西川純のメモ このページをアンテナに追加 RSSフィード

西川純です。新潟県上越市の上越教育大学の教育実践高度化専攻(教職大学院)で『学び合い』を研究しています。諸般の事情で、このブログのコメントは『学び合い』グループのメンバー限定です。メンバー登録は、いつでもOKです。ウエルカムです。なお、メールはメンバー以外にもオープンですので、いつでもメールください。メールのやりとりで高まりましょうね。メールアドレスは、junとiamjun.comを「@」で繋げて下さい(スパムメール対策です)。もし、送れない場合はhttp://bit.ly/sAj4IIを参照下さい。西川研究室はいつでも参観OKです。 詳細は http://www.iamjun.com/をご覧下さい。 もし『学び合い』グループに参加される場合は、 http://manabiai.g.hatena.ne.jp/をご参照ください。
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07/12/21(金)

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 本年の大きな変化は、地元で『学び合い』実践校が二つ生まれました。今月の上旬に一つの学校の校長先生と話しました。本日、もう一つの地元の『学び合い』実践校の校長先生と話しました。来年が楽しみです。

 私はずっと以前から教員養成の方法論に疑問を持っていました。子どもがしゃべる前には、その数十、数百、数千、数万倍も聞くという時間が必要です。子どもが書く前には、その数十、数百、数千、数万倍も読むという時間が必要です。同様に、実習生が教えるという前には、その数十、数百、数千、数万倍も聞くという時間が必要です。ただし、その時間は「子ども」としての立場での聞くではなく、「教師」としての立場での時間です。だから、教師の視点で聞く時間を膨大に与えるべきだと考えていました。ある一定上聞けば、自ずと教えるという意欲も高まります。現在の教育実習は、何が何だか分からないうちに、教えるという段階に進みます。あれでは不十分だと思います。

 本年度から地元に実践校が出来たおかげで、学部生・学卒院生に徹底的に聞く・見るという時間を与えることが出来ました。もちろん、昨年度も群馬や埼玉の学校のおかげで、膨大な時間を与えることが出来ましたが、今年は物理的制約がないので、ごく自然に半年・数ヶ月というレベルの時間を与えることができました。半年以上を見ることに費やした学卒院生は、私もビックリするほどの「目」をもっています。もちろん、教えるという段階に進んでいませんが、教えさせればかなりすばらしいレベルに行くことに関して微塵も疑いもありません。その効果は、数回の模擬授業のレベルとは雲泥の差だと思います。知識として得るものと、空気として得るものの差は違います。彼らは、その差を分かっていません。しかし、彼らと話すと、下手な教師より遙かに凄いものを感じます。これも、その機会を与えていただいた学校のおかげだと思います。

 来年度より、教職大学院のシステムが始まります。教職大学院では、上記を最大限生かすことが出来ます。どんな学卒院生が生まれるか、私も想像できません。ワクワクします。そのシステムが最大限に生かせるか否かは、大学院での授業が決めるわけではありません。大事なのは、実践校の中にとけ込めるかです(本日話した校長先生は、職員室に机を用意するとおっしゃっていました。このすごさ、分かります?)。そして、彼らをサポートするティームです。私は組織的な環境によって、十年選手並の若手教員を教職大学院の2年で養成するつもりです。5倍の密度で修羅場を味わい、25倍の密度でみんなでサポートします。私は120%の勝算があります。来年が楽しみで楽しみでワクワクします。

追伸 約三十年、大学と教育実習の協力関係を積み上げた上越でも、教職大学院というシステムに怖々している学校が少なくありません。まあ、しょうがありません。多くの大学よりは遙かにましですが、基本的には教育実習は実習校での「おまかせ」ですから。でも、数年以内に教職大学院の教育実習の実習生の奪い合いが生まれるようにしたいと思います。だって、臨採レベル以上お免許を持っている学部卒業生、十年・二十年の現職経験のある現職教員、そして多額の講演料を払って講演会によばれる大学教師がチームになって、数ヶ月~年間というスパンで無料でサポートし続けてくれるのですから。これは、お得です。あはははは