だけ平均点が高いです。これも学びあいの効果です^^すこし疑問に思ったことがあるので質問させていただきます。最近、先生方の中で全教科学びあいを取り入れようという動きがあるのですが、理科などの理解が必要な教科では学びあいやすいです。ですが、歴史や漢字などのまるっきり覚えるような暗記の世界の教科だとなにをすればいいのかよくわかりません。この前少しだけやったのですが、みんなでチェックしあうというだけの活動になってしまい、あまり効率的に動けませんでした^^;どうやればもっと効率的に動けますかね・・・。やり方を教えてくれとまではいきませんがせめて、ヒントを教えてください。そうすればみんなでどうやったら効率がいいかなどを討論すればいいと思います。なのでヒントをください。m(._.)mおねがいします。(話が短絡的で脈絡がないのですが勘弁してください・・・国語がどうしても苦手で)』

 私の返信は以下の通りです。

『こんにちは西川です。よくぞ、よくぞ、メールしていただきました。さて、さて、私の応え(答えではありません)を書かせていただきます。

 暗記だと、チェックが中心になってしまいますね。それでいいのではないでしょうか?でも、暗記するのだって、語呂合わせなど多様な方法があります。それをみんなでアイディアを出し合えばいいのではないでしょうか?

 さらに、『学び合い』では、最後の一人まで「みんな」が分かることを大事にします。なかなか覚えられない人が分かるようにサポートする過程では、実は暗記レベルでは解決できないと思いますよ。だって、分からない人は、暗記すること自体が嫌いで拒否すると思うからです。そういう人に、そのことを何故学ぶかを語り合わなければなりません。例えば私は、この二十年間の殆ど、漢字を書くことをしていません。ワープロが変換してくれます。従って、私は漢字を読むことは必要ですが、漢字を書く必要はありません。あははははは

 おそらく漢字の書き取りというレベルではなく、進学の意味、さらには、何のために学ぶのかを語り合う必要があるかもしれません。

 ちょっと話は変わりますが、おそらくあなたは理科は好きで、歴史は嫌いではありませんか?何故、そう思うかと言えば、一般的には嫌いな教科は「暗記科目」だと思われるのです。例えば理科が大嫌いな人にとって、理科は暗記科目です。だから『学び合い』で歴史が好きになれば、暗記科目とは思わなくなると思います。

 とりあえず、今日はこれぐらいにしましょう。どんどんメールして下さい。ちゃんと返信しますよ。』

 あ~~、楽しい!!!!でも、文章を読むと内容がしっかりしすぎています。生徒ではなく、先生だったりして。あははは

[]mixi 08:26 mixi - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - mixi - 西川純のメモ mixi - 西川純のメモ のブックマークコメント

 同志がmixiで『学び合い』コミュを立ち上げました。私はそっちのほうは全く疎いです。拡げるチャンネルは多様で多数の方が良いに決まっています。関係各位にお知らせします。詳しくは以下をご参照下さい。

http://manabiai.g.hatena.ne.jp/D902i/20080320

OB1989OB19892008/03/22 14:51凄い!凄すぎて絶句です。

jun24kawajun24kawa2008/03/22 15:07はい、同感です。我々の『学び合い』はこのような生徒の能力を表出させる段階に達していると、誇らしく思います。

08/03/20(木)

[]目標 21:59 目標 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 目標 - 西川純のメモ 目標 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 下の「目標」は理念的だったり、難しいように思えるでしょう。でも、もの凄く簡単です。

 例えば西川研究室で私がゼミ生に求めることは「良き研究で日本を変えろ」です。そして、その成果を夏と秋と冬に出すことを求めます。それだけです。嘘だと思ったら、どのゼミ生(OB,OG)に聞いても結構です。そして、こまかな方法論は不必要です。ポイントは方法論を理解している集団を創っていることです。細かな方法は、教師がゴチャゴチャしなくても、集団の中に内在しているんです。

[]管理職 21:47 管理職 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 管理職 - 西川純のメモ 管理職 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 同志のブログを読みながら、思います。子どもから良き評価を得ているクラスを職員室に置き換えて下さい。そして、自分を校長に、子どもを職員に置き換えて下さい。そういう校長の下で働きたい、と思うと思うはずです。書いた、同志も気づいて欲しい。我々はクラスにおいて良き校長になるべきなんです。だから、同志各位に管理職になって欲しいと願います。

[]目標 21:45 目標 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 目標 - 西川純のメモ 目標 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 同志のブログを読みながら書きたくなりました。

 目標の設定は、本当に達成すべきこと(したいこと)をハッキリ見極め、管下のメンバーに直截に語ることです。書いてみれば、馬鹿馬鹿しいほど当たり前のことです。しかし、それが出来ないとしたら、心の中に以下のものがあるからです。

1)自分が何を願っているか分かっていない。そして、その最大の原因は、それを本当に願っていない。「まあ、しょうがないよな~」という考えがあるんです。

2)管下の能力を低く思っている。しかし、それ以上に自分の能力を高く見過ぎている。そして、その最大の原因は、自分でどれだけのことが出来るかをちゃんと考えることをしていない。そして、その原因は1)なんです。つまり、「しょうがないよな~」と思っているから。特段、考えないんです。

 つまり、『学び合い』ではあたりまえのことを、ちゃんとやっているだけのことなんです。

[]せつない 15:52 せつない - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - せつない - 西川純のメモ せつない - 西川純のメモ のブックマークコメント

 立つ鳥、跡を濁さず。院生さんや学生さんが2年間使った机を綺麗にしている姿を見るとせつなくなります。

szeidzsiszeidzsi2008/03/20 23:28自意識過剰なので、もしかして自分のブログ記事(http://manabiai.g.hatena.ne.jp/szeidzsi/20080320#1206000127)のことか・・・と思ってしまいました。そして、学び合い手引書の中でもっとも恐れている章のこと(http://manabiai.g.hatena.ne.jp/szeidzsi/20080304#1204628246)を思い出しました。
私は言語教育学における「学習者自律」を追いかけています。「学習者自律」とは「学習者が自分の学習を自分でコントロールする力」と定義されています。ですから、目標の設定や、評価も自分でできるようになる・・というのが目指す方向として語られます。特に目標の設定に関しては、例えば「自分の学習は自分のもの」という「学習の権利」から、他人が決めた目標に向かってその方法を自律的に学習させる方向に持っていくべきではない・・などと言われたりもします。(「従業員を効率的・効果的に動かすための道具として経営者が自律を利用する方向性にならないように」・・・なんて書かれたりしています。)ブログにも書いた通り、自分なりに『学び合い』と「学習者自律」を結びつけようとしていますが、深く悩んでいます。

jun24kawajun24kawa2008/03/21 07:18szeidzsiさんがどこに悩んでいるか、ちょいと分からないのですが。管下のメンバーに「上位の目標に沿った目標」を与えることが管理職の仕事です。上位の目標に自立する(独立する)目標を立てられる、それをOKとするなら、それは組織ではありません。組織を前提としないならば『学び合い』とは無関係です。

szeidzsiszeidzsi2008/03/21 19:01ありがとうございます。言語教育でいう「学習者自律」は教育学でいう「自己教育力・自己学習力・いきる力」とほぼ重なると思います。『学び合い文化』にいると、これらの力に変化があるのかという点に興味があって、(「手引書」の学校観の後ろの方に書いてありますが)私も「『学び合い』を経験すると何が成長しますか。」と聞いたことがあります。(こたえを読んだ後も)これにまだこだわっているのかもしれません。

08/03/19(水)

[]クイズ 23:06 クイズ - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - クイズ - 西川純のメモ クイズ - 西川純のメモ のブックマークコメント

 家に帰って、息子のクイズを読みました。

 「問題 この町は、いえが10けんあります。そのうち3けんひっこしました。なんけんになったでしょうか?」

 みなさん、答えは7けんだと思うでしょ。私も家内もそう思いました。

 答えは10けんです。理由は「人はひっこしても、いえはなくならないよ」です。

[]大学教師の醍醐味 22:55 大学教師の醍醐味 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 大学教師の醍醐味 - 西川純のメモ 大学教師の醍醐味 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 追い出しコンパの間中、いや、それ以前からずっと思っていたことです。

 現職院生さんはある意味で完成されています。私が出来ることは、「子どもの生の声を徹底的に聞く」、「『学び合い』の考えを整理された言葉として伝える」、「高い志を伝える」の三つです。これに関して、十分に伝えられたと自負しています。だから、現職院生さんの修了に関して、なんの不安もありません。むしろ、来年からの成果を期待しています。

 が、学卒院生さん、4年生に関しては、もう少し私の手元で育てたいと願います。私が育てるのではなく、我がゼミで育てたいと願うのです。だから、彼らと離れるのが辛い。

 が、追い出しコンパで語る彼らの言葉を聞きながら、考えが変わりました。彼らの言葉を聞きながら、学校教育が出来ることが終えた、と感じました。そして、彼らは職場において育てられるべきだ、と感じました。それが分かるにつれて、ウルウルしっぱなしだった私の涙が引っ込みました。

 現職院生さん、学卒院生さん、4年生に感じる、この感覚って、おそらく大学教師「しか」感じられない醍醐味だと思います!!!!!!!

追伸 ただし、4年生の一人は、我がゼミに残ります。彼をどのレベルに成長させるか、それが私への挑戦です。私が教えるのではありません。私が頭をひねるのは、彼に何を課題と与えるか、と、彼が誰と繋がれる機会を与えるか、です。ワクワクします。

追伸 1次会で退散し、今は自宅でくつろいでいます。

[]評価 18:21 評価 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 評価 - 西川純のメモ 評価 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 昨日の全体ゼミに参加できなかった、4年生と修士2年生に昨日と同じ事を語りました。が、長居をしすぎました。泣いてしまいました。

 本日は卒業式です。これから西久保ゼミの追い出しコンパがあります。1次会で退散することにします。

[]クイズ 09:52 クイズ - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - クイズ - 西川純のメモ クイズ - 西川純のメモ のブックマークコメント

 数日後に引っ越しをするお友達・お母さんの送別会があります。そこでの出し物として、幹事のお母さんから息子にクイズ大会をするよう依頼がありました。そのことを家内から息子に言うと、「まかせなさい」と自信ありげな応えです。本日の朝、そのためにクイズを作りました。例えば、「銀メダル取った人が多い県はどこ?」を作りました。答えは「にいがた(二位がた)県」です。これはOKです。「お巡りさんがゲームをするときはいつ?」というクイズをつくりました。答えは「けいむ(警務、ゲーム)」だそうです。これは落ちがみんなに分かりづらいので、×にしました。

makine45makine452008/03/20 07:19「彼らは職場において育てられるべきだ」に同感です。かのO氏の例を見るまでもなく、社会に出る勇気を彼らが育ててほしいと願っています。社会は新しい若い血を待っています。

jun24kawajun24kawa2008/03/20 07:36たしかに、O氏ことSは職場が育てたね。若い血を5人分送ります。

kaz-horiekaz-horie2008/03/20 10:04偽学生の受け入れ、ありがとうございました。
茨城に住んでいてよかったと思います。

jun24kawajun24kawa2008/03/20 11:35こちらこそ、楽しみにしています。
なお、この種の講義においては、『学び合い』とま逆のことをやります。つまり、話術と教材で、ぐいぐい引っ張るんです。自分で言うのも何ですが、私の授業は、うまいですよ~。あははは

08/03/18(火)

[]終業式 21:41 終業式 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 終業式 - 西川純のメモ 終業式 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 本日は息子の終業式です。1年生をちゃんと勉めました!今日は、それで乾杯しました。

[]楽しい 17:24 楽しい - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 楽しい - 西川純のメモ 楽しい - 西川純のメモ のブックマークコメント

