西川純のメモ このページをアンテナに追加 RSSフィード

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07/04/05(木)

[]醜悪 22:23 醜悪 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 醜悪 - 西川純のメモ 醜悪 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 ギリシア文明は多かれ少なかれ奴隷制度がありました。ルネサンスの時代は封建制度でした。両時代とも文明が花開いていました。ギリシャ時代の偉人達を思い起こせば、奴隷を使っていた人が多かったはずです。ルネサンス芸術家哲学者の中には封建領主が含まれます。そうでなくても、その封建領主をパトロンとしていた人が殆どです。さて、その人達奴隷を使っていた、人民搾取したと非難するべきでしょうか?奴隷制度も封建制度も、その時代の必然であり、個人を非難してもしょうがありません。

 家に帰ってみると、ある高名な実践者の特集がありました。そこでは、その実践者のクラスで悪口があり、それを解決している様子が描かれています。二人の子どもクラス全員の前に出て、私はこんなことを言われたといっています。それに対して実践者がリードして、実は、クラスのある子どもが媒介していることを明らかにします。そして、最後は、3人の子どもタッチしながら仲直りします。

 クラス全員がクラスの歌を歌い、かたぐみをしている姿をほほえましく描いています。

 ある重病の人をクラスによんで、その人を核として授業を組み立てています。

 これらは良き教師の姿を描こうと思っているようです。しかし、私にとって、その姿は醜悪です。

 我々は子どもは教師と同じだけ有能であり、同じだけ愚かだと考えます。だから、無意識のうちに、職員室に置き換えます。さて、以下はほほえましいでしょうか?

 『ある高名な校長の特集がありました。そこでは、その校長学校で悪口があり、それを解決している様子が描かれています。二人の教師が職員全員の前に出て、私はこんなことを言われたといっています。それに対して校長リードして、実は、職員室のある先生が媒介していることを明らかにします。そして、最後は、3人の教師がタッチしながら仲直りします。

 職員室の教師全員が学校の歌を歌い、かたぐみをしている姿をほほえましく描いています。』

 この姿は醜悪ではないですか?第一に、その時点で悪口を言い合って問題になるクラスなんて、馬鹿馬鹿しい。我々の同志だったら、小学校1年生であっても2学期段階だったら、教師がしゃしゃり出なくても子ども集団が解決する!それが解決できず、教師がしゃしゃり出たとしたら、それは、子どもの問題ではなく、子どもが解決できないように、教師がしゃしゃり出ている証拠です。

 『ある重病の人をクラスによんで、その人を核として授業を組み立てています。』

 そんなこと、年間の授業でどれだけ出来るでしょうか?馬鹿げています。我々が責任を持っているのは、イベント的な1時間ではありません。1年間の毎日6時間です。我々が授業公開する場合、イベント的な授業を公開するなんてナンセンスです。我々の場合は、いつでも、どこでも、いつも通りの姿を公開します。だって、年間通して、いつも通りの授業をやっているんですから。イベント的な授業なんて意味ありません。そんなことしなくても、子ども達の関わりは、一人一人の中では凄いイベントなんです。わざわざ、教師が小技をやる必要性はありません。

 徹頭徹尾、醜悪です。が、その実践者は素敵です。その志の高さに、私はひれ伏します。が、その実践は醜悪です。

 自己嫌悪します。そんな尊敬すべき実践者の姿を醜悪に見て、それを記載する私は醜悪です。しかし、弁明です。その人を否定するつもりはありません。私は、そんな素晴らしい教師であっても、旧来の枠組みの中にあり、その姿は醜悪になることを。でも、そうであっても、そう書く私は醜悪です。

MizuochiMizuochi2007/04/05 21:59このメモに書かれていることは
事実であり、真実であることを保証します。

jun24kawajun24kawa2007/04/05 22:26ありがとう。同志。

MizuochiMizuochi2007/04/05 22:44最近「あしたのジョー」の特集を見ました。
その中でお金持ちの白木葉子さんが少年院を慰問した際
「自分の為に慰問活動をしているんじゃないか?」
と、ジョーに詰られます。
妙に、真剣になってそのシーンを見ました。
結局、教師も(もちろん私を含め)自分が大切ですし
自分と学習者の両立を目指しているのではないか、と感じました。
その考えはそれで、間違ってはいませんが
その先に、もっと両立できる・・・
自分も、自分以外の教師も、もちろん学習者も両立できる道があることを
追い求める必要があるように感じています。
(少々、きれい事過ぎますが・・・。)

jun24kawajun24kawa2007/04/05 22:52ありがとう
でも、きれい事ではありません。
だって、それが、ごくごく自然に実現することを見ているでしょ。
我々の仕事は、それがごくごく自然で、当たり前の姿であることを多くの人に知ってもらうことです。ね。