西川純のメモ このページをアンテナに追加 RSSフィード

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01/07/16(月)

[]若いときに戻りたいか? 21:42 若いときに戻りたいか? - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 若いときに戻りたいか? - 西川純のメモ 若いときに戻りたいか? - 西川純のメモ のブックマークコメント

 家に帰れば、息子様が家の支配者です。「いつ起きる」、「いつ寝る」、「いつ食べて」、「何を食べる」等々、ありとあらゆることは、息子様を中心にして決まります。遊んで、食べて、寝ての生活。「いいな、私もこの時代に戻りたい」という方もいます。しかし、私は、「冗談じゃない。動きたくても、足がよたよたでうまく歩けない。ウンコをしても、親が気づくまで、そのまんま。そんな時代に戻りたいと思う?彼にとっては、大変な時代だよ。」と反論します。

 よく「若い頃に戻りたい」、とか、「あのころに戻りたい」という願望は一般的ですが、私はそう思ったことはありません。もちろん、「我、事において後悔せず」なんていう大層な覚悟があるわけではありません。

 今までの事を思い出して、「あの頃は楽しかった」という思い出はあります。しかし、同時に、「あの頃は大変で、つらかった」面もあったことを思い出します。また、高校3年生の時の受験勉強のつらさ、大学院2年の時の進路の悩みなどを思い出すとゾッとします。どう考えても、もう一度やりたいなんて思いません。あの頃は、どれだけそれがつらいかを知らなかったから耐えられましたが、知った後ではもう一度味わいたいなんて思いません。大学院を修了してから20年弱たちますが、その間も、楽しい思い出も多い一方、二度と経験したくない思い出も一緒にあります。

[]大学説明会 21:42 大学説明会 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 大学説明会 - 西川純のメモ 大学説明会 - 西川純のメモ のブックマークコメント

7月14日に、本学において大学説明会が行われました。全国から約300名の高校生が集まり、大学企画する説明会等に参加しました。その企画の一つに質問コーナーというのがあります。各コースから教官が参加し、参加した高校生からの質問を受けます。

 本来ですと、コース代表の二谷先生が出るはずでした。二谷先生が不在の時は、前コース代表だった戸北先生が出るはずです。ところが、当日は附属学校20周年記念があり、両先生は元校長ということで、そちらに出席することとなりました。そんなこんなで、頼みやすいということで、私がやる羽目になりました。

 学習臨床という名札をつけて机の前に座っていると、高校生が質問しに来ます。しかし、それらの人が質問する内容は同じです。「学習臨床コースって、何をやるところですか?」です。一応、本ホームページにも書いたようなことを基に、もっともらしい話をします。しかし、学習臨床は今回初めて立ち上げたものですから、これこれが学習臨床である、なんて定説はありません。強いて言えば、これこれのことをやりたい、というレベルのことです。しかし、この「これこれのことをやりたい」は、コース所属の先生方おひとりおひとり違っています。したがって、「学習臨床コースって、何?」と聞かれたときの、本当の答えは以下のようなものだと思います。

 学習臨床と聞いて何を思い浮かべます。その学習臨床で可能な、よりよい教育研究は、どんな研究でしょうか?その研究によって、どのような事が学べますか?もし、あなたが今、そのことに答えられ、それが実現可能で、多くの人が共感してくれそうなら、それが「学習臨床とは何?」の答えです。また、いま、その答えを答えられないならば、一緒に考えてくれそうな人と一緒に考えましょう。 ただし、この答えは、入学前の高校生にはちょっと難しすぎるので、そのような答えはしませんでした。

[]現職の大学院受験生から良く聞かれる質問 21:42 現職の大学院受験生から良く聞かれる質問 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 現職の大学院受験生から良く聞かれる質問 - 西川純のメモ 現職の大学院受験生から良く聞かれる質問 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 もうそろそろ、各県の大学院への派遣者が決まってきます。そのころになると、「学習臨床を受験したいのですが、小論文のためにどんな勉強をしたらいいのですか?」という質問を受けます。当然のご質問と思います。独断と偏見アドバイスすると以下のようになります。ただし、公式のものでもなく、間違っている可能性もあることを含んでくださいね。