 今度の入試の準備で専門職大学院のメンバーの一部が集まりました。そこで、来年度の共通科目の運営に関して議論が出ました。話し始めると、みんななから意見は出るわ出るわ、どんどん意見が出ます。新しいコースの立ち上げなので夢を語っています。でも、本当に波長のあう人たちばかりです。一言で言うと「良い先生」なんです。専門職大学院のメンバーは学者です。でも、小中高で現職経験のある学者です。

 普通の大学教員が講義を議論すると、「理念は?」とか「シラバスは?」とかが議論の中心となります。ところが専門職のメンバーは、「どんな能力を育てたい」とか「こんなふうにしたいな~」という話が中心になります。いくら話しても、話は尽きませんが、一応お開きらきにしました。それからしばらくして、トイレでメンバーの一人の先生とばったり会いました。私は前置き無しで「楽しいね~」と言ったら、その先生も直ぐに分かって「楽しいね~」と応えてくれました。本当に良い大学院が出来ます!組織は人ですから。

[]評価 17:08 評価 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 評価 - 西川純のメモ 評価 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 私が研究室のゼミに参加するのは年に2回だけです。最初の1回目に、西川研究室がどのようなことを目指しているかをかたります。最後の回に、この1年間でどのような成果を上げたか、そして、来年度はどのようなことを狙っているかを語ります。本日は、最後の回です。卒業・修了する方に最大の賛辞を送りました。素晴らしいの一言です。

 Nさんが、「西川研究室の今後五年の目標は何ですか?」と質問しました。私は、0.2秒の躊躇いもなく、「日本を変えること」と応えました。そして、各人がすべき事を語りました。なお、これ以上長居をすると、大泣きしそうなので、語るべき事を語って退散しました。

08/03/17(月)

[]出陣餅 22:12 出陣餅 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 出陣餅 - 西川純のメモ 出陣餅 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 地方によっては色々な名前がつけられていますが、この地では出陣餅です。きなこをまぶした餅の真ん中に黒蜜の入ったチューブがあるやつです。本日、それを息子に食べさせましたが、もの凄くはまったみたいです。この世の中に、こんなにおいしいものがあったのか!という感じです。彼は今から、いっぱいおいしいものとの出会いがあると思います。喜んでいる息子を見ているのは幸せです。

[]本性 09:15 本性 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 本性 - 西川純のメモ 本性 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 酒に酔ったときの酔態は様々です。酒は人を変えると、よく誤解されていますが、それは違います。意志の力で押さえているものの抑制を外す働きが酒にはあります。つまり、本性が現れるのです。酔って陽気になる人は、その人の本性が陽気なのに、意志の力で押さえている人です。酔ってスケベになる人は、その人の本性がスケベなのに、意志の力で押さえている人です。酔って攻撃的になる人は、その人の本性が攻撃的なのに、意志の力で押さえている人です。

 フロイドを紐解かなくても、我々には本性と表に出る姿に違いがあります。それで健全な社会生活を過ごしています。ただ、問題があります。年を取って、社会的抑制が外れると、酒に酔ったと同じ事が起こります。つまり、素面でも本性が出てしまいます。困ったモンだ。

 ちなみに、私の酔態は二種類です。非常に人なつっこくなり陽気になるという一面と、一度議論になるとくそ真面目に議論をし続けるという面です。ただし、議論しても喧嘩になることはなく、建設的な議論に終始します。おそらく、どちらも私の本性なのだと思います。いずれにせよ、スケベになったり、攻撃的になることはありませんのでご安心を。

yu-rikiya-ta-35yu-rikiya-ta-352008/03/17 21:00本日のメモなかなか興味深いです。西川先生は、スケベでも攻撃的でもなく安心しました。ちなみに私は、酔ってもほとんど変わりませんが酔って挨拶をしてみんなを喜ばす事が好きです。普段は、無口なのでなかなか受けます。

jun24kawajun24kawa2008/03/17 21:20あはははは
私も基本的に変わりません。上記が出るとしたら、相当飲んだときです。

08/03/16(日)

[]マスコミ 22:26 マスコミ - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - マスコミ - 西川純のメモ マスコミ - 西川純のメモ のブックマークコメント

 息子は新聞のクロスワードが大好きです。私も手伝いますが、基本は息子です。本日、息子が応募したクロスワードが抽選で選ばれました。抽選合格者として新聞に掲載されました。息子の名前がマスコミに掲載された最初です。早速、その部分をラミネートしました。ちなみに、「まりで遊ぶ昔の遊びは何?」の答えはなんだと思います?家内に聞くと、「まりつき」でした。小学校1年生の息子は「けまり」を答えます。息子の方が正解です。

[]家族旅行 22:15 家族旅行 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 家族旅行 - 西川純のメモ 家族旅行 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 家族旅行の日程が決まりました。嬉しい。メゾネットタイプで、温泉が部屋についています。息子にとっては、綿飴が作り放題、アイスが食べ放題、というところがいいところです。

iku-nakaiku-naka2008/03/16 22:33旅行で行かれるのはもしや・・・何だっけ?。新潟県内の旅館ですよね?。「・・館」だったような。もし予想があっていれば、良い旅館だと思います。私も1度宿泊したことがあります。確か駄菓子も好きなだけ食べられたような・・・。

jun24kawajun24kawa2008/03/16 22:40おっと~。場所は六日町にあります。駄菓子も好きなだけ食べられます。iku-nakaさんの行かれたところが別だったら、それも次の候補になります。

iku-nakaiku-naka2008/03/16 22:45N先生、ビンゴです!!。六日町の旅館でした。息子さんは喜ぶと思われます。館内はレトロな感じだったと思います。ただ、行ったのが5年くらい前なので、変わっているかもしれません。あと、部屋付きの露天風呂もなかなかでした!!。

jun24kawajun24kawa2008/03/17 08:02お~。私も昨年行って、凄く良かったのでリピートです。外回りは悲惨ですが、中はよかった。

08/03/15(土)

[]「みんなが」なりたつためには 19:28 「みんなが」なりたつためには - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 「みんなが」なりたつためには - 西川純のメモ 「みんなが」なりたつためには - 西川純のメモ のブックマークコメント

 いろいろな方のブログを読みながら「みんな」が成り立つために大事なことを書きたくなりました。

 第一は、目標の設定です。メンバーが納得して、メンバーの間で一致する目標を設定することです。これが管理者の一番大事な能力です。残念ながら、多くの職場では中間管理職の「調整能力」の延長上に管理者としての資質があると誤解されている。しかし、調整能力はメンバー(せいぜい中間管理職)が持つべき能力で、管理者の能力ではありません。

 第二は、「みんな」を本当に求めることです。当然、「第一」の課題も「みんな」を基礎としてなければなりません。個々のメンバーの目的は「自分」なんです。「みんな」は「自分」を達成することの手段です。ただし、個々のメンバーが「みんな」は「自分」を達成する手段とあからさまに考えているとしたら、おそらく「みんな」は達成されません。一人一人は精神的な意味でも「みんな」を自分に課します。それが「自分」にとって意味あるし、実利的であることを知っています。とにもかくにも個々のメンバーは「自分」が基本です。しかし、管理者はあくまでも「みんな」なんです。個々の「自分」を見過ぎてしまうと、比較が生じます。結果として序列が生じます。だから、意識的に個々をみないようにする努力が必要なんです。(これが辛いんですよね・・・)

 第三は、仲良くすることを求めるのではなく、課題を達成することを求め、そのために折り合いをつけることを求めるのです。はっきり言って、世の中にウマの合わないやつはいます。そして、クラス全員とウマの合わない子どもはいます。しょうがありません。それと「仲良くせよ」と求めれば、最悪、陰に隠れて陰湿ないじめになります。そういう人と距離を置くことは健全です。しかし、「第二」の縛りがあるので、捨てることを許しません。(諸般の事情で捨てることがあるならば、それはメンバーの仕事ではなく、管理者の仕事です)

[]ピーターパンじゃない 17:42 ピーターパンじゃない - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - ピーターパンじゃない - 西川純のメモ ピーターパンじゃない - 西川純のメモ のブックマークコメント

 例年、卒業式・修了式のある、この頃になると自分がピーターパンのようだと思います。巣立って行かれる方は、普通の社会に戻れます。ところが、私は大学という特殊な環境の中に取り残されます。ネバーランドは、短期間滞在するならパラダイスです。でも、数十年生きるには、なかなかしんどい世界です。ところが今年は、自分が取り残される・・というような気持ちになります。しかし、毎年常にというわけではありません。とてつもなく忙しいときなどはピーターパンと感じることさえなくなります。今年はピーターパンと感じません。その理由は何かと考えてみました。そして自分で驚きました。その理由は自分がネバーランドに生きていると感じていないんです。

 今年度は以下のことがありました。

●ブログの『学び合い』グループが立ち上がり、全国の同志と常に繋がっていられます。

●埼玉、長野、群馬で「子どもに学ぶ教師の会」が主催するセミナー・フォーラムが立ち上がりました。

●地元上越で『学び合い』を取り組む先生、学校が生まれました。

●すばらしい学生さんたちとネットワークを組むことが出来ました。

●多くの先生方、学生さん方にライブを見せることが出来ました。

 以上の結果として、多くの同志を得ることが出来ました。私の頭の中は、大学内にある問題ではなく、日本全国の同志の学校のことで一杯です。だから、自分が大学というネバーランドに取り残されるという感覚が無いのだと思います。

追伸 おそらく約5年間の学内外での政治闘争がほぼ満額回答を得られたことも原因でしょう。武田信玄が「勝負は、六分七分の勝は十分の勝也、八分の勝は危うし、九分十分の勝は味方大負けの下作り」と言っています。しかし、信玄は甲州一国の国主の世継ぎとして生を受けたという圧倒的な有利な出発点にもかかわらず、一生の間に得た国は駿河と信濃半国にすぎません。九分十分の 勝ちを目指して、かつ、大負けの危険性をさける努力を怠らなければ、七分八分以上の勝ちを得ることは出来ないのだと思います。まだまだ、攻撃的に、かつ、どん欲にいたいと思います。

rah-minorah-mino2008/03/15 23:17コメント、ありがとうございました。
「仲良く」ではなく「折り合い」を求める、という部分、読んで少し安心しました。(仲良しの押しつけに辟易する性格なので…)
学び合い、今後もゆっくり学んで(という言い回しは合っているのでしょうか?)行きたいと思います。よろしくお願いします。

jun24kawajun24kawa2008/03/16 07:22『学び合い』はマトリューシュカみたいな入れ子構造です。自らにも「みんな」を課しましょうね。

kaz-horiekaz-horie2008/03/16 17:37>個々の「自分」を見過ぎてしまうと、比較が生じます

一時期、個々に焦点が行ってしまいました。
個々にとっては「自分」でも、私は「みんな」を求め続けるように心がけようと思います。

jun24kawajun24kawa2008/03/16 18:51見ないようにしても、見えてしまいます。
知っているのに、知らないふり。ぐっと我慢で、みまもる。これがなかな最初は辛いんですよね。でも、それを乗り越えて下さい。

08/03/14(金)

[]修了祝賀会 21:46 修了祝賀会 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 修了祝賀会 - 西川純のメモ 修了祝賀会 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 本日は学習臨床コースの修了祝賀会です。一学年60人のコースの会は壮観です。楽しい会でした。子供会で忙しい家族のために1次会で帰りました。

[]修学旅行 07:58 修学旅行 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 修学旅行 - 西川純のメモ 修学旅行 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 教職大学院では学校現場と連携した教育・研究を行います。しかし、これは教職大学院が出来たからやる、というのではありません。教職大学院のメンバーは、以前より学校現場と連携しております。昨日知りました。教職大学院で同僚となるある先生は、連携学校の修学旅行に一緒に行っているそうです。私は「一緒に写真に入って欲しい」とお願いされるレベルです。まだまだです。修学旅行に一緒に行くような人が同僚であることを誇りに思います。

