西川純のメモ このページをアンテナに追加 RSSフィード

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07/12/12(水)

[]やたら 15:13 やたら - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - やたら - 西川純のメモ やたら - 西川純のメモ のブックマークコメント

 ある院生さんが西川研究室の研究を評して「やたらとデータを取る」と言ったそうです。けっして悪い意味をこめて言ったわけではありません。だから、言われた院生さんもニコニコして話してくれました。

 確かにそうです。我がゼミの場合は、最低でも1ヶ月、大抵は3ヶ月ぐらい現場に入り込みます。それも修士1年と、2年の2回です。ところが、その他の圧倒的大多数は、1、2回程度現場に入るぐらいです。それに比べれば「やたら」です。でも、理由があります。

 短い観察でレベルの高い研究をするには、極めて高い学識とセンスが必要です。それがあれば、1、2回でも大丈夫です。しかし、現職経験10年以上の先生であっても、難しげな教育学は素人です(すみません)。さらに、統計分析等の様々な方法論もあります。ところが、世の中には、それだけで生きている学者がいっぱいいます。そして、凄く頭が良くて、英語や数学が得意で偏差値60や70の大学の大学に入り、外国文献や研究論文を山ほど読んでいる院生がいます。そのような人たちも1、2回の調査で論文を書きます。さて、そのような人たちに勝るような研究をするとしたら、どれほど大変でしょうか?想像すれば気持ち悪くなります。ちなみに、私は大学院に入ってから、1日13時間は研究していました。毎日、厚い本を一冊「以上」読み込み、カードに整理していました。

 膨大な時間をかけて学術を蓄積した人、また、英語や数学の得意な知能指数が高い人(?)には勝てないのでしょうか?いや、あります。その人達が絶対にやらないこと、でも、自分にとっては得意なことで攻めればいいんです。現職院生さん、また、教員養成系学部の学生さんにとっては、子どもになじむこと、子どもを見取ることが得意です。そして、頭のいい人は、泥臭いことはしません。だから、子どもの中に入って「やたら」子どもを見ることを我々はやっています。ちなみに、学校の先生だったら、子どもの中に入って、子どもを見取ることは得意ですが、膨大なデータを分析する時間はありません。

 詐欺の手口は大抵同じです。詐欺師は楽に金が入る理屈を長々と語ります。そして、楽に金を得たいと思うのが人情ですので、それを信じる人がいます。しかし、そんなに簡単に手にはいるのなら、何故、他の人がやらないのか、と考えるべきです。具体的には、三十、四十の研究者、また、偏差値70の大学を卒業したような若い研究者に勝る研究が出来る理由は何かを考えるといいのではと思います。

追伸 ちなみに『学び合い』は簡単で効果抜群です。しかし、子どもを信じるという、多くの教師が出来ない、一歩を踏み出す必要があるのです。