西川純のメモ このページをアンテナに追加 RSSフィード

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03/08/07(木)

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 昨日から学会参加のため札幌に来ています。札幌新婚旅行で10年前に来た以来です。学会に参加する第一の意味は、人と会うことです。ただし、最近は我が儘になったので、いわゆる懇親会には参加しません。昨日も私の尊敬する先生と待ち合わせ、ゆっくり飲みながら話すことが出来ました。第二の意味(むしろ、第一かもしれません)は、院生さんに場を提供することです。

 何度もメモりましたように、そして本でも書いたように、教師はあまり教えすぎることは望ましいことではありません。これは大学院でも同じです。でも、教師は何もしないわけではありません。目標を与え、評価し、やりやすい場を整える仕事があります。我々の研究室では、年間何度も学会発表をします。その理由は、学会発表を機会に、広がりすぎたテーマをまとめることの、踏ん切りをつけるためです。もし、院生さんが5つの面白いことを発見すると、そのいずれもが院生さんにとって捨てがたいものです。でも、限られた時間内ではまとめ切れません。実際は、子どもを徹底的に見れば、打ち出の小槌のように、あとから、あとから面白いことが出てきます。5つのことも千、万、億(あるいはそれ以上)の中の5つに過ぎません。中途半端に5つをまとめるより、しっかりと1つを深めることが大事です。学会発表では15~20分で自分のやったことを語らねばなりません。したがって、話せることは1つ(最大でも2つ)程度です。そのため、学会発表原稿を作る過程で選択が起こります。

 面白いのは、悩みに悩んで選んだ1つを深めていくと、それから多くのことが分かることに気づきます。しかし、そのころに別の学会発表があるため、先と同じように選択を求められます。この繰り返しの中で、徐々に、研究が深まります。このことは、教師がいちいち指示を出さなくても、院生さんは自主的に行います。教師(すなわち私)がやるべきことは、第一に、学会発表をしなければならないという場を設定します。第二に、学会発表によって我々が正しいと信じていることを、一人でも多くの人に共感してほしい、という目標を設定します。最後に評価(具体的には、じっと見守ります)を行います。たったこれだけですが、全ての院生さんは、学会前後で一皮も二皮もむけます。