西川純のメモ このページをアンテナに追加 RSSフィード

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06/10/11(水)

[]いらない 18:53 いらない - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - いらない - 西川純のメモ いらない - 西川純のメモ のブックマークコメント


 今年の夏に3泊4日の西川研究室洗脳ツアーに来られたのはIさんとFさんです。Iさんよりは先だって自慢メールを頂き、メモで紹介(自慢)しました。本日、Fさんからも自慢メールを頂きました。タイトルは「かなしけど、うれしいことがありました。」です。

 『○○です。本日子どもたちに授業についてのアンケートに答えてもらいました。その結果,級友と協力して学習に取り組むことの方がみんなで一斉に授業をするより「わかりやすい」と答えた子どもの割合が94%でした。また,教師の説明より友達と話をした方がよくわかるようになると答えた子の割合が8割以上でした。

 その理由も「多くの考えを知ることができ楽しい

 「説明がわかりやすくなり自信がもてる」

 「自分が説明するのでよくわかる」

    などなどでした。

 やはり,私はいらないということかもしれませんね。

 今日の5年生の授業では,発表をしてもらったところ私の存在を忘れ去って子どもたち同士で白熱の議論をしていました。その後,静かに聞いていた子にまとめてもらいました。ほかの子は,「納得!」という顔をしていました。

 コーディネートするという意味が何となくわかってきました。

 授業って楽しい最近ますます思えてきました。』

 私の返信は以下の通りです。

 あはははは

 「やはり,私はいらないということかもしれませんね。」は違いますよ。

 約3年前のことです。学部生が私と関係なくゼミをしています。学部生に「私と関係なく、これだけゼミが出来るんだから、私いらないよね」と聞きました。ある子が「そ~だ~。先生いらないや」と言いました。すかさず別の子が、「何、言っているの。先生がいなかったら、○○なんてさぼり出すジャン」といいました。その子も含めて全員で納得していました。

 毎日、毎日の学び合いに関して、教師は必要ありません。しかし、1ヶ月、1年問いうスパンで考えるとき、教師は絶対に必要です。長期的に、ある方向性を集団(全員である必要性はありません)に与えることが出来るのは教師だけです。

 そろそろ、もっと高い課題を与えていいんじゃありません?

 ○○さんが絶対に無理だと思うようなことです。

 それを子どもたちが軽々とこなし、自分が思いもよらない高見に達することを学び、自分の愚かさを笑うんです。

 教師のロマンですよ!