西川純のメモ このページをアンテナに追加 RSSフィード

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05/01/25(火)

[]年賀状 09:52 年賀状 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 年賀状 - 西川純のメモ 年賀状 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 教師(それ以外の仕事も同じですが)をやっていると自然と世間は広くなります。世間の広さは年賀状の枚数に現れます。最近、ある先生と話した時、その先生は毎年700枚年賀状を送っているそうです。私も少なくない方だと思うのですが、すごいな~と感心しました。何も考えず、義理と人情で年賀状を書けば際限ありません。そこで、私なりのルールがあります(基本ルールであって、逸脱はあります)。第一に、送られれば返信を書く。第二に、私が送ったが、返信が無ければ来年は送らない。第三に、「第二のルール」に従って返信を送らなかったのに関わらず、その次の年に送った場合は返信を送る。非常に単純なルールですが、私はこのルールに従って何百枚の年賀状を管理しています。

 先に教科書会社との関係をメモりました。何で教科書の末尾に名前を書くことをお断りしたか、それを補足します。

 私は全国区で活動しています。色々なところに講演しますし、色々なところに教え子(私より年長も含めて)がいます。講演に関して言えば、A県で講演したことが、B県で講演することの障害にはなりません。ところが、A社の教科書会社の仕事をすると、B社の仕事は出来なくなります。これが教科書に関わる仕事の特異性です。県レベルの活動が主な人なら、その県で例年採用している教科書の仕事をする限りは問題になりません。ところが、私は全国区の仕事をしていますし、新潟県だけをとっても 複数の教科書会社がしのぎを削っています。このことを心配してT先生に、「私が○社の仕事をすれば、他の会社とおつきあいできなくなりますね」と聞きました。T先生は「○社が他社が出来る以上のサポートをしてくれるから心配ないよ」と言われたので踏ん切りがつきました。

 私の教え子の多くは教科書に関わっています。関われるぐらいのレベルだからこそ、うちの大学院に派遣されるのだと思います。その方から、「先生は○社の仕事をしていますが、●社の教科書の仕事をしています」という手紙やメールを頂くことがあります。その際は、「それぞれが良い教科書を作れば、日本の教科書は良くなるんだから」と返事を出します。そ れらOBの関係から、複数の他社から年賀状を頂きます。私が○社に関わっているにも関わらず、それを承知で毎年ご挨拶を頂いております。ところが、○社の場合は、私が年賀状を送っても返事をいただけません。結果として、年賀状を送ることをやめました。ところが、今年に限って年賀状が再開されました。「どうしたんだろう」といぶかっていると、白表紙の校閲の話が来たので、なるほどと思いました。正直、「底が浅いな~」と思いました。

追伸 黙っていれば、教科書の末尾に名前が載るかも知れないのに、あえて断った理由を不思議と思われたOBの方に説明するために、このメモを書きました。私は10年以上つきあえない方と思った瞬間から、その方との継続的なおつきあいはやめるようにしています。