西川純のメモ このページをアンテナに追加 RSSフィード

西川純です。新潟県上越市の上越教育大学の教育実践高度化専攻(教職大学院)で『学び合い』を研究しています。諸般の事情で、このブログのコメントは『学び合い』グループのメンバー限定です。メンバー登録は、いつでもOKです。ウエルカムです。なお、メールはメンバー以外にもオープンですので、いつでもメールください。メールのやりとりで高まりましょうね。メールアドレスは、junとiamjun.comを「@」で繋げて下さい(スパムメール対策です)。もし、送れない場合はhttp://bit.ly/sAj4IIを参照下さい。西川研究室はいつでも参観OKです。 詳細は http://www.iamjun.com/をご覧下さい。 もし『学び合い』グループに参加される場合は、 http://manabiai.g.hatena.ne.jp/をご参照ください。
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04/07/22(木)

[]天狗の鼻(その4) 08:18 天狗の鼻(その4) - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 天狗の鼻(その4) - 西川純のメモ 天狗の鼻(その4) - 西川純のメモ のブックマークコメント

 ここまでくると、半分以上はやけくそです。

 私が十数回の講義で語り語ったことの構造を語ります。

 最初の5回ほどは、「なぜ理科は難しいと言われるのか?」をベースにして、「教師と子どもは同じものを見て・聞いても違うものを見て・聞いている」、「子どもが分からないのは不真面目だからではなく、子どもは真面目だから分からない」ということを伝えたかった。そこから、教師が教えようとしても限界がある、それは教師が怠惰であったからでも、無能であったからでもなく、教師が教師である限り避けられない限界だ、ということを伝えたかった。それ故、教師が最善の教師ではなく、子ども同士の学び合いによってのみ「全て」の子どもが救われるということを理解して欲しかった。

 それ以降の十弱の講義で伝えたかったのは。

 「学び合うことは教えて成立するのではなく、人間の本能。だから、教えようと考えるのではなく、子ども達の邪魔をしなければいい!」(学び合う教室をベース)

 「難しいことをするより、当たり前のことをすればいい。大事なのは、建前で言うのではなく、本気で信じること」(学び合いの仕組みと不思議をベース)

 「子どもは愚かでも、未熟でもない。我々と同じぐらい有能である」(静かにを言わない授業、学び合いの仕組みと不思議、そして新刊予定の本をベース)

 「異質な集団によって子ども集団は大きな力を持つ」(静かにを言わない授業、新刊予定の本、そして、来年度までには出版する予定の本をベース)

 そして、最後は、「何のために学ぶのか。教科指導と生徒指導が不分離で融合した学校教育のあり方」(学び合う教室、心の教科指導をベース)

 でも、空しい。そんな種明かしをしなくても、分かってもらわなければプロの教師ではありませんから。それも、ごく初期の段階のプロ。少なくとも一人の院生の方には伝えられなかった・・・