西川純のメモ このページをアンテナに追加 RSSフィード

西川純です。新潟県上越市の上越教育大学の教育実践高度化専攻(教職大学院)で『学び合い』を研究しています。諸般の事情で、このブログのコメントは『学び合い』グループのメンバー限定です。メンバー登録は、いつでもOKです。ウエルカムです。なお、メールはメンバー以外にもオープンですので、いつでもメールください。メールのやりとりで高まりましょうね。メールアドレスは、junとiamjun.comを「@」で繋げて下さい(スパムメール対策です)。もし、送れない場合はhttp://bit.ly/sAj4IIを参照下さい。西川研究室はいつでも参観OKです。 詳細は http://www.iamjun.com/をご覧下さい。 もし『学び合い』グループに参加される場合は、 http://manabiai.g.hatena.ne.jp/をご参照ください。
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07/02/13(火)

[]羨望(その2) 12:20 羨望(その2) - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 羨望(その2) - 西川純のメモ 羨望(その2) - 西川純のメモ のブックマークコメント


昨年の夏に西川研究室洗脳旅行に来られた方より、以下のようなメールが来ました。現場はいいな~。少なくとも、以下のように思える実践者はいいな~。

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 西川先生! 現場はいいですよ。

 こんなことを述べては失礼ですが,学ぶためのよりよい環境子どもたちに提供するために様々なことを試し,そのリアクションが即座にかえってきます。というわけで,すぐに自分の実践にフィードバックできるわけです。前から考えていましたが,研究者・実践者ではなく,実践者が研究的な思考をもって日頃の実践を行うことが必要だと思うし,そういう人間が今後益々必要になってくると思います。また,脳科学者教育について述べていますが,現場では,その理論は知らず,方法論(百ます計算・音読など)のみに着目しています。やはり,教室をフィールドとしているからには,そこで起こっている現象を目の当たりにして,共通の場面をイメージしながら議論するべきなのでは戸思っています。その中で適切な授業の場面での方法論なども見えてくるのではないかなあ。実際の子どもからやはり離れていますよねえ。 

 さて,私の実践はといいますと・・・

 最近子どもたちが自然に学び合えるようになってきました。 授業の最後に次の時間につながる課題について検討するようにしているのですが,次の時間の最初には,すでに子どもたちは,課題の内容についてある程度話をしており,見通しをたてやすくなっています。(おそらく予習をしてきて多くの情報を持ち寄っている結果かな?)また,学び合いが起こりにくいケースがあるのですが,西川研のみなさんがご存知のように与えた目標が低すぎた場合です。子どもの反応で明らかに分かります。そういうわけで,ちょっと難しめの2時間ぐらいかけて明らかにする目標を設定するようにしています。 

[]す、凄いぞ! 12:22 す、凄いぞ! - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - す、凄いぞ! - 西川純のメモ す、凄いぞ! - 西川純のメモ のブックマークコメント


 本日、K閣下ブログを読んだ。その内容は、いままで同志が見いだしたものだ!本日もKinさんのブログにあったし、名古屋のIさんのメールにあった。しかし、K閣下が書いたところに意味がある。K閣下研究テーマは教師の職能形成だ!K閣下ブログは以下の通りです。

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 準備は,1学期から始まる.中学3年に「細胞生殖」という単元がある.最初の小単元に「動物細胞植物細胞の違い」を見つけるものがある.タマネギ細胞,オオカナダモの細胞ムラサキツユクサ細胞人間のほおの細胞と試料を換えながら毎回スケッチをして最後の授業は,教科書を作った.4時間でわかったこと,発見したことを,該当する本物の教科書を利用して,B4,1枚にまとめるように指示を出した.しかし,私の心のいたずらで,「小学生へ示す教科書となるようにしなさい」という制約をつけた.できあがった教科書を学級内投票をして,6名を選び出し,模造紙に貼り付け,地域の小中学生展覧会理科研究に出品すると,なんと奨励賞となる.

話はさらに進展し,子どもらが作った教科書を,小学生によいかどうかを判断してもらうだけだったのが,小学生子どもらも行って,その教科書を使って,授業をする.ことに,変わった.ということで,先日の自主学習ブログでも書いたが,子どもらは,指導案を作るべく,教材研究を1時間.指導案審議を1時間して,B4の指導案1枚が今,私の手元にある.内容は細かくないし,教師指導型であるが,指導の流れ,注意点も書かれている.驚くべくは,この活動によって,テストで10点くらいしかとれない子どもにも教師役をやらせようとその班は,細胞の各部の名前と顕微鏡の操作方法をあの手この手でその子に教え今では,完璧になっているという点.私が授業をしても記憶の中に入り込めなかったことを,友だちがいとも簡単にさせてしまう.中3と小6という年齢差は,兄弟関係が生まれやすい.現実に多くの中3生が小6を兄妹に持っているようだ.何はともあれ,本日第1時,第2時を使い,中3生が出かけ,授業をして返ってくる,という異年齢の学習が行われる.

本日,第1回 A小学校への授業日

中3生は,とても緊張など微塵も見えず予定時刻前に昇降口に集合し,歩いてA小学校へ向かう.30分歩く予定を組んだが,20分で到着.すぐさま,観察の準備にかかる.お願いします.しかし,小学生の顔が引きつっている.20分.小学生がだいぶこなれてきた.30分,じゃれあいだした子どもたち.45分,いい感じで終わる.中3生は,本気になって細胞を「教えよう」としている.すごい気迫だ.全てを教えなくてもさわりだけでもといったのだが,わかっていることは全て教えようとする.ちょうど,新卒の教師が,あれもこれも・・とやってしまう授業に似ている.しかし,恐ろしいのは,子どもたちは,この教えすぎをちゃんと理解している点だ.帰校後,反省会を持ったが,とてもじゃないが,子どもとは思えないほどの反省をし,次回のB小学校へ備えて,授業計画の変更をしている.次週が楽しみだ.』

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 私がこれほど興奮するのは、何か?今まで目の前にあったのに、気づかなかったことに気づけたことです。現在の我々の課題は、授業改善ではありません。そんなことは、もう終わっている。我々の課題は、分かってもらえない先生方に、どうやったら伝えることが出来るかということです。でも、限界があります。授業改善は、実際に授業実践をして、その姿で証明することが出来ます。担任教師が、その意義を分かれば、実際に授業できます。だから、膨大なデータを我々は積み上げられました。ところが、教師は無理です。同僚が伝えても、校長が言っても、なかなか出来ません。ところが、子ども達は喜んでやります。そして、その姿を通して、教師の職能形成のデータを与えてくれます。おそらく、「子どもと大人は違う」と言う人はいるでしょう。でも、我々が示すデーターが納得させるはずです。我々の前に立ちはだかった大きな壁に立ち向かえる術を得たようです。これなら5年以内に解決できる!