西川純のメモ このページをアンテナに追加 RSSフィード

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05/03/22(火)

[]一度だけ 08:58 一度だけ - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 一度だけ - 西川純のメモ 一度だけ - 西川純のメモ のブックマークコメント

 本日のゼミで、教師の何気ない一言で子どもたちが変化する事例をあつかった卒業研究を2年生が紹介していました。それを聞いていたYが「一度だけ~?」と驚いていました。そこで、何故、一度だけの発言で子どもたちが変化したかを補足しました。

 我々の研究には、今まですごく時間・手間がかかったことが、意図もたやすく実現することを明らかにしています。さらに、そのたやすい方法で、今まで以上の達成度を実現できます。おそらく、それを話しても「嘘だろう~」とか、「たまたま、その場合だけのことだろう」とか思う人もいるでしょう。たしかに、そう思う気持ちも分からんでもありません。でも、そうなる理由があります。その大きなものは二つです。

 第一に、我々がやっているのは、子どもたちが知らない・理解できないことを、教え・理解させているわけではありません。我々がやっているのは、子どもたちが知っている・理解できることを、表出させるだけのことです。我々は教室に問題があるのは、何かが足りないのではなく、不必要なものが多いためだと思います。例えば、多くの実践書では「学び合い」を教えようとします。しかし、我々はそんなことしなくても学び合うこと知っています。子どもたちが学び合わないのは、学び合い方を知らないのではなく、学び合うことを教師がじゃましているためであることを知っています。新たなことを理解させるのではないので、至極簡単なことです。

 簡単にできる二つめの理由は、方法ではなく考え方だからです。本や論文では、典型的な教師の言動をピックアップします。しかし、子どもは、その言動だけを見て教師を判断しているわけではありません。視線の動き、言葉の間、表情・・・、すべての動きを総合的に見ています。教師の一言は一度だけかもしれませんが、それらの動きは四六時中教師が発し続けています。そのため、教師の細かい動きを詳細に分析する研究もあります。しかし、我々はそういうことはしません。だって、視線の動き、言葉の間、表情・・、それを意識してコントロールできるわけありません。でも、簡単な方法があります。それは、考え方を理解することです。考え方を理解すれば、枝葉末節のことがらは自ずと出来ます。

 このことは本にも何度も書いたことで、それを全部、精読している2年生ですが、上記の部分はなかなか分からない部分なのだと思います。しょうがありません。考え方なんですから。これから2年間かけて、我々の中に浸ることによって理解してくれるでしょう。