西川純のメモ このページをアンテナに追加 RSSフィード

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08/02/06(水)

[]志 22:00 志 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 志 - 西川純のメモ 志 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 本日、ある学生さんよりメールを頂きました。まず、紹介します。

 『同志社の○○です。先日は、二日間に渡って本当にお世話になりました!西川先生と飲むお酒は大変おいしくて、たくさん飲んでしまいました、笑。しかしながら、やっと、『学び合い』が完全に腑に落ちて、考え方に落ち着きました。(中略)

あと、少し嬉しいことがあったのでご報告します。私は個別指導塾で講師をしていますが、授業前に、この間明日の教室で購入した『学びあう国語』を読んでました。生徒が来ましたので、本をそばに置き、授業を始めました。「じゃあ、このプリント、やってね。プリント終わったら…」。そこで、置いておいた本が目に入ったので、特に何も考えず、「…その本、読んでていいよ」と伝えて、もう一人の子を教えるために隣のブースに移りました。それで、しばらく経って戻ってみると、その子が本を読んでいます。まさか読んでるとは思わなかったのですが、授業を進めようと思い、「あ、プリント終わった?じゃあ、答え合わせしようか…」と言ったところ、「私、こっちのほうがいい!」と、本を指差します。「この本読むほうがいい!」。おや?と思いました。その子は普段、勉強はとてもできますが、いわゆる無気力と言いますか、授業に対しての積極性があまりない子だったので、すごく珍しかったのです。「あ、じゃあ、『学び合い』についてちょっと話しよっか」と言って、『学び合い』について説明しました。

 そうして思ったことは、実は児童・生徒の方が『学び合い』を理解するのが早いのではないかということです。今リアルに、一斉授業を受けているからこそ、『学び合い』のよさがわかるのではないか。ガチガチに教えたい欲求に固められている、教員志望の学生だからこそ、『学び合い』を受け入れることが苦痛なのではないか。

 事実、次の授業で高1の男子生徒に『学び合い』を同じように伝えたところ、「そんな授業ができるなら、先生に広げて、自分が通っている高校を変えたい!!」と彼は言い、しかしながら、「君一人がいくら騒いでも、ただ生意気な生徒としか思われないかもよ」と、伝えると、「じゃあ、保護者から変える!保護者を変えるために、母親からわかってもらう!!」と意気込んでいました。さらに、手引書を読むと言っていました。僕はすごく嬉しかったです。もしかしたら、『学び合い』を広げて行くためには、教師を変えて行くのももちろんですが、「生徒」たち、そして「保護者」を変えて行くことの重要性もあるのだなと感じました。

 もう一ついい出会いがありました。そうやって、塾で『学び合い』について色々話しているのを聞いた、塾のある女の先生(京都大学4回生)が、「私、そのような形式の授業、小学校の時受けてました!」と言ってくれたので、非常にびっくりしました。なんと、学校全体でやっていたとのことです。そして、逆に、その『学び合い』形式の授業のよさを語ってくれました。その小学校での授業が、現在の自分の学びのスタイルを形づくったと断言していました。そして聞くところによると、今でも小学校の頃の友だちが一番仲がよく、頻繁に小学校の時のクラス会が行われるそうです。学力ばかりで判断するわけには行きませんが、その先生が強くおっしゃるには、全校生徒60人中、京都大学に5人進学しているそうです。そしてそれは、小学校での『学び合い』が土台としてあるそうです。確かに、それだけでもすごい割合だなと思います。まだまだ、話が聞けそうなのですごく楽しみです。』

 読みながら、子どもの反応にニコニコしました。でも、これは予想の範囲内です。また、『学び合い』と同じ方向性の授業をやっている学校が、今から十年以上前からあったといことも、予想の範囲内です。だって、正しいことは、先人が気づくことですから。しかし、私がこのメールを読んで一番考えてしまったのは別なことです。

 この学生さんと会った日数は6日ぐらいです。そして、ちゃんと話したのは2回ぐらいです。そして、その学生さんと私が話した時間を抽出してみて、その積算をしたら、おそらく2、3時間を超えないと思います。では、その時間で私が彼に語ったことは何かを思い起こせば、具体的な方法のレベルのことではないように思います。そのレベルのことは、彼は「『学び合い』の手引き書」で自習していました。私の話の中で、おそらく、最も反応してくれたのは、私の志や願いの部分です。

 思い起こせば、私と話すために、彼と一緒に関西から上越に来た二人の学生さんもそうでした。そして、この前、京都で一緒に飲んだ、もう一人の同志社の学生さんもそうでした。若い人の心の中には志があり、そこに伝えられれば、短い時間でも『学び合い』は伝えられるのだと感じました。考えてみれば当然です。だって、『学び合い』は、とてつもなく当たり前な学校観と学習者観につきるのですから。それさえ不動となれば、後の方法は必然ですから。

 涙もろい私なので、本来だったら感激で涙がボロボロ流れるところです。ところが、涙が出ません。感激しているのですが、涙が出ません。何故かな~っと、不思議になり、自己分析しました。十数分、自分の心を探ってみました。その結果、今の私の心は戦闘モードになっているようです。「やらねば!」という気持ちがワクワクしています。日本には志の高い、若い人がいる!と感じています。でも、このドキドキしてワクワクする気持ちって、なんかいいな~

koushinsenjinkoushinsenjin2008/02/06 23:41 私も、きっと、目の前のこの子達が『学び合い』を選んでくれるに違いない、と思っております♪

jun24kawajun24kawa2008/02/07 07:55はい!その子どもたちのために結果を出しましょう!ね