西川純のメモ このページをアンテナに追加 RSSフィード

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05/07/30(土)

[]入試の書類で悩んでいる人に 11:10 入試の書類で悩んでいる人に - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 入試の書類で悩んでいる人に - 西川純のメモ 入試の書類で悩んでいる人に - 西川純のメモ のブックマークコメント

 大学院の受験生は、現在、大学院入試のための書類書きで悩んでいる頃です。ある現職者の方から、以下のようなメールを頂きました。

『こんにちは ○○です

只今 上越教育大学の出願願書を 作成中です (月曜日には出す予定にしています)

その中で 書ける所は一通り書いたのですが 「研究希望等調書」と「研究計画書」 つまり 「研究課題」「研究内容」「研究計画書」がまだ 書けていません。はじめは 「子どもたち(学習集団)と教師との関わりにおいて 教師のどのような言動が学び合いを促進したり阻害したりしているのか」 と言うことを研究していこうと思っていたのですが 先生の本を読んでいるとその答えは おのずとわかってくるように 思えるのです だからそれよりも 今は 「少人数は本当にいいのだろうか?」 と言うことを研究してみたいなあと思っています しかし それよりももっとよいテーマがあるのではないかと 考えています そう考えると 出願願書が書けない・・・・のです。こんなことを言うと 西川先生は 「それで結局あなたはどうしたいの?とにかく願書の締め切りはあるのですから」とおっしゃって にこっと笑われそうですね(^_^)

すみません 愚痴になってしまいましたね なんとか 願書を仕上げて提出したいと思います

それでは また (^.^)/~~~』

 それに対する返信は以下の通りです。

『私の「それで結局あなたはどうしたいの?とにかく願書の締め切りはあるのですから」という反応を予想できると言うことは、

HPや本をよく読んでいることが分かります。

以前のメモにも書いたことを再度書きます。

○○さんが小学生を教えるプロであると同様に、我々は研究で飯を食っているプロです。

私が「小学生を教える」といったら「ちゃんちゃら」と思うでしょ。

私もそう思います。

小学生を教えるということは、大変なことです。

不遜ながら、現職の教員の方が思いつくレベルのことが大学の研究レベルならば、我々は給料泥棒と言うことになります。

また、そんだったら、なんで大学院にまで来る必要性があるのでしょうか?

現場で思いつくレベルでOKならば、現場でやればいいことです。

大学院に入って学ぼうと考える○○さんは、「学問」には強い憧れを持っていると思います。私もそうでした。

私が大学・大学院の時、論文をむさぼるように読みました。何か分からないけど、目の前の論文を読み解けば、とてつもないことが分かり、とてつもないことが出来るように感じていました。あたかも、空を飛べる呪文が目の前の論文の中にあるように感じていたようなものです。この学問に対する憧れは、一部は正しく、一部は間違っていることを今では分かります。でも、この憧れは大事だと今でも思います。それがなければ、今の現状を越えた次元に達することは出来ません。確かに「空を飛ぶ」ことは出来ません。しかし、「空を飛ぶ」ということは、今の現状でも「願える」ものです。でも、学問の面白いことは、今の現状では願うことすら思い浮かばないことを、願えるようになることなんです。

○○さんの書かれている「願い」は現場でも願えるレベルのことです。(そして、それは解決済みです)

でも、その願いを解決するためには、現場では願うことすら想像できないことを願わなければなりません。

それは入ってからのお話しです(詳細は「研究テーマの見つけ方」(02.5.17)をご覧下さい)。

あなたの書く「研究希望等調書」も「研究計画書」もあなたの入学後を縛るものではありません。

あくまでも、あなたが今考えていること、悩んでいることを自分なりに整理する機会と捉えてください。

そして、その期限が決まっているならば、決まっている範囲内で書けばいいことです。

以上が、私が「それで結局あなたはどうしたいの?とにかく願書の締め切りはあるのですから」と言った場合の、その意味するところです。

まあ、早めに書いて、次のことを考えましょう!』