西川純のメモ このページをアンテナに追加 RSSフィード

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02/12/04(水)

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 昨日は埼玉県で講演をしました。対応してくれたセンターの指導主事には上越教育大学OBが二人もいます。講演前に昼飯を一緒にしましたが、独身時代にやった、院生さんとのバカ遊びの話で盛り上がってしまいました。講演会では、西川研究室の成果の中で、本になってる部分と、本になってない部分の一部を話しました。平常では2時間かかる話を1時間半で、水も飲まずに一気呵成に話しました。

 講演の後、参加者グループ討議が30分ほど設けられていました。その後、討議内容の発表がありました。聞いていて、現場での大変な状態が痛いほど分かります。「今時の子ども資質」、「親」、「文部行政」等々の問題がいろいろ出ました。その最後に、「先生、ご指導を(それも10分間で)」ときたもんだから、困ってしまいました。先生方のかかえている問題を、一気に解決する術などありません。それを10分間でなんてどだい無理です。そこで、次のような内容のことを語りました。

 『子どもの問題、親、教科書、時間数の削減という問題は確かに大変です。でも、「それでも、自分には出来ることがある」と考えてみませんか?駄目かもしれません。でも、駄目だと考えたら、これからの長い教師人生、やってられないじゃないですか?

 私の短い教職経験は定時制高校でした。その中には暴走族も、シンナー常習者もおり、オール1の子どもが過半数でした。また、彼らのおかれている社会状況、家庭状況は知れば知るほど救いがない場合があります。しかし、その子たちが、私の授業の中で時折見せてくれる真剣な姿を知っています。私は現在国立大学大学生を教えています。確かに、何を知っている、何を知っていない、というレベルならば違いはあるでしょう。でも、両方を見た私にとって、定時制子ども大学生子どもに大きな違いを見いだすことは出来ません。「子どもの問題、親、教科書、時間数の削減」は大変でしょう。でも、そうだとしても、自分の授業時間においては、何かできる、いや、ものすごいことが出来ると信じてみませんか?』

 口はばったいことを言ってしまいました。言っている途中から、また、帰りの電車の中でも、思い出すたびに顔から火が出るような恥ずかしさを感じます。そんなことは百も承知・二百も合点の中で、一生懸命にやられている方を前に、偉そうなことを言ってしまいました。でも、家に到着するまで2時間以上の時間があります。新幹線ほくほく線を乗りついて直江津駅に到着しました。駅から家に行く途中の車の中で考えました。

 『口はばったいことを言ってしまったが、それはそれで良かったんだ。だって、大学にいる私に出来ることはそれぐらいだから。無理だ、というより、可能性がある、と言い続けよう。もしかしたら、それで勇気づけられる先生もいるかもしれない。もし、「何も知らない脳天気大学教官風情が何を偉そうに」と言われたら甘んじて受けよう(ひどく落ち込みますが)。むしろ、勇気づけられる先生を一人でも多くするため、その先生方に訴えかけられる成果を、院生さんたちから教えてもらおう』

 そう思えたので、昨日はぐっすり眠ることが出来ました。