 繰り返しますが、みなさんは想像できますか?学校に支援に入った大学の教師に、修学旅行に一緒に行きませんか?と誘うような関係というの。あはははは

08/03/13(木)

[]薬 22:06 薬 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 薬 - 西川純のメモ 薬 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 私が助手だった頃、お仕えした教授の先生は、食事時に薬を何種類も飲んでおられました。それを不思議に見ていました。

 と、こ、ろ、が、現在の私も薬を飲み続けています。その種類は6種類です。胃潰瘍・肝障害・痛風・不整脈っと、おっさん病を経験するたびに、かかりつけの内科の先生からいただく予防薬の数が増え続けていっています。これがベースの数で、風邪や炎症の場合は、その時のみの薬が加算されます。そうなると、訳が分からなくなります。

追伸 以上の病気のうち、痛風以外の胃潰瘍・肝障害・不整脈は学内政治のストレスと出張疲れから発しています。

[]穏やかな日々 22:06 穏やかな日々 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 穏やかな日々 - 西川純のメモ 穏やかな日々 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 ということで、この1週間は穏やかな日々が続き、とっても心穏やかです。

08/03/12(水)

[]写真 17:39 写真 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 写真 - 西川純のメモ 写真 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 本日はS小学校の異学年の最後です。参観に行きました。言葉足らずでしたが、子どもたちにお礼を言いました。最後に、卒業する子どもたちと一緒に写真に撮られました。光栄です。

[]秘仏(その2) 17:37 秘仏(その2) - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 秘仏(その2) - 西川純のメモ 秘仏(その2) - 西川純のメモ のブックマークコメント

 ある程度出張を少なくするために、ガイドラインを作りました。同志の皆様に読んで頂き、問題がなければ、HPの方に公開したいと思います。

********************************

 近年、多くの方々のご理解により、『学び合い』が広がってまいりました。ありがとうございます。その結果、講演会の依頼も多くなり、全ての依頼を受けることが難しくなりました。実際、無理が効かない年齢になっております。よって今後は、講演・指導に関わる出張を精選せざるを得なくなりました。

 三つの場合に分けました。それは、「『学び合い』を広げるために汗をかくとお約束頂ける」、「概ね百人以上の先生の前で十分語らせて頂ける」、「日当5万円+交通費+宿泊費以上をお支払い頂ける」です。最低限、いずれか一つに該当される場合は、出来るだけ出張したいと思います。(もちろん、全てに該当することがベストです)

●『学び合い』を広げるために汗をかくとお約束頂ける

 私は日本の教育を変えるためでしたら、身を削ってもと思っています。「本当」にお金がないならば、手弁当でも参じる可能性はあります(ただし家族に迷惑をかけることはしません)。しかし、依頼する方が以下の三つ全てを満たす場合です。

必須条件の第一は、依頼される方が『学び合い』を正しく理解しようとしていることです。事前に、身銭を切って本を購読したり、出張してライブを見たりすることが望ましいです。少なくともHPには無料で各種の資料が公開しておりますので、それは目を通してください。

 必須条件の第二は、遅くとも講演後(出来れば講演前)に、広げようとする集団の一部(出来れば2割)を説得することです。説得の内容は、「まあ、その人の授業を見てみよう」、「ちょっと試しにやってみよう」のレベルで結構です。そのような人を確保するために、自分の頭を下げ、時間と手間をかけていただくことを求めます。もちろん、私も出来る限りメール等でのサポートはいたします。

 上記の段階での先生方の意識は「自分の授業実践を変える」だと思います。必須条件の第三は、「学校を変える」、「地域を変える」レベルを集団の課題とするよう説得することです。そして、具体的に周りに拡げる活動をしよう、と集団(もちろん、全員でなくて結構です)が思うように、集団の一部(依頼する方、お一人ではありません)で「みんな」を説得することを希望しております。そんな「集団の一部」を育てるよう最善を尽くすことを求めます。

 以上の三つを満たす方でしたら、はせ参じます。もちろん、契約書を取り交わすわけではありません。その人の最善を尽くしてやりますと言って頂けるのであれば結構です。以上の説得の仕方に関しては相談に乗ります。

 なお、3ヶ月以上以前に予約を入れて下さい。日時は、こちらにご一任下さい。

●概ね100人以上の先生の前で十分語らせて頂ける

 私の講演は、良くも悪くも刺激的で、笑いも取るので飽きさせません。聞いた方は、「今までとは違った見方を教えて頂けた」という感想は頂けます。しかし、私が願っているのは、先生方に楽しんでもらうことではなく、その先生の授業が変わってもらうことです。しかし、私が語ることは今までの教育とは革命的に違います。従って、それを実践するという方向で一歩歩んでくれる先生は、ごくごく少ないと思っています。しかし、少なくとも、それは重要だと思います。一人の教師が一生涯に教える子どもたちの数は膨大です。その子どもたちに、安心できる1時間、1日を1年間与えられるということは、尊いことであると思います。その少数の先生の数は、語る相手の人数に比例します。従って、多くの先生方に語る(概ね1時間半以上)機会を与えて頂ければ、有り難く存じます。この場合は、交通費・宿泊費の実費と、その組織規定の講演料を求めます。なお、3ヶ月以上以前に予約を入れて下さい。日時は、いくつか候補をお与え下さい。

●日当5万円+交通費+宿泊費以上をお支払い頂ける

 私の大学教師としての時給は5000円(年収と勤務時間から算定すると)です。例えば大阪あたりの出張だと、前後の拘束時間を考えれば片道7時間程度ですので、片道の移動だけで3万5千円という計算にもなります。また、東京近郊だと5時間程度ですので、片道の移動だけで2万5千円という計算にもなります。従って、移動時間含めれば、電車・飛行機にのって片道1時間以上かかるような出張の場合は、1日あたり5万円、プラス交通費・宿泊費というのが最低のラインだと思います。なお、3ヶ月以上以前に予約を入れて下さい。日時は、いくつか候補をお与え下さい。

●以上の3つのいずれにも該当しない場合

 出張はご勘弁下さい。ただし、サポートはしないというわけではありません。そちらからご出張頂けるならば、上越教育大学で十分サポート致します。また、メールを頂ければ誠意を持って対応致します。また、スカイプで繋がることも致します。また、私の予定は常にHPで公開しています。私の予定でお近くに行く場合は、お寄りすることは可能の場合もあります。

 なお、言うまでもないですが「子どもに学ぶ教師の会」関係は別扱いです。

F-KatagiriF-Katagiri2008/03/13 13:293つの条件は全て満たす必要があるのですか?それとも1つでも条件にかなっていればいいのですか?

jun24kawajun24kawa2008/03/13 14:56もちろん、いずれかです。
直ちに加筆致します。

08/03/11(火)

[]学校を変える 21:15 学校を変える - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 学校を変える - 西川純のメモ 学校を変える - 西川純のメモ のブックマークコメント

 本日、Y小学校のO校長先生が上越に来られ、飲みました。お忙しい中、私と飲むことのため「だけ」に数百キロはなれた上越に来られます。O先生とのお付き合いは3年半です。夏の講演に呼ばれたのが最初です。そこから学校として『学び合い』に取り組むことを推進されてこられました。その先生が、今年でご退職です。最後の「ご挨拶」に上越に行きたいと連絡がありました。私としては「ご挨拶」するとしたら私の方ですし、退職の最後の月は殺人的に忙しい状態ですので、固持しました。が、どうしても引き下がって頂けません。根負けして、「ご挨拶」を有り難くお受けすることとしました。(かあちゃんからは「挨拶する側が逆じゃない、と叱られました」)楽しく飲むことが出来ました。

 最近の我々は「学校を変える」ことがテーマになっています。学校を変えたいと考える方(校長、研究主任、教諭(新採数年の先生も含みます)・・)から相談を受け、我々がサポートします。学校変えるというテーマが、それ以前の我々のテーマとは大きな違いがあります。それは、今までは「変えたい」と思った先生に対してサポートしているのに対して、学校を変えるという場合は「変えたい」と思っていない先生「集団」にサポートしなければなりません。成功した事例も、失敗した事例もあります。さらに、今年の場合は、それ自体を研究テーマとする修士の院生さん、博士の院生さんがいます。それを通して、私なりの確信を持っています。それは学校を変えることと、クラスを変えることは同じだということです。

 必須条件の第一は、拡げようとする最初の方が『学び合い』を正しく理解しようとしていることです。必ずしも最初から正しく理解する必要はありません。自ら実践し、また、人の実践を見ながら理解を深めることはOKです。しかし、自らの身銭を切って本を買い、自らの時間を費やし学ぼうとすることは必要です。時には、出張してライブを見るということもあります。自分は赴任地に「どん」と座って、私に講演・指導してもらえばOKだと思っている場合は無理です。理由は、その様な方の場合は、以降でしめす必須条件を満たすことは絶対にあり得ないからです。

 必須条件の第二は、拡げようとする集団の一部(出来れば2割)を説得し、「まあ、その人の授業を見てみよう」、「ちょっと試しにやってみよう」とすることです。はるか彼方にいる私が出来るのは、「変わりたい」と思っている方をサポートすることです。それだったら、電子メールでも十分に大丈夫です。しかし、私には「変わりたい」と思っていない方をどうこうする力は全くありません。それが出来るのは、その場にいる人だけです。どの時期に、どうやって説得するかは私には分かりません。その方の判断が、最も正しいと思います。

 クラスに『学び合い』を拡げると全く同じです。普通、このようなことをする場合、「出来ない子(出来ない人)」を頭一杯に思い浮かべてしまいます。そして、「無理だ~」と思ってしまいがちです。また、「時間がかかる~」と思ってしまいがちです。たしかに「出来ない子(出来ない人)」を「その人」が説得するには時間がかかりますし、多くの場合は無理です。しかし、集団には「出来ない子(出来ない人)」と同じ人数だけ、変わろうとしている子ども(変わろうとしている人)はいます。その様な方に伝えればいいのです。出来ない子(出来ない人)に拘るのは時間の無駄です。

 そのような人に対しての伝え方は、自らの実践を見せることが第一でしょう。HPや本を紹介したり、色々と議論したりすることは有効でしょう。我々もライブをお見せするなど、様々なサポートが出来ます。繰り返しますが、「変わろうとする人」に対するサポートは我々でもできます。

 以上の段階だけでも『学び合い』を実践する人を増やすことが出来ます。しかし、その方々が何を求めて『学び合い』で変わろうと考えているかで、その後の展開が違います。先ずは「自分を変えたい」、そして、「それによって自分の授業を変えたい」と願うのが最初でしょう。必須条件2で拡げる人も「自分を変えたい」と思っているはずです。それだけでも小さいグループぐらいにはなるでしょう。でも、それ以上には絶対に広がりません。何故なら、我々の本能にある「みんな」の範囲は狭いものだからです。子どもたちを自由にさせれば、教師が何をしなくても、子どもたちは関わり合います。しかし、その集団は小さく、固定的です。あれが人間の本性なんです。教師も同じです。小さい集団の場合は、そのパワーが弱く、脆弱であることは、子どもたちの集団を見れば一目飄然ですね。それに、ちょっとの異動で崩壊する危険性さえはらんでいます。

 以上の限界を超えるには、第三の必須条件をクリアーする必要があります。それは、教師の課題を「自分、自分たちの○○」ではなく、「みんな」とする必要があります。少なくとも、「学校を変えよう」とか「○○市の先生方に見てもらおう」という課題にしなければなりません。そのようにするためには、必須条件2で述べた集団が必要です。一人では無理です。これに関しては、高度に政治的な部分が含まれています。これまた、はるか彼方にいる私に出来ることは殆どありません。それが出来るのは、その場にいる人だけです。どの時期に、どうやって説得するかは私には分かりません。その方々の判断が、最も正しいと思います。そして、集団の課題となった後はサポート出来ることは少なくないと思っています。

