西川純のメモ このページをアンテナに追加 RSSフィード

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06/10/27(金)

[]成績が上がらない(その2) 18:30 成績が上がらない(その2) - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 成績が上がらない(その2) - 西川純のメモ 成績が上がらない(その2) - 西川純のメモ のブックマークコメント


 以前のメモである「成績が上がらない!」を再度、取り上げようと思います。ある学校で、ある先生から学び合いをすると成績が下がると言われました。そこで、そのクラスを見ると、直ぐに不思議に思いました。それは子どもが殆ど動かないのです。そこで、その先生に「このクラスで成績の良い子どもは誰ですか?」と聞きました。その子を見ていると、殆ど教えておらず、なんか作業をしています。そこで何で教えていないのか?を聞くと、ビックリしました。そのクラスでは、膨大なドリルを与えているそうです。そして、出来る子はそのドリルをこなすので精一杯なそうです。聞きながら、「そりゃ、そんなら学び合いは起こらず、分からない子が生じても無理ないは・・」と思いました。その先生は、授業時間に「3人に教えてください」と指示を与えます。そうすると、子ども達が教えていますが、「ノルマ」が終わると、ドリルに戻ります。 つまり、成績が上がらないのは、学び合いの せいではなく、学び合いが成立していないためです。その状態で、教師が「教えない」ということをするのですから、そりゃ成績が下がるのは当たり前です。だって、教える人が誰もいないのですから。

 その先生が誤解しているのは、成績の良い子も、膨大なドリルをした方が良いと思いこんでいるようです。でも考えてください。「1+1=2」や「-1×-1=+1」と分かっている人が、そのことを千回唱えることによって得るものがあるでしょうか?ナンセンスです。そのような人が伸びるためには「1+1は何故2なの?」とか、「-1×-1は何故+1なの?」という疑問をぶつけられることです。それによって「ペアノの公理」や「 ガロア理論」に発展する可能性があります。

 そのクラスにいる成績の良い子は、その先生が教える前から分かっているんです。だって、その先生から話を良く聞くと、成績が下がっているのは成績の中と下なんです。つまり、成績が上の子は成績は下がっていないのです。つまり、その先生が教えなくても成績が下がらない、ということは、その先生によってそのような子は何も得ていないということです。そのような子が無意味ドリルを繰り返し、そして、他の子どもと関わる機会を奪われています。そして、同時に、成績中・下の子どもは、他の子どもから学ぶ機会を奪われています。

追伸 その先生は何を目的として、教師になったんだろう?と思います。「二桁の計算が出来ること」、「漢字を一つでも多く覚えること」なのでしょうか?その先生クラスづくりを大事にするとても熱意のある方だと、その先生の同僚の方から教えてもらいました。たしかに、「良い先生」の香りが凄くする方です。しかし、教科学習の時間、即ち学校教育の殆どの時間は、「二桁の計算が出来ること」、「漢字を一つでも多く覚えること」のためにあり、クラスづくりの時間ではないと考えているようです。そして、そのとてつもない矛盾に気づかれていない。残念です。そのような方が、教科学習でクラスづくりが出来ることに気づかれたら、どんなことが起こるのだろう・・・