西川純のメモ このページをアンテナに追加 RSSフィード

西川純です。新潟県上越市の上越教育大学の教育実践高度化専攻(教職大学院)で『学び合い』を研究しています。諸般の事情で、このブログのコメントは『学び合い』グループのメンバー限定です。メンバー登録は、いつでもOKです。ウエルカムです。なお、メールはメンバー以外にもオープンですので、いつでもメールください。メールのやりとりで高まりましょうね。メールアドレスは、junとiamjun.comを「@」で繋げて下さい(スパムメール対策です)。もし、送れない場合はhttp://bit.ly/sAj4IIを参照下さい。西川研究室はいつでも参観OKです。 詳細は http://www.iamjun.com/をご覧下さい。 もし『学び合い』グループに参加される場合は、 http://manabiai.g.hatena.ne.jp/をご参照ください。
ツイッター http://twitter.com/jun24kawa
『学び合い』メールマガジン参加者募集中!(無料)http://www.mag2.com/m/0000270912.html
『学び合い』マップ募集中!(無料)http://manabiai.g.hatena.ne.jp/kokohagw/
授業公開の仲介のガイドライン http://dl.dropbox.com/u/352241/manabiai-data/koukai.pdf
だめで元々で、とりあえずドロップボックス(http://db.tt/bMZAZwx)とjimdo(http://jp.jimdo.com/)の無料アカウントを登録してみてはいかがでしょうか?実に簡単ですから。

本格的にトライする人も多くいると思います。その際、人とのつながりが大事です。身近にいる人と繋がれるとありがたいですよね。『学び合い』を実践される方は、『学び合い』マップ(https://www.google.com/maps/d/edit?mid=zDInXkSSxyO4.kNDji5uDNm0Y)に、是非、登録下さい。登録は、『学び合い』マップ登録フォーム(http://form1.fc2.com/form/?id=77081b4d4f40dd2f)から出来ます。  「私なんて、人になんか教えられるレベルに行っていない」と思う方へ。だからいいんですよ。一番知っている人が、一番の教え手ではないことは『学び合い』を実践しているならば、子どもを見れば分かるでしょ。それに、教える必要はないのです。共に学び合えばいいのです。いや、愚痴を言ったり、笑ったりする、それでいいのです。  是非、一人でも多くの人がマップに登録下さい。強く、強く、お誘いします。

06/11/28(火)

[]予防接種 17:27 予防接種 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 予防接種 - 西川純のメモ 予防接種 - 西川純のメモ のブックマークコメント


 今から14年前にインフルエンザにかかり、えらい苦労をしました。ほぼ1ヶ月間臥せっていました。子どもが生まれてから、子どもインフルエンザ予防接種と同時に、私と家内も接種しています。おかげで、安心して流行期間を過ごすことが出来ます。

 昨日は、その予防接種の日です。朝から「今日は、調子が悪いから~、注射はやめようか」などと言い出します。しかし、体温は平熱で、食欲旺盛なので、無視、です。待合室では、むさぼるように本を読んでいます。診察室からよばれて息子をつれていきます。素直に移動したのですが、お医者さんを見たとたんに激変です。「いや~」と泣き叫びます。「先生嫌い~、お母さん嫌い~」と泣き叫びます。その顔は、赤ちゃんの時の顔です。それが、とっても可愛かったので、「ビデオを持ってくれば良かった」とぼそっと言ったら、家内およびお医者様・看護婦さんに呆れられました。暴れる息子の体を私が押さえつけ、注射針をはねのけようとする右手を家内が押さえ、看護婦さんが左手を押さえて、お医者様が左手注射します。「いたい~」と大声を上げる息子に対して、「まだ、注射していない」というお医者様の絶妙な間は、洗練された漫才のようです。その後、ひときわ大きい、息子の鳴き声が響き渡り、予防注射は終了です。

