西川純のメモ このページをアンテナに追加 RSSフィード

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04/06/27(日)

[]自慢 09:04 自慢 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 自慢 - 西川純のメモ 自慢 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 Mちゃんの研究(つまりK閣下の実践)で示されるように、学び合う教室が成立すれば、子ども達は「これいい?」という質問ではなく、「これいいでしょう!」と自慢するようになります。つまり、姑息な手段で教師から情報を得て成績を上げようとするのが無意味になり、教師は自分の成果を喜んでくれる存在に変わります。それ故、学習者から自慢されるようになったら、喜ぶべきです。逆に、「これいい?」という質問を受けたり、教師に話をする際、絶えず教師の顔色をうかがうようでは黄色信号です。

 しかし、自慢にも色々なものがあります。へきへきするような、また、あきれるような自慢もあります。良い自慢には二つの条件が必要だと思います。第一に、そのことが両者とも興味があることであることです。私の学生時代、友人の部屋で飯を食った時のことです。オートバイ狂の彼は、自分のオートバイの排気音をテープに録音し、それを食事中ず~っと流していました。そして、この音の特徴はバイクのどの特徴に対応するかを微にいり細にいり説明しました。バイクに全く興味のない私は、ず~っと生返事でした。しかし、両者が興味があればいい自慢かといえは否です。興味がありつつも、両者とも満たされた内容である必要があります。それが成り立たないと、一方が優越感に浸るための自慢になってしまいます。ただし、必ずしも両者とも同じ程度である必要はありません。重要なのは両者ともそのことに関して満足している内容である必要があります。

 昨日は博士認定試験のためのIさんの発表を拝聴しました。良く了解できる内容なので、ぼ~っと聞けました。発表が終わり、質疑が終わり、席を立とうとした時です。Iさんが「西川先生、ちょっと見てください」と呼び止められました。そして、プロジェクターで大写しになったハイハイの息子さんを見せてくれました。そして、「私にそっくりです」とニコニコして言いました。自慢です。Iさんはなかなか子宝に恵まれませんでした。そのことは私と同じです。だから、お子さまが出来たと聞いた時、本当に嬉しかった。両者とも子どもに興味があります。そして、両者とも子どもを授かったことを満足しています。つまり、良い自慢です。

 今から7、8年前に卒業生結婚式に呼ばれました。そことき祝辞を頼まれました。その時、以下のようなことを語りました。

 『人の幸福を喜べないことは悲しい。人の幸福を喜ぶためには、まず、自分が幸福にならなければなりません。だから、他人のためにも幸福になって下さい。』

 就職でき、妻を得、子を授かった幸福を私は感謝します。人の幸福は職・結婚子どもばかりではありません。でも、いずれにせよ、幸福であらねばならないと思います。Iさんは、人の幸福を素直に喜べる幸福を自慢したのだとおもいます。

追伸 Iさんの息子さんはとても可愛かった。でも、私の息子の方が可愛いと思いました。同時に、Iさんは、Iさんの息子さんの方が私の息子(私の研究室には大写しの写真が何枚も飾っています)より可愛いと思っていることを、ごく、当然に理解しています。つまり、両者の興味が同じであるという条件は、正確に言えば、興味が同じであり、かつ、その興味の対象は複数の到達点があることが必要なのかも知れません。