西川純のメモ このページをアンテナに追加 RSSフィード

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03/06/03(火)

[]目標を語るということ 15:38 目標を語るということ - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 目標を語るということ - 西川純のメモ 目標を語るということ - 西川純のメモ のブックマークコメント

 現在、4年生は中学校実習です。本日はSkの研究授業を参観に行ってきました。朝一番の授業で、遠方であるため、7時半に出発(家内は6時に起きて朝ご飯作り)です。途中で道に迷っては遅刻する、ということでだいぶ余裕を持たせて出発しました。ところが、スムーズについたため、中学校の周りをテクテクと散歩しました。ビックリしたのは、合う生徒がみんな私に挨拶をするんです。それも、90度近く腰を曲げて挨拶する生徒までいます。あわてて私も挨拶をします。こんな中学校ばかりではありません。担任の先生でさえ、授業の形態を保たせるに大変な中学校もあると聞いています。そんな中学校で実習している学生さんは、ものすご~く大変です。そんな学校もある一方、車で1時間弱の距離には、こんな中学校もあるんだな~と思いました。

 研究授業では、子どもたちの学び合いを通して、子どもたち自身が音楽を作り出そうとする授業を行っていました。出だしは快調です。まずは子どもたちが課題の歌を歌って、そのあと課題の歌の歌い方を自分たちで考えるという流れです。しかし、中盤になると、可視化を十分に機能させていないため、教師の介入が目立ち、そのため、子どもたちの学び合い活性化させることが出来ない姿が見られました。心の中で、「あ~、そこで言っちゃ駄目だよ~」とか、「なんで、○○のような目標設定をしなかったんだろう~」なんて思っていました。でも、声の出方が、前年の小学校実習とは比べものにならないほど良くなっていました。大きい声ではないものの、子どもたちにちゃんと聞こえる声になっていました。

 終盤になって、まとめの意味で、本日の話し合いを通して改良した歌い方で歌いました。とても良くなっていました。私は音楽専門家ではありません。だから、音楽的に良くなったか、どうかは分かりません。でも、最初の歌よりも、大きな声で歌っている子どもが増えています。また、歌い方に思い入れがあるため、歌っている友達の脇で、「もっと○○しようと」と言っている声が聞こえます。「あ~。子どもたちは、この時間を意味あるものとして捉えているんだな~。良くなったな~。」と思った瞬間、ウルウルしてしまいました。思わず、窓の外を眺めるふりをして、涙を拭きました。

 授業後、Skに対して、「可視化を利用しないため、教師が介入しすぎている」、「それは目標の設定に問題があるため」ということを厳しく言いました。でも、本人には言いませんでしたが、今年度最初のウルウルでした。