西川純のメモ このページをアンテナに追加 RSSフィード

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08/02/28(木)

[]S小学校 17:39 S小学校 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - S小学校 - 西川純のメモ S小学校 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 本日、S小学校に参観しに行きました。久しぶりにゼミ生だけの参観です。3時間目は社会科の『学び合い』です。ちゃんとやっているのですが、だれていることが分かります。私の見立ても、担任のK先生の見立ても同じです。既にクラス全員90点以上達成することを、クラスのみんなは簡単だと見切っているのです(信じられます?)。そうなると、だれます。でも、だれていても質の高い会話が成立しています。本日は、「国際紛争」の部分です。

 紛争という言葉が分からずに、国語の辞書を調べ始めました。そして、調べるうちに「もつれる」とか「いざこざ」という言葉が分からず、それを議論していました。まさに社会科学習のネックが普通の言葉であることをライブでも確認しました。しかし、だんだん国語の授業のようになっていきました。20分近くたって、K先生が「紛争という言葉を分かろうとするのは良いけど、教科書にあるユーゴスラビア紛争とかの意味が分からなきゃしょうがないじゃない!」と厳しく語りました。それから1分後になると、クラスの動きが全く違います。「ぴ~ん」と張りつめた『学び合い』になっていました。具体的には、班同志の相互交流が活発になり、語られる会話が社会科の内容になっていました。まるで魔法の言葉のようです。最後に、もう一度、K先生から厳しい評価が与えられました。きっと次回は高い『学び合い』を実現するでしょう。

 次の4時間目は、お楽しみの、お楽しみの4、5、6年の合同の『学び合い』の算数です。Ymさんのセオリーによれば、今までの5,6年の異学年以上のことが起こるはずです。でも、4年生は一度も『学び合い』を経験していません。そして、4年生の担任の先生は不在です。

 いつもの通り2、3分の課題説明があり、始まりました。始まった後は、私は笑い出しました。本当に涙を流しながら、笑いました。だって、セオリー通りなんですもん。物理法則は厳密に再現されます。でも、生物学では再現性は下がります。教育学においては、大学の先生様のおっしゃる理論の再現性は、笑っちゃうほど低い。だから、大抵の研究者は「理論上はなるはずです」と逃げを打っているはずです。でも、目の前に現れている姿は、本当にセオリー通りです。あはははははははは~。4年生が、直ぐに学び合っています。5,6年だけの異学年より、格段に質が高い。4年生の場合は、普通だったら3時間かかる内容を1時間もかからずに達成した子どもが続出です。ただ、まだ「みんな」が不徹底なので全員でないのがネックです。しかし、初期段階から充実段階の移行は、5、6年生といっしょであれば速やかに進むはずです。

 授業を見ながら、校長先生が「学校の伝統を、部活や運動ではなく、学ぼうとする姿、それ自体を学校の伝統として実現することを目指したい」とおっしゃっていました。ワクワクです。

 日本全国の同志に語ります。異学年は本当に、簡単で、いいですよ~