西川純のメモ このページをアンテナに追加 RSSフィード

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04/06/19(土)

[]結果論 13:17 結果論 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 結果論 - 西川純のメモ 結果論 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 今から3年前の2001年5月8日に「確率論」というメモを書きました。格言で言えば「天網恢々疎にして漏らさず」というところです。一定以上の頻度で観察を続ければ、かなりの正確さで実態を明らかにすることが出来ます。しかし、何回も観察をしなくても、もっと簡単に明らかにすることが出来ます。それは結果です。

 下手の横好きですが、囲碁将棋に凝ったことがあります。両者を経験して感ずるのは、将棋は下手がまぐれに勝つことはあり得るが、囲碁はそのようなことが無いゲームのように思います(もちろんプロレベルでは、将棋もそうでしょうが)。囲碁は、盤面のそれぞれの場所で小さな戦いが行われます。しかし、一つの局地的な戦いで勝負が決まるのではありません。小さな勝負に負けたとしても、別なところで挽回することが出来ます。いや、意図的に小さな勝負に負けることによって、大きな勝負に勝つことが出来ます。卒業研究修士研修は2年間の長丁場の囲碁のようなものです。局地的な勝ち負けのレベルを超えて、それらの蓄積の上で大局的な勝負が決まります。私の経験によれば、凡庸な能力の人であったとしても、最初の半年で死にものぐるいで勉強(具体的には最低8時間以上の時間を費やす)し、それ以降は、毎日(一日の欠落もなくです)3時間程度の研究を行えば、かなり質のいい学術論文レフリー付きの学会レベル)が成り立つはずです。だから、結果だけ見れば、個々の局面を見る必要がありません。

 このことが本当はそうだとみんな分かっているから、やっていない人間が「結果ではなく、過程を見てくれ」と言うのです。そして、やっている人間は、「ごちゃごちゃいわずに、結果を見てくれ」と言うのです。過程は、いくらでも誤魔化せますし、演技も出来ます。でも、結果は誤魔化せませんし、演技も出来ません。だから、教師は「結果だけを見ているよ」と言うことによって、学習者が誤魔化したり、演技したりするという無意味エネルギー損失を避けることが出来ます。