西川純のメモ このページをアンテナに追加 RSSフィード

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01/09/10(月)

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 育児雑誌によれば、息子の月齢子どもの中には、早い子どもはしゃべっているようですが、息子は「うっぶー」(車)の1語です。しかし、焦りはありません。また、早期教育のような特別なことをしようとも思いません。それは、言葉自体は学習ですが、言葉をしゃべることはのヒトの本能だからです。特別なことをしなくても出来るはずです。実際、息子が歩き出したのは平均より遅めですが、特別なことをしなくても、その時が来れば歩き始めました。

 ところが、「スプーン」を使うことに関しては別です。世界中には「手づかみ」で食事を食べる習慣のヒトは何億人もいます。スプーンを使う能力は、明らかに本能ではありません。なんらかの指導しなければと思うのですが、どう教えたらいいのか見当もつきません。考えてみれば、私が「教える」というイメージの殆どは、言葉で説明することです。そのため、言葉が不完全な息子に、どう教えたらいいのか見当もつきません。先輩パパママに聞くと、「いつのまにか出来た」とか、「ほめているうちにやるようになった」とか言われます。でも、「本当なの?」とうのが本心でした。ところが、本当に、いつの間にかやり始めましたし、ほめているうちに巧くなっています。

 ヒトの学び取る能力というのは、本当に恐ろしいぐらいすごいな~と感じています。この分だと、解析学の本を「何気なく」息子の脇に置いて、その本にふれるたんびにほめまくったら、2歳前に微分方程式を解けるのではないでしょうか?もちろん、そんなわけはありませんが。しかし、それぐらいのことを考えたくなるほどヒトはすごいと思います。

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 我々の研究室の全体ゼミにおける自発的ルールがあります。そのルールとは、質問する場合は「お願いします」と手を挙げ、受ける側も「お願いします」と受けるというルールです。別に誰が決めたというルールではないのですが、いつのまにかみんながそのようにしていました。ところが、本日の全体ゼミでは、そのルールが変わっていることに驚いてしまいました。本日の全体ゼミでは、質問者がちょこっと手を挙げ、発表者が指すと、質問者が質問をし始めます。従来あった、「お願いします」。「お願いします」の言葉が消えてしまっています。それも、ごく自然にです。過去5年間以上(もしかしたら10年以上)の我々の研究室暗黙のルールが、消滅しました。それも、ごく自然に。

 考えられる原因は先週の9月3日のメモです。しかし、改めて読んでみましたが、良い/悪いとは書いていません。強いて挙げれば、面白い現象だという程度です。でも、改めて指摘されることによって、ゼミ生の皆さんは、「変だ」と判断されたのではないでしょうか?もちろん、全ての方がメモを読んで、かつ、「変だ」と思ったわけではないと思います。しかし、ゼミ生の集団の中の何人かの方がそう思い、その結果として集団のルールが変更されました。これも一つの「自己モニター」の一種だなと思いました。つまり、教師が良い/悪いと指示をしなくても、ましてや、どうすればいいかという具体的な指示をしなくても、自分自身の姿を見直すだけで変化が起こるんだなと再確認し、人知れず感動してしまいました。