西川純のメモ このページをアンテナに追加 RSSフィード

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01/11/26(月)

[]プロ・アマチュア 14:17 プロ・アマチュア - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - プロ・アマチュア - 西川純のメモ プロ・アマチュア - 西川純のメモ のブックマークコメント

うちの家族では最近は全く牛肉を食べません。理由は二つです。第一に、元から和風を基本としており、魚はよく食べますが、牛肉をあまり食べない食生活でした。第二に、かかりつけのお医者さんの影響です。そのお医者さんに検診に行ったとき、雑談の一つとして「先生牛肉食べます?」とうかがったとき、言下に「食べませんよ」との回答でした。その理由は、「日本農水省厚生省の対応が、後手後手で、とても信じられない」とのことでした。私が、「それでは私も牛肉をあまり食べないようにしましょう」と言いましたら、先生は、「プリオン狂牛病原因タンパク)の危険性は量の問題ではありません。少し食べても、多く食べても変わりありません。だから、私は全く食べません。」と言われました。帰宅後、家にあった冷凍牛肉は廃棄し、それ以降は食べていません。

 しかし、クリスマス年末正月イベントが近づいています。平均的な日本人として、ご馳走というと、寿司と並んで焼き肉やステーキが思いつきます。「食べたいな」という気持ちになります。しかし、2頭目の狂牛病の牛の発見で、その気持ちが無くなりました。

 全頭検査をするのですから、2頭目の狂牛病の牛が出来ることは予想できます。逆に、2頭目が出たということは、全頭検査が健全に行われている証拠です。従って、「発見」自体は気持ちの変化には影響していません。私が食べるのやめようと思ったのは、2頭目を出した際のある北海道畜産業者のインタビュー原因です。

 当然の事ながら、顔を出さないインタビューです。同じ立場であればと想像すれば、同情すべき点が多いことは確かです。その方は、国がちゃんとやっていないならば、我々(すなわち畜産業者)は分かる分けない、という趣旨の発言をしながら怒っていました。ヨーロッパ狂牛病騒ぎが起こり、そのため畜産業が大打撃を受けたとき、その人は「他国の話」と思ったんでしょうね。また、千葉県発見し、その牛が北海道出身だと知ったときも、おなじ北海道なのに「うちは大丈夫だろう」と思ったのでしょう。結局、国を全面的に信頼し、だから自分自身では国がやっている以上の対策を講じていないのだと思います。そう思うことは、ごくごく自然です。何となれば、私自身がそうでしたから。でも、それは私(即ちアマチュア)と同じレベルであることの証拠です。

 アマチュアが思いもつかないことまで出来るからこそプロです。例えば、前のメモにも書きましたが、私の行きつけのスーパーの食肉担当者はプロです。日本最初の狂牛病騒ぎで、アマチュアの私はおろおろし電話をしました。しかし、既にそのスーパーでは調査を完了し、狂牛病に対応していました。アマチュアの私が「他国のお話」と考えている時に、自分の店の問題として検討していたスーパーはプロだと思います。

 1頭目の狂牛病の牛が肉骨粉を使っていないのにも関わらず発病したとされている点は、アマチュアの私でも知っています。ところが、畜産業の人は「うちは肉骨粉を使っていないから安心だ」と未だに信じていることが、信じられません。もちろん、プロの畜産業の方も多いとは思います。しかし、その方々の声、やられていることは報道にのってきません。

 現在、多くの食肉関係者の方が安全性キャンペーンをしています。しかし、それらの主張は、国が安全だといっている根拠と、全く同じ根拠をもとにしています。でも、多くの国民牛肉を食べるのを控えているのは、畜産業にたずさわるお一人お一人を疑っているわけではありません。行きつけのお医者さんが行ったように、行政が対応するには今しばらく時間がかかりそうだと考えているからだと思います。そうだとすると、国がちゃんとしていなければ、我々は分かる分けないと開き直られる人の肉は食べたくないなと、思わざるを得ません。国がやっている以上の自主的な基準を設け、情報公開をしているプロの方のお肉を探しています。おそくともクリスマス前に。

追伸 私には気になることがあります。肉骨粉を食べていたのは、牛だけではないということです。現在、牛の狂牛病は羊の病気原因だとされています。羊の病気が牛に感染し、その病気人間感染するとされています。もし、豚や鳥に絶対に感染しないと主張する科学者がいたとしても、とても信じる気にはなりません。(少なくとも、今の段階は)