西川純のメモ このページをアンテナに追加 RSSフィード

西川純です。新潟県上越市の上越教育大学の教育実践高度化専攻(教職大学院)で『学び合い』を研究しています。諸般の事情で、このブログのコメントは『学び合い』グループのメンバー限定です。メンバー登録は、いつでもOKです。ウエルカムです。なお、メールはメンバー以外にもオープンですので、いつでもメールください。メールのやりとりで高まりましょうね。メールアドレスは、junとiamjun.comを「@」で繋げて下さい(スパムメール対策です)。もし、送れない場合はhttp://bit.ly/sAj4IIを参照下さい。西川研究室はいつでも参観OKです。 詳細は http://www.iamjun.com/をご覧下さい。 もし『学び合い』グループに参加される場合は、 http://manabiai.g.hatena.ne.jp/をご参照ください。
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06/08/31(木)

[]やっぱりね 08:32 やっぱりね - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - やっぱりね - 西川純のメモ やっぱりね - 西川純のメモ のブックマークコメント


 私は講演会で、『学び合いは3日で学び取ることが出来ます。また、数回のメールやりとりが出来ます。』と、公言しています。事実の積み上げが、その自信の基礎です。でも、公言している、私自身にも「囚われのしっぽ」があるので、自分が公言していることが実現すると、すこしビックリします。最近もありました。我々の本を読まれた方が、「やってみたが失敗した(?)」ことを知りました。早速、その方にメールやりとりをしましょう、とお誘いしました。今月の28日に最初のメールを頂き、それから合計2回のメールを頂きました。私から2回、研究室のKanさんから1回メールを送りました。つまり、お誘いの最初のメールを含めて、6回のメールやりとりです。その中で伝えたことは、「子どもを信じること」のただ一つです。本日、以下のようなメールを頂きました。

『早速やってみました。結論から言えばとても良い授業となりました。

まず最初に学級全体の目標として「9月30日までに全員が作品完成する。」と学級としての目標をかかげ、授業開始時には「ものづくりコミュニケーション能力は欠かせない」 と板書し、生産現場の実例を出しながら説明し、授業に入りました。

自分の中で変わった点をいくつかあげます。

 1 気持ちにゆとりができ、生徒がよく見えるようになった。

 2 私への質問を他の生徒にふることで、私は、時間ができ、聞かれた生徒は気分がいいのでしょうか。拒絶するような場面はまず見られませんでした。

 3 生徒をゆったりとした気持ちで見ることができた。

私語をするグループもありましたが、私が「うまくいってる?」と声掛けながら見に行けば、きちんと授業に戻ります。

生徒の授業への取り組みも高まりました。授業後に感想を聞いたら、

 ・2時間集中できたが8割。

 ・たま脱線したが、友達に救われたが2割。

でした。

普段怠けがちの生徒も懸命に取り組んでいました。

これからも続けていきます。』

私の返信は以下の通りです。

『うほ~

やれば、簡単でしょ!

よかった、良かった。

> 早速やってみました。結論から言えばとても良い授業となりました。

> まず最初に学級全体の目標として「9月30日までに全員が作品完成する。」と学級と しての目標をかかげ、授業開始時には「ものづくりコミュニケーション能力は欠かせない」と板書し、生産現場の実例を出しながら説明し、授業に入りました。

その語りが本当に大事なんですよね!

 

> 自分の中で変わった点をいくつかあげます。

>  1 気持ちにゆとりができ、生徒がよく見えるようになった。

>  2 私への質問を他の生徒にふることで、私は、時間ができ、聞かれた生徒は気分がいいのでしょうか。拒絶するような場面はまず見られませんでした。

>  3 生徒をゆったりとした気持ちで見ることができた。

学び合いが出来た先生が、「はじめて子どもを見ることが出来た!」と言います。

 

> 私語をするグループもありましたが、私が「うまくいってる?」と声掛けながら見に行けば、きちんと授業に戻ります。

それでも駄目なときは、その子を叱るのではなく、クラス全体に問いかければOKです。

 

> 生徒の授業への取り組みも高まりました。授業後に感想を聞いたら、

>  ・2時間集中できたが8割。

>  ・たま脱線したが、友達に救われたが2割。

> でした。

> 普段怠けがちの生徒も懸命に取り組んでいました。

> これからも続けていきます。

でも、これからも悩みは尽きないと思いますよ。

私にもクラスがあります。

西川研究室という、上は44歳、下は20歳の23名の集団です。

もちろん、学び合いでやっています。

そして、高い成果を上げ続けています。

でも、学び合いを公言している、私自身も自信を失うような場面に出くわします。

でも、私は、その子を何とかしません。

結局、その子の問題ではなく、私の考えが間違っていると考えます。

そして、集団にもう一度語りかけることをします。

その際、重要なのは相談出来る仲間です。

是非、御校で学び合いを、学び合える仲間をつくって下さい。

それが自分に返ってきます。

その一番最初は、自分の授業を公開することです。

すんごく、期待していますよ。

悩むようなことがあったら、気軽にメールして下さい。

いつでもサポートしますよ。』

 我が主張している学び合いは、本当に簡単です。でも、テクニックではなく考え方を変えるという難関があります。でも、再度公言します。「静かにしなさい」とクラスに言ったとき、クラスの大多数の子(静かにならない子がいてもOKです)が静かにすることが出来るような先生(つまり、日本中の大多数の先生)であるならば、3日間のサポート、数回のメールやりとり学び合いを自分のものと出来ます。ただし、本当に変わりたいと願う人であるという限定が 付きます。だって、学び合いを理解するには、とにかくやってみるしかないんです。そして、事実としての子どもの姿で納得するしかありません。我々が何を語っても、それに反対する理由をあげ続ける人を説得するのは無理です。それを説得出来るのは個人の力ではなく、その人が所属する集団の力しかありません。そして、私はその人の所属する集団ではないのですから。でもでも、再度公言します。「静かにしなさい」とクラスに言ったとき、クラスの大多数の子が静かにすることが出来るような先生で、本当に変わりたいと願う先生であるならば、3日間のサポート、数回のメールやりとり学び合いを自分のものと出来ます。なんと大胆なことを公言しているのでしょう。公言している私もビビっています、内心は・・。

 自慢します。日本にいるあまたの教育研究者の中で、上記を公言出来る人がどれだけいるでしょうか?私の自信の基礎は、臨床的研究に基づくデータです。そして、それ以上に、それが出来ることを信じ、サポートしてくれる同志各位です!