 本日、O先生に「教員を変える最強の方法は何ですか?」と聞きました。その応えは「同僚の実践によって子どもが変わっていることを見せることだ」とのことでした。つまり、必須条件2~3のことです。意地悪く、私が「でも、それでも分からない人っているんじゃありません?」と聞きました。そしたら「そんなのは例外的な人で、まずいない」とのことでした。心強く思いました。

追伸

学校を変えるということに困難を感じる同志の方へ。それだったら市、県、国レベルで考えましょう。学校を変えるより、国を変える方が、簡単な場合もあります。まあ、こんな発想は『学び合い』ぐらいでしょうが。あはははは

sumi-chansumi-chan2008/03/11 22:34ようやく初任研が終わったばかりの私が言うのもナンですが、学校を変えたい!先生方の意識を変えたい!と強く思います。指導教官を担当して下さった先生とお話する中で、共感して頂けることも多く、校内研修を例年通りではなくしたいねと話をしています。急転換することは難しいかも知れませんが、機会を狙いながらできることからやっていきたいと思います。

jun24kawajun24kawa2008/03/12 17:31期待していますよ~ん

08/03/10(月)

[]違い 16:04 違い - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 違い - 西川純のメモ 違い - 西川純のメモ のブックマークコメント

 『学び合い』と”学び合い”の違いに関して、超具体的な話(ある意味枝葉末節)と理念的な話(学校観・子ども観)の中間あたりのことを書こうと思います。

 まず、「学び合うことを求めるか?」です。一般の”学び合い”では求めます。なにしろ、それが目的ですから。そのために、様々なテクニックを開発します。一方、『学び合い』では学び合うことを求めません。意外かもしれませんが、求めません。たしかに初期段階では求めることがあるかもしれません。しかし、それは「学び合ってはいけない」という強い刷り込みが子どもたちにあるので、それを比較的短時間に呪縛を解くための方便にすぎません。それを言わないようにすることが望ましいと考えます。言い過ぎると、”学び合い”と同じに学び合うこと自体が目的になってしまいます。そして、うまく学び合っているふりをしはじめます。

 では、何を求めるかと言えば、全員が課題を達成することを求めます。私に関して言えば、私が管理者ではなくメンバーの一人としている集団(例えば、この学び合いグループ)においては「学び合おう」と時には言うかもしれません。それはクラスで子どもたちの一人が、その種の発言をするのと同じです。しかし、私が管理者である西川ゼミにおいては、「学び合え」と言いません。私が言うのは、「良い研究によって日本を変えろ!全員、一人残らず」です。

 次に求めるものです。”学び合い”はコミュニケーション能力の向上、とか、人間関係作りを目的としている場合は多いでしょう。また、ミニティーチャ的な考え方の”学び合い”では学力を目的としています。しかし、『学び合い』ではトータルなものを目的としています。例えば、業者テストの点数「も」人格の完成に関わると認める一方、そんなのは単なる方便だと拘りません。課題として子どもたちにとって抽象的になるのを避けるために、方便としてある一面にフォーカスを絞る場合があります。しかし、「みんな」という縛りがあるので健全性を保つことが出来ます。

koushinsenjinkoushinsenjin2008/03/10 22:24 いつの間にか、学び合うことが目的になってしまっていました。
 「みんなが分かる・できる」→「みんなで変えていく」という感じなんですね。やっぱり、夢は地球平和ということで。

jun24kawajun24kawa2008/03/10 23:08はい、現実の問題として、学び合うことを求めることはあり得ると思います。でも、「それじゃ~、まだまだだな」と心に思っている限りは健全性を保てると思います。もちろん、最終的には地球平和だよ、と明るく、真剣に子どもに語りたいですよね。

08/03/09(日)

[]法規 18:43 法規 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 法規 - 西川純のメモ 法規 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 自分の夢を実現するために政治闘争をするならば、一度は、関係する法規はそらんじるぐらい読みましょう。さらに、文部科学省の通達・審議会の答申、同様に県レベル、市町村レベルの対応するものにも必ず目を通しましょう。そうすると分かるはずです。そうすれば、同志各位へ「ダメ」を出す根拠が極めて薄弱であることに気づくはずです。逆に、我々がやろうとすることを推進する根拠が山ほどあることに気づくはずです。私の感覚では、日本の教育関係法は善意に満ちています。そして自由であり、裁量権が多いです。少なくとも文部科学省レベルの通達もそうです。もし、それが悪意に感じたならば、たいていの場合、どこかの小役人が規定を誤読しているにも関わらず、それを不磨の大典と勘違いしていることに由来しています。ケンカにならないように、やんわりとその部分をついていくと、「絶対にダメ」がいつのまにか「それもアリ」になります。うまくすれば、それに予算さえつけてくれることもあります。

 ケンカするなら、ケンカのルールを知ることがイロハのイです。私は大学でそうやっています。

追伸 ただし、教育関係の法規の中で、予算関係の部分だけは「厳しい」と感じることは少なくありません。

[]考え方 18:12 考え方 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 考え方 - 西川純のメモ 考え方 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 下のメモを書いたあとで、色々と私なりにシュミレーションをしました。おそらく出るであろう「出来ない理由」は、私でも簡単で思いつきます。しかし、それらは「自分が文句を言われない」という理由で、「子どものためにならない」という理由ではないように思えるのです。たしかに、今の学校は世知辛くなり、保護者も「先生様」とおまかせ、ではありません。でも、出来ない部分と同じぐらい、出来る部分もあると私は考えます。出来ないと考えれば進歩はありません。まあ、文句を言われないという消極的メリットはあるでしょう。でも、出来る部分があると考え、出来る部分を少しでもやることによって、今まで出来ないと思っていた部分が変わることはおおいにあります。

 私はずっとその戦略で生きています(http://manabiai.g.hatena.ne.jp/jun24kawa/20020603の「逃げること」)。まあ、「そんなこと言っても、勤務校は逃げることは出来ない、という人はいるでしょう。そういう人は「出来ない理由」を考えているのですから。私だって現場経験がある。そして、学校には様々なチャンネルがあり、そして学校をとりまく教育界には様々なチャンネルがあることを知っています。そして、学校では絶対権力者のように感じる方も、別なチャンネルから見れば、小役人に過ぎず、その小役人をなんとでも出来る人がいるということを知っています。何故それを知っているか?それは自分の夢を実現したいからです。そして、職場における政治闘争(もちろん、殴り合うわけではなく、穏やかにそして確実に夢を実現するといういみです)ではそれは必須事項です。知らなければ、左右の人と同じこと、昨日と同じことを明日もするだけのことになります。

 出来るところは必ずあるはずです。小さくても。そこから、まずやりましょう!

[]みんな 15:49 みんな - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - みんな - 西川純のメモ みんな - 西川純のメモ のブックマークコメント

 とんたんさん、のコメントを読みながら、子どもたちを『学び合い』の同志として受け入れる仕組みが必要だと感じました。

 子どもたちはライブを通して、『学び合い』の素晴らしさを広めてくれます。自分たちは、「今、凄いことをしている」と感じ、一回りも二回りも大きく成長します。しかし、フィーバックがまだまだ弱かったと深く反省しています。さらに、本当の主体者として参加してもらいと思いました。

 子どもたちを同志として参加してもらうにはどうしたらいいか・・・、と考えていたら、「な~んだ、もうやっていた」ということに気づきました。我がゼミのメンバーにはブログ作成を「強く」勧めています。そして、この『学び合い』グループにも多くのゼミ生、OBが参加しています。

 私はゼミ生、OBも読むであることを前提でブログを書いています。従って、嘘は書けませんし、誇大広告も過小広告も出来ません。まあ、私の誤った思いこみはあるかもしれませんが、それは、しばらくしたらやんわりと「からかわれ」ますので、自覚できます。私が願っていることを伝えるに強力なツールです。また、各メンバーがどのようなことを考え、どのようなことを悩んでいるかを分かります。そして、必要なときにはコメントしますし、そのコメントを他のメンバーが読みます。卒業・修了後もブログをたてているゼミ生とは繋がりやすいです。私の経験上、とっても善いことだと思います。

 夢はふくらみます。例えばです。小学校6年生の教え子たちが『学び合い』で育ったとします。しかし、中学校ではそれを享受できないかもしれません。でも、その子たちが『学び合い』グループで繋がりあったとしたらすてきだと思いません。勉強のことだって、生活のことだって、アドバイスできる人は山ほどいる集団です。そして、高校受験、大学受験の際にだって、みんなと学び合えます。やがて、その中には教師になる人も現れるでしょう。小学校6年生で10年後、中学3年で7年度、高校3年で4年後なんです。さらに、多くのメンバーは『学び合い』を理解する保護者となるんです。もしかしたら、その中から首相や文部科学大臣や文部科学省の初等中等局長になる人が生まれるかもしれません。あははははは

 同志の皆さん、どう思われますか?ご一考あっていいと思います。もしかしたら、「いつもの西川先生の脳天気な夢物語」と一笑にふされるかもしれませんが、私は大まじめです。リアルに描けます。少なくとも西川ゼミでは既にやっています。 

tontan2tontan22008/03/09 23:52とんたん=tontan2 で今後ご了承下さい。

学校を変える戦略はすでに始めています。まずは子ども。これは西川先生のおっしゃるとおりです。ですから生の声を直接、先生方にぶつけました。先生に何を望み、何をして欲しくないか。そしてこれまでどれだけだまって絶えてきたかを。
前担任からすれば、相当きつい話であったと思います。

次の戦略は親です。保護者向けに今年度学級便りをすでに70回は配布しています。昨年度は(別の学校ですが)100を越えています。これくらい何度も書くと、親はさすがに「なんか違うな」と気がつきます。保護者と話をすると「おたより楽しみにしています」と言ってくれます。ずっと保存しておきますっていう人もいます。そうなるとその話は、地域全体に伝わります。そうなれば「家の子どもの先生はどうなの?」となります。

とどめに、研修だよりを配布します。(これは今度の4月から)

こうやって周りからの攻めていきます。
3年がかりの戦略です。

ただ、なにより子どもが「友達と勉強するとだよなー」っていってくれないとそれが水の泡になります。

次は市内、県内に広げていく戦略を練らねばならないですね。

tontan2tontan22008/03/10 00:04ちょと抜けました。

お便りは「学び合い」についてずっと書いてます。
なぜ私は「教えないのか」などなど

>「友達と勉強すると分かりやすいんだよなー」

でした。すんません。

koushinsenjinkoushinsenjin2008/03/10 00:29 クラスの子も、ここでブログを書いたらいいのにな~。次に担任するクラスのページを西川先生に申請しようかな~、と昨日から考えていました。「みんな」を読んで、お?もしかしたら、「いいよ~」って言ってもらえるかも、とどきどきしました。子どもが学び合いながら学び合いの広めるため、と思っています。でも、まだ、どういうふうにもっていくのか見通しを立てていないので、はっきりしたら改めて申請させてください(礼)
 それから、他の方のコメントで西川先生に「みんな」を質問しました。早い段階で「みんな」を求めすぎると、学び合いを否定的にとらえないだろうか、と心配してしまいます。なので、徐々に強めていくのはどうか、と思ったのですが、やっぱり最初っから、がんがん求めた方がいいと思われますか?

jun24kawajun24kawa2008/03/10 12:08とんたんさんへ
何も言うことはありません。期待しています。
koushinsenjinさんへ
 クラスのブログ、実現したらいいな~
 それと求め方ですが。自分を校長に置き換えれば、答えは出ると思いますよ。小技ではなく、誠意が大事です。もちろん、行き過ぎは駄目ですよね。

koushinsenjinkoushinsenjin2008/03/10 22:27 クラスのブログ、いいですか?では、前進、前進♪
 校長先生…。え~っと、なんとなく分かるような分からないような…。誠意だから…、誰も見捨てないぞ~(どど~ん)という感じでしょうか。

jun24kawajun24kawa2008/03/10 23:11理想は高く、現実には柔軟に、ということです。
分かるようで、分からない返答ですみません。とにかく、自分の現場を一番分かるのは自分ですから。基本の理論をもとに、自分の頭で柔軟に対応するしかないですよ。