 最初に現職者に対する本学の試験は、落とすための試験ではなく、合格させるための試験であることを述べなければならないですね。現職者の場合、各県で厳しい選抜があります。さらに、各県教育委員会が推薦した人ですので、よほどのことがなければ合格します。よほどのことというのは

1.試験の点数が0点

 「微分方程式を解け」、「円周率を55桁まで書け」という問題なら、0点はあります。しかし、学習臨床は教育実践に関する小論文ですので、そんなことはありません。

2.キチガイじみた記述

 例えば、修士論文研究を通して、日本革命を起こし、軍事独裁政権を樹立するという内容を書けば、落ちることが可能となります。また、答案用紙いっぱいに「へのへのもへじ」を書けば落とされるかもしれません。ありえないはなしですよね(笑)

 つまり、自分の実際に経験した事例をもとに、真摯に書けばいいだけです。

 それじゃ、何で試験なんてするんだ、ということを思われる方もいらっしゃるのではないでしょうか?私も同感です。私なぞは、毎年の試験問題を、「あなたの氏名を正確に漢字で書きなさい」というような問題にしたらいいのではと感じています。しかし、コースの先生からは「バカ、そんなこと公表したら内の見識が疑われる」と言われます。

 冗談はさておき、小論文及び面接でも、実に多くのことが分かります。

 本学大学院に入学したいという熱意の有無は、すぐに分かります。また、実践力の有無、研究能力の有無も分かります。

追伸 出来れば、入学したら指導を受けたい教官コンタクトすることをお勧めします。それによって、一歩つっこんだ説明を受け、どのような方針で受験すべきかが明らかになります。

[]絵本の約束事 21:42 絵本の約束事 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 絵本の約束事 - 西川純のメモ 絵本の約束事 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 息子は「車」が大好きです。車が見えると、ご機嫌で、「ウッブー、ウッブー」を連発します。そのため、機嫌が悪くなったり、落ち着きが無くなったときはミニカーを与えます。ところがミニカーは金属製なので、風呂場では使えません。息子は頭をシャンプーするとき、嫌がり、泣きますので、なんとか車であやしたいところです。困っていたら、さすが幼稚園先生だった家内です、牛乳パックを切って、その裏に車の画を描きました。息子に与えると、ご機嫌で、「ウッブー、ウッブー」を連発します。何気ないことですが、実は、凄いことだと思います。家内の画は、いわゆる車の画です。しかし、極めて抽象的(単純化して書いています)で、実物とはだいぶ異なります。でも、それを見せたとたん、息子は車だと認識しました。何でなんだろうと考え始めると、分かりません。

 「コケーココー」はニワトリの鳴き声ですが、実物の鳴き声を抽象化したものです。それがニワトリだと認識できるのは、そのように学習したからに他なりません。だって、アメリカ人は「クック ア ドゥール ドゥ」、ロシア人は「クカレクー」、ドイツ人は「キッキレキ」と表現します。改めて、息子の絵本「ヤンチャルモンチャ」を見ると、実に多くの約束事があるようです。例えば、驚いた顔、泣いた顔、笑った顔には一定の約束事があります。また、坂をころがち落ちる場面では、主人公モンチャが徐々に回転してる様子を一枚の絵に描いています。結果として、5、6人のモンチャが描かれています。それを、複数のモンチャがいるのではなく、一人のモンチャがころがち落ちている様子を一コマずつ描いているんだと解釈するのも約束事です。

 こんな約束事、学校教育でやっていないと思うのですが。それでは、いつ、どこで学んだんでしょう?謎です。ご存じな方いらっしゃいません。