西川純のメモ このページをアンテナに追加 RSSフィード

西川純です。新潟県上越市の上越教育大学の教育実践高度化専攻(教職大学院)で『学び合い』を研究しています。諸般の事情で、このブログのコメントは『学び合い』グループのメンバー限定です。メンバー登録は、いつでもOKです。ウエルカムです。なお、メールはメンバー以外にもオープンですので、いつでもメールください。メールのやりとりで高まりましょうね。メールアドレスは、junとiamjun.comを「@」で繋げて下さい(スパムメール対策です)。もし、送れない場合はhttp://bit.ly/sAj4IIを参照下さい。西川研究室はいつでも参観OKです。 詳細は http://www.iamjun.com/をご覧下さい。 もし『学び合い』グループに参加される場合は、 http://manabiai.g.hatena.ne.jp/をご参照ください。
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06/10/14(土)

[]権益 18:47 権益 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 権益 - 西川純のメモ 権益 - 西川純のメモ のブックマークコメント


 家族旅行で遠方の温泉に行きました。高速道路ではなく、下道で行きました。いけどもいけども同じような風景が続きます。ほとんどが利用されていない土地が続きます。そんなとき、ふと思いました。北方領土が帰ってきて、何が意味あるだろうと思いました。私が 見た放置されている土地の広がりは、北方領土色丹島ぐらいの大きさがあると思います。色丹島が帰ってきても、殆ど放置されたままになるでしょう。色丹島の周りの海には漁業資源があるのでしょう。でも、それで潤う人はどれだけでしょう?日本の全人口で考えれば、誤差のうちです。色丹島の周りに天然資源があったとして、それで潤う人はどれだけいるでしょう。考えてください。日本の中にある、鉄鉱山や銅鉱山を油田がどれだけあるか知っている人が、日本にどれだけいるでしょう。少なくとも私は知りません。尖閣列島の周りに油田があったとしても、それによって日本人全体にとってどれほどプラスになるか分かりません。

 今の時代、一番の権益は何かと言えば、「人」だと思います。沖縄や、小笠原が返還されて一番得たものは、その土地ではなく、その回りの経済水域でもなく、そこに住む「日本人」と思っている人だと思います。極端な例をいえば、「ビル・ゲイツ」 並の日本人尖閣列島とどちらが日本にとってプラスでしょうか?尖閣列島でどんな大油田が出たとしても、マイクロソフト並の企業を興せる人の方が日本にとっては大事です。そう考えると、日本には素晴らしい資源が山ほどあることに気づきます。 基本的な教育水準の高い人が、1億いるんです。「ビル・ゲイツ」は数百・数千いてもおかしくありません。その人たちが、私を自分の群れの一員と考えて欲しいと思います。それが成り立てば、私はもの凄い大金持ちになれます。

[]飲み会 18:47 飲み会 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 飲み会 - 西川純のメモ 飲み会 - 西川純のメモ のブックマークコメント


 昨日は西川久保田研究室飲み会です。研究室飲み会なのですが、一つのコースと同じだけの集団での飲み会です。来年久保田研究室がさらに巨大になるので、大きなコースと同じだけの集団になるとおもいます。まず、誇るべきは、最初から最後まで私は奉られず、「集団の一人」でい させてもらったことです。 ありがちな、最初の挨拶乾杯挨拶、締めの挨拶が私にふられることは全くありません。さらに言えば、私にふろうかふるまいか、を全く気にもしていません。私は集団の管理者ですが、「飲み会」の管理者ではありません。従って、私が奉られないと言うことは極めて健全です。