08/03/08(土)

[]成長をずっと続ける方法 17:57 成長をずっと続ける方法 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 成長をずっと続ける方法 - 西川純のメモ 成長をずっと続ける方法 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 以前にメモりましたが、同じことをやり続ければ、子ども集団が腐り、そして自分も腐ってしまいます。例えば、最初の語りをちゃんと語れれば、『学び合い』をやり始めれば2週間以内に初期段階に達します。それだけでも、今までの教師が悩んでいたことの多くは解決できます。しかし、同じことをやり続ければ、やがて子ども集団は腐ります。なぜなら教師が「みんな」を求めることが弱いならば、そこから集団は崩壊します。ちゃんと「集団」に「みんな」を求め続ければ、6週間程度で充実段階に達するでしょう。でも、同じことをやり続ければ、やがて子ども集団が腐ります。なぜなら、子どもが他の子どもの関わることの有効性を知れば、今まで困難であった課題さえも彼らにとっては簡単な課題になってしまいます。例えば、「クラス全員が90点以上」という普通だったら想像できないレベルの課題であっても、子どもは、ある程度手を抜いても大丈夫だと判断してしまいます。そうなると子どもは腐ります。そして、その子どもの腐る姿を見ながら、教師自身が腐ってしまうんです。他ならない私も、何度も、何度も陥った罠です。結局、最大の原因は教師自身の怠惰に基づくものです。だって、あることをやり続ければ、今までには想像できなかった成果を得てしまえば、そのことをやりさえすればいいと思うのはしょうがないのかもしれません。結果として考え方ではなくテクニックとしての“学び合い”に陥ってしまうのです。『学び合い』の基本の一つである、子ども集団の有能性を忘れてしまっているのです。

 それではどうするか、より困難な課題を子どもたちに、そして自分に課すしかないのです。ただし、ごく一般の教師が思いつくような「教材研究の罠」に陥りそうな高度な課題にいってはいけません。むしろ「みんな」のレベルを高めていくのです。「クラスみんな」「学年みんな」、「学校みんな」、「地域みんな」・・・・と高めていくことが望ましいと思います。それは教師も同じです。優れた教師であれば、クラスにクローズした『学び合い』の「旬」をのばすことは出来るでしょう。しかし、絶対に限界があります。その限界を超えるためには上記しかないと私は思っています。それ故、私はいろいろと愚痴を言い続けますが、上記を自身に課し、ゼミ生に課します。自分のため、そして我がゼミのために。私の課題は、このことの意味を同志に理解していただくことだと思っています。

[]本日(その1) 17:35 本日(その1) - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 本日(その1) - 西川純のメモ 本日(その1) - 西川純のメモ のブックマークコメント

 息子は電車が大好きです。現在工事中の北陸新幹線の電車の名前が何になるかで「上杉謙信号」はどうかと言いました。私が、それでは石川の人が「「前田利家号」の方がいいと言うだろう、だからダメだよ」と言いました。そこで家内が、「今までの名前は人の名前がないよ」と言いました。息子はしばらく考えて「輪島塗号」と言い出しました。発想の豊かさに大笑いしました。息子によれば、輪島塗号には金箔が押してあり、車内では高級加賀料理が食べられるそうです。まあ、新潟・富山・長野の人たちの同意は得られないでしょうが。

[]本日(その2) 17:35 本日(その2) - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 本日(その2) - 西川純のメモ 本日(その2) - 西川純のメモ のブックマークコメント

 昨日は地元の公立高校の入試がありました。そのため、本日の地方紙はその問題が載っていました。高校入試とは何かを聞く息子に、「こんな問題を解くのだぞ」とその紙面を与えました。それを一人で読んでいるうちに、社会科の問題は分かりそうだと言い出しました。そして、2問だけですが、小学校1年生の息子は正解しました。親ばかの私は、それだけで目を細めてしまいます。あはははは

[]ashitaka0235820さんへ 17:24 ashitaka0235820さんへ - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - ashitaka0235820さんへ - 西川純のメモ ashitaka0235820さんへ - 西川純のメモ のブックマークコメント

 ashitaka0235820さんへ以下同文です。

[]manabutakumiさん、nsoderlandさんへ 15:39 manabutakumiさん、nsoderlandさんへ - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - manabutakumiさん、nsoderlandさんへ - 西川純のメモ manabutakumiさん、nsoderlandさんへ - 西川純のメモ のブックマークコメント

 幸いNo60さんからご連絡があり問題解決です。実は同様の事例があります。manabutakumiさん、nsoderlandさんへ。昨日のような事情で、参加申請を頂いておりますが、承認手続きをすることが出来ません。すみません。もしよろしければ、西川までご連絡下さい。直ぐに対応いたします。

[]No60さんへ 07:58 No60さんへ - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - No60さんへ - 西川純のメモ No60さんへ - 西川純のメモ のブックマークコメント

 おそらく、昨日のメモをご覧になったのではと拝察しています。退会処理と再度の参加申請を頂きました。お手数おかけしました。ところが、再度の参加申請にも必要事項の書き込みが見られません。なんらかのエラーがあると想像します。私のところに直接メールを送っていただければ、こちらで処理できます。よろしくお願いいたします。

iku-nakaiku-naka2008/03/08 21:25「成長をずっと続ける方法」が昨日の私のブログで先生が言われたこと(質問?)に対するメッセージだと理解しました。生徒も私も腐らないよう、更に「もっと」を望みたいと思います。

jun24kawajun24kawa2008/03/08 21:38 一番は、自分に対する戒めです。互いに戒めあいましょうね。

とんたんとんたん2008/03/08 21:46私は学び合いを高度化してくためには、集団を広げていくよりも
課題を広げていく方がよいと考えています。
そして課題を高度化していくということは、より単純化していくことでもあります。そして、課題を子どもに落とすということです。

「腐らせない」ためには、評価で子どもの学びに価値づけてあげることが最も有効だと考えています。

jun24kawajun24kawa2008/03/08 21:57はい、その方向での課題の高め方は「教材研究の罠」に陥らない、すばらしい方向性だと思います。ただ、その課題に向かう「熱意」を高めるには、「集団を広げる」ことの有効性を感じるのです。
人は100の力があっても、普通は60程度の力が限界だと思います。それを70、80、そしてそれ以上まであげるには、「みんな」を抽象度を高めることだと思っています。結局、とんたんさんの方向性をおしすすめて「単純化」すると集団にいきつくと思います。とんたんさんの方向性で是非、推し進めて下さい。

とんたんとんたん2008/03/08 22:29はい。今年は本校で多くの先生方に取り組んでもらう予定なので、いろいろ見えてくる部分が出てくると思います。この方向で推し進めてみます。

もちろん誤解の無いように申しますが、一般的な教材研究は大反対です。指導案もいらない。見通しはあっても、別にその通りにならなくていいですもんね。というか自分の見通しを子どもが越えてくるから授業は楽しいんです。

jun24kawajun24kawa2008/03/09 08:33とんたんさんへ
 是非、御校を変えて下さい。そして、御校の実践をF県の先生方に公開して下さい。見せればインパクトあるはずです。そして、分かる先生には伝わるはずです。F県が変わる起爆剤となります!S先生と一緒にどんどん進めて下さい。

08/03/07(金)

[]同志へ 16:33 同志へ - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 同志へ - 西川純のメモ 同志へ - 西川純のメモ のブックマークコメント

 我々は繋がっています。

[]『学び合い』グループへの参加 22:04 『学び合い』グループへの参加 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 『学び合い』グループへの参加 - 西川純のメモ 『学び合い』グループへの参加 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 以前のメモに書いたように参加申請には注意があります(http://manabiai.g.hatena.ne.jp/jun24kawa/20080224)。現在、そのため参加申請を頂きましたが、承認手続きを出来ない方が数人おられます。このようになったのは我々が利用している「はてな」の仕様に基づくもので、参加の際の画面で注意を喚起できないためです。すみません。我々は、いつでもだれでもウエルカムです。是非、以前の申請を「退会」で消去し、あらためて申請し直して下さい。なお、手続きが難しい場合は、我々の同志の中で手続きを代行してくれる人がいます。どうぞ、私にメールして下さい。

[]強者の学習論 14:13 強者の学習論 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 強者の学習論 - 西川純のメモ 強者の学習論 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 以前、Mさんが大学院で『学び合い』を発表したら、別研究室の同級生の現職院生さんに「あなたのは強者の学習論だ」(正確ではありませんが、おおよそそう言う意味です)と言われたそうです。その方はそのように判断された理由は色々あるでしょう。でも、最大の理由が、それを語るMさんが自信満々で、希望にあふれていたからだと思います。

 現場で実践でヘトヘトになって、せめて2年間だけも骨休めしたいと思って大学院に来られる人もいます。そのような方にとって、大学院が終わると言うことは、「あの」現場に戻ることを意味しています。憂鬱になるでしょうね。ところが同級生が自信満々で希望にあふれて現場に戻ろうとする姿を見れば「強者」と思えるでしょう。でも、Mさんとその人に大きな違いがあるわけではない。Mさんが修士課程に入学した当初は、今にも自殺しそうなようすでした。初対面の私は、正直、心配しました。長年つきあっていますが、落ち込みやすく、ネガティブに物事を解釈する傾向があります。では、両者の違いを分けたものは何か、それはネットワークです。それがあるか無いかは大きな違いです。ふと、上記を思いました。

 「みんな」で高まりましょうね!

追伸 言うまでもなく、私の知っている人の中で、一番落ち込みやすいし、ネガティブに物事を考える人は、私です。私もネットワークによって救われています。だから、私みたいな人は『学び合い』の良さを分かるのだと思います。だから弱者の学習論と「も」言えます。

koushinsenjinkoushinsenjin2008/03/07 15:17 私もすぐ眠れなくなるタイプですが,1人ではないというのは,やっぱり大きいです。

jun24kawajun24kawa2008/03/07 16:14という、コメントをいただけることで強くなれます。感謝。

kaz-horiekaz-horie2008/03/09 22:32『学び合い』をやってみようと思ったきっかけは、その考え方はもちろん、「同じ志の先生方が熱く語っていらっしゃる!」という繋がりを求めていたからでもあります。

jun24kawajun24kawa2008/03/09 22:42ありがとう同志
ともに熱く語りましょうね。

08/03/06(木)

[]教職大学院 21:32 教職大学院 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 教職大学院 - 西川純のメモ 教職大学院 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 専門職大学院の最後の入学試験を3月25日に上越および埼玉で行います。今年の場合は11月に認可を受けたという特殊事情で、定員割れを現在でもしています。今年は、学卒者および学卒してから数年、臨時採用された方が受験され合格しました。ところが来年度になれば、状況ががらっと変わります。おそらく現職者以外の方にとっては、来年度からは入るのが大変難しくなるはずです。はっきりいって今年に関しては、大変お得だと思います。

 上越教育大学の教職大学院の「売り」は、ずばり「教師」です(どこかの予備校みたいですが)。おそらく、本学以外の教職大学院は、学術で生きていた研究者が学術を語り、実践で生きた現場経験者が実践を語る、だと思います。しかし、我々は、それでは学術と実践の融合は出来ないと思います。我々の教職大学院のスタッフは、学術で生きていた研究者も、かって小中高で教師の経験のある人です。かくいう私も定時制高校でオール1の子どもたちを教えた経験があります。また、実践で生きた現場経験者も学術業績を持ち修士・博士を持っている人です。そんな人でスタッフを固めた教職大学院はうちだけだと自負しています。そして、そのようなスタッフだから出来る、現場と大学を連携する教育を実現します。お誘いいたします。詳しくは以下の通りです。

http://www.juen.ac.jp/contents/gsoe/kyosyoku/boshu/index.html

[]1年間 21:39 1年間 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 1年間 - 西川純のメモ 1年間 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 今年1年間で、このブログのアクセス数が25万ヒットを越えています。感謝です!

