西川純のメモ このページをアンテナに追加 RSSフィード

西川純です。新潟県上越市の上越教育大学の教育実践高度化専攻(教職大学院)で『学び合い』を研究しています。諸般の事情で、このブログのコメントは『学び合い』グループのメンバー限定です。メンバー登録は、いつでもOKです。ウエルカムです。なお、メールはメンバー以外にもオープンですので、いつでもメールください。メールのやりとりで高まりましょうね。メールアドレスは、junとiamjun.comを「@」で繋げて下さい(スパムメール対策です)。もし、送れない場合はhttp://bit.ly/sAj4IIを参照下さい。西川研究室はいつでも参観OKです。 詳細は http://www.iamjun.com/をご覧下さい。 もし『学び合い』グループに参加される場合は、 http://manabiai.g.hatena.ne.jp/をご参照ください。
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02/07/30(火)

[]夏期休業の途中経過 09:22 夏期休業の途中経過 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 夏期休業の途中経過 - 西川純のメモ 夏期休業の途中経過 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 福井の講演が終わってから、東京大阪会議に行きました。東京では大学院の同級生の静岡大学のTと合いました。公私ともに色々な情報交換をしました。話してみて、上越教育大学がノホホンとしていることを気づかされます。上越教育大学でも、教員 養成系学部の再編成、独立法人化に向けて会議連続のようです。ところが他大学ではその比ではないようです。最大の違いは、会議関係者の広がりです。上越教育大学の場合、会議負担が一部の先生方に集中しているようです。ところが、他大学ではほぼ全員の先生方が会議にかり出されています。その結果として、上越教育大学では多くの先生方が会議の負担から解放されています。しかし一方、今、何が進行しているかに関する情報にさらされていません。ちなみに、私が「教官の身分が非公務員型になったんだね~」と言ったら、Tからは「そんな昔の情報を今更・・」と思いっきり馬鹿にされました。

 また、多くの現場先生方の話を聞きました。そこでは新指導要領の施行による現場の混乱の実態を知ることが出来ました。「教える内容が削減される」、「学力が低下する」、「硬直的で自由度が低くなっている」、「教科書調査官は何を考えているんだ」という非難は、今までも何度も聞いています。私自身の感想は、それらの非難はもん切り型で、一面しか見ていないように思います。新指導要領を作成した側の人たちの論理も十分分かるので、一概に非難できないなと言うのが私の立場です(理科教育研究者の中では、極めて異端な考えですが)。しかし、今回、現場先生方から聞いた話は、それらの非難とは違うように思います。それらの人たちは新指導要領の方針に沿おうという方々でした。ところが、そのような人たちが、新指導要領の根幹の部分で理解できない部分があり、混乱していました。私もその部分を読みましたが、たしかに混乱するのは当たり前のようです。だって、お上からの通達の同じバラグラフに、論理的に全く矛盾する記述があるんです。結果として、行政に携わる人の(個人的?)解釈に基づき解釈するしかありません。プラグマティックには理解できるんですが、法治国家としては筋から外れるように感じてしまいます。まあ、日本官僚は有能ですから、法に基づく一定の指針をそのうち出すのだと思います。

 会議では比較的静かにしていました。だって、今、我々が考えている教育のあり方はラディカル(革命的)すぎて理解できないと思われます。会議では今から5、6年前までの我々の研究の成果に基づく発言にとどめています。我々の研究室の本でも「何故、理科は難しいと言われるのか?」は、現場先生方にとっても比較的分かりやすいと思います。だって、「何故、理科・・」の時代は、有効な教師の教え方を明らかにする研究をしていました。よほど傲慢で無神経な教師(もしくは例外的な優秀な学習者しか教えていない教師)でなければ、「教材を正しく教えれば分かるはずだ」なんて考えは保持するわけはありません。世の教師用ノウハウ本の殆ど全ては、良い教え方を書いています。従って、認知的な研究手法で、学習者の学習障害原因を明らかにし、それに対応した指導法を開発する、という方向は分かりやすいものです。でも、それら全ては、教師が一番教えるのがうまいということを、当たり前すぎるほど当たり前のこととしています。ところが、「学び合う教室」以降では、その常識を乗り越えています。しかし、「教師が一番教えるのがうまい」という囚われを乗り越えることは、なかなか難しいようです。ゆっくりと実証的データで説明すれば、分かってもらえる人は少なくないとは思うのですが、会議ではとても無理です。だから、静かにしていました。でも、「もの言わざれば、腹ふくるる思い」という状態でした。

 その後、関西に行きました。その日は猛暑です。なんと関西では38度を超えました。新幹線から駅のホームに降りて、バカバカしいほどの暑さに思わず笑い出してしまいました。感じとしては、クーラーの室外機から出される熱風を浴びているようです。そのため、外を歩くことをやめ空調の利いた室内にいることにしました。夜はボスのT先生と二人で飲みに行きました。T先生とは上越学会でよく一緒に飲みます。でも、その場合は院生さんや学生さんと一緒です。私の子どもが生まれるまでは、2次会あたりで学生さんと別れ二人で飲みに行くこともありました。しかし、子どもが生まれてからは、私は1次会で失礼するようになりました。そのため久しぶりです。ぼられるのは嫌だなと、飲屋街を探索しました。よさそうな店だったので入ってみると、隣の席には1歳程度の子ども連れの夫婦が飲んでいました。それを見て、「こりゃ安心だ」と思いました。その店の前には多種多様日本酒の瓶が飾られていましたので、色々な酒が飲めるなと期待していました。ところが、実際に「お品書き」の酒を頼むと、おいしそうな酒は「すみません、今切らしています」の連続です。幸い、飲めそうな酒が2種類ほどあり、一安心。酒に関しては期待はずれでしたが、つまみの値段にはビックリしました。今日おすすめに「ぶり大根」とあったので頼みました。そうするとビックリ。なんと小振りの洗面器大の器に、大根一本を3等分された巨大な大根の煮付けがあり、それにぶりの頭が4個ほどありました。私としては、小鉢にちょっと乗った程度を予想しましたので、ビックリしました。「こりゃ、6、7人で分けて食べる量だな」と思いました。おそるおそる、「これ、いくらですか?」と聞くと、本日サービスで190円とのことでした(どう見積もっても、原材料だけで190円をゆうに超えます)。食べてみるとダシがよくしみていました。ビックリしました。結局、二人でしこたま飲んで、刺身の盛り合わせ外、色々頼んだのにもかかわらず、○千円に収まりました。会計の人が「○千円です」と言われたとき、「1万○千円」の聞き間違いだと思って2万円を出そうとすると、「○千円です」と再度言われビックリしました。

 本日、久しぶりに家族の元に帰えりました。さすがにほっとします。さっそく、息子のおむつに鼻を近づけ、懐かしい息子のおしっこ臭いにおいを嗅ぎました。これまでの出張では、小刻みに家族と会うことが出来ます。ところが、数日後からの出張では1週間以上連続家族に会うことが出来ません。前にも書きましたが、私は出張には合わない体質のようです。ゼミのみなさんへ、西川出張中いたわってね。