西川純のメモ このページをアンテナに追加 RSSフィード

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03/08/10(日)

[]就職 10:45 就職 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 就職 - 西川純のメモ 就職 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 夏休みの今の時期は、教職の一次試験結果が来る時期です。悲喜こもごものメールを各所より頂きます。バーナード・ショーというイギリス劇作家言葉に、「就職できれば人生の悩みは半分解決する」という言葉があります。実感としても正しいように思います。なにはさておき、食べることと、寝ることの確保は基本です。就職すれば、それが確保できます。また、就職すれば、その職業における人生設計が定まります。例えば、○○歳までに○○を行い、○○歳には○○になり・・という目標が定まります。就職すると言うことは、選択の幅が狭まることですが、それは、悩まなくなるということを意味しています。

 就職すれば人生の悩みの半分が解決するならば、残りの半分は何かといえば、その半分(即ち人生の悩みの四分の1)は結婚だと思います。残りの四分の一の半分(即ち人生の悩みの八分の一)は子どもを授かることだとおもいます。即ち、何はともあれ一生をかける職業と伴侶を得て、子どもを授かったならば、人生の悩みは八分の七は解決するように思います。私は子どもが授かったとき、「これで私の望みの大半はかなわれた、あとは、授かった妻と子どもと仲良く・健康にくらせるならば、後の望みはどうでもいい」と思いました。

 さてさて、人生において就職子どもより、結婚より基本となり、それがなければ結婚子どもも危ういものです。どう考えても、もっとも大事なことだと思います。その意味で、学生さんが悩むのは当然であり、悩むべきものだと思います。ただし、重要なのは一生をかける職業に就くことが大事で、それが早いか遅いかは重要ではないように思います。22歳で卒業する学生さんにとって1年、2年は長い期間です。でもでも、六十歳あたりで退職することには、1年、2年の早い遅いは意味がありません。ちなみに、私の場合も、教員採用試験の願書を出し忘れたという、ポカのため1年間就職が遅れました。でも、その1年間に論文を書きまくった結果、その後に大学で職を得ることが出来ました。人生万事が塞翁が馬です。合格された方は、その合格を最大限に生かせばいい。不合格になった方は、その不合格を最大限に生かせばいい。出た結果を悩むより、出た結果を冷静に判断し、それを出発点に展開を考えればよいと思います。

 本学の学生さんでも、案外、知られていないことですが、大学院を行くというのも一つの手です。仮に、臨時採用で2年間すごし、その後に就職した場合、初年度は新卒給料で出発します。ところが、大学院で2年間勉強し、その後に就職した場合、初年度は3年目の給料で出発します。つまり、自分と一緒に大学卒業した同級生と同等の号俸の給料が出ます。つまり、臨時採用ですごした人と2号俸の差が出ます。この号俸の差は、その後にずーっとついてまわります。例えば、2号俸の差が2万円だとしましょう。そうなると年収では30万円の差になります。60歳の定年までの勤続年数が35年間とすれば、1000万円の差となります。ものすごい差です。

 また、受験勉強の時間にせよ、大学院の方が有利です。だって、現在の臨時採用では、臨時採用の人に○○主任を任せるというような、馬鹿げたことをやっています。真面目な人であれば、とても勉強なんて出来るわけありません。その点、大学院の方は、研究は忙しいですが、時間は自分で管理できます。自分の遊ぶ時間を勉強に回そうと思えば可能です。また、実践的な知識にしたって、我々の研究室にいれば、いやでも現職の院生さんから、質の高い知識が得られます。ただ一点気になるのは、臨時採用の経験を採用において考慮する場合があるという点です。でも、このことにかんしては、私は懐疑的です。というのは、官僚的な組織における競争試験において、客観的に点数化しにくいものは、競争試験の点数になりにくいということが分かっているからです。臨時採用期間の実績を点数にするとして何点にするなんて決めがたいものです。ペーパーテストで20点の差があった場合、それを逆転するには、自分の首をかけて推薦する人が必要です。まあ、そんな人は少ないですし、同時に、首をかけて推薦しても、「浪花節だ」と無視されるのが官僚的な組織での結論です。ただし、それぞれの組織官僚的か、否かは私は分かりません。最大限の情報を収集し、悩み、決断する、それが必要です。頑張ってくださいね。