西川純のメモ このページをアンテナに追加 RSSフィード

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06/02/10(金)

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 本日は学部3年生の研究がどこまで進んだかを評価しました。

 何度も公開しているように、西川研究室では、研究の初期段階(約半年弱)ではいっぱい議論をします。そこで研究の方向性をしっかり固めます。しかし、その後は介入しません。もちろん、相談には乗りますが、まあ、お悩み相談程度です。何故なら、学習者が有能であること、そして、それ以上に学習者集団は有能であることを確信しているからです。

 でも、今年の3年生は殆ど相談に来ていない、本当に相談していません。また、会議会議で彼らの学部ゼミをじっくりと聞くことは殆ど出来ませんでした。短時間ですが参加した学部ゼミで、彼らが議論している声の調子から、質の高い議論が交わされることは理解しています。でも、とても不安になりました。そこで、何とか時間のやりくりをして本日の学年ゼミで5人の研究報告を聞きました。ビックリしました。実に質が高い。私は研究で飯を食っているものです。ものの数十秒も話を聞けば、レベルが分かります(詳細は「個人ゼミの前に」を参照)。それから各自10分弱程度の発表を聞かせてもらいました。

 一人一人が収集したデータ量(即ち、卒業研究にかけた時間数)は大きな差があります。結果として、夢物語を語っている段階もあれば、データ分析で詰まっている段階、第一段階を終え次の段階に進む悩みの段階があり、その差は歴然としています。しかし、全員が自分の課題を理解しており、自分の言葉で語っていました。3年のこの段階で、このレベルの語りが出来るのは我がゼミのみだと思います。それでは、何故、彼らがそのような語りが出来るか。研究は三つのことが大事です。それは、資料(本)を読み、自分で考え、人と語り合う、ことです。その中で特に大事なのは人と語り合うことです。3年の彼らは、学部ゼミでいっぱい語り合っていることが本日の彼らの語りは明確に示しています。人に語り、人から聞くことによって、自身の考え、他者の考えを作り上げることが出来ます。

 安心しました。私の仕事は「指導」ではなく、「環境を整え」、「評価」に専念できます。あと、もう一つは、もっともっと高い課題(つまり、厳しい課題)を与えることですね。

追伸 本日は、Gさん、Koさん、Hさんの論文の第1案を読みました。質の高いものであり、十分に学会レベルに達しています。しかし、3人のやった労力に比べて、こぢんまりとまとまっていると感じました。そこで、もっと高いレベルを要求しました。次の原稿楽しみです。