西川純のメモ このページをアンテナに追加 RSSフィード

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04/10/26(火)

[]必要な知識・技能 12:57 必要な知識・技能 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 必要な知識・技能 - 西川純のメモ 必要な知識・技能 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 今、思いついたことを備忘します。おそらく、多くの人には意味のないかも知れませんが、大学の先生である私にとっては重要なことです。

 教員養成系大学では学部学生さんに、教師にとって必要な知識・技能を教えようと思います。でも、何を持って「必要」と判断できるのでしょうか?ある職業に必要となる知識・技能が、単純に分かるわけありません。そんだったら、教員養成に関わる研究なんてあるわけありません。いまだに、どのように教員を養成するかに関して、偉~い人が議論を続けていることからも一筋縄ではないことが明らかです。想像してください、一流の料理人、一流の車のセールスマン、一流の・・が必要とする知識技能が単純なわけありません。でも、一流の人は、それなりに判断できるため、徒弟的な社会の中で伝えられる部分が多いのだと思います。

 さて、振り返ってみて、教員養成系学部は非常に特異であることに気づきました。例えば、文学部にせよ、理学部にせよ、本来はその道の研究者を養成することを目的としています。例えば科学者養成するに必要な知識・技能は何かということは、科学者が分かります。そして、理学部は科学者によって教員集団を構成しているのですから問題がありません。医学部を想像してください。医者に必要な知識・技能は何かということは、医者が分かります。そして、医学部の殆どは臨床系、つまり実際に患者と対応している医者によって教員集団を構成しています。と、ところが、教員養成系学部は違います。教員養成系学部の教員の殆どは教員ではないんです。関係する学問の専門家ではあるものの、教員ではないんです。想像してください。もし、ある医学部があるとします。その医学部で何を学ぶべきかを、生物学者が決めていたら、そんな医学部出身者の医者に診てもらいたいと思います。もちろん、医学部には病理と臨床に分かれており、病理においては基礎的研究がなされています。でも、病理以上に臨床の人が大部分を占めています。

 病理を否定するわけではありません。でも、病理の重要性を強調して、病理の専門家でなければ臨床が出来ないという議論は行き過ぎです。実は、臨床の専門家もいるんです。臨床の専門家の専門性があります。