西川純のメモ このページをアンテナに追加 RSSフィード

西川純です。新潟県上越市の上越教育大学の教育実践高度化専攻(教職大学院)で『学び合い』を研究しています。諸般の事情で、このブログのコメントは『学び合い』グループのメンバー限定です。メンバー登録は、いつでもOKです。ウエルカムです。なお、メールはメンバー以外にもオープンですので、いつでもメールください。メールのやりとりで高まりましょうね。メールアドレスは、junとiamjun.comを「@」で繋げて下さい(スパムメール対策です)。もし、送れない場合はhttp://bit.ly/sAj4IIを参照下さい。西川研究室はいつでも参観OKです。 詳細は http://www.iamjun.com/をご覧下さい。 もし『学び合い』グループに参加される場合は、 http://manabiai.g.hatena.ne.jp/をご参照ください。
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02/02/04(月)

[]自慢(その2) 11:25 自慢(その2) - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 自慢(その2) - 西川純のメモ 自慢(その2) - 西川純のメモ のブックマークコメント

 金曜日の夕方、自宅に帰る直前に院生さんの部屋に行きました。9日にある会の簡単な打ち合わせをして帰ろうと思ったとき、院生さんのHさんから「今から個人ゼミお願いします」と言われました。愛しい家内や、可愛い息子の顔がちらつく中、大事な院生さん(Hさん!この部分、読んでいる?)からの申し出だけに「ハイ」と答えました。

 Hさんは極めて真面目な方で、全体ゼミの時も、背筋をピンとして座られ、熱心にメモを取られる方です。また、研究も計画的で地道に積み上げている方です。そのため、今まで飛び込みで個人ゼミの申し込みは殆どありませんでした。それだけに、「どうしたんだろう?」という気もしました。

 私の研究室に来られて、開口一番、「この前言われたように、教師が何をやっているかという視点でビデオを見直しました。その結果わかりました。」と言われ、その後は立て板に水のように報告がありました。実に感動的でした。前にも書きましたが、一流の教育研究の成果は、言われてみれば至極当然なことなんです。そして、その知見で現象を見直すと、実に多様な場面で生かせるものです。思わず、感激でウルウルしてきました。しかし、見るとHさんの目頭も赤くなっています(気のせいかもしれませんが)。こりゃ、私が泣いたら大変だと思いました。だって、教官研究室で、泣いている教官と、泣いている女性院生が二人でいる場面を想像してください、とっても変な図です。落ち着け落ち着け、と自分に言い聞かせました。そのあたりで、何故、Hさんが飛び込みで個人ゼミを申し込んだのか、やっと気がつきました。悩みに悩んだHさん、やっと自信のもてる段階に達して、私のところに自慢しに来たんだなと。

 「便りのないのは、良い便り」と言います。しかし、「便りのあるのは、とっても良い便り」なのだと思います。