 私は上越教育大学就職して20年たちます。その間に、私は徐々に変化しました。そして、私が研究室に望むものも変わりました。今の研究室に望むものは「学び合う」集団であり、もの凄い成果を上げ続ける集団です。集団を見ながら、既に私の望みを越えてい ます。西川研究室の力は当然ですが、今年の凄さの多くを占めているのは久保田研究室の面々のおかげだと思います。異質であり、かつ、方向性が同じ集団の存在は、かつての戸北研究室と同じように心強いものです。 久保田研究室は、今年は修士1年だけの集団ですが、来年修士2年、1年、学部3年の集団になります。そうなれば、来年の今頃の飲み会は、大爆発です!その人達と一緒に進めたら、凄いことが出来ます。ワクワクします。同時に、欲深な私は「もっと」と願います。その前提を創るのが私の仕事です。 ただし、学生さん・院生さんの飲み会で演説することではありません。

 昔の映画と同じに「深く静かに潜行せよ」です。

[]教育実習 18:47 教育実習 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 教育実習 - 西川純のメモ 教育実習 - 西川純のメモ のブックマークコメント


 我々が言語を獲得する過程は、膨大な受動があって能動があると思います。例えば、しゃべる前に、その数百・数千・数万倍(以上)の時間を「聞く」に費やしています。書く前に、その数百・数千・数万倍(以上)の時間を「読む」に費やしています。それが無いから、 学校外国語が身に付かないのだと思います。

 以前から、教育実習に不満があります。なんで、教育実習では直ぐに授業をするのでしょうか?上越教育大学は、日本で最も教育実習を充実している大学だと誇れます。大学1年から観察参加があり、それは2年もあります。その上で、大学3年と4年の教育実習があります。でも、それにしても、我々が言語を獲得する時間配分に比べて観察実習は少なすぎると思います。私が考える教育実習は2週間、3週間のようなケチなものではありません。1ヶ月、2ヶ月、3ヶ月、ことによれば半年、1年のレベルです。しかし、その殆どを観察実習に費やします。私が「この先生ならば」と思う人に学生をあづけます。「煮るなり、焼くなり、ご随意にどうぞ。疲れたときは、30分肩もみさせても結構です。パシリに使っても結構です。とにかく、先生の授業の様子を、教室の後ろで見させてください。」と願います。学生はじっと見る過程で、多くを学ぶでしょう。その先生が、幸せな教師をしていることを見るでしょう。そうすれば、授業をやりたくなります。それは、柔道名人が、「すぽん、すぽん」と一本背負いを決めるのを見ていると、自分もしたくなるのと同じです。今の教育実習が、本人が 不安で不安でという状態で授業させているのと大違いです。とにかく、やりたくて、やりたくてしょうがない、という状態にするんです。授業を見ているときに、学生は「なんで、この先生はこうやって、こんなに凄い授業ができるのだろう?」と考えるでしょう。 そのことを、見せてもらっている先生と徹底的に話すんです。やがて「こやったら出来るんじゃないか」と考えるでしょう。そして、「こうやったら、もっと凄い授業が出来るのでは?」と思うでしょう。その時々に、その先生雑談し、パシリをするんです。そして、そのクラスでなじんだ頃、その先生が「よし」と思ったときに授業をさせるんです。 その学生が出来る段階に達したか否かは、雑談で十分分かるはずです。おそらく、2ヶ月以上はかかるでしょう。そして、それでも失敗するでしょう。でも、その後、直ぐに議論を深め、「駄目だ~」と落ち込むよりも、「よし、こうやってやろう」と勇気づけます。既に2ヶ月以上、授業を見ているのですから「ツボ」は押さえている学生です。有能な後輩に仕事を任せる気持ちになれるはずです。結果として、その学生が授業をすることによって、その先生も「息抜き」が出来ます。そして、自分の授業を相対化できます。そして、授業者として成長するのみならず、授業者を育てる教師として成長できます。凄いと思いません!そして、そんなことをする大学教員がネットワークを組んで、現職院生、学卒院生、学部生を育てるんです。日本の、いや、世界の教員養成・教員再教育歴史の中で、こんな凄いことは無かったと思います。

 そんなことをしたいと願います。今は、超~、忙しい。でも、上記の望みを叶えるための苦労です。やりがいはあります。