西川純のメモ このページをアンテナに追加 RSSフィード

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06/10/06(金)

[]ゼミ 22:07 ゼミ - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - ゼミ - 西川純のメモ ゼミ - 西川純のメモ のブックマークコメント


 他の研究室の人が「うちの先生は30分ぐらいゼミ遅刻するけど、それをちゃんとまっているんだ」と、我がゼミの学部生に言ったので、そのゼミ生は「うちでは先生は殆どいないよ。ふらっと来て、お菓子を食べて(お菓子のある部屋でゼミしています)、食べ終わるといつのまにかいなくなる」と言って、ビックリされたと言って笑っていました。さもありなんと思います。多くのゼミでの会話の殆どを占めているのは指導教員です。従って、その指導教員がいなければゼミは始まりません。ところが我がゼミではそのようなことはありません。ちなみにゼミで配られる発表資料は、私の分はありません(私が読むだろうなんて、まったく想定していないからです)。完全にゼミゼミ生が運営しています。それは、学部ゼミ(学部3年、4年のゼミ)、院生ゼミ修士1年、2年のゼミ)、全体ゼミ(学部、大学院全体のゼミ)のいずれもそうです。

 本日、他のゼミの人が「今日の全体ゼミに参加してよろしいでしょうか?」と私に聞きました。聞かれた私はキョトンとしてしまいました。「なんで私に聞くの・・」としばらく分かりませんでした。しかし、「あ~、普通ゼミはそうなんだよね~」と理解し、「そんなこと私に聞く必要はないよ」と言いました。でも、その人は不思議な顔をしていました。全体ゼミに参加した後(その日も、私は殆どいません)に、「何故、聞く必要がないと言ったか分かったでしょ」と言うと納得していました。そして、「あのゼミに、先生入り込む余地はないですね」と言われました(余地はないとまでいわれると、ちょっぴり寂しかったが・・・)。

 我々が小学校教育、中学校教育高校教育において主張していることは、もちろん、大学大学院教育にも当てはまります。当然、我がゼミの運営は、我々が対外的に主張している通りです。ゼミにおいて私は教え手ではなく、管理者です。管理者としての私がやるべきことは、各ゼミで質の高い学びが成立しているかを保証すればいいことです。従って、私はゼミにおいて5分間以上いる必要性は殆どありません。ゼミでの話し合いの様子は、端っこに座っていても直ぐに分かります。一人一人の声の響き、誰と誰が話しているか(逆に話していないか)、どのようなジャンルの話題であるか等々です。学びが成立していれば、私がそこにいる必然性はありません。その私がゼミに5分間以上いる理由は、おおよそ三つです。

 第一は、ソファーのある部屋でゼミをしているときで、私がもの凄く疲れているとき、そこで「寝る」ためです。学び合いが成立しているときざわめきは、実に良い子守歌になります。本当に心地よい。

 第二は、お菓子が美味しくて、おなかか好いているときです。(宮城県のHから注意がありそう)

 第三は、一人のメンバーとして、とても興味がある話なので聞き入ってしまう。でも、このときは危険です。誘惑に負けて、がんがんしゃべりたくなる。私の発言が27秒で注意を受ける研究室なのですから・・・。その場合は、「私は管理者なんだ」と心に言い聞かせ、予算獲得・人事等の私しかできないことをするために研究室に戻って書類づくりをしたり、電話メールをしたり、偉い人の部屋に行ったり、会議の会場に行きます。

追伸 現職の方だったら分かると思います。いつもいつも学校にいて・・・・・

1)職員室にしょっちゅう顔を出し、職員会議の度に大演説をする校長

2)お早う運動の先頭に立って、職員の誰よりも早く出勤する校長

3)学校の花壇の整備に燃え、用務員さんと間違われる校長

 こんな校長は望む校長ではないはずです。そんな校長ではなく、

1)学校の基本方針は明確に示し、それに対しての評価は厳しい。しかし、細かいことは言わない校長

2)教育委員会・指導主事に対して、学校立場を明確に主張できる校長

3)対外的な会議が多く、学校に殆どいない。でも、どこからか予算を持ってくるし、職員の異動希望を何故か叶える校長

 を望んでいるはずです。校長は同僚・先輩でもなく、教務主任・研究主任でもありません。管理者なんです。管理者が管理者の仕事を十全にやろうとしたら、同僚・先輩、教務主任・研究主任の仕事をする暇なんて、絶対にありません。

 しかし、難しいところがあります。管理職の大事な仕事に、職員の成長に興味を持つことです。そのため、「職員室にしょっちゅう顔を出す」とか「お早う運動の先頭に立つ」ということはあります。しかし、重要ポイントは、職員室に顔を出す度に、また、お早う運動の度に、管理職がする行動です。一方の管理職は、その度に「詳細な指示」をします。他方は、「へ~」と好奇心を示します。どちらが良い管理職かは、言うまでもありません。このことはリッカートが明らかにしています。