[]異学年 21:38 異学年 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 異学年 - 西川純のメモ 異学年 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 今年、意識的に「異学年、異学年」と念仏みたいに言っていたら、トライする方が同志で続出しました。うれし~。おそらく今年で手応えを感じて、来年は本格的にすすむでしょう。そして、その実践を見て、もっとトライする方が増えるはずです。はっきり言います。異学年での『学び合い』の方が、クラス単位の『学び合い』より数段簡単です!

 なによりも、意味があるのは、異学年をやれば、教師同士の『学び合い』が実現できます。一人の実践を学校の『学び合い』に広げる強力な武器です。

 同志各位へ、どんどんやりましょう!

[]博士 21:32 博士 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 博士 - 西川純のメモ 博士 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 毎年のことですが、5分間の説明のために大阪に行きました。私の指導したMizさん、そして、論文博士のMiyさんの論文に関して、5分づつ説明しました。会議を通ったので、めでたく博士の学位を取得しました。これで4人の人に博士の学位を主査として与えてことになります。

[]秘仏 08:31 秘仏 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 秘仏 - 西川純のメモ 秘仏 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 善光寺の本尊は秘仏でみることは出来ません。6年に一回、本尊の代わりである前立本尊がご開帳になります。でも、本尊は最初から秘仏になったわけではありません。それが証拠に、本尊の絵は残っているのです。おそらく、本尊が痛むので秘仏にされたのだろう、と知り合いの専門家から教えてもらいました。

 昨日は東京の学校で講演を行いました。おそらく、自信満々で話しているように先生方に見られたのではないでしょうか?そして、不遜にも見えたでしょう。でも、本当は違います。

 私は人に気に障ることを言ったり、書いたりするのですが、人に嫌われるのが嫌い、という難儀な特徴を持っています。だから、何を言っても大丈夫という人以外とあうのが非常に嫌です。昨日も、こんなこと言ったら嫌われるだろう・・・と思いながら、顔では自信満々に語ります。そして、話している途中でおなかが痛くなり、おなかの調子が悪くなりました。それを引きずって京都の学生さんたちと会いました。ふ~

 私の希望としては、早く秘仏になりたい。前立本尊、募集中!

追伸 昨日の会で、心に届いた先生が少なくないことを願います。そして、京都の学生さんたちとは楽しかった!心丈夫に感じました。

たろう1980たろう19802008/03/06 08:59昨日は、ありがとうございました。
最近、学びあいに対する思いが深まりすぎて、先生にがんがん質問をぶつけてしまいました。一つ一つにお答えいただけて本当にうれしかったです。(自分の勉強不足を反省しました。もっと勉強します。)ありがとうござました^^

jun24kawajun24kawa2008/03/06 21:17こちらこそありがとう
いつもは「何で僕に聞くの」と言わざるを得ないので、質問されて答えられる、という教師の禁断の喜びに浸れました。感謝!です。

MizuochiMizuochi2008/03/06 22:21私の学位取得のお知らせをいただきました。
本当にお世話になりました。ありがとうございました。
先生と出会って人生ががらりと変わりました。
この数年とこれからの数年を思うと震えてきます。。。
大学院は卒業しますが、今後ともよろしくお願いいたします!

jun24kawajun24kawa2008/03/06 22:46しっかり働かせますので、うふふ

08/03/05(水)

[]出発 06:46 出発 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 出発 - 西川純のメモ 出発 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 今から、東京、京都、大阪、筑波、東京への出張へ出発します。

OB1989OB19892008/03/05 06:49お気を付けて行ってらっしゃい。

08/03/04(火)

[]半世紀 22:25 半世紀 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 半世紀 - 西川純のメモ 半世紀 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 最近、腰痛になることが多いです。本日も、腰をさすっていたら、院生のNさんに「腰痛ですか?」と聞かれました。私は「年相応になったんだよ」と応えました。そうしたら、「来年は50歳になるんですからね」と言われました。愕然としました。改めて、考えてみると事実です。今年の9月14日に49歳になり、来年には50歳になります。二分の一世紀です。私が生まれたのは昭和34年です。その50年前は明治です。そして、その50年前は江戸時代です。大げさですが、腰を抜かすほど、ビックリしました。

 私が学生だったときを想像しました。50歳で、教授で、学会誌の編集委員長・理事の人をどう思っていただろう。答えは「じ~さん」です。ところが、私の頭では自分は「じ~さん」と認識できていない。さすがに30歳代とは思っていませんが、「(若手+中堅)÷2」ぐらいの位置づけを自分に与えています。でも、実際は「(中堅+重鎮)÷2」ぐらいなのかな~と思いました。が、とても私には「重鎮」の「かほり」はありません。未だに生意気な若造の「くささ」があります。自分の体と、自分の頭のギャップを感じます。

追伸 あ、思い出した。Nさんは私と同い年だ!

[]京都での会 18:00 京都での会 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 京都での会 - 西川純のメモ 京都での会 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 京都での「明日の教室」での参加者からのコメントを頂きました。参加者からのコメントをI先生は打ち込んで頂きました。ビックリしました。どんなに手間がかかったんだろうとビビリます。でも、読んでいて感謝に堪えません。わざわざコメント書いて頂ける方というのですから、好意的な方が多いのは当然でしょう。もしかしたら、落ち込みやすい性格を察して、I先生の選択が入ったのかもしれません。が、素直に喜べます。今回の講演での最大の成果は、関西の多くの学生さんが上越、名古屋のライブに来て頂けたと言うことです。1日、2日の時間とお金をかけてライブを見に来てくれる、それが一番嬉しい。そうまでして見に来てくれる方々が、ライブを見てくれれば、十中八九は同志になってくれます。あとは、その方々が実践することのサポートをすることです。そして、その方々が実際の学校に配属するまでに、出来るだけ現場での認知度を高めたいと思います。幸い、関西には多くの同志がいます。期待しています。

追伸 明日の夜は、その同志の方々と飲める。嬉しいな~

[]新しい同僚 17:48 新しい同僚 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 新しい同僚 - 西川純のメモ 新しい同僚 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 本日は専門職大学院の学内メンバーで会議をしました。実に気持ちが良い。方向性が一致して、前向きな人と仕事をしていると、仕事がパッパと片づく。来年が楽しみです。

[]方針 17:48 方針 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 方針 - 西川純のメモ 方針 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 本日、院生さんと話し合いながら、再確認しました。「私」は『学び合い』を早く広げることよりも、正しく伝わることを重視しようと思います。受け入れやすい表現を多用し、安易に合意すれば、既存の”学び合い”と誤解されます。だからといって、多くの人の気に触るような言葉を出し過ぎるとだめですね。でも、それを押さえることは出来ないでしょう。ですので、私はライブをもっと進める算段を考えることにします。

[]異学年 17:48 異学年 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 異学年 - 西川純のメモ 異学年 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 本日は3学年の異学年学習の三回目がS小学校でありました。私は行きませんでしたが、ビデオを見ました。セオリー通りです。『学び合い』が3回目の4年生が、完全になじんでいました。分かっていることなのですが、現実に見ると、面白い!

[]ROM 17:48 ROM - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - ROM - 西川純のメモ ROM - 西川純のメモ のブックマークコメント

本日、院生のNさんと話し合っているとき、「私はこのゼミに入らなかったら先生に実践の相談をしようと思いませんでした。メールで先生に相談する人がいるなんてビックリです」と言われました。え!????っと思いました。HPに公開しているように、私は真面目なメールには誠意を持って返信をしています。そのため、毎日の午前と、深夜はそれに費やしています。が、考えてみれば、最近のカウンター増加数から考えて、このブログを定期的に読んでいただける読者様の数に比べて、私のところにメールをする方はごく一部です。

 我々は同志を求めています。そのためにサポートは誠意を持って行います。私の教師としての原体験は、オール1の生徒、暴走族の生徒たちです。私は決して怖い人ではありません。難しい言葉を連発して、それを分からないと怒る人ではありません。私は「日本を変える」という妄想にとりつかれたオッサンではありますが、決して暴力的な精神障害者ではありません。ご安心下さい。あはははは

kaz-horiekaz-horie2008/03/04 20:45知人に『学び合い』の手引きを見せたところ、「ずいぶんと自信満々に挑発的なことが書いてあるね」と言われました。私は「そんなことはないよ。」と、あれこれと言い返しました。
先生からメールをいただいた人ならば「暴力的な精神障害者」なんて思わないはずです。本当に感謝しております。

jun24kawajun24kawa2008/03/04 21:42ごめんなさいね。
私の不徳の致すところです。
私の出来ないところを、kaz-horieさんと子どもで証明して下さいね。期待しています。

08/03/03(月)

[]今日 17:45 今日 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 今日 - 西川純のメモ 今日 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 今日は穏やかな日でした。次の次の本の1章分を書き終えることが出来ました。また、8月1日に島根の益田で会をすることが決まりました。相対的には、穏やかな日です。

GTOGTO2008/03/04 21:13はじめまして。ずっと前から知っている人のようで変な感覚です。島根の益田で会ということですが、詳しいことを教えてください。

jun24kawajun24kawa2008/03/04 21:47はい!
現在、我がゼミに島根県益田市の教師であるSakさんがいます。この方があと1ヶ月以内に戻ります。その方が、会を企画しました。前日にまで鳥取県教育センターで講演をして、益田にまいる予定です。小さいけど、いい会にしたいと「企んで」います。

GTOGTO2008/03/06 21:45早速の解答ありがとうございます。
益田で『学び合い』をしないのは不自然だというレベルになって欲しいと思っています。Sakさんの活躍、期待しています!

jun24kawajun24kawa2008/03/06 21:58是非、参加して下さいね。いや、一緒にやりましょう!

08/03/02(日)

[]学生さん 22:41 学生さん - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 学生さん - 西川純のメモ 学生さん - 西川純のメモ のブックマークコメント

 6日は大阪で博士課程の仕事です。最近、京都の学生さんから「いっしょに、飲みたい」との言葉を頂きました。そこで、5日の前泊は大阪泊ではなく、京都泊としました。若い人のエネルギーを頂きます。と、ゼミではなかなか味わえない「教える」楽しみを満喫します。あはははは

[]口コミのすすめ 11:20 口コミのすすめ - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 口コミのすすめ - 西川純のメモ 口コミのすすめ - 西川純のメモ のブックマークコメント

 本日、ライブを参観した九州の学生さんからメールを頂きました。その学生さん以外にも多くの学生さんがライブを参観しました。このメモは『学び合い』ライブを見た学生さんも見ていると思います。その方々へのお願いです。

 是非、自分で見たことを、自分の言葉で周りの人に伝えてください。皆さんの語りは強い力を持ちます。私は日本各地で講演をしています。そして、本を書き、ブログを書いています。しかし、読者・聴衆の方々は、「大学の先生が脳天気なことを言っている~」と思って私の語る言葉を割り引いて理解します。そして、数日後には忘れてしまうかもしれません。しかし、皆さんは私の言っていること、書いていることが本当であり、いや、事実はそれ以上であることを知っています。もし、皆さんが自分の言葉で語っていただければ、私の言葉では伝えられない人に伝えられます。是非、お願いします。でも、おそらく疑うでしょう。しかし、我々は皆さんをサポートします。つまり、疑う人にライブをお見せします。皆さんが伝えきれなかったことを、子どもと教師が伝えてくれます。その強力さはみなさんはおわかりのはずです。まだ、我々の力は十分ではありません。しかし、現状でも一泊する覚悟があれば、日本中の人にライブを見せられるレベルにまで成長しています。そして、すくなから無い地域は日帰りでも可能です。ご安心してください。そして、みなさんが教師となりライブを公開していただければ、もっとも広がります。

 私は西川ゼミの学生・院生さん、また、同志の方々の耳元で語ります。

 「○○さん、助けて~、助けて~、という声が聞こえない?今の教育でどんなに子どもが苦しんでいるのは知っているよね。だって、我々だって苦しんだでしょ。我々は学校教育にフィットしているから大学まで行けた。でも、日本には現状の学校教育にフィットしない子どもは多い。その子も『学び合い』では救われる。もし、あなたが結果を出せば、一人でも多くの教師の心に届くかもしれない。そして、もしかしたら自殺する子どもが自殺しなくなるかもしれない。日本中に、助けて~、助けて~、と声があふれ低るんと思いません?

