西川純のメモ このページをアンテナに追加 RSSフィード

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02/01/20(日)

[]試験監督 11:28 試験監督 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 試験監督 - 西川純のメモ 試験監督 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 昨日から共通一次試験です。私は「一期、二期制度」の最後の年に受験しました。次の年から共通一次試験でした。それが今ではセンター試験です。なんと、現職の院生さんの中には、センター試験世代の方がいらっしゃいます。今でもセンター試験とは言わず、共通一次と言ってしまうところに年齢が出てしまいます。

受験生はもちろん大変ですが、大学教官も大変です。全国の会場の試験獲得として、ほぼ全ての国立大学教官が動員されます。何が大変かと言えば、ジーッとしていなければならないということが大変です。試験開始直後、終了間際にはしなければならないことがあります。ところが、大部分の時間は  受験者を見ているだけです。それも、あまり机間巡視をしすぎれば、受験生邪魔になります。結果として、会場の前の方や後ろの方のちょっと離れた位置から、さりげなく見続けることとなります。

 見ている受験生の殆どは、問題文を見ているので表情は見えません。鉛筆は動いていますが、体は殆ど動きません。時々、咳払いが聞こえるだけです。そんな受験生を1時間、見続けることとなります。他大学のある教官試験会場で寝てしまい、大きないびきをかいて、受験生からクレームが来たという話を聞くことがあります。笑えますが、同時に「さもありなん」という感想を持ちます。

 でも、この試験監督に関して、とても良いことがあります。各受験室の試験監督には、様々な分野の教官が一緒に配属されます。受験室から監督者控え室に戻ると、隣の席に座ります。そこでは色々な話をします。他の分野の先生とは、あまり話す機会はありません。それまで廊下で会釈する程度の先生が大部分です。しかし、控え室の雑談の中で、その先生自身や、その先生の専門について意外な発見があります。そこでの雑談をきっかけに、一緒に論文を書いたこともあります。