西川純のメモ このページをアンテナに追加 RSSフィード

西川純です。新潟県上越市の上越教育大学の教育実践高度化専攻(教職大学院)で『学び合い』を研究しています。諸般の事情で、このブログのコメントは『学び合い』グループのメンバー限定です。メンバー登録は、いつでもOKです。ウエルカムです。なお、メールはメンバー以外にもオープンですので、いつでもメールください。メールのやりとりで高まりましょうね。メールアドレスは、junとiamjun.comを「@」で繋げて下さい(スパムメール対策です)。もし、送れない場合はhttp://bit.ly/sAj4IIを参照下さい。西川研究室はいつでも参観OKです。 詳細は http://www.iamjun.com/をご覧下さい。 もし『学び合い』グループに参加される場合は、 http://manabiai.g.hatena.ne.jp/をご参照ください。
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06/12/18(月)

[]お世辞 16:21 お世辞 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - お世辞 - 西川純のメモ お世辞 - 西川純のメモ のブックマークコメント


 家内結婚前は幼稚園先生でした。幼稚園先生はこき使われます。家に帰ればヘトヘトです。ということで、結婚前は家事はお姑殿がやっておられたと聞いています。結婚前にお姑殿が家内の特訓をしました。ということで、結婚後、家内は家事との格闘が始まります。では、現在家内はというと。おのろけだと思いますが、家内料理は絶品です。シチューなどは、どんなレストランよりおいしいと思います。どんなホテル・旅館の料理を食べても、家内みそ汁以上に美味しいみそ汁を食べたためしがありません。その他、どんな料理も美味しい。何故だろうと考えたことがあります。その結果として、お姑殿がちゃんとした料理家内に食べさせ、その結果として、美味しいものは何かを家内が学んだためだと思います。そして、お姑殿が丁寧な家事をする方で、それをじっと見て育ったためだと思います。その舌があるから、あとは、丁寧に仕事をしながら自己修正した結果、今の家内があると思います。料理以外の家事も、全て同様です。つまり、基本です。

 本日、我がゼミの3年生が、某小学校におじゃましました。来年になれば、その学校で1ヶ月以上、長期宿泊施設を利用しながら、実践研究をします。その学校研究会があるので、参加しました。私は授業と、抜けられない会議があったので、彼らを送り出しました。その学校先生から、「学部生さんは、しっかり学び合いを理解している」とメールを頂きました。不遜ながら自慢します。我がゼミの3年生は、そんじょそこら大学3年生とは違います。現職院生さんを含む、多種多様メンバーの中でもまれた学生です。私は「な~んも」教えなくても、メンバーから多くを学び、教えている彼らです。だから、何がよいか、何が悪いかはよく分かっています。でも、まだ、どうすべきかは双葉マークです。でも、でも、何がよいか、何が悪いかが分かれば、あとは状況がそろえば、きっと開花します。それも、彼らの姿の未来に、彼らが教えるであろう数万の子ども達の姿を見える方々が受け入れてくれるのですから、万に一つの憂いもありません。

 3年のみんな。「本校に2人くらい、新任教諭で欲しいです。(○○県の採用試験を受ける方はいらっしゃいませんか?!)」という言葉をある先生から頂きました。この言葉を誇りにして欲しい。同時に、その言葉を裏切ったら、私は本当に「怒る」よ。でも、心配することはありません。君らが「みんな」で、受け入れてくれた学校子ども先生と「みんな」で高まろうとすれば、間違うことはありません。詳細は、明日聞きます。君らが褒められて、私は誇らしかった!

 お世辞かもしれません。でも、そのお世辞を、本当にするのがこれからの君たちです。

[]馬鹿みたい 16:22 馬鹿みたい - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 馬鹿みたい - 西川純のメモ 馬鹿みたい - 西川純のメモ のブックマークコメント


 私は学び合いは簡単だ、と標榜しています。そして、学び合う授業は教師が楽しくなると、標榜しています。が、大学学部の授業に関しては、ガンガンの教師が引っ張る授業をやっていました。自己合理化は、本メモに記録されています。「半期15回の授業では駄目だ」と思っていました、でも、中学校でも1週間で出来るのですから、そんな理由は成り立ちません。「自分の話術で引きつけられる子どもたちの姿を見て楽しみたい、自己陶酔したい」というとんでもない本音もあります。でも、そんなものより学び合いの授業の方が楽しい、と標榜しています。我々の研究が進めば進むほど、私の言い訳は成り立たなくなります。と、いうことで、11月20日の「ついに」というメモに書いたとおりに、学び合いを導入することを決断しました。

 結果は、我々が主張しているセオリー通りの展開です。次の週から、既に学び合っています。私はといえば、教室のはじっこに座っています。そして、いつの間にかぐっすりと寝ています。学生さん達が集中して議論している話し声は、本当に心地よい子守歌です。合間合間に目を覚まして聞き耳を立てると、実に質の高い学びが成立しています。ということで、また寝ます。私がやっていることは、授業の最初に説教(おそらく説教とは感じていないでしょうが)を3分間ぐらい語ることと、授業の最後に、ニコニコしていることです。まさに、セオリー通りです。強いて言えば、最初から最後まで可視化をしなくてもいいということが、セオリー以上と言えるでしょう。

 私が講義をしていたときは、欠席者が2,3人はいたと思いますが、学び合い以後は欠席者は皆無です。1時間半という長い時間、彼らの集中はとぎれません。いや、1時間半では終わらないので、空き時間に自主的に集まって勉強しているようです。院生さんから聞いたところによれば、学生宿舎のシャワーの順番を待っているとき、我々の本を立ち読みしている学生さんがいるようです。二宮尊徳のようだ(今の学生さんは分からないと思いますが)。そして、私はといえば、実に楽しい。ワクワクしています。彼らが成長していることを感じます。来年になれば、彼らは私を越えると思います。ワクワクしています。今思い起こせば、「自分の話術で引きつけられる子どもたちの姿を見て楽しみたい、自己陶酔したい」なんて、本当に馬鹿馬鹿しいと思います。今の方が、絶対に楽しい

 なぜ、今まで学び合いを学部の授業に取り入れなかったのか・・・。本当に私は馬鹿だと思います。