 いいんだよ~。遊んでも良いんだよ~。手を抜いても良いんだよ~。でも、子どもたち、そして教師の叫び声を耳を澄まして」と語ります。その顔は満面の笑顔で、そして、声は冗談っぽく、でも、目は真っすくと、その人の目を見つめて。

 皆さんにも語ります。皆さんには力がある。皆さんにも今、出来ることがある。皆さんが見た教育を受けられない子どもが日本中にはあふれています。そして、皆さんが見た子どもたちも、来年はそれを受けられない可能性が高いのです。助けを求める子どもの声に耳を澄ませてください。

追伸 上記は全国の同志に向かっての願いでもあります。自分のクラスがいいから、いいやでは自分が腐ります。

[]私の妄想が私には妄想に思えない理由 11:20 私の妄想が私には妄想に思えない理由 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 私の妄想が私には妄想に思えない理由 - 西川純のメモ 私の妄想が私には妄想に思えない理由 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 昨日のメモの続編です。私が『学び合い』を進める理由は、日本を変えることです(世界とはまだ言えない・・)。そして、私は小中高12年間の学習を6年間に圧縮し、中高ではレベルの高い大学教育を国民全員が学ぶことを考えています。この妄想が、私には妄想に思えない理由を書きます。まあ、多くの人にとっては読み終わっても妄想でしょうが。

 まず、前者です。『学び合い』を実践している方だったら実感していることでしょうが、『学び合い』をやれば従来の三分の二の時間で課題を達成できます。おそらく二分の一にまで短縮することは比較的難しくないと思います。今、その段階に至っていないとしたら、それは子どもの能力を見くびっているからです。そして、毎日ごとに課題を与えているからです。一ヶ月ぐらいをまとめて課題を与えてみれば上記は実感できるはずです。想像してください。校長から仕事を与えられて、毎日、校長室で報告を求められたらどうなります。おそらく、依存的になるだろうし、校長へのプレゼン作成にエネルギーを費やし、本来の課題解決へのエネルギーがそがれます。そんなことより、「君に任せた。期待しているよ」と任されたら、自分の考えをフル回転しますよね。もちろん、その時は、相談できる職員集団がいるはずです(『学び合い』が分かっている校長ならね)。

 また学習内容も削減します。現在の学校教育では、成人になってから使うこともないこと、そして成人になってから意味があると実証されたことのないこと、つまり学校教育でしか意味のないものが山ほどあります。それを組織的に調査して削減するのです。例えば、私は古典は現代語訳で学んだ方が良いと思います。(その代わり、古典をもっと読むべきだと思います。個人的には徒然草や方丈記は全編読んだ方がいいと思っています。ありおりはべり、を覚える時間に、人間は昔も今も同じことを悩み、それ故に古典は大事だということを学ぶべきだと思っています)また、仮定法過去完了を学ぶ必要性はないと思います。(私は大学、大学院時代、そして学者人生のおいて仮定法過去完了の文章に出くわしたことは一度もありません)。跳び箱より、歩くことを学んだ方が良いと思います。ただし、以上は直感に過ぎません。それを学術で精査するのです。

 以上のように内容の精選と『学び合い』を併用すれば12年間の学習内容を6年間に短縮することは不可能ではありません。

 次に、『学び合い』で理科をやった教師であれば、発想の豊かさ、自由さが半端ではないことはご存じですよね。小学校高学年であっても、大学の卒業研究レベルは出来るのではと感じている同志はいるのではないでしょうか?少なくとも、それが出来る子どもは少なくありません。その子どもと関わることによって、周りの子どもがそのレベルに達せいると思います。ましてや中学生が出来ないわけはない。それは他の教科でも同じだと思います。

さらに、高校では選択制を高めます。数学や理論物理の大発見は二十代で成されることが多く、三十代では難しく、四十代では殆ど不可能であることはよく知られています。数学のフィールズ賞は40歳以上は受賞できない規定があることが象徴的です。そうであるならば、15,6才でノーベル賞・フィールズ賞をねらっても罰は当たりません。そこまで行かなくても、現状の高校物理・数学は理系の人間にとっても馬鹿馬鹿しい。ありゃクイズに過ぎません。大学で解析学・線形代数学を学べば、高校数学の内容は馬鹿馬鹿しい。本当の数学の美しさを醜悪にしています。高校物理の大半を占める力学などは、解析的に扱えばシンプルで美しく、かつ、コンパクトに学べます。もちろん、あれが全ての人がフィットするとは思えません。しかし、フィットしている人間にも、現状の物理や数学を学ばせるのは罪だと思います。これは文学でも同じだと思います。

では、どうやって教育内容の精選、順序性をどうやって研究するでしょう。おそらく、多くの研究者は旧来のパラダイムで研究するでしょう。でも、少なくとも私はそうしません。『学び合い』研究と同じです。教師が出来るのは目標の設定と評価、そして環境の整備なのです。どうやるかは当事者しか分かりません。最初は高校3年でとてつもない課題を与えるのです(例えばノーベル賞をとれ、とか)。また、中学校3年生で大学の卒研レベルの課題を与えるのです。その中で、必要な学習内容は何かを子どもから学ぶのです。それは臨床的に分析します。今の私には想像できませんが、子どもたちが教えてくれるでしょう。私はそれを疑うことが出来ません。さらに言えば、高校入試、大学入試は、現状の大学院修士課程・博士課程レベルの問題を出すんです。あ、ごめんなさい、おそらく彼らにはそれは失礼ですね。もっと高いレベルを与えなければ。現状の「業者テスト的テスト」はせいぜい中学受験で終わりです。

さて、このような社会はどんな社会でしょうか?学校教育を通して、常に他者と関わりあい課題解決することによって、「みんなとは折り合いが出来る」、「みんなは自分と折り合ってくれる」ということを無条件に信じられる。人は多様であることを理解し、単純に序列化しない。それが日本人の殆どなんです。究極の民主主義が成立します。そして、日本の中にはノーベル賞・フィールズ賞・芥川賞・直木賞・・・・をねらっている人がゴロゴロしているんです。その他の人も、それぞれの職場で、家庭で、他の人と関わりながら創造的な活動している人ばかりなのです。どんなに豊かな社会が生まれるでしょうか?

マルクスが夢見た共産社会より、ずっと、ずっとユートピアです。まさに地上の楽園です。考えると、クラクラしてしまいます。私は、そのことがリアルに思い浮かべられるのです。それが、自分でも恐ろしい・・・

とんたんとんたん2008/03/02 16:10連投します。

学び合いの現場最前線から申しますと西川先生と同じような夢を抱きながら授業をしています。

実現に向けて、最も最初に手を加えなければならないのは「教科書」です。あまりに薄すぎます。3倍はあってもよいでしょう。それで値段が高くなるのなら、学校据え置きでもよいです。教科書会社はつぶれちゃうかもしれませんが。
小学校の理科などはニュートン以前の古典科学です。中学校でもせいぜい18世紀までくらいの科学でしょうか。
「アルミは電気が通る」でなくて「通しやすい」が正解です。でもそんなこと、どこにも書いてありませんよね。ガラスだって通ります。「極めて通しにくい」だけです。ネットで調べても言葉の壁がじゃまをします。教科書が駄目なら4年間使える300ページくらいの副読本があるとよいと思っています。それを1000円で売ってくれればかなり高度に学習が進むことでしょうね。

jun24kawajun24kawa2008/03/02 16:40アメリカの教科書は、基本的にとんたんさんのお考えの通りです。厚いですし、カラフルで、実に手の込んだものです。副読本や教材群も膨大です。PSSCやBSCSなどの名著があります。ただ、考え方が日本の教科書とは違います。すなわち、教科書で勉強するというのではなく、教科書を資料集的に使います。そして、基本的に教師の能力をあまり信じていません。だから、厚くなってしまいます。なお、当然、価格はかなり高価です。でも、アメリカの教科書は学校据え置きです。

rion_fujirion_fuji2008/03/02 22:14 よくわかります。今日は幼稚園児のすごさをみて,涙が止まりませんでした。(自分の子ではない子達をみて)小一・中一ギャップという言葉に自分たちが甘えているだけですね。子どもがこちらにあわせていただけですね。開放し,大きな目標を示せば,自然と子どもたちがあるべき姿をみせます。少なくとも理科では,中学の内容は小6でも学べます!しかも,中学生以上に活用可能な知識として身につけます。

jun24kawajun24kawa2008/03/02 22:31幼小連携をやっている地域で幼稚園の先生に、rionさんのコメントと同じようなことを言いました。大きくうなずかれていました。子どもの能力を過小評価しすぎていると思います。教師が用意しすぎると子どもは伸びないことを分かっていただけない、残念です。

08/03/01(土)

[]ヤマハ 22:44 ヤマハ - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - ヤマハ - 西川純のメモ ヤマハ - 西川純のメモ のブックマークコメント

 本日は息子のヤマハ音楽教室の発表会です。幼児科の発表を聞くと、「昨年はああだったな~」と思いました。昨年は、周りの子どもが静かに壇上に登場するのに、息子だけはスキップして登場していました。今年は静かに登場しました。成長を感じます。

[]次 22:44 次 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 次 - 西川純のメモ 次 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 以下は、私以外には興味のない内容です。1年後か、2年後の私への備忘録です。

 初期型コンピュータが開発された当初、その計算能力に驚いた研究者が、「コンピュータによって科学の問題は全て解決されるだろう」とつぶやいたそうです。当時の大型コンピュータの能力は、現在のパソコン以下です。有名な事実に基づく笑い話です。

 ある同志のブログ(残念ながら『学び合い』グループ内だけの公開ブログです)に「正直なところ今の『学び合い』の広がるスピード、明らかにしていき課題の変化に対応し切れていません。これまでのスピードや広がり、深さに対して違うレベルで対応しないと後追いになってしまいます。でも、一番疑問で困っているのは、『学び合い』が広がり、進んでいく目標は何なのかをつかみきれていないことだと思います。」とありました。後段の目標は何かですが、これは日本を変えること、世界を変えることです。前段のスピードの点は私もビックリしています。少なからずは私自身が仕掛けたものですが、その成長スピードが幾何級数的なのにはビックリします。しかし、私自身が困惑しているのは別のところなんです。

 私は実態調査研究から学術の世界に入り、認知研究に入りました、その結果として『学び合い』研究にいたりました。そして現在、この方向での学術研究は終わったと感じるのです。不遜ながら、『学び合い』によって今の学校教育の全ての問題を解決出来ると思っています。学術研究者でありながら、こんなことを真面目に信じている自分にビックリしています。かっては未解決の問題がありました。例えば、「班構成は自由班が良いか?規制班が良いか?」、「学び合うことを子どもに求めるべきか?」、「教師に『学び合い』を伝えるにはどうしたらいいか?」等々の問題がありました。が、現在、そのようなものが無いのです。教育に関するあらゆる問題に対して、明確な解決策が語れる段階に達したと思います。今後も研究は行いますが、ほぼ結果は予想でき、まず、外れるとは思えません。

