西川純のメモ このページをアンテナに追加 RSSフィード

西川純です。新潟県上越市の上越教育大学の教育実践高度化専攻(教職大学院)で『学び合い』を研究しています。諸般の事情で、このブログのコメントは『学び合い』グループのメンバー限定です。メンバー登録は、いつでもOKです。ウエルカムです。なお、メールはメンバー以外にもオープンですので、いつでもメールください。メールのやりとりで高まりましょうね。メールアドレスは、junとiamjun.comを「@」で繋げて下さい(スパムメール対策です)。もし、送れない場合はhttp://bit.ly/sAj4IIを参照下さい。西川研究室はいつでも参観OKです。 詳細は http://www.iamjun.com/をご覧下さい。 もし『学び合い』グループに参加される場合は、 http://manabiai.g.hatena.ne.jp/をご参照ください。
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05/05/12(木)

[]怒る 15:23 怒る - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 怒る - 西川純のメモ 怒る - 西川純のメモ のブックマークコメント

 上越教育大学は全国から優秀な中堅教師を院生として受け入れている特異な大学です。それを受け入れる大学教師にも様々な人がいます。ある大学教師は言いました。

 『現職院生なんて、学術的な教育研究の経験はない。そんな現職教師にまともに教育研究のなんたるかをまともに分かるわけはない。適当にあしらって、教育研究のまねごとをさせればいいんだ。』

 さて、これを聞いた現職院生の方はどう思うでしょうか?憤慨するでしょうね。現職教員は学術研究としての教育研究の経験がない人が大多数でしょう。しかし、自分たちには20年弱の教師としての生々しい教師としての経験があり、いま正にその中に生きています。そのような自分たちと共同しないで、どれほどの教育研究が出来ると思っているのか!教師を馬鹿にする教育研究者にどれほどの教育研究が出来ると思うのか!と思うのではないでしょうか。私もそう思うし、怒ります。でも、幸いなことにこの話はフィクションです。

 最近、ある現職院生さんが、学卒院生であることを理由に、学卒院生の人たちを馬鹿にする発言をしたと間接的に聞きました。正直、「てめ~は、何様のつもりだ!」と最初は怒り、そして、情けなくなりました。

 その院生さんの発言を学卒院生の方が聞いたらどう思うでしょうか?憤慨するでしょうね。学卒院生は教師としての経験がありません。しかし、自分たちには20年弱の学習者としての生々しい経験があり、いま正にその中に生きています。そのような自分たちと共同しないで、どれほどの教育研究が出来ると思っているのか!学習者を馬鹿にする教師にどれほどの教育研究が出来ると思うのか!と思うのではないでしょうか。

 私は学習者を馬鹿にする教師は嫌いです。私の職場においては、自身の学習者である学生・院生を馬鹿にする大学教師は嫌いです。私と異なった指向性を持ち、私が期待する達成度に達し得ない学生・院生がいることは了解しています。しかし、それだとしても一人の個人としては、私と同等の人権を持つ存在であることを疑いえません。学生・院生を馬鹿にする大学教師を見ると、「てめ~は、何様のつもりだ!」とむくむくと怒る気持ちがわきます。同様に、 上記のように学卒院生を馬鹿にする現職院生は嫌いです。もちろん、現職院生と学卒院生には違いが大きいのも確かです。でも、同等の人権を持つ存在で、 学卒院生であるということで馬鹿にする筋合いのものではありません。異質な人と協力することの意味が分からない人は、少なくとも、そんな人に我々が目指すような教育研究は出来ません。

 建前上、教師は全ての学習者を好きになることを期待されます。しかし、実際は嫌いな学習者はいるものです。でも、それが自分の担任のクラスにいるならば、それはつらいものがあります。幸い、上記を言った人は、西川研究室の人ではありません。まあ、そんな人は我が研究室に所属したいと思わないのでしょうね。

追伸 正確に言います。 日頃の言動を元にして、ある学部学生さんを、現職院生さんが馬鹿にしたり、嫌うことことがあっても当然だと思います。私が気にしているのは、実際の言動ではなく、「学卒」であるということを理由に馬鹿にした点です。さらに、私は学卒院生を馬鹿にする現職院生を馬鹿にしているのではありません。同等の人権を持つ存在として、「嫌い」なんです。