西川純のメモ このページをアンテナに追加 RSSフィード

西川純です。新潟県上越市の上越教育大学の教育実践高度化専攻(教職大学院)で『学び合い』を研究しています。諸般の事情で、このブログのコメントは『学び合い』グループのメンバー限定です。メンバー登録は、いつでもOKです。ウエルカムです。なお、メールはメンバー以外にもオープンですので、いつでもメールください。メールのやりとりで高まりましょうね。メールアドレスは、junとiamjun.comを「@」で繋げて下さい(スパムメール対策です)。もし、送れない場合はhttp://bit.ly/sAj4IIを参照下さい。西川研究室はいつでも参観OKです。 詳細は http://www.iamjun.com/をご覧下さい。 もし『学び合い』グループに参加される場合は、 http://manabiai.g.hatena.ne.jp/をご参照ください。
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本格的にトライする人も多くいると思います。その際、人とのつながりが大事です。身近にいる人と繋がれるとありがたいですよね。『学び合い』を実践される方は、『学び合い』マップ(https://www.google.com/maps/d/edit?mid=zDInXkSSxyO4.kNDji5uDNm0Y)に、是非、登録下さい。登録は、『学び合い』マップ登録フォーム(http://form1.fc2.com/form/?id=77081b4d4f40dd2f)から出来ます。  「私なんて、人になんか教えられるレベルに行っていない」と思う方へ。だからいいんですよ。一番知っている人が、一番の教え手ではないことは『学び合い』を実践しているならば、子どもを見れば分かるでしょ。それに、教える必要はないのです。共に学び合えばいいのです。いや、愚痴を言ったり、笑ったりする、それでいいのです。  是非、一人でも多くの人がマップに登録下さい。強く、強く、お誘いします。

07/04/15(日)

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 今見たら2万ヒットを越えていました。2ヶ月弱前にHPの「メモ」をブログに移してからの数です。1万ヒットだったのは3月24日です。つまり23日間で1万ヒットした勘定です。3年前にHPの「メモ」のアクセス解析した時の2倍弱の日平均アクセス頻度です。

 このブログを読んでいただいている方は、「自分を変えよう、学校を変えようとしている真摯な教師」、そして、子育て戦士の方だと思います。同志各位に感謝エールを送ります。

[]成績が上がらない 07:35 成績が上がらない - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 成績が上がらない - 西川純のメモ 成績が上がらない - 西川純のメモ のブックマークコメント

 『学び合い』は成績が絶対に上がります。しかし、「成績が上がらない」とか「成績が頭打ち」という悩みを持たれる方がおられます。

 まず第一の理由は、『学び合い』になっていないからです。『学び合い』では成績が絶対に上がります。理由は単純です。「クラス全員の情報を利用」し、「徹底的に同級生からの個別指導を受ける」からです。

 成績が上がらない方の話を聞くと、成績上位の子が動きが悪いという場合が多いように思います。これでは、有効な情報が周りの子どもが得られない。これは、目標レベルが低すぎることに由来しています。

 また、その方の授業で話す時間を聞くと、授業時間の半数以上を占めている場合があります。我々の『学び合い』では5分も話せば、「長すぎる」と感じます(ただし、説教をするときは別)。つまり、(授業時間-5分)以上を子ども達が「学ぶ」時間です。教師が長く話すということは実は、「分からない子どもにとってはチンプンカンプンの話によって、子ども達が主体的に学ぶ時間を奪っている」ことを意味しています。

 さて、クラス全員が積極的に動き回って「学んでいる」時間が、授業の圧倒的大部分であるのに成績が上がらない場合もあります。子ども達のつぶやきを聞けば、彼らが相当に高いレベルに達していることは分かるのですが、それがテストに現れない状態です。これは、教師が「成績を上げろ」という目標をハッキリと与えていないことに由来します。

 学習によって伸びる能力は多種多様です。その中でテスト等で現れる成績で計れるのは、ごく一部です。『学び合い』では能力が全体的に伸びるので、子ども達のつぶやきから感じる彼らの成長が成績に反映される部分は一部にすぎません。では、どうするか?「成績を上げろ」と求めることです。「成績を上げろ」というのは程度の低い目標のように思われがちです。しかし、私はとてもいい目標だと思います。だって、「心を成長せよ」や「コミュニケーション能力を高めろ」や「学ぶ力を伸ばせ」などの、もっともらしい目標は、分かったようで、分からない目標です。特に、子どもにとってはチンプンカンプンです。もし、子ども目標が分からなければ、それに向かって勉強せず、従って結果に反映しません。ところが、「成績を上げろ」は分かりやすい。だって、テスト結果としてハッキリ分かります。また、どのようなテストを説明すれば、もっと分かります。

 「成績を上げろ」では偏った能力しか伸びないのでは、と危惧される方もおられるでしょう。しかし、杞憂です。もし、「クラスの平均点を70点以上にしよう」程度の低いレベル目標であるならば、「一部の子どもが頑張って、やらない子どもがいる」、「成績の低い子が、とりあえず暗記する」というようなことが起こります。しかし、「クラス全員、もれなく、90点以上取れ」というレベル目標を与えたならば、そんな戦略は通用しません。その時、大人になって本当に必要な様々な能力を総動員しなければ達成できません。具体的には、「異質な人に自分の考えを伝える能力」、「異質な人の考えを理解する能力」、「異質な人と人間関係を維持・発展する能力」等が必要となります。

 結局、成績を上げるならば、とてつもなく高い目標を与え、彼らが学ぶ環境保証するしかありません。それは、自分がやっていることを、校長に置き換え、その時の職員集団を思い起こして判断すれば答えが求まるはずです。それが出来るのは、「子どもを信じる」という我々の基本が大事なんです。