西川純のメモ このページをアンテナに追加 RSSフィード

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04/07/30(金)

[]無力感 14:22 無力感 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 無力感 - 西川純のメモ 無力感 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 先だっては、あるところで講演会をしました。そこでの講演会は、今までで最大の脱力感を感じ、かつ、無力感を感じました。

 その学校は、ある現場研究団体の中心校として、その県ではよく知られた学校です。当然、そこには、その研究団体での熱心に研究されている先生方が多くおられます。その団体は現場における知恵を定式化し、広く知らしめる活動をしている団体で、その成果は高く評価しています。しかし、同時に残念に思っていることがあります。私は、個々の知識の重要性は十分理解し得いるのですが、同時に限界があると思います。そして、個々の知識が重要なのではなく、その知識を使う先生の考え方が「もっと」重要だと思います。その研究団体の中心メンバーは、そのことを十分に理解されていると思います。それを含んだ上で、知恵の定式化をしているのだと思います。しかし、残念ながら、個々の知恵を学ぶことが最終到達点であると誤解されている方もおられます。しかし、本当は、その知恵を使って何をするかが重要だと私は思っています。そして、考え方さえあれば、その知恵を学ばなくとも、その人なりの知恵を自然に作り出せます。逆に言えば、考え方がなければ、知恵をいくら学んでも、それらは間違った文脈で用いられ、その有効性を失います。そこで、私はその団体のことは一言も言わずに、ただ、「特別な教材、指導法が大事なのではなく、当たり前のことを本当に信じられるかが重要だ」、「どんな有効な教材、指導法であっても、それにあわない子どもはいる。だから、教材、指導法にたよれば、少数の子どもを切り捨てることになる」ということを2時間語ってきました。

 しかし、無力でした。私が語った全ての事例を、その研究団体の考え方に置き換えて理解していました。また、ある現場実践家の先生を話の中で紹介しましたが、その先生がやられたことは、その団体のやり方と同じであることを指摘し、その先生がきっと、その団体のメンバーであると話されました。私は正直、びっくりしました。その先生の雰囲気が一つの団体の中に入るような感じの先生ではなかったように感じていました。そして、その先生の実践は、ある団体の本から学んだというより、その先生のキャラクターからでたものだと感じていました。

 その後、直ちにその先生に確認の電話をいれましたが、その先生は大笑いされて否定されていました。私は教育上正しいことは、多くの先人が明らかにしているし、また、後輩も気づくものだと思っています。だから、その先生のやっていることを、気づいた先生が他にいたとしても不思議はありません。でも、その学校の先生方は、その団体ゆえの知恵だと思っています。

 剣道に守破離という言葉があります。その先生方は「守」という段階にいるように思います。その先生方は熱心な先生方で、素晴らしい指導されている方だと感じました。だから、それを破り、それを離れて、自らが自信を持って考え、その研究団体のアイディアを利用できる先生方になってほしいと願いました。しかし、それは出来なかったようです。残念です。

 でも、心の中で願っています。私の話を聞いた先生方の中には、破り、離れている先生方がいるはずです。それゆえ、私の話も、自分の道具として吸収してくれた人がいると願っています。また、守の先生方も、早晩、気づくと思います。なぜなら、本当に子どもの姿をみているならば、いつかは、どんな教材、指導法であっても、救いきれない子どもがいるということを。そして、教材、指導法ではなく、関係性、環境、また、平たい言葉で言えばクラス経営の重要性がわかるはずです。しかし、今の段階ではクラス経営ということも、一つの指導法としてとらえ、考え方の問題とはとらえることは出来ないのかもしれません。そして、私は、それを変える力はありませんでした。

[]現状報告 14:22 現状報告 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 現状報告 - 西川純のメモ 現状報告 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 いろいろなゼミ生から現状報告を受けていますので、私の現状報告をします。28日の夜は大学院の教え子の校長(年齢はもちろん私より上です)と教頭の人と飲みました。実に面白い話をきけて大笑いしながら飲みました。29日は新潟市のセンターで、新潟市の理科の先生方を相手に話してきました。7人というこじんまりとした会ですが、それゆえアットホームな感じで話せました。午前中の会が終わって、すぐに飛行機で関西に飛び、兵庫教育大学に行きました。到着すると、秋の研究大会の打ち合わせで、兵庫教育大学の附属中学校の先生方と飲みながら話しました。飲ませ上手な方、聞き上手な方ばかりだったので、気持ちよく、飲み、語りました。是非、研究大会の前に、もう一度きて、全職員の前で話してほしい、といわれましたが、私の方は、何人かの人を上越に来させてください。数日がかりで文化を伝えますと、言いました。飲み会終了後に附属の先生方だけで話していたので、何を話していたの?と聞くと、上越に行く算段を話していたそうです。翌日は兵庫教育大学で集中講義です。気持ちよく語れました。これから、兵庫教育大学の先生方と飲みに行く予定です。

[]電話 14:22 電話 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 電話 - 西川純のメモ 電話 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 出張中、毎朝、家に電話します。家内も心得たもので、我が息子が電話にでます。そうすると、息子は昨日やったこと、今日やることを説明し始めます。聞いてびっくりします。ちゃんとした会話になっているんです。少なくとも、前の出張の際は、息子が言っていることの半分ぐらいは宇宙語でした。ところが、今回は、ちゃんとした内容で完全に理解できます。離れことによって、息子の成長を実感することが出来ることもあるんだな~と思いました。