 注射後、泣き叫ぶ息子を別室に家内が連れて行った後、私の注射です。さすが小児科の看護婦さんです。私に、「痛くないですからね~」と猫なで声で声をかけます。馬鹿馬鹿しかったので、「先生嫌い~、とでも泣きましょうかね?」と私が言うと、看護婦さんは爆笑です。すると「お父さんでも泣く人がいるんですよ」とお医者様がぼそっと言います。え!っと思って、「本当ですか?」と私が聞くと、また、絶妙な間で「嘘です」とお医者様。今度は私が爆笑しました。

 子育てでは、予防注射楽しい思い出になります。

[]一人っ子 17:27 一人っ子 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 一人っ子 - 西川純のメモ 一人っ子 - 西川純のメモ のブックマークコメント


 学び合いでは、大多数の子どもは直ぐに学び合いの輪に入ります。と、こ、ろ、が。そうでない子もごく少数います。他の子どもがワイワイと楽しく学んでいるのに、その輪に入らないのは、実に異様です。以前のメモ(「悪気無い配慮」)に書いたように、多くの教師は自分の力で何とかします。ところが我々はそうしません。

 我々も凄く気にします。でも、安易に自分で何とかしようとはしません。その子と、周りの子どもの平常はどうなのか気にします。遊び時間は、その子と周りの子どもはどういう関係かを観察します。また、周りの子どもが、ひとりぼっちの子どもをどのように捉えているかを気にします。例えば、それとなく「いっしょにやろうよ」と誘っているか、否かを気にします。もし、誘っていて、それで、その子が拒否しているなら、それでいいんです。それは、その子にとって、一人でいることがいいんだと選択しているんですから。そう分かっていても、いっしょになりたいな、と子ども集団が考えている限り健全です。そして、待ちます。

 我々は「正解」は教師が出せるとは思っていません。それが、我々の考え方です。正解を出せるとしたら、それは本人だし、周りの子どもです。我々は、正解を教えるのではなく、正解を出したいと本人、そして周りの子どもが考えるようにすることが教師の仕事と考えます。

 我が同志のSさんの授業にもそのような子どもがいます。その子も含めて、Sさんの子ども達は最大限の達成度を実現しています。でも、教師の性です。一人っ子が気になります。私も気になっていました。本日、Sさんのから以下のメールを頂きました。

 『今日は感激した一日でした。と,言うのは,先生もご存じの「一人で学習していた子」です。なんと,いよいよ周りの子供たちが動きました。感動感謝と感激でした。みていたら,思わずジーンとなってしまいました。不覚にも。でも,やっと周りの子が意識したこと,そして何よりも「一人の子」がうっすら微笑んで(そう見えたのですが)学習していたこと,教師っていいなあ。「学び合い」っていいなあとつくずく子供に教えてもらいました。』

 その子にとって、一人っ子は、自分で選択した、その子にとって最善の学習方法です。でも、本日、その子は別な学習方法が有効であると、自らの選択で気づきました。その選択を子どもたちは喜び、教師は喜びます。「悪気無い配慮」をする教師と大きな違いです。そして、それを教えてもらった私は以下の返信をしました。ボロボロと涙を流しながら。答えは教師は出せません。出せるのは当人、そして、周りの子ども達です。教師が出来ることは、答えを教えることではなく、当人、そして周りの子どもが答えを出したいと思わせることです。でも、それは凄いことです。

ありがとうございます。

あなたも、そうですけど、

わたしも、人の幸せを喜んでいます。

なんと、安上がりな、そして、最上幸せなんでしょう。

人が喜んでいることを、喜べるなんて。

一人っ子」の喜び、周りの子の喜び、それを喜ぶあなたの喜び、

それを喜べる私の喜び。

ありがとうございました。』

追伸 Sさんの授業を1月中に公開予定です。希望する方は、私にメールしてください。詳しい日時をお教えします。一人でも、Sさんの喜び、私の感激を感じて欲しいと願います。Sさんの授業は学びの殿堂に公開中です。