西川純のメモ このページをアンテナに追加 RSSフィード

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03/10/01(水)

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本日学習臨床コース学習過程分野の中間発表です。うちの院生さんも発表しました。発表後、さまざまな質問を受けましたが、その中に、「よくあるな~」と思う質問がありました。それは、「あなたのその結果は、その単元、その教材特有のものではないか?別な教材では違った結果になるのでは?」という質問です。確かに一理あります。でも、そのような質問をする人を見ると、「あ~~、この人は基本的に教材で教えるタイプなんだろうな~」と思います。我々は、教材で教えるのでもなく、教え方で教えるのでもなく、人間関係で教える方法を取ります。

 たとえ話です。熱烈に愛し合っている男女が映画館に行った場合、見ている映画の出来不出来が、二人の映画館での行動(さらに、その後の行動)に影響する割合ってどれくらいだと思います?もちろん、ホラー映画戦争映画レベルまで違えば話は別です。でも、常識的に言って、恋愛映画を選ぶはずです。そうであれば、どんな恋愛映画であるかは、あまり問題ないと思います。だって、二人の関心の主なものは互いであって、映画は手段にしか過ぎないのですから。クラスも同じです、互いに関わり合うこと自体を主たる関心となった学習集団の場合、扱っている教材は決定的ではありません。もちろん、極端にひどいものや特殊なものであった場合は別ですが、常識的な教師がそんな教材を選ぶわけはありません。でも、人間関係が形成された学習集団の力を知らなければ、そんな疑問を生じるのもしょうがないのかもしれません。

追伸 昨年修了された皆々様へ。「掲示板」に出るかもしれないけど、3104君が合格しました。合格通知には、「残念ながら採用します」と書いてあったりして・・。まずはめでたい!