西川純のメモ このページをアンテナに追加 RSSフィード

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02/08/04(日)

[]よくある質問 09:19 よくある質問 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - よくある質問 - 西川純のメモ よくある質問 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 昨日、Yさんはジェンダーに関する発表をしました。それに対する質問を聞いて「ああ、よくある質問だな~」と思いました。その質問とは、「そのクラス子どもたちのジェンダー社会や親や教師の指導に基づくものであるので、それが明らかでないので不十分だ」という趣旨のものです。

 社会や親が影響するのは予想に難くありません。当然そうでしょう。でも、社会や親がどのように影響するかを明らかにすることが本当に出来るんでしょうか?絶対に無理とは言いませんが、それだけで一つの研究テーマになってしまいます。結局、それまで研究を広げたとした場合、何がなんだか分からない状態に陥ります。私の失敗(01.3.31)というメモを書きましたが、それと同じことになってしまいます。

 次に、仮に社会や親の影響が分かったとします(無理でしょうが)。分かったとして、どうなるんでしょうか?その結果に基づき、法律を成立させることは我々の目的ではありません。親を学校に呼びだし、コンコンジェンダーに関して「説諭」しようとするのでもありません。我々は、教師が普通に出来ることを通して、教育改善を目指しています。しっても教師がどうしようもないことを、あれこれ調べたとしても意味がないように思われます。

 また、「教師の指導」に関しては、一面、正しいような響きがあります。しかし、質問者言葉には、教師が行った個々の指導の指導履歴を云々していました。しかし、そんなこと分かるでしょうか?分かったとして、教師は日々変わる状況で、ジェンダーを意識した指導を積み上げなければならないのでしょうか?そんなの現実の教師には無理です。だから、我々は個々のテクニックではなく、子ども観・授業観に着目しています。場面を取り上げるとしても、その時に行った個々の指導がどうのこうのという意図はありません。その個々の指導を通して、子ども観・授業観を理解しようとしています。

 子ども観・授業観は、一見、ありがた~いお話ではあるが、実際には役に立たないと思われがちです。しかし、我々は、その子ども観・授業観が、極めて有効に働くことを知っています。Yさんの発表も、現状分析の段階で止めているから分からないんだと思います。今年やった実践を見せれば、それを分かってもらえるのにな~と感じました。Yさんの研究の本当の意味が伝わらず、エスノの一種としてとらえられているんだろうな~と、ちょっと悔しく、残念に思いました。でも、しょうがありません。時間の関係から、そこまで話せないのは、物理的制限ですから。

 でも、我々の目指す研究は、そのような人たちも分かってもらえる研究なんですから。そのためにがんばりましょうね。