西川純のメモ このページをアンテナに追加 RSSフィード

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04/07/21(水)

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 子どもに対する評価は自分に対する評価です。

 大学院での講義の評価のため「心の教科指導」を読んでレポートを書かせました。多くは勉強になるものでしたが、一つ、とてもグサッとなるレポートがありました。つまり、ものすごく勉強になるレポートです。その先生は、問題の多いクラスを担当し、もがいた経験を書かれていました。読んでいて、壮絶なものでした。その中に、次のような一節がありました。

 『本屋さんで、役に立ちそうな本を何冊も買いました。法則化の本は役に立ちました。観念的な内容が多い教育書の中で、具体的な方法や指示が書かれている本は、溺れるものにとっては何よりの助けになります。本に載っていることで、できることは何でもしました。』

 そして、最後の方に、次のような一節がありました。

 『私は、この本をクラスが荒れて困っている時に買いました。「心の」というタイトルに惹かれました。しかし、そのときは、ぱらぱらとページをめくっただけで終わりました。「・・・かもしれない」や「・・・と思われる』では、特効薬にはならないからです。(すみません)』

 このことは、よ~~く分かっているし、そのことは折り込み積みでしたが、改めて読むとガクッとなりました。何とも書きましたが、私はテクニックの有効性は十分に理解し、評価しています。でも、その限界も知っています。そして、本当に改善するためには、テクニックではなく考え方が重要だと思います。法則化の本でテクニックを書かれる方の多くは、テクニックの先にあるものを知っているのだと思います。読まれている方は、それを理解して読んでいると思います。しかし、溺れている人には、それが見えず、テクニックが最終的なゴールのように誤解してしまいます。それゆえ私は、意識してテクニックを書かないようにしています。

 このレポートを書かれた先生を心から同情します。しかし、私は思います。この先生を救えるのは、本にあるテクニックではなく、この先生を守ってくれる教員集団だったはずです。それゆえ、テクニックにのみ走ってしまったのだと思います。そう言えば、この部分は語ってなかったな・・・と気づきました。

 講義でいい気になって語っていた私の天狗の鼻が「ポキン」と折れました。

追伸 レポートに関しては公表するかもしれないから、公表してもいいように書いてね、と宣言して課したレポートです。(蛇足ながら)