 私は日本の教育を変えたいという志を持っています。そのために私が出来ることは学術研究であるので、それを職としておりました。そして、その研究を行うに最高の場として上越教育大学に在職しております。しかし、日本を変えるということに関して学術で出来ることよりも、教育運動で出来ることの方が大きいように感じてしょうがありません。

 日本を変えるためには、より多くの教師が「『学び合い』がもっともらしい」と思ってもらわなければなりません。我々は、多くの教師が学び合わせることに苦労していると考え、学び合わせる手だてを研究し、「学び合う教室」、「学び合いの仕組みと不思議」をまとめました。学び合うことのすばらしさを知ってもらうために、「静かに!を言わない授業」、「座りなさい!を言わない授業」、「忙しい!を誰も言わない授業」をまとめました。さらに、学力保証を求める教師が多いことから「勉強しなさい!を言わない授業」をまとめました。教科学習における具体例が必要であると言われるので「学び合う国語」をまとめました。特別支援の子どもがいるから無理だと言われるので、『学び合い』の特別支援の本をまとめました(近日、発行です)。でも、それで分かったのは、学術データをいくら積み上げても、説得されない人は多いということです。結局、「隣の人もやっている」という「学び合いの仕組みと不思議」で紹介していることが大事だと分かりました。私がやるべきことは学術ではなく、「洗脳旅行」を企画し、動画配信をし、ライブを企画すること、そして、それらを組織化することのように思えてしょうがないのです。でも、私はその方面は得手ではない。それ故、手詰まりなんです。

 ただし、学術で残されたテーマがあります。ただし、それは研究しても実際に日本を変えることは出来ないと分かっているテーマです。それは教育内容を大幅に変えるという研究です。さわりだけを言えば、現在の小中高の12年間で学ぶ内容を小学校の6年間で終わらせるのです。これは『学び合い』と内容精選で可能です。そして、中学校の3年間、高校の3年間は大学で行っている最先端の研究をさせるのです。中学校と高校の違いは、学び合う集団構成です。中学校は義務教育なのですから、地域のクラスメートで学び合うのです。例えば、「刑法の改正」とか、「来月の日銀の政策金利は何パーセント?」とか、芥川賞に応募するとか、発展途上国に学校を設立するとか・・・です。高校では、それらに関して適正のある生徒が広い範囲から集まり、ネットを通じて全世界を関わりながら解決するのです。つまり、非常にレベルの高い大学というわけです。私には、この妄想がリアルに思い浮かべます。これを実現するために、内容精選と順序性を明らかにする理論を完成するというのが残された学術テーマです。もちろん、現在の内容精選や順序性の考え方とは根本的に考え方が違います。『学び合い』の考え方に基づくものです。

 しかし、いくら脳天気な私でもそれが実現するとは思えないのです。現状の『学び合い』は学習内容をとやかく言いません。求められるものを達成することを実現するだけです。だから抵抗が相対的に少ない。だったら、そちらに力を注ぐべきなのかもしれません。しかし、それでは学術ではなく運動になってしまう。どうしよう

rion_fujirion_fuji2008/03/01 23:02 先生の備忘に対してコメントを書くべきではないのかもしれませんが,あまりにも自分の考えと同じだったので書かせていただきました。私は,子どもたちが小学校の内容以上のこと学べるという確信をもって目標などを工夫しながら発展的な内容にも取り組む姿をみてきました。現在の学習内容や教科書のつくりは,あくまでもこれまでの学習をもとにつくられています。したがって,子ども本来の力を発揮する学び合いにはフィットしていないと感じています。もちろん今のままでも子どもは学び合いますが,そこで終わりではないのです。現行のカリキュラムをいじらないといけないので文科省の指定校などでないとできない研究ですかね?

とんたんとんたん2008/03/02 00:43今「学び合い」に最も必要なことは、それが何を目指すのかということだと考えます。西川先生のおっしゃるような教育を実現していくためには、「学び合い」しかありません。となると、ライブの授業では、「学び合い」でしか到達できない課題と解決を子どもの姿で実証していかねばならないと考えています。
学び合いを伝えるのにテスト平均100点は確かに分かりやすいのですが、逆に一斉授業でも、業者のテストレベルなら「ちゃんと教えれば」平均90点はいけます。大抵の先生はそこで満足してしまうことでしょう。
でも、そうした先生も「学び合い」でしか達成できないような授業をライブで観たら、テスト100点の何十倍も衝撃を受けるにちがいありません。私もそうした授業を観たいし、観せられるようになりたいですね。

jun24kawajun24kawa2008/03/02 08:01rionさんへ
 今日のメモの続編を書こうと思います。
とんたんさんへ
 ライブが一番ですね。ライブを見れば業者テストの点数以上のものがあることは直ぐに分かります。なお、たしかに一斉指導で平均90点は可能かもしれません。しかし、クラスの最低点が90点以上は『学び合い』しか無理だと思います。

とんたんとんたん2008/03/02 15:38最低点の90点の件よく分かります。でもテストにこだわりすぎると学習は浅くなる危険があります。
例えば、小学4年生の理科で「水は何度でこおり始めますか?」 実験を正確に行った子どもは、0℃とは書きません。
また、「何度で沸騰しますか?」については、山地の学校ならば100℃とは書かないでしょう。学び合いで、なぜそうならないのか子どもたちが学ぶことは可能です。
「でも」テストでは、「何℃?」です。
教科書をじっくり学び合えば、100点取れるでしょう。
でも、「ここは標高が高いから98℃で沸騰する」こんな答えを私たちはテストにも求めてるのでないでしょうか。

jun24kawajun24kawa2008/03/02 17:00コメントとありがとうございます。
ご指摘の通りの危険性がある可能性があります。たしかに、平均点90点以上なら、浅くなる危険性が高くなるでしょう。
しかし、最低点90点以上ならば、まず浅くなる危険性は低くなります。まあ、平均的な教師がやる教材研究のレベルを超えることは保証できます。
私が危惧するのは、「深い教材」という砂地獄に陥るぐらいだったら、シンプルな課題にすべきだと言うことです。
何回もメモっているように、テストの点数などは方便に過ぎません。それを求める人がいるからです。結局、人を見て法を解かねばならないのは当然ですね。
追伸です。
「標高が高いから98℃で沸騰する」というのは、ありがちな誤解ですよね。私も一度陥りました。あははは。学校の標高は高くとも百m程度の高度です。それで沸点が2度下がるとなると、ヒマラヤ山頂では氷点下で沸点することになります。こりゃおかしいですよね。原因は、アルコール温度計(実際はアルコールじゃありませんが)の特性にあります。危険性のために最近は使われない水銀に比べて膨張率は高い特性があります。液中に全て浸されている状態では、100度になります。しかし、一般の学校で温度を計る状態では空気上にさらされる部分が多いのです。その部分は100度には達していません、そのため、収縮してしまいます。それが2度分の原因です。結局、100度ということに拘らず、一定以上の温度以上にはあがらないという現象に注目させる指導が必要となります。ちなみに、指導要領もそれを意識した書き方をしていますよね。これはうろ覚えなのですが、板倉聖宣氏の『科学的とはどういうことか』(仮説社,1977)にあると思います。(間違っていたらごめんなさい)。

jun24kawajun24kawa2008/03/02 17:10とんたんさんの「そうした先生も「学び合い」でしか達成できないような授業をライブで観たら、テスト100点の何十倍も衝撃を受けるにちがいありません。」は全くその通りなんです。でも、なかなか難しい。やはりライブでしか伝えられないんです。つまり、一人一人の子どもがどれだけの会話をしているかを聞けば、そのレベルの高さに驚くはずです。また、その多様性に気づけば、一人の教師では対応できないことが分かるはずです。しかし、それはビデオには拾いきれないのです。一部の子どもの声を拾っても、「そりゃ、都合のいい子を拾っているんだろう」と曲解される危険性があります。それにライブでさえ、子どもの声を聞こうとはせず、たち歩きにばかりに目がいき、学習規律云々を言う方が少なくない。残念ながら、学校教育の目的はつまらなくても静かにしていることを学ぶという非民主的な目標設定をされている方が少なくない。ましてやビデオを見たら、そういう方はそう思うでしょう。
それに、『学び合い』のすごさは、クラス全員が学習を継続し続けることです。その中には、特別支援の必要な子と今まで分類された子どももです。この凄さが分かるためには、そのクラスを過去に指導した方しか分かりません。
結局、ビデオよりライブ、と思っています。そして、分かりたいと思っている方に対して公開するという方針でやっています。もし、上手いアイディアがあれば教えて下さい。とんたんさんのおっしゃっているビデオ、是非、私も欲しいと思っています。

とんたんとんたん2008/03/02 23:17高度な「学び合い」を常に公開し、理解してもらうというのは難しいことですね。期待して観に来る先生に「今日のは失敗ですねー」って笑って言えませんもんね。
そして、高度な学び合いはビデオには写りにくい。子どもの声の質の変化をビデオは拾えないからです。学び合いに慣れてくると目をつぶっても、それがよい授業かどうか分かるようになってきます。
低レベルな学びは、子どもの声が不快です。でもビデオには「音」としてしか、記録されていないからです。
そしてもうひとつ問題があります。それは、衝撃を受けた後のことです。多くの先生が悩みます。「同じようにやっているのに同じくならない」と。そしてあきらめてしまいます。
どうしたらよいかちょっと時間をかけて考えてみます。
追伸
以前富士山の山頂近くでカップヌードルを食べたら言われてるほどぬるくないじゃんか? と感じたことを思い出します。確か富士山山頂でも90℃近くの温度になるはずです。しかし、以前の勤めた標高520mほどの僻地だと、デジタル温度計で計測しても98℃台だったと記憶してます(もちろん計る場所によってどんどん変化しますが) 今の学校は200m程度で「下がりすぎだな~」と思っていたのですが理由が分かりました。ありがとうございました。

jun24kawajun24kawa2008/03/03 06:40とんたんさんへ
 是非、考えて下さい。お願いします。
 追伸の件ですが、私が大学で初等理科教育法を担当していたとき、何故、100度にならないかを追求させたことがあります。面白い課題になりますよ。学生さんたちは「純粋ではないから」、「温度計が壊れているから」、「アルコールランプの火力が弱いから」などの仮説を立てます。彼らには「小学校でも出来る実験で検証するように」という縛りをつけます。面白い展開が起こります。時間があったら、面白いですよ。お勧めです。

あべたかあべたか2008/03/03 20:25西川先生が教育運動に期待をしているという点、わたしはあまり教育運動に期待をしても仕方ないのではないかなと思っています。なぜなら、過去の教育運動は文字通り「運動」だけで終わってしまい、その後、日本全国の先生がそれらの考え方や方法を享受し、実践しているというところにまで至ったものがないからです。一部の熱狂的な方だけが受け入れて、細々と残るということしか未来はないのではないでしょうか>教育運動に依拠した場合。

でしたら、もっと、教育課程審議会とか中央教育審議会とか学習指導要領とかに携わる仕事に西川先生、または、学び合い研究者が近づくというやり方がいかにもいやらしい政治的な方法かもしれませんが、よりよいのではないかと思います。
どんなものでしょうか。

あべたかあべたか2008/03/03 20:33とんたんさん。

>「同じようにやっているのに同じくならない」と。そしてあきらめてしまいます。
>どうしたらよいかちょっと時間をかけて考えてみます。

正確には「同じようにやっているつもりなのに」でしょうか。
わたしもその一人です。
とんたんさんがそれを解決してくれる日を待っています(他力本願?)。
とんたんさんの動向に注目しています。
わたしの目標のお一人ですから。

jun24kawajun24kawa2008/03/03 21:16あべたかさんへ
そっちの方面は不得手なので・・・
『学び合い』がどうなるか、私にも分かりません。
でも、やる価値はあると思っています。