西川純のメモ このページをアンテナに追加 RSSフィード

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07/12/23(日)

[]うまい授業 15:51 うまい授業 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - うまい授業 - 西川純のメモ うまい授業 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 ゼミ生のブログで一斉授業が出来るか不安だ、という記事が載っていたので、レスしました。

 ゼミ生が卒業するまでに、教える大事なことは三つです。

基本

1)子どもや親のせいにしない。確かに、それが原因なのかもしれないが、それを言ってはおしまい。

2)尊敬すべき、先輩、後輩を捜し、その人といっぱい雑談をする。見いだす方法は、子ども「たち」に聞けばいい。

3)まねられるところはまねる。まねられないところは、まねる必要はない。今の自分のままで、出来る授業はある。

 以上のことは『学び合い』とは違う表現ですが、同根です。そして、それよりレベルが下がるテクニック的なこととして、以下のことを語ります。これは教育実習の直前に語ることが多いと思います。

1)子どもの名前を覚える。

2)子どもを好きになる。好きになれない場合は、そのふりをする。そのうちに好きになれる場合は少なくない。どうしても好きになれない場合は、距離を置く。

3)大きな声ではっきり声を出すこと。のどで語らず、腹で声を出す。

4)その授業で学ばせることを決めること。盛り込みすぎると、分からない子どもは続出する。自分では5分間ぐらいで説明できると思うぐらいで十分。

5)子どもの興味関心を継続させたり、時間調節のための雑談ネタを毎日の生活から見いだす。大受けするようなネタを探そうとすると見つからない。自分が感じた、ごく普通のことが毎日続けられるネタ。

6)以上で分からないことがあったら、周りの人に相談する。愚痴を言う。本を読む。自分で考える。

 私の知る限り、一斉授業で「うまい授業」をするというのは比較的簡単です。「教室のはしにまで届く声を出す」だけでも大幅に改善できます。しかし、私の知る限り、多くの教師がこまかなテクニックを学ぶ割には、声の出し方を知らなすぎます。子どもたちに「嫌いな授業」のアンケートをすると、第一位は「声が聞こえない」、第二位は「言葉がはっきりしない」、第三位は「話の意味が分からない」です。つまり、「音として伝わらない」、「日本語として伝わらない」、「教科内容として伝わらない」です。第三の改善はなかなか大変ですが、第一、第二の改善は比較的簡単です。まあ、1週間程度でもかなりの改善が見られます。

 その他、表情、ボディーアクション、板書の字の大きさ・・・、一斉授業においては教師は役者です。そして演奏者です。指導要領作成者、教科書編成者の台本・楽譜を、いかに表現するかです。それには、いろはの「い」の基礎技術が必要です。どんなテクニックも、お客に聞こえなかったり、見えなかったら、まったく無意味です。

 以上のテクニックは、現在でも講演会で利用します。

 ただし、『学び合い』を知った後では、「くだらない」と思います。だって、上記で出来るのは、子どもを分かった気にさせる程度以上にすることは出来ません。そして、学力以外の面の闇を見えにくくすることは出来ますが、解決できないことを知っているからです。ところが、子どもが分かった気になっているのを見て、分からせた気になっている先生が多いように思います。テストの結果を見れば分かるのに・・・・。そして、子どもたちの名演技の結果、卒業まで闇を気づかずにいる先生も多い。知りたくなので、情報をカットしているのでしょう。でも、本当は気づいているはずです。

 あ、また、きつい書き方しちゃった。

さとう@山形さとう@山形2007/12/24 18:085)の「雑談ネタを毎日の生活から見いだす」に納得しました。
雑談だったり芸能だったり教養だったり流行だったり占いだったり事件・事故だったり何でも。
話題が多いに越したことはないですね。
給食がおいしくなりますから。(^o^)

でも、この頃覚えたのは、子どもから話を引き出すことです。
何も自分がコメディアンにならなくていい。子どもをエンターテイナーにすればいい…と。
これも「同根」かなあ…と思っています。

jun24kawajun24kawa2007/12/24 18:265)はチャップリンの自伝から学んだことです。子どもから話を引き出すというというのは子どもの能力を認めていないと出来ませんよね。それをもっと信じて、さらに、学校教育の目的は何か、を加えれば『学び合い』と